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ツーリング服装の選び方!春夏秋冬を体感温度で適切なウェアを決めよう

ツーリング

こんにちは、とっちゃんです。

ツーリングに適した服装を教えてくれるかな?

ツーリングの服装は季節と気温に合わせて適切なバイクジャケットを選ぶことが重要です。

バイクの場合は走行風があるため、外気温と体感温度は違います、普段着と違い気温で判断すると失敗することもあります。

この記事ではツーリングの服装の種類から選び方、気温による体感温度、春夏秋冬に合わせてツーリングに適した服装を解説していきます。

ツーリングの服装について知りたい方は読んでみて下さい。

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ツーリングに適した服装とは?

季節に合わせたバイクウェアを選ぶ

バイクウェアは季節別に分けられています。

春夏用 春~夏、秋も可
夏用 夏専用メッシュジャケット
秋冬用 気温が低い秋/冬上旬
冬用 真冬用/インナー付き
3シーズンジャケット 春秋冬/インナー付き
オールシーズンジャケット 春夏秋冬/インナー付き

ベンチレージョンが搭載しているジャケットは、体感温度を下げることが出来ます、しかし体感気温を上げるにはインナーで対処する必要があります。

性能はメーカーによって異なりますが、バイク用アパレルブランドのものであれば、ジャケットとしての性能は十分でしょう。

季節に合わせたジャケットを選ぶことで、適切な服装に近づけることが出来ます。

インナーで調整すればインナーが付属しないモデルであっても、3シーズン(春/初夏/秋)は対応できますが、ただし夏はメッシュ、冬は防寒に優れているジャケットでなければ走行するには厳しいでしょう。

インナーで体温を調整しよう

インナーには大きく分けて3種類あります。

インナージャケット ウインドブレーカー インナーウェア
付属品/別途 防風 吸汗速乾/保温

インナージャケットはジャケットに付属しているもので、冬用、3シーズン/オールシーズンジャケットに搭載されている物です。

搭載されていないジャケットは、ウインドブレーカーやインナーウェアを活用して下さい。

特にウインドブレーカーは寒暖差がある季節には重宝する為、1着は持っておいても損はないでしょう。

吸汗速乾(夏用) 保温(春秋冬)

肌着として着用するインナーウェアも体温調整には重要な役割を果たします。

特に夏場は汗をかきやすい為、吸汗速乾素材に優れたいウェアを、冬場や気温が低い季節は保温性が高いインナーウェアを使用しましょう。

綿素材のTシャツなどではなく、季節に合わせたインナーウェアを使用することでジャケット内の快適性を高めることが出来ます。

グローブの選び方

3シーズン用 一般的なバイクグローブ
夏用 通気性が高いメッシュグローブ
冬用 防風/保温性が高いグローブ
電熱グローブ 発熱するグローブ
革グローブ 3シーズン/夏用/冬用

グローブはジャケット同様に分けられていますが、ほとんどのモデルが3シーズン使用できます。

猛暑日となる季節は通気性に特化したメッシュグローブの方が快適です。12月から2月の季節にかけては保温性が高い冬用グローブと電熱グローブを活用しましょう。

またグローブにはインナーグローブもあります、夏場の場合は吸汗性や汚れ防止、冬場には保温性を上げる効果が期待できますので、ぜひ活用して下さい。

お手入れに気を遣う革グローブにも効果的です。

ブーツは季節共通

バイクブーツはジャケットやグローブと違い、季節による区別はされていません。

バイク用であれば防水透湿素材で制作されているモデルばかりの為、年間を通して使用できます。

しかし足首の仕様は異なるため、寒さを感じる季節は踝より上がるブーツモデルの方が冷気が侵入しにくくなります。

シューズやブーツ内を快適に保つには、靴下、中敷きも重要です。

靴下 中敷き

インナーウェアと同様に吸汗速乾靴下や、冬場は保温性が高いメリノウール製の靴下も人気があります、中敷きも見落としがちなアイテムです。

ツーリング先での行動が多い方は、クッション性が高い中敷きに交換してみましょう。

服装以外のアイテムを役立てよう

ネックウォマー キャップ

季節を通して重宝するのが、ネックウォーマーとインナーキャップです。

ネックウォーマーは肌寒い季節には冷気の侵入を防ぐ役割を、日差しが厳しい季節にはUVカットの役割も果たします。

インナーキャップは、ヘルメット内部を快適にしてくれるアイテム。

吸汗速乾素材(クールマックス)などで作られていることが多く、夏場のイメージが強いですが年中使用できます。

ツーリングに適した服装の選び方

気温を元にした体感温度

普段の服装やアウトドアでは気温だけ考慮すれば問題ありません、しかしバイクの場合は風速が加わります。

風速が加わる分、体感温度は下がり普段着のような感覚で出発すると肌寒かったり、暑く感じてしまうこともあるでしょう。

個人差はありますが、肌寒いと感じる気温は約15℃-22℃、寒いと感じるのは約8℃-14℃です。

例えば外気温が22℃であっても風速が加わると、時速60km/湿度60%で体感温度は12.1℃になります。

日の当たる日中は問題ないとしても、早朝や夜間は+αの防寒がなければほとんどの方が寒いと感じてしまうでしょう。

バイクの場合、天気予報の気温とは違う体感と言うことを認識して下さい。

気温別の体感気温一覧表

気温 体感温度 気温 体感温度
36℃ 31.3℃ 18℃ 6.6℃
34℃ 28.6℃ 16℃ 3.9℃
32 25.8℃ 14℃ 1.1℃
30℃ 23.1℃ 12℃ -1.6℃
28 20.3℃ 10℃ -4.4℃
26 17.6℃ 8℃ -7.1℃
24℃ 14.8℃ 6℃ -9.9℃
22 12.1℃ 4℃ -12.6℃
20℃ 9.3℃ 2℃ -15.4℃

※ミスナール計算式(改良版)を使用、時速60km、湿度60%で求めています。

実際素肌に風が当たるわけではありませんが、おおよその目安は付けやすくなります。

例えば20℃を下回れば秋冬/冬用であることや、夏場の最高気温が34℃だとしても最低気温が25℃以下だとすると肌寒いと感じる方もみえるため、ウインドブレーカーを用意しておいた方が良い、30℃近くにならないとメッシュジャケットは厳しい、と判断できるでしょう。

地域によっての気温差もあります、お住まいの地域とツーリング先の気温も考慮してツーリングの服装を選んで下さい。

春夏秋冬を気象庁の月分けを基準に月ごとに解説します。

春のツーリングに適した服装

3月から5月

3月 4月 5月
服装 冬用 冬用/春夏用 春夏用
日中最高気温平均※ 16.6℃ 20.2℃ 23.5℃
体感温度 4.7℃ 9.6℃ 14.2℃

※気象庁/東京都2022年日中平均気温データー参照

春とは言えど早春にあたる、3月はまだまだ寒い季節で冬支度で問題ありません。地域によってはインナージャケットが取り外しできる日もあるでしょう。

4月前半もまだまだ寒く、冬用が活躍します。しかし3月に比べ最高気温が高い日もあり、アウターが冬用であれば、インナージャケットは不要になってきます。

引用元:日本気象協会

ゴールデンウィークから平野部では25℃近くに上がる日もあり、その頃にようやく春夏用のジャケットが着用できる気温となります。しかし山間部では+αの防寒はまだまだ必要でしょう。

ベンチレーションが搭載されている、冬用ジャケットであれば5月中は使用できます。

長距離を走る場合はウインドブレーカー、ネックウォーマーは必需品です。

夏のツーリングに適した服装

6月から8月

6月 7月 8月
服装 春夏用 春夏用/夏用 春夏用/夏用
日中最高気温平均※ 27.6℃ 31.7℃ 32.0℃
体感温度 19.8℃ 25.4℃ 25.8℃

※気象庁/東京都2022年日中平均気温データー参照

6月上旬は25℃を超える日もありますが、日が落ちると20℃を下回る日もあるため、防寒は必要です。

6月中旬になればほとんどの地域で梅雨入りを果たし、レインウェアの準備が必要になるでしょう。湿気が高い日が多くなるため、吸汗速乾のインナーが活躍し始めます。

後半は20℃を下回る日も少なくなるため、春夏用のジャケットが快適な季節になるでしょう。

7月になると30℃を超える日もあり、日によってはメッシュジャケットが活躍します。

引用元:日本気象協会

お盆の連休中は35℃の猛暑日を記録する日が増えていきます、メッシュジャケットが特に活躍します。

朝晩の走行がなければ、ウインドブレーカーなどの防寒も不要になる季節です。

汗をかくことが多くなるため、吸汗速乾素材のインナーウェア、インナーキャップ、ツーリングの熱中症予防の水分補給を心掛けましょう。

秋のツーリングに適した服装

9月から11月

9月 10月 11月
服装 春夏用/夏用 秋冬用 秋冬用/冬用
日中最高気温平均※ 28.8℃ 21.5℃ 19.1℃
体感温度 21.4℃ 11.4℃ 8.1℃

9月は年によっては35℃を超える日がまだまだあり、夏用の装備が欠かせません。しかし寒暖差がある季節の為、夜間の走行は肌寒く感じることもあり、ウインドブレーカーが必要になってきます。

9月下旬から10上旬/中旬かけて25℃を下回る日が多く、メッシュジャケットの出番は終わり、防寒を意識する秋冬ジャケットへの衣替えが必要です。

10月中旬の25℃を下回る日はネックウォーマーも準備しておきましょう。

11月に入ると20℃を超える日が少なくなってくるため、冬用でも十分な気温となりますが、インナージャケットはまだ不要の季節です。

引用元:日本気象協会

平野部では比較的まだ暖かいですが、山間部や東北部では11月であっても冬用が必須な気温になり、保温インナー、ネックウォーマーまでしっかりとした防寒を行いましょう。

またヘルメットシールドの曇りも発生しやすい季節となるため、ピンロックシールドや曇り止め対策を行って下さい。

人気の冬用ジャケットは12月にはサイズによっては売り切れてしまうこともあるため、購入予定がある方は10月11月に準備しておくと良いでしょう。

冬のツーリングに適した服装

12月から2月

12月 1月 2月
服装 冬用 冬用 冬用
日中最高気温平均※ 12.2℃ 9.4℃ 10.5℃
体感温度 -1.4℃ -5.2℃ -3.7℃

※気象庁/東京都2022年日中平均気温データー参照

12月~2月にかけてはしっかりとした防寒が必要です。

12中旬までは15℃近く上がる日があるものの、バイクの場合60kmの体感温度としては2.5℃しかありません。

12月後半になると10℃前後の日が多く、4層の重ね着が必須になります。また服装以外にグリップヒーター、車体側では防風スクリーンなども効果的です。

ジャケット内に着込む電熱ジャケット、電熱グローブも3月まで活躍します。

バイクに乗りにとってはつらい季節ですが、装備が整っていれば寒さをしのぐことも可能です。

また首元、腰回り、足首など冷気の侵入口を塞ぐことも服装以外に注意したいポイント、12月からのツーリングの服装は防風/防水、保温性に優れた装備で固めるようにしましょう。

凍結する気温または地域は転倒の恐れもあるため、プロテクターの装着も忘れないようにして下さい。

普段着はツーリングには適さない?

半袖はNG?

バイクに乗る服装はライダーの自由であることは前提です、しかし軽装備で走ることのデメリットは考慮すべきでしょう。

例えば半袖で事故した場合と、プロテクター入りのジャケットを着た場合では、ケガの状況が大きく変わります。また夏場の場合はTシャツでの走行は日焼けも注意が必要です。

普段着でバイクに乗るのは近距離、長距離を走る際は安全を意識した服装をするのがおすすめです。

バイクジャケットは「ダサいデザインばかり」と感じる方は普段着+インナープロテクターも検討しましょう。

プロテクターを付けよう

ジャケット内蔵 インナープロテクター

バイク用ジャケットにはプロテクターが内蔵されています、しかしCEレベルが低いことも多く、安全面を考慮するならCEレベル2に交換したり、搭載しているモデルを選びましょう。

またプロテクターにはジャケット内に着込むインナージャケットも販売されています。

インナープロテクターを装着していれば、アウタージャケットはバイク用でなくても構いません。

デザインを選ぶ幅が広がり、安全性も確保できます。

しかし胸部プロテクターは事故の死亡原因2位であるにもかかわらず、殆どが別売りです。

安全面を考慮したい場合は胸部プロテクターも装着しましょう。

ツーリングの服装はバイクジャケットじゃないとダメ?

バイクジャケットの方がコスパが高い

ツーリングの服装はバイク用でなければならないのか?と思われる方もみえると思います。

結論としてバイク用でなくてもOKです。しかしバイク用の方が性能とコスパが高い傾向があります。

通常のジャケットにはバイクジャケットに搭載されている機能がありません。

防水透湿素材 防風/透湿性/摩擦性
プロテクター 肘/肩/胸部/脊椎
3Dカッティング 乗車姿勢に合わした立体裁断
ベンチレーション 開閉式の空気取り入れ口
リフレクター 夜間の視野性確保

またこれらの機能を持ち合わせた、アウトドアメーカーはありません。防水透湿素材は風は通さないが湿気は排出する素材、有名なのはゴアテックス素材です。

登山用品で有名なモンベルやノースザフェイスは高性能ですが、他の機能が付帯せず、物によってはバイク用より高額です。

通常のナイロンジャケットでプロテクターを買い足すと、結局はバイクジャケットと変わらない、もしくは高くなってしまします。

機能が充実しているバイクアパレルメーカーから選んだ方が結果的に安上がりかつ高性能です。

ツーリングの服装以外で快適になる装備

車体側で出来る対策

ツーリングを快適にするのは服装だけではありません、車体側で出来る対策も紹介しましょう。

アイテム名 効果 季節
スクリ―ン 防風/防寒 年中
後付けメッシュシート シートの蒸れ軽減
グリップヒーター 防寒対策
ハンドルカバー 防寒対策
ナックルガード 防風/防寒対策 年中
後付けクッションシート
お尻痛/腰痛対策
年中
バーエンド 振動による疲労軽減 年中
ミラー交換 視野性の向上 年中
グリップアシスト 疲労軽減 年中

体感気温を大きく変えてくれる装備はスクリーンです、高さが上がれば上がるほど防風効果が高まり、防寒のみならず疲労軽減にも役立ちます。

炎天下が多い夏場では駐車中のシートが高温になりやすく、蒸れやすいためメッシュシートも効果的です。

冬季の防寒対策として、グリップヒーター、ハンドルカバー、ナックルガードがおすすめ。電熱グローブも人気ですが、3点の方が比較的安価で充電も必要ありません。

走行風を防ぐアイテムから、疲労軽減をするアイテムを車体に装備することで、ツーリングがさらに快適になります。

ツーリングの服装まとめ

バイクの走行は外気温以上に冷たい空気が当たっています。

季節ごとに対応したジャケットとインナー、補助アイテムを使用して年間を通して快適にツーリングができるように服装選びを行って下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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