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バイク冬の服装は?ライダーの服装から車体側で出来る防寒対策

ウェアとグッズ

こんにちは、とっちゃんです。

バイクの冬の服装を教えてくれる?

冬は寒すぎて乗れないと、バイクに乗るのをためらっていませんか?

バイクの冬場での走行はかなり過酷で、体感する温度としては外気温10℃を下回ると氷点下の寒さがライダーを襲ってきます。

しっかりとした服装を選べば、真冬の走行も寒さを感じなくなります。

結論として冬のバイクの服装は

  • 重ね着を意識する
  • 冷気の流入を遮断する
  • 車体側の防寒対策も効果的

以上の3点が冬の走行も快適するポイントになります。

この記事では冬にバイクを乗る服装の種類から選び方、車体側で出来る寒さ対策について解説していきます。

バイクの冬の服装について知りたい方は読んでみて下さい。

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バイク冬の服装が適した気温は?

気温による体感温度

10月 11月 12月 1月 2月 3月
最高気温/体感温度℃ 21.5/11.4 19.1/8.1 12.2/-1.4 10.2/-4.2 12.1/-1.6 17.9/6.4
最低気温/体感温度℃ 13.8/0.8 10.7/-3.5 3.7/-13.1 1.8/-15.7 3.0/-14.1 8.6/-6.4

※1東京都2022-23年気温※2計算方法はミスナールの計算式(改良版)を使用、湿度60%、時速60kmで走行した時の体感温度です。

人が肌寒いと感じる気温は15℃~22℃。寒いと感じる気温は8℃~14℃と言われています。

アウターのみでいける日中の気温は都道府県にもよりますが、東京都では10/11/3月、12/1/2月はインナージャケットがないと長時間の走行は厳しい気温もあります。

12/1/2月の外気温10℃を下回る場合、しっかりとした冬の服装でなければ、ライダーにとっては厳しい季節です。

2024年度は暖冬気味?

引用元:ウェザーニュース

気象庁の発表によりますと、2023/12月~2024年度にかけては暖冬になるとの見込みです。

ライダーにとってはうれしいことですが、降水量は多い見込みですので、朝晩の凍結には注意して下さい。

服装をどれだけ完璧にしていても路面の状況はスリップしやすくなりますので、安全運転も心掛けましょう。

バイク冬の服装は重ね着が基本

3つ揃えば温かい仕様になる

冬のバイクジャケットはアウターと、保温インナージャケットの性能が決め手になってきます。

いかに空気を抱え込むかが勝負になるため、襟元、ファスナー、腰廻りなどの防風処理(ストームガード)も大切な機能です。

アウターとインナージャケットの性能が高ければ高いほど、暖かい仕様になります。

ただしアウター性能が低い場合どれだけインナージャケット/保温インナーが優れていても、性能が発揮できません。

逆にアウター性能が高くても、インナーに保温性がなければ寒く感じることがあるでしょう。

インナージャケットの代わりに電熱ジャケットを着るライダーも近年増えています。

冬用またはオールシーズンモデルがおすすめ

バイクジャケットには冬用、またはオールシーズンモデルというジャケットの分類があります。

冬用も2種類に分けられ、インナージャケットが付属するモデルと付属しないモデルです。

オールシーズンジャケットはアウターが高性能なものが多く多機能な点が特徴で、中綿入りインナージャケットが付属します。

冬季のみならず長い季節使用したいのであれば、オールシーズンモデルも検討しましょう。

保温インナーも冬の服装の要

肌着代わりに着込む保温インナーも、冬季には欠かせません。保温インナーに求められる役割は、保温性、吸汗性、速乾性です。

特に暖かい保温性を持つ商品や、汗冷えを防ぐために速乾性に優れたものを選ぶことも大切です。

保温インナーの上に着込むフリースは、分厚いものは動きずらくなってしまいますので極力薄手の物を選ぶのが良いでしょう。

バイク用や登山用、ワークマンなどメリノウール素材のインナーが人気を集めています。

人気のメーカーはコスパ重視であればおたふく手袋、性能重視であればモンベルがおすすめです。

おたふく手袋の防寒グッズはこちら☆

バイク冬の保温インナー5選!冬のインナーに求められる要素は?

バイク冬の服装はパンツも重ね着

ジャケット類と同様にバイクのパンツも重ね着が基本です。

理想は3層、冬用のパンツであれば2層でも問題ありません。インナーが付属するのはオールシーズンモデルのみですので、寒さに耐えられなければ1層足すようにして下さい。

パンツは重ね着すると動きずらくなってしまいますので、薄手の物を選びましょう。

バイク冬の服装の選び方

バイクメーカーのジャケットを選ぼう

2024年も各メーカー新作を出していますが、ジャケットのゴアテックスモデルがほとんど無くなりました。

ダイネーゼ、レブイットあたりのゴアテックスモデルは10万円~と高額です、材料費高騰で扱えなくなってしまったかもしれません。

各メーカー独自素材や防水/撥水コーティングで防風性を高めています。

ゴアテックスは確かに防水/透湿/防風性能に優れますが、保温性を担うわけではありません。

アウターとしての性能は、耐水圧10.000mm、透湿性8.000g/㎡/24hが基準となります。

各メーカーの参考数値としては以下のようになります。

ゴアテックス 耐水圧45,00mm以上、透湿数13,500g/㎡/24h
クシタニ 耐水圧30,000mm以上、透湿性17,000g/㎡/24h
ラフアンドロード 耐水圧20,000mm以上、透湿性25,000g/㎡/24h
RSタイチ 耐水圧10,000mm以上、透湿性10,000g/㎡/24h
パワーエイジ 耐水圧15,000mm以上、透湿性10,000g/㎡/24h

大手メーカーのジャケットであれば防水/透湿/防風/保温性能は必要十分です。

真冬の走行を考慮するのであれば、アウターとインナージャケットの組み合わせを意識しましょう。

サイズ選びは重ね着前提

冬の服装は大きめを選ぶのがおすすめです。

ジャケット、パンツ、グローブには必ずインナーを履きますので、普段のジャストサイズである場合、窮屈になってしまう可能性があります。

春夏用やメッシュジャケットとは違うサイズ選びを心掛けて下さい。

2024年度の最強モデル特集はこちら↓

バイク防寒ジャケット最強の決め手は?アウターとインナーで決まる!

防寒パンツの記事はこちら↓

【2024年版】バイク防寒パンツ最強は?おすすめモデル10選

バイク冬の服装の防御力をさらに高めるには?

バイクの服装を完璧にしたとしても、冷気の侵入があれば台無しになってしまいます。

そこで注意したい冷気の流入口として。

部分 対策
首回り ネックウォーマー
腕の袖口 ロンググローブ
足元 ブーツ/靴下
腰回り ストームガード※

※冬用ジャケットに搭載されている機能。

まずは冬季の服装の一部であるネックウォーマー、保温性が高い物や電熱ネックウォーマーであれば対策は万全です。

グローブはショートよりロングモデルの方が袖口の冷気の流入を防いでくれます。しかしジャケットとの相性によってはショートの選択でもいいでしょう。

グローブ選びについては車体側の装備が整っているのであれば、通常の冬用グローブで十分です。

ブーツは防水透湿性があるモデルであれば、冷気を遮断してくれますので、保温性がある靴下と組み合わせて下さい。

グローブ選びの前に車体側で出来る防寒対策について見ていきましょう。

バイク冬の服装以外で快適になる装備

車体側で出来る対策

冬のツーリングを快適にするのは服装だけではありません、車体側で出来る対策も紹介しましょう。

アイテム名 効果
ハンドルカバー
ナックルガード
グリップヒーター
スクリ―ン
シートヒーター

冬季の防寒対策として、ハンドルカバー、ナックルガード(面積が広い)、グリップヒーターがおすすめです。

電熱グローブも人気ですが、3点の方が比較的安価で充電も必要ありません。

また体感気温を大きく変えてくれる装備はスクリーンです、高さが上がれば上がるほど防風効果が高まり、防寒のみならず疲労軽減にも役立ちます。

服装は重ね着でどうにかなります、しかし指先の防寒は限界がありますので、車体側とグローブ選びも大切です。

バイク冬のグローブ選び

バイク冬用グローブVS電熱グローブ最強はどっち?

発熱されたら勝てるわけない・・・

冬用グローブ最強クラスのグローブであっても、グローブ単体の暖かさでは電熱グローブには敵いません。

単体で暖かさを求めるのであれば電熱グローブを購入しましょう。

近年は電熱グローブの進化も進んでおり、充電式の稼働時間も増えています。ただ冬用グローブは安く済ませることもでき、電熱グローブにはないメリットも多数あります。

バイク電熱グローブおすすめ10選☆シガーソケット~USBモデルも!

バイクの冬用グローブはこのような方におすすめ

既に車体側の防寒装備を取り付けている方は冬用グローブはおすすめです。

  • ハンドルカバー
  • グリップヒーター
  • ナックルガード

上記の装備を付けている方には電熱グローブより、操作性の高い冬用グローブの方が扱いやすいでしょう。

ライダーの中には「電熱は充電が面倒、低温火傷が心配」と電熱を好まない方もみえると思います。

冬用グローブもジャケット同様に防風性が高い物を選ぶことは大切ですが、装備を取り付けている方は高価なモデルでなくても十分です。

例えばコミネ、RSタイチの電熱グローブは2万円から3万円前後、ハンドルカバー+冬用グローブは1万円前後で収まります。

2024年度最強クラスのバイクグローブ特集はこちら↓

【2024年版】バイクグローブ冬用の最強は?おすすめから見た現実

バイク冬用ブーツの選び方

デザインを取るか性能を取るか

趣味嗜好が強く出るバイクです、真冬の場合はデザインより機能性を重視するのがおすすめです。

かっこいいけどすごく寒いブーツ、ダサいけど暖かいブーツ、真冬での過酷な環境ではどちらがいいかと言いますと一目瞭然です。

どうしてもお気に入りのブーツが履きたい、という方は電熱ソックスなど他のアイテムを併用して下さい。

足首を覆うタイプを選ぼう

冷気をブーツ内に侵入させないために、足首を覆うタイプのブーツを選択しましょう。

脛(すね)を覆うようなレーシングブーツのような長手の物も冬季では温かいです。

バイク用のブーツの定義はあいまいで、シューズモデルでもショートブーツと変わらない丈となっています。

脱ぎ履きの仕方

近年はブーツ、シューズ共にBOAシステムのような、素早く脱ぎ履き出来るモデルが人気です。

冬季はグローブも分厚くなるため、脱着しやすいダイヤル形式を選ぶのも良いでしょう。

サイドファスナーのブーツはファスナーによって車体に傷が付かないように、ファスナーガードが付いているモデルを選択して下さい。

保温グッズの併用も考えておこう

足元を暖かくするグッズとの併用もおすすめ。

具体的には

・ブーツ内の冬用インソール

・保温性、発熱性がある靴下を履く

+αの防寒をすることによって長距離ツーリングや乗車後の疲労軽減にも役立ちます。

比較的安く購入できますので、寒さが厳しい12月から2月は検討してみて下さい。

バイク防寒ブーツ10選比較!冬用は防風と防水性の高い物を選ぼう!

冬の服装を整えたらヘルメットの対策も忘れずに

冬の服装を整えた最後の仕上げとして、ヘルメットシールドの曇り止め対策をしなくてはなりません。

真冬の走行時は内外の気温差によってヘルメット内が曇ってしまい、視界が悪くなることがあります。

万が一の事故を防ぐために、シールド内の曇り止め対策が必要です。

大手ヘルメットメーカーにはピンロックシートを、取り付けが出来ないモデルは汎用の曇り止めシートまたは曇り止めのケミカルを使用して下さい。

バイク冬の服装まとめ

バイクの冬の服装は重ね着を意識して対策を行いましょう。

また冷気の流入口を遮断しグローブ、ブーツの防寒対策も行って冬のツーリングも楽しんでみて下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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