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バイク電熱ウェア9選比較!真冬はコミネとRSタイチで決まり

ウェアとグッズ

こんにちは、とっちゃんです。

バイク電熱ウェアのおすすめを教えてくれる?

真冬はライダーにとってはつらい季節ですが、ジャケット内に電熱ウェアを着込めば真冬でも寒さを感じることはなくなります。

結論としてコミネ、RSタイチから選ぶのが一番おすすめ。

理由は便利な反面トラブルが多い電熱ウェアは、2社なら拡張性や保証、アフターサービスが信頼できるからです。5.000円前後の電熱ウェアはおすすめ出来ません。

この記事ではバイク電熱ウェアのメリットデメリットから、給電方法まで、現在販売されているコミネ、RSタイチに絞り比較して解説していきます。

バイク電熱ウェアの購入を考えている方は読んでみて下さい。

【2023-2024】おしゃれな冬のバイクジャケット15選比較!

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Amazonで人気の電熱ウェアはどうなの?

Amazonでも人気がある格安電熱ウェアは、近年価格がバイクメーカー電熱ウェアと変わらなくなっています。

理由は中国国内の生産コストの上昇が要因でしょう。価格が魅力であった格安商品たちは、すでにコミネと変わらない金額ですので、選ぶメリットがありません。

また中華ブランドで人気が出たモデルでも、数年先は無くなっている可能性もあり、補修ができない、1年2年先にアフターサービスが受けられない場合もあります。

5.000円前後で購入できる電熱ウェアは、安物買いの銭失いになる可能性が高く、ましてやAmazonの電熱装備はサクラが乱立しており、アタリ商品を探すのは困難になっています。

専用バッテリーやハーネスを1年2年先に買い足せるか?買えない場合また新しい電熱ウェアを一式購入することになり、結局価格は国内メーカーと変わりません。

その点中国で生産しているとはいえ、コミネやRSタイチは国内企業で補修部品まで充実しており安心です。

バイク電熱ウェアのメリットデメリット

真冬の救世主

メリット デメリット
ジャケット内が暖かい 電源の確保
温度調整できる 導入コスト
真冬でも乗れる 健康障害

メリットは熱量の調整で真冬の乗車も寒さを感じません。アウター性能が高ければ走るコタツのようになるでしょう。

デメリットは車体側からの12V電源または専用モバイルバッテリーでの電源確保によるコストと、長時間の使用は低温火傷の可能性もあるため、断続した仕様は避けたいところです。

給電方法によるメリットデメリット

  • 車体側からの12V給電
  • 専用モバイルバッテリー
  • USB給電(車体USBまたは市販モバイルバッテリー)
車体側給電
メリット デメリット
電池残量を気にしなくても済む 配線作業が必要
一番暖かい 車両への負担がある
一番安上り 乗車時の取り付け
専用モバイルバッテリー
メリット デメリット
気軽に使える バッテリーが高価
車体への負担がない 充電が必要
線の取り回しが楽 時間制限
USB給電/市販モバイルバッテリー
メリット デメリット
気軽に使える パワーは負ける
車体への負担がない 充電が必要
汎用性が高い 時間制限

車体側から給電を取ることが一番安上りになりますが、他の電熱装備も併用している場合は車両への負担も考慮したい所です。

専用モバイルバッテリーやUSB給電を使用する場合、電熱ウェアとは別にバッテリー価格が追加されますので、総合金額が高くなる点は注意が必要でしょう。

バイク電熱ウェアの選び方は?

バイクジャケットに合わせる

冬用ジャケットに合わせた電熱ウェア選びをした方が、乗車時のみならず乗車後も動きやすくなります。

冬用ジャケットには、インナージャケットが付属しているモデルとしていないモデルがあり、インナージャケットがあるモデルは比較的暖かいので、ストレッチタイプやベストタイプでも十分でしょう。

付属していないモデルは、インナージャケットを兼ねて、保温性を含めた中綿入りや、防風効果が高いモデルを選択すれば、電熱の熱を逃がしにくくなります。

冬ジャケットの余裕を確認し、窮屈にならない電熱ウェアを選んで下さい。

電熱ウェアの市販モバイルバッテリー持続時間は?

バッテリーの容量によって持続時間が変わり、購入する電熱ウェアの消費電力とV数によって使用時間を計算できます。

便利な計算サイト↓

電池、小型バッテリ[mAh]持ち時間計算
...

モバイルバッテリーの場合は5Vで計算。

予備バッテリーとしてモバイルバッテリーを用意するときは使用時間を計算しておくと無駄に大きなバッテリーを用意しなくても済みます。

コミネの電熱ウェア

ジャケットタイプ

ナイロンモデル
EK-112 EK-111
ストレッチモデル
EK-317 EK-312 EK-106
イメージ
品番 EK-112 EK-111 EK-317 EK-312 EK-106
サイズ数 9 9 7 7 9
車体給電
モバイル給電
発熱部 胸部/背面/腕 胸部/背面/腕 胸部/背面/腕 胸部/背面/腕 胸部/背面/腕/首
特徴 中綿入り 防風透湿 防風 フード 首元も
参考価格 14.000円 11.500円 14.000円 11.500円 17.000円

コミネのジャケットはナイロンと、ストレッチタイプと分けられ、すべて車体側の給電となります。

コミネジャケットと連結できるモデルは、EK-112/111、中綿入りと防風透湿タイプと分けられ、保温性はEK-112、透湿性はEK-111が優れています。

中綿入りは多少分厚くなりますので、ジャケットに合わせて選ぶのも良いでしょう。売れ筋はEK-111です。

EK-317 EK-312 EK-106

ストレッチモデルとして、EK106は古いモデルですが、ロングセラーの商品で首元まで熱線があるのが特徴です。EK-317が最も新しいモデルとなり、フード付きのEK-312。

EK-312は防風がありませんので、EK-317の方が暖かいでしょう。

冬用ジャケットはどうしても分厚くなり、身動きがしずらいデメリットがあり、特に前傾姿勢のバイクの方は、ストレッチタイプの方が着心地が良いと思います。

EK-317はこちら☆

ベストタイプ

ストレッチ
EK-1084 EK-115
イメージ
品番 EK-1084 EK-115
サイズ数 6 5
車体給電
モバイル給電
発熱部 胸部/背面 胸部/背面/腿
特徴 7.4V/USB2.1Ah QC3.0対応
参考価格 7.800円 10.500円

ベストタイプは2種類、2023年の新作。

給電方法が違い、EK-1084はコミネ7.4V専用バッテリー、車体からのUSB給電2.1Ah、市販モバイルバッテリーと選択でき、EK-115はQC3.0対応しているモバイルバッテリーやUSB給電が必要です。

EK-1084 EK-115

ベストタイプは肩回りの負担が少なく、安価な電熱ベストを購入するならEK-1084がおすすめ。

EK-115は垂れ下がっている部分にも熱線が入っており、ももの部分も保温してくれます。

EK-115を新規で購入する場合は、USB給電やモバイルバッテリーがQC3.0に対応しているかを確認して下さい。

コミネの給電グッズ

専用モバイルバッテリーは全て別売りです。

はじめての購入 6.800円
予備/補修用 2.800円
ジャケット連動 3.000円

※画像リンク

コミネは車体側給電のハーネスはウェアに付属しています。

ジャケット連動はEK-106, EK-111, EK-112, EK-312の袖口電源コードに接続して、電熱グローブを使用するコードです。

RSタイチの電熱ウェア

e-HERT

RSU-637 RSU-638
イメージ
品番 RSU-637 RSU-638
サイズ数 11 9
車体給電
モバイル給電
発熱部 背面/両肩 背面/両肩
特徴 防風 着脱フード
参考価格 18.000円 15.000円

RSタイチの特徴は車体側からと、専用モバイルバッテリー給電を選択できます。

2022年モデルは車体側の配線設定がありませんので、専用モバイル給電のみとなり、2023年モデルでしたら双方対応できます。

モバイルで使用したい方は値引きがある2022モデルを選択してもいいでしょう。

RSタイチの専用モバイルバッテリー2個使用時の稼働時間は。

  • ハイパワー=約7時間
  • ノーマル=約9時間
  • エコノミー=約14時間

バッテリーの容量がコミネの専用バッテリーの2倍あり、稼働時間が長い点は魅力ですが、価格も2倍ですので、総合的にはコミネより、RSタイチの方が高くなります。

乗車後に過ごす時間が長いのであれば、カジュアルなRSU-638が良いでしょう。

RSU-637をAmazonで見る☆

RSU-638をAmazonで見る☆

RSタイチの給電バッテリー

バッテリー定価14.080円でコミネより高くなりますが、2020年秋より容量が従来品と比べて1.7倍も容量アップしています。

給電コードはRSP067が使用出来ます。
執筆時は公式からしか購入できないためRSタイチ公式HPリンクを貼っておきます。↓

バイク電熱ジャケット比較

モデル一覧

メーカー コミネ RSタイチ
イメージ
品番 EK-112 EK-111 EK-317 EK-312 EK-106 EK-1084 EK-115 RSU-637 RSU-638
サイズ数 9 9 7 7 9 6 5 11 9
車体給電
モバイル給電
発熱部 胸部/背面/腕 胸部/背面/腕 胸部/背面/腕 胸部/背面/腕 胸部/背面/腕/首 胸部/背面 胸部/背面/腿 背面/両肩 背面/両肩
特徴 中綿入り 防風透湿 防風 フード 首元も 7.4V

USB2.1Ah

QC3.0対応 防風 着脱フード
参考価格 14.000円 11.500円 14.000円 11.500円 17.000円 7.800円 10.500円 18.000円 15.000円

コスパ重視ならコミネ一択です。RSタイチは配線ケーブルが別途ですので、ケーブル分+6.000円高くなります。

インナージャケットがない方は、EK-112/111/106。

インナージャケットがある方は、EK317/312またはベストタイプがおすすめです。

車体側からの給電では暖かさの差は出ませんが、コミネのジャケットは胸部も発熱する分暖かさでは勝ると思います。

配線がダメになるまで使用し続けられるでしょう。

コミネはベスト以外は車体給電のみですので、電熱グローブを車体給電にしている場合はRSタイチを選ぶメリットがあります。

メーカー コミネ
RSタイチ
イメージ
品番 EK-1084 EK-115 RSU-637 RSU-638
サイズ数 6 5 11 9
車体給電
モバイル給電
発熱部 胸部/背面 胸部/背面/腿 背面/両肩 背面/両肩
特徴 7.4V

USB2.1Ah

QC3.0対応 防風 着脱フード
参考価格 7.800円 10.500円 18.000円 15.000円

USB給電や専用モバイルバッテリーで運用したい場合は4種類。

EK-1084 EK-115

コミネはEK-115はQC3.0専用ですので、対応できない方は買い足す予算も必要な為、コスパ重視の場合はEK-1084の方がおすすめです。

コード類は別売りですので運用方法での価格を見てみましょう。

モデル名 専用モバイル 車体側給電
EK-1084 14.600円
EK-115
RSU-637 32.000円 24.000円
RSU-638 29.000円 21.000円

専用モバイルでの運用は、バッテリー容量が2倍とはいえかなりの価格差が出てしまします。RSタイチは車体側のケーブルでの運用の方が安く済ますことが出来ます。

給電方法やジャケットに合った電熱ウェアを選んでみて下さい。

気になった電熱ウェアはチェックしてみましょう。

電熱ウェアは1年以内に必ず点検しよう

電熱ウェアは1シーズン使用してから1年以内に動作確認をして下さい。

コミネでは1年保証、RSタイチでは2年保証、保証期間内の不具合であればメーカーが対応してくれます。

ハーネスは断線していないか、バッテリーは正常に充電されるか、左右前後熱が入るかを確認しましょう。

電熱ウェアは使用しない期間が長く、シーズン前に動作確認することで不要な買い替えを防ぐことが出来ます。

電熱ウェア専用モバイルバッテリーの保管方法

温度 40%充電 100%充電
0℃ 98% (1年後) 94% (1年後)
25℃ 96% (1年後) 80%(1年後)
40℃ 85% (1年後) 65% (1年後)
60℃ 75% (1年後) 60%(3ヶ月後)

引用元:Battery University

上記の表はCadex Electronics Incが運営しているバッテリー大学の研究結果です。

リチウムイオンバッテリーの保管方法は25℃以下の気温で、充電40%ほど状態が一番良い保管方法とされています。

バッテリーが年々劣化していくことは、ほとんどの方がご存じかと思われますが、保管時に満充電にしてしまいがちです。

日本国内で年中25℃に保つことは難しいですが、シーズンオフは高温を避け40%程度の充電量で保管をして下さい。

バイク電熱ウェアまとめ

電熱ウェアは真冬の寒さから解放してくれる素晴らしいアイテム。

年々新しいモデルが投入され市場が賑わっていますが、安価な電熱ウェアは注意が必要です。

1年毎に買い替えるなら気にする必要はありません、しかし1年2年先のことを考えて信頼できるメーカーから購入するようにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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