こんにちは、とっちゃんです。
軽い大型バイクを教えてくれないかな、取り回しが不安なんだ。
大型バイクは重量が重いイメージが強いですが、現在のバイクは軽量なモデルが多くなっています。
教習中の方や免許は取得したけど、どんなバイクにしようか迷っている方も多いでしょう。
軽いバイクを選ぶ際には、足つきも考慮する必要があります。
この記事では2023年新車販売されている、大型バイクの軽量モデルに絞って、魅力や機能まで解説していきます。
軽くて足つきが良い大型バイクをお探しの方は読んでみて下さい。
大型バイク維持費はきついは本当?250ccや400ccとの違い
大型バイクの選ぶポイント
もし仮に大型二輪免許取得のきっかけになった車両があるのであれば、軽さなど気にせずに乗りたいと感じたバイクに乗って下さい。
もちろん万人受けする車両はありませんので、不満に思うこともあるでしょうが、一番後悔がない選択だと思います。
今回紹介するモデルは軽量さを観点に選出してあるため、スーパースポーツやネイキッドモデルに偏りがちです。
ライダーによっては用途に合わない場合もありますので、軽さのみならず、用途に合わせて選択することも大切です。
現在の大型バイクは軽い
大型二輪免許を取得した際に使用した、教習車は何でしたでしょうか?
取得した年代によって違いますが、多くの方はこちらの2車だと思います。
NC750L | CB750RC42 |
228kg | 240kg |
こちらの2車と比較しても現在のバイクはかなり軽量です。教習車が扱えた方であれば、現行のモデルはかなり軽量に感じるでしょう。
400ccの教習車CB400SFは207kgになります。現在の600ccクラスは200kg以下がほとんどで、1000ccクラスでも210kg前後です。
ハーレーなどのアメリカンバイクは若干重量が重いですが、それ以外のジャンルのバイクでしたら問題ないと思います。
軽い大型バイクランキング
今回紹介する16モデルの車重ランキングとしてはこちらです。
順位 | 車種名 | 車重(kg) | シート高(mm) |
1 | MT-07 | 184 | 805 |
2 | YZF-R7 | 188 | 835 |
2 | XSR700 | 188 | 835 |
2 | Z650RS | 188 | 800 |
3 | MT-09 | 189 | 825 |
4 | XSR900 | 193 | 810 |
5 | ニンジャ650 | 194 | 790 |
6 | ZX-6R | 197 | 830 |
7 | SV650 | 199 | 785 |
8 | GSX-8S | 202 | 810 |
9 | CB650R | 203 | 810 |
10 | CBR650R | 208 | 810 |
11 | MT-10 | 212 | 835 |
12 | CB1000R | 213 | 830 |
13 | GSX-S1000 | 214 | 810 |
14 | Z900RS | 215 | 800 |
15 | レブル1100 | 223 | 700 |
車重と足つきのバランスが良い車両は色付けしています。
ほぼ上位はYAMAHAが独占しています。傾向はネイキッドがバランスとしては良い数値です。スーパースポーツは軽量ではあるものの、足付きが悪い傾向がありますね。
極端な話、軽くて足付きが悪い車両を選ぶか、少し重くても足付きが良いモデルを選ぶかと言うことです。
10kgほどの車重差であれば、体感的にはそこまで変わりません。
1位MT-07と14位のZ900RSでは30kgの差があり、20kgや30kg違うと重さの体感は違うと思います。
レブル1100に関しては唯一のアメリカンですが、ハーレーダビットソンなどに比べると格段に軽量です。
モデルごとの魅力について見ていきましょう。
HONDAの軽い大型バイク
中古車平均価格はGOOバイクを参照させて頂いております。
レブル1100
大型バイクの売り上げナンバー2、レブル1100。
アメリカンバイクの中ではかなり軽量モデルです。
ひと昔前の400ccアメリカンバイクと遜色ない223kgの車重、レブル500もラインナップされていますが、圧倒的に1100の方が人気があります。
モデルとしては通常のモデルとT(ツーリングモデル)、DCT搭載モデルと分かれます。
ツーリングモデルはカウルとサイドバッグが標準装備されています。DCT搭載モデルはオートマ車となっており、発売以来人気です。
排気量(cc) | 1082 |
シート高(mm) | 700 |
車両重量(Kg) | 223 |
燃費(km/h) | 31.5 |
最高出力(PS) | 87 |
最大トルク(kgf・m) | 10.0 |
タンク容量 | 13 |
新車価格 | 1.138.500円~ |
中古車価格(平均) | 129.1万円 |
ハーレーなどと比べると、コスパでも圧倒的にレブルが勝ります。
- DCT搭載(モデルによる)
- ライディングモード
- パワーセレクター
- セレクタブル トルク コントロール
- セレクタブルエンジンブレーキ
- シフトスケジュール
- 前後ABSブレーキ
- クルーズコントロール
- USB.ETC2.0標準装備
特にDCT搭載モデルは「バイクを降りようかな・・・」と思っている、リターンライダーの方におすすめです。
クラッチ操作が不要になるため、格段に走行の負担が軽減されます。かといってミッション車の特性を感じられないということもなく、自然なギアチェンジを行ってくれます。
難点はタンク容量、実燃費は25km/L前後ですので、連続航続距離は300km程となります。
中古車でも100万円前後の車体もあり、機能と価格、デザインを見ると、売れているのも納得です。
レブル1100についての詳細記事はこちら。
CB1000R
HONDAのCB1000R。
台形プロモーションのタンク形状が、CBシリーズの面影を残しつつ、現代の最新技術で作られています。
大型バイクではあるものの、町乗りやワインディングまで楽しめるバイクです。
排気量(cc) | 998 |
シート高(mm) | 830 |
車両重量(Kg) | 213 |
燃費(km/h) | 23.0 |
最高出力(PS) | 145 |
最大トルク(kgf・m) | 10.6 |
タンク容量 | 16 |
新車価格 | 1,670,900 |
中古車価格(平均) | 140.5万円 |
CB1000Rは価格こそ高いですが、機能としては充実しています。
機能として分かりやすいように兄弟機CB650Rとの機能比較はこちらです。
モデル | 1000R | 650R |
アシスト&スリッパ―クラッチ | 〇 | 〇 |
スロットルバイワイヤシステム | 〇 | |
ライディングモード | 〇 | |
クイックシフター | 〇 | |
パワーセレクター | 〇 | |
セレクタブル トルク コントロール | 〇 | 〇 |
セレクタブルエンジンブレーキ | 〇 |
※現行モデル
1000Rは4気筒フルエキゾーストの官能的な音を楽しめます。スーパースポーツと遜色ない性能ではあるものの、ネイキッドとしての万能さも持ち合わせています。
CBR650R/CB650R
CBR650R/CB650R、スタイルの違う両車ですがエンジン共に共通です。
売り上げとしても共通で反映されています。どちらが売れているという疑問では、CBR650Rの方が売れていると思います。
ただネイキッド自体のラインナップは各メーカーも少なく、CB650Rも魅力的なバイクです。
排気量 | 650cc |
シート高(mm) | 810 |
車両重量(kg) | 208/203※ |
燃費(km/L) | 31.5 |
最高出力[PS] | 95 |
最大トルク[kgf・m] | 6.4 |
販売価格 | 1.078.000円
1,023,000円※ |
中古車価格(平均) | 98.4万円 |
※CB650R
倒立フォーク採用であることと、クラス唯一の4気筒エンジンで、現行ネイキッド同クラスではエンジン性能としては頭一つ飛び抜けています。(ZX-6R除く)
モデル | CB650R | XSR700 | MT-07 | Z650RS | GSX-8S | SV650 |
最高出力(PS) | 95 | 73 | 73 | 68 | 80 | 72 |
加えて、アシスト&スリッパ―クラッチ、セレクタブル トルク コントロールも装備されています。※現行モデル
燃費性能から扱いやすさもおすすめで、中古車ならば比較的安く購入できます。
また他のメーカーの600ccクラスは2気筒が多い中、4気筒エンジンによるフルエキゾーストの官能的な音を楽しめます。
不人気と言われることもありますが、中身を見れば非常にいいバイクです。
YAMAHAの軽い大型バイク
YZF-R7
大型車両トップ10に入る人気フルカウル車、YZF-R7。
188kgの軽量ボディと高出力のエンジンは、ワインディングでも、サーキットでも活躍します。
フルカウル車のCBR650Rと比較すると、20kgもR7の方が軽量です。
排気量 | 650 |
シート高(mm) | 835 |
車両重量(kg) | 188 |
最高出力[PS] | 73 |
最大トルク[kgf・m] | 6.8 |
販売価格 | 1,054,900円 |
中古車価格(平均) | 108万 |
ただしスーパースポーツの難点である、足付きは良くありませんので、考慮すべき点です。
機能としては。
- アシスト&スリッパ―クラッチ
- 倒立フォーク前後ABS
クイックシフターはオプション設定です。
CBR650R | R7 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 70[95]/12,000 | 54[73]/8.750 |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 63[6.4]/9,500 | 67[6.8]/6,500 |
最高出力はCBR650Rの方が高いですが、トルクはR7の方が高いですし、最高出力に対しての回転数が低いため、R7の方が速く感じるかもしれません。
扱いやすさはR7に分があるのではないかと思います。
XSR900/700
ヘリテージスポーツXSR900/700。
スポーツライディングはもちろん、ちょっと気ままなツーリングまで、適応シーンが広いバイクです。
往年の名車RZ250をイメージさせるデザインは、最新ではあるものの、どこか懐かしい面影もあります。
XSR700 | XSR900 | |
排気量(cc) | 688 | 888 |
シート高(mm) | 835 | 810 |
車両重量(Kg) | 188 | 193 |
燃費(km/h) | 40.0 | 31.1 |
最高出力(PS) | 73 | 120 |
最大トルク(kgf・m) | 6.8 | 9.5 |
タンク容量 | 13 | 14 |
新車価格 | 1,001,000円 | 1,210,000円 |
中古車価格(平均) | 93.2万円 | 108万円 |
エンジンはMTシリーズと同一仕様です。機能としては900/700とは価格差以上に900の方が充実しています。
900 | 700 | |
アシスト&スリッパ―クラッチ | 〇 | – |
IMU | 〇 | – |
トラクションコントロールシステム | 〇 | – |
スライドコントロールシステム | 〇 | – |
クイックシフター | 〇 | – |
D-MODE | 〇 | – |
電子制御スロットル | 〇 | – |
燃費性能は700の方に分がありますが、900の方がお得感があります。900はコスパも高く、中古車の在庫も豊富なので選びやすいですね。
2023年モーターサイクルショーではXSR125のお披露目もありました。今後もラインナップが気になる車両です。
MT-07/MT-09/MT-10
YAMAHAのMTシリーズ、09と10は通常のモデルとSPがラインナップしています。
見た目はストファイ形状のネイキッドバイクでマイルドな印象ですが、中身はモンスターです。
大型バイクの力強いパワーを全身で感じられます。MT07は2気筒、MT09は3気筒、MT10は4気筒エンジンです。
モデル | MT-07 | MT-09 | MT-10 |
排気量(cc) | 688 | 888 | 997 |
シート高(mm) | 805 | 825 | 835 |
車両重量(Kg) | 184 | 189 | 212 |
燃費(km/h) | 40.0 | 30.4 | 23.8 |
最高出力(PS) | 73 | 120 | 166 |
最大トルク(kgf・m) | 6.8 | 9.5 | 11.4 |
タンク容量 | 13 | 14 | 17 |
新車価格 | 836,000円 | 1,100,000円 | 1,925,000円 |
中古車価格(平均) | 73.1万円 | 96.5万円 | 179.9万円 |
MT-10はかなり価格が上がりますが、MT-09はそこまで高い訳ではありません。機能や装備としてはMT-09、MT-10が充実しています。
MT-07 | MT-09 | MT-10 | |
電子制御スロットル | – | 〇 | 〇 |
D-MODE | – | 〇 | 〇 |
IMU | – | 〇 | 〇 |
トラクション
コントロールシステム |
– | – | 〇 |
クイックシフター | – | 〇 | 〇 |
YVSL | – | – | 〇 |
アシスト&スリッパ―
クラッチ |
– | 〇 | – |
※SPモデルは若干仕様が違い、クルーズコントロール類の機能が付いています。
MT07はスタンダードなネイキッドで、燃費性能もよく維持費も安く済ませられます。
狙い目はMT-09、機能は盛りだくさんですが、価格としては抑えられていますね。
フラッグシップのMT-10はSPモデルですと、200万円を超えてきますので予算とも相談です。
Kawasakiの軽い大型バイク
Z900RS/Z650RS
大型車両販売台数No1、Z900RS。
2023/7月現在でも新車価格と中古車価格が逆転しています。新車では2023/7/15から新色イエローボールエディションがラインナップされています。
あまりにも人気過ぎて買えないユーザーが続出しており、しばらくはその状態が続くでしょう。
Z1から受け継いだクラシックなフォルムで、Z650RSのラインナップもあります。
モデル | Z900RS | Z650RS |
排気量(cc) | 948 | 649 |
シート高(mm) | 800 | 800 |
車両重量(Kg) | 215 | 188 |
燃費(km/h) | 28.5 | 31.8 |
最高出力(PS) | 111 | 68 |
最大トルク(kgf・m) | 10.0 | 6.4 |
タンク容量 | 17 | 12 |
新車価格 | 1,430,000円 | 1,034,000円 |
中古車価格(平均) | 182.9万円 | 109.7万円 |
アシスト&スリッパ―クラッチは装備されていますが、その他の電子制御類はありません。
Z900RSはタンク容量、足付き、トルク、軽量な車体で、取り扱いやすいネイキッドバイクです。
中古車の在庫は豊富で、50周年アニバーサリーモデルやSEでなければ、プレミヤ価格ではありません。
納期を待てば買えないこともありませんので、気長に待つか納車までの間、値下がりがしにくいバイクに乗っても良いですね。
Z650RSは比較的新車での購入がしやすくなっています。
ZX-6R
Ninja ZX-6R KRT EDITION、600ccクラスでありながら1000ccクラスの出力を誇る、スーパースポーツバイクです。
出力ではZX-6Rですが、リーズナブルと扱いやすさではニンジャ650もおすすめ。
モデル | ZX-6R | ニンジャ650 |
排気量(cc) | 636 | 649 |
シート高(mm) | 830 | 790 |
車両重量(Kg) | 197 | 194 |
燃費(km/h) | 26.0 | 33.9 |
最高出力(PS) | 126 | 68 |
最大トルク(kgf・m) | 7.1 | 6.4 |
タンク容量 | 17L | 15L |
新車価格 | 1,408,000円 | 990,000円 |
中古車価格(平均) | 116万円 | 79.5万円 |
ZX-6Rの最高出力に勝てる大型バイクは今回掲載した中では、CB1000RとMT10、GSX-S1000ぐらいです。
もちろん回せばの話ですが、600ccクラスでは最高レベルのスペックを誇っています。
ニンジャ650 | |
ただニンジャ650も捨てがたい存在で、足付き、車重、燃費、価格、すべてに置いてバランスが良いモデルです。
足付きが4cm違えば、扱いやすさはかなり変わるのではないかと思います。
扱いやすさではニンジャ650がおすすめです。
SUZUKIの軽い大型バイク
GSX-S1000/8S
スーパースポーツのDNAを受け継ぐGSX-S1000。
最先端の電子制御とストリートファイターとしてのデザインが特徴です。
2023年にはGSX-8Sも販売開始されました、S1000との性能差は倍ほどありますが、800ccクラスでは圧倒的コスパの高さです。
モデル | S1000 | 8S |
排気量(cc) | 998 | 775 |
シート高(mm) | 810 | 810 |
車両重量(Kg) | 214 | 202 |
燃費(km/h) | 21.2 | 34.5 |
最高出力(PS) | 150 | 80 |
最大トルク(kgf・m) | 10.7 | 7.7 |
タンク容量 | 19 | 14 |
新車価格 | 1,430,000円 | 1,067,000円 |
中古車価格(平均) | 131.8万円 | – |
注目したいのは電子制御の機能としては、そこまで違いがない点です。
GSX-S1000 | GSX-8S | |
SDMS | 〇 | 〇 |
電子制御スロットルシステム | 〇 | 〇 |
ローRPMアシスト | 〇 | 〇 |
イージースタートシステム | 〇 | 〇 |
STCS | 〇 | 〇 |
双方向クイックシフトシステム | 〇 | 〇 |
クラッチアシストシステム | 〇 | – |
インテリジェントライドシステム | – | 〇 |
クラッチアシストが8Sには搭載されていませんが、電子制御でもほぼ変わらずに高性能です。
S1000自体も他のメーカーと比べ、かなりコスパが高いモデルですので、デザイン共に1000ccクラスでは候補に入れたい車両ですね。
SV650
SV650はVツインエンジンを搭載した、スズキの大型ネイキッド。Vツインエンジンの鼓動感と、スリムでコンパクトな車体が特徴です。
他のメーカーと比べてスタンダートなネイキットで、価格としても控えめになっています。
若干マイナーモデルに感じる方もみえると思いますが、2016年発売以来大型車両では常にトップ10に入るモデルです。
排気量(cc) | 645 |
シート高(mm) | 785 |
車両重量(Kg) | 199 |
燃費(km/h) | 34.8 |
最高出力(PS) | 72 |
最大トルク(kgf・m) | 6.4 |
タンク容量 | 14 |
新車価格 | 803,000円 |
中古車価格(平均) | 70.8万円 |
独特なトラスフレーム形状と、250ccクラスの価格で購入できる点は、他のメーカーとは違いますね。
199kgの軽量な車体は400ccクラスと遜色ない取り回しが出来ます。
ただ若干装備は他メーカーと比べると見劣りするのは確かです、他メーカーのNEWモデルは倒立フォーク採用も、SV650は正立フォークとなっています。
中古車では2016年式からの販売でしたので、比較的状態が良い車両が安く購入できますので、スタンダードで安いネイキッドが欲しい方には良いですね。
軽い大型バイク比較
総合比較
モデル | レブル1100 | 1000R | CBR650R
CB650R |
YZF-R7 | XSR900 | XSR700 | MT07 | MT09 | MT10 |
イメージ | – | – | |||||||
排気量(cc) | 1082 | 998 | 650 | 650 | 888 | 688 | 688 | 888 | 997 |
シート高(mm) | 700 | 830 | 810 | 835 | 810 | 835 | 805 | 825 | 835 |
車両重量(Kg) | 223 | 213 | 208
203※ |
188 | 193 | 188 | 184 | 189 | 212 |
燃費(km/h) | 31.5 | 23.0 | 31.5 | 41.6 | 31.1 | 40.0 | 40.0 | 30.4 | 23.8 |
最高出力(PS) | 87 | 145 | 95 | 73 | 120 | 73 | 73 | 120 | 166 |
最大トルク(kgf・m) | 10.0 | 10.6 | 6.4 | 6.8 | 9.5 | 6.8 | 6.8 | 9.5 | 11.4 |
タンク容量 | 13 | 16 | 15 | 13 | 14 | 13 | 13 | 14 | 17 |
新車価格 | 1.138.500円 | 1,670,900円 | 1.078.000円
1,023,000円※ |
1,054,900円 | 1,210,000円 | 1,001,000円 | 836,000円 | 1,100,000円 | 1,925,000円 |
中古車価格(平均) | 129.1万円 | 140.5万円 | 98.4万円 | 108万 | 108万円 | 93.2万円 | 73.1万円 | 96.5万円 | 179.9万円 |
モデル | Z900RS | Z650RS | ZX-6R | ニンジャ650 | GSX-S1000 | GSX-8S | SV650 |
イメージ | |||||||
排気量(cc) | 948 | 649 | 636 | 649 | 998 | 775 | 645 |
シート高(mm) | 800 | 800 | 830 | 790 | 810 | 810 | 785 |
車両重量(Kg) | 215 | 188 | 197 | 194 | 214 | 202 | 199 |
燃費(km/h) | 28.5 | 31.8 | 26.0 | 33.9 | 21.2 | 34.5 | 34.8 |
最高出力(PS) | 111 | 68 | 126 | 68 | 150 | 80 | 72 |
最大トルク(kgf・m) | 10.0 | 6.4 | 7.1 | 6.4 | 10.7 | 7.7 | 6.4 |
タンク容量 | 17 | 12 | 17L | 15L | 19 | 14 | 14 |
新車価格 | 1,430,000円 | 1,034,000円 | 1,408,000円 | 990,000円 | 1,430,000円 | 1,067,000円 | 803,000円 |
中古車価格(平均) | 182.9万円 | 109.7万円 | 116万円 | 79.5万円 | 131.8万円 | – | 70.8万円 |
総合的には軽量さとコスパの高さでは、YAMAHA車が優勢です。
独断ですがメーカーごの特徴として。
HONDA | 高い出力と機能バランス、燃費性能 |
YAMAHA | 軽量、機能、価格とのバランスが良い |
Kawasaki | デザイン |
SUZUKI | コスパの高さ |
おおよそライダーの印象とあっていると思います。バランスが良いのはHONDAとYAMAHAで、軽さの観点ではYAMAHAがおすすめで、+α足つきも考慮したいですね。
ただ実燃費はHONDAの方が優秀で、カタログとはまた違った観点もあります。
KawasakiはZ900RS、W800が人気モデルですが、機能としては充実していませんが、常に上位を占めていますし、SUZUKIはコスパの観点では他メーカーと一線をきしています。
600-700ccクラスと、1000ccクラスに分けて比較してみましょう。
600-700ccクラス比較
モデル | CBR650R
CB650R |
YZF-R7 | XSR700 | MT07 | Z650RS | ZX-6R | ニンジャ650 | GSX-8S | SV650 |
イメージ | |||||||||
排気量(cc) | 650 | 650 | 688 | 688 | 649 | 636 | 649 | 775 | 645 |
シート高(mm) | 810 | 835 | 835 | 805 | 800 | 830 | 790 | 810 | 785 |
車両重量(Kg) | 208
203※ |
188 | 188 | 184 | 188 | 197 | 194 | 202 | 199 |
燃費(km/h) | 31.5 | 41.6 | 40.0 | 40.0 | 31.8 | 26.0 | 33.9 | 34.5 | 34.8 |
最高出力(PS) | 95 | 73 | 73 | 73 | 68 | 126 | 68 | 80 | 72 |
最大トルク(kgf・m) | 6.4 | 6.8 | 6.8 | 6.8 | 6.4 | 7.1 | 6.4 | 7.7 | 6.4 |
タンク容量 | 15 | 13 | 13 | 13 | 12 | 17 | 15 | 14 | 14 |
新車価格 | 1.078.000円
1,023,000円※ |
1,054,900円 | 1,001,000円 | 836,000円 | 1,034,000円 | 1,408,000円 | 990,000円 | 1,067,000円 | 803,000円 |
中古車価格(平均) | 98.4万円 | 108万 | 93.2万円 | 73.1万円 | 109.7万円 | 116万円 | 79.5万円 | – | 70.8万円 |
軽さではYAMAHA車が強いですが、装備としては他のモデルも魅力があります。倒立フォーク搭載車は、CBR650/CB650R、R7、ZX-6R、GSX-8S。
電子制御が数多く搭載されているのは、2023年発売のGSX-8SでS1000と遜色ない機能です。
コスパの観点では、MT07、ニンジャ650、SV650辺りは新車価格としても安いですし、中古車で購入する場合は250ccより安く買えます。
中途半端と言われる排気量ですが、一般公道では十分すぎる出力です。
1000ccクラス比較
モデル | レブル1100 | 1000R | XSR900 | MT09 | MT10 | Z900RS | GSX-S1000 |
イメージ | – | ||||||
排気量(cc) | 1082 | 998 | 888 | 888 | 997 | 948 | 998 |
シート高(mm) | 700 | 830 | 810 | 825 | 835 | 800 | 810 |
車両重量(Kg) | 223 | 213 | 193 | 189 | 212 | 215 | 214 |
燃費(km/h) | 31.5 | 23.0 | 31.1 | 30.4 | 23.8 | 28.5 | 21.2 |
最高出力(PS) | 87 | 145 | 120 | 120 | 166 | 111 | 150 |
最大トルク(kgf・m) | 10.0 | 10.6 | 9.5 | 9.5 | 11.4 | 10.0 | 10.7 |
タンク容量 | 13 | 16 | 14 | 14 | 17 | 17 | 19 |
新車価格 | 1.138.500円 | 1,670,900円 | 1,210,000円 | 1,100,000円 | 1,925,000円 | 1,430,000円 | 1,430,000円 |
中古車価格(平均) | 129.1万円 | 140.5万円 | 108万円 | 96.5万円 | 179.9万円 | 182.9万円 | 131.8万円 |
1000ccクラスの軽量さと足つきの良さでは、XSR900が最もバランスが良いです。また価格としても控えめで、足付きに問題がないのならさらに価格を抑えた、MT-09も良いと思います。
モデル | CB1000R | MT-10 | GSX-S1000 |
イメージ |
各社フラッグシップモデルとして、スズキのGSX-S1000は電子制御類が盛りだくさんですが、かなりコスパが高いです。
CB1000Rは2車と比べると、ネイキッド感があり、ストファイ形状との好みが分かれると思います。
どれを選んでも国内最高峰のネイキッドバイク、MT-10のSPは200万近くになりますので、予算とも相談です。
CB1000R | MT-10 | GSX-S1000 |
アシスト&スリッパ―クラッチ | 電子制御スロットル | SDMS |
スロットルバイワイヤシステム | D-MODE | 電子制御スロットルシステム |
ライディングモード | IMU | ローRPMアシスト |
クイックシフター | トラクション
コントロールシステム |
イージースタートシステム |
パワーセレクター | クイックシフター | STCS |
セレクタブル トルク コントロール | YVSL | 双方向クイックシフトシステム |
セレクタブルエンジンブレーキ | クラッチアシストシステム | |
– | – | インテリジェントライドシステム |
※細かい機能詳細はメーカーHPをご覧ください。
売れ筋のZ900RSと、軽量さが際立つYAMAHA車と比較してみましょう。
モデル | XSR900 | MT-09 | Z900RS |
イメージ | |||
排気量(cc) | 888 | 888 | 948 |
シート高(mm) | 810 | 825 | 800 |
車両重量(Kg) | 193 | 189 | 215 |
燃費(km/h) | 31.1 | 30.4 | 28.5 |
最高出力(PS) | 120 | 120 | 111 |
最大トルク(kgf・m) | 9.5 | 9.5 | 10.0 |
タンク容量 | 14 | 14 | 17 |
新車価格 | 1,210,000円 | 1,100,000円 | 1,430,000円 |
中古車価格(平均) | 108万円 | 96.5万円 | 182.9万円 |
モデル | XSR900 | MT-09 | Z900RS |
イメージ |
大型バイク人気NO1である、Z900RSは客観的に見れば、デザインはカッコいいですが、プレミヤ価格を考慮しなくても、割高感は否めません。
理由としてアシスト&スリッパ―クラッチは付いていますが、装備としては600ccクラスと変わず、2車と機能を比較すると見劣りします。
XSR900やMT-09と、Z900RSを試乗してみて、デザインを取るか機能を取るかの選択でしょう。
XSR900 | MT-09 | Z900RS |
アシスト&スリッパ―クラッチ | アシスト&スリッパ―クラッチ | アシスト&スリッパ―クラッチ |
IMU | IMU | |
トラクションコントロールシステム | – | トラクションコントロール |
スライドコントロールシステム | – | |
クイックシフター | クイックシフター | |
D-MODE | D-MODE | |
電子制御スロットル | 電子制御スロットル |
軽い大型バイク中古でのおすすめは?
中古で購入するなら以下の車両が比較的安く購入できます。
モデル | XSR700 | MT07 | ニンジャ650 | SV650 | XSR900 | MT09 |
イメージ | ||||||
新車価格 | 1,001,000円 | 836,000円 | 990,000円 | 803,000円 | 1,210,000円 | 1,100,000円 |
中古車価格
(平均) |
93.2万円 | 73.1万円 | 79.5万円 | 70.8万円 | 108万円 | 96.5万円 |
飛び抜けて安いのはSV650、XSR900に関してはモデルチェンジ前後で、価格とデザインが大きく変更されている点は注意が必要です。
MT-07、ニンジャ650、SV650辺りが中古車で購入するなら比較的安く購入できると思います。
予算が限られる場合は、軽くて安い大型バイクと言う視点で選んでみて下さい。
軽い大型バイクまとめ
現行の大型車両はひと昔前の、400ccと変わらない車重なモデルばかりです。
重量や取り回しがネックになっているユーザーは、軽さと足つきにも考慮して選んでみて下さい。
今回紹介した車両は現行車両ですので、試乗やレンタルが可能です。気になった車両は見学や試乗から始めてみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。