こんにちは、とっちゃんです。
125ccスクーターの新車で安く購入できるモデルは何があるの?
維持費も安くパワーもある125ccスクーターは、通勤通学や様々なシーン扱いやすいですよね。
ただ物価高が続く現在では、少しでも安く購入したいというユーザーがほとんどでしょう。
結論として新車で最も安く購入できるのは、125ccクラスではDio110ベーシック。
ただ収納力が高いアクシスZや、スマートキー搭載のDio110もおすすめです。
この記事では新車で安く買える125ccスクーターを、各メーカーから厳選して6台に絞り、価格、性能、機能を比較して解説していきます。
新車で安く買える125ccスクーターを探してみえる方は読んでみて下さい。
ホンダの新車で安く買える125ccスクーター
リード125
上質感を高め運転しやすいように使いやすさを追求した、リード125。
特徴は正面の切れ上がったポジションランプと、シート後部をリアキャリアとフラットになるように積載にも配慮されています。
また装飾も凝っており、部分的にカラーパーツが付けられています。
(マットギャラクシーブラックメタリックのみ)
シート高 | 760mm |
重量 | 116kg |
燃費 | 52.5(60)〈2名乗車時〉 |
最高出力 | 8.3kW〔11PS〕 / 8,750rpm |
最大トルク | 12N・m〔1.2kgf・m〕 / 5.250rpm |
タンク容量 | 6.0L |
メーカー小売価格 | 324.500円 |
ホンダの125ccと言えばPCXが有名ですが、リード125の性能と価格も決して引けを取りません。
アイドリングストップ搭載 | コンビブレーキ |
標準でアイドリングストップ搭載、後輪を握ると前輪にも程よく効く、コンビブレーキ。
他モデルはアイドリングストップ機能は、モデルが別になっていることが多いですが、リード125には標準で付いているのは良いですね。
その他の機能を見ていきましょう。
SMART Key | イモビライザー |
37Lラゲッジボックス | USB Type-C |
LEDヘッド&ポジション | 見やすいメーター |
買い物フック | キー連動燃料タンク |
また収納式タンデムステップ、センタースタンド&サイドスタンドも装備されています。
スマートキーと37Lのシート下収納は便利ですね。USBも付いてますので後付けする必要もありません。
実用的な機能が満載です。カラーは4色から選べますが、マットギャラクシーブラックメタリックは5.000円程高くなります。
Dio110/Dio110ベーシック
リード125よりさらに価格を抑えたDio110。モデルはスマートキー採用のDio110より、リーズナブルなモデル、Dio110ベーシックがおすすめです。
デザインや装備は若干違いますが、4万円くらいベーシックの方が安くなります。50cc原付並みのコスパの高さを誇ります。
シート高 | 760mm |
重量 | 96kg |
燃費 | 59.4(60)〈2名乗車時〉 |
最高出力 | 6.4kW〔8.7PS〕 / 7.500rpm |
最大トルク | 9.0N・m〔0.92kgf・m〕 / 5.750rpm |
タンク容量 | 4.9L |
メーカー小売価格 | 217.800円 |
リード125に比べ若干性能は落ちますが、車重の軽さでカバーできるため、さほど変わらないと思います。
主要装備としては以下のようになります。
シャッタ付きシリンダー | 多機能メーター |
蓋つき収納ボックス | 18Lラゲッジボックス |
センター&サイドスタンド | ハンドル下フック |
ラゲッジボックスの収納はリードに比べて少し少ないですね。ただ必要な機能は配備されていると思います。
またコンビブレーキは搭載されています。そして本体価格は20万円前半です。50ccではありません。
積載量が気になる方はリード125の価格差で、リアボックスが何個も購入できますね。
Dio110ベーシックは3色から選択できますが、Dio110は2023年現在では1色のみです。
スズキの新車で安く買える125ccスクーター
アドレス125
スズキの代表格アドレス125。丸みがあるデザインが特徴で、各所にメッキの装飾もされています。
大きな特徴は万が一の転倒時にエンジンをストップできる、エンジンストップスイッチを搭載。またバッテリー上がりの際に便利な、キックレバーによるエンジン始動も出来ます。
シート高 | 770mm |
重量 | 105kg |
燃費 | 55.9km/L(60km/h)2名乗車時 |
最高出力 | 6.4kW〈8.7PS〉 / 6,750rpm |
最大トルク | 10.0N・m〈1.0 kgf・m〉 / 5,500rpm |
タンク容量 | 5.0L |
メーカー小売価格 | 273,900円 |
燃費は良いですが、ヤマハ車やホンダ車に比べると、若干重量が重い気もします。装備を見ていきましょう。
キックスタート可 | 21.8Lトランクスペース |
見やすいメーター | グラブバー |
USBソケット | シャッタ付きシリンダー |
カバンホルダー
コンバインドブレーキ シートを開けずに給油 |
普段使いに必要な機能は整っています。メーターはエコ運転時にはグリーン表示、通常運転時にはブルー表示に変化します。
また後方部に給油口があり、シートを開けずに給油できます。
カラーは4色です。
バーグマンストリート125EX
スズキのニューモデル、バーグマンストリート125EX。
最新モデルの高級感あふれる仕様になっており、バーグマンシリーズのラグジュアリーなスタイリングです。
とはいえさすがスズキ、価格もしっかり押さえられています。
町乗りはもちろん、休日のフラっとした遠出でも活躍してくれるでしょう。
シート高 | 780mm |
重量 | 112kg |
燃費 | 55.6km/L(60km/h)2名乗車時 |
最高出力 | 6.1 kW〈8.3 PS〉 / 6,500 rpm |
最大トルク | 10N・m〈1.0 kgf・m〉 / 5,500 rpm |
タンク容量 | 5.5L |
メーカー小売価格 | 317,900円 |
最新モデルですので、機能としても充実しています。
標準でアイドリングストップ搭載、連動してアクセルを回すと静かにエンジンが回ります。
またコンバインドブレーキ搭載、キックによるエンジン始動も可能です。
この価格帯にはないフル液晶メーターで、スピードメーター、オイルチェンジインジケーター、燃料計、時計とオドメーター、トリップメーターも表示されます。
またシャッター付きのキーシリンダーも採用しています。
その他の機能も見ていきましょう。
USB内蔵ラック | |
21.5L収納スペース | フロント、シート下フック |
ロングシート | 広いフロアボード |
スクリーン | リアキャリア |
LEDヘッドランプ | コンビネーションランプ |
装備としては豪華です。125ccクラスでフル液晶メーター搭載車では最安値だと思います。アイドリングストップも搭載してますので、機能、価格、デザイン3拍子揃っていますね。
カラーは3色から選択できます。
ヤマハの新車で安く買える125ccスクーター
ジョグ125
ヤマハのコスパ重視モデル、ジョグ125。「ま、いっか」ではなく「これ、いいね」がコンセプト。
高燃費とヤマハ車らしいスタイリッシュなデザインが特徴。
またクラス最軽量の95kgで、足付きが良い点も良いですね。
シート高 | 735mm |
重量 | 95kg |
燃費 | 57.7km/L(60km/h)2名乗車時 |
最高出力 | 6.1kW(8.3PS)/7,000r/min |
最大トルク | 9.8N・m(1.00kgf・m)/5,000r/min |
タンク容量 | 4.0L |
メーカー小売価格 | 255,200円 |
タンク容量が若干少ない気がします。ただ95kgは軽いですね。バーグマンと20kg近くの差があります。
注意点として今回唯一のフロントドラムブレーキです。
特徴的な機能を見ていきましょう。
シンプルなメーター | シャープなテールランプ |
足付きの良さ | 21.3L収納スペース |
USB(オプション)付属ラック | |
フロントフック
UBS装備 |
フロントに給油口がある点は、人によってはメリットデメリットになりそうですね。
UBSはホンダのコンビブレーキ、スズキのコンバインドブレーキ同様に、リアブレーキをかけると、程よくフロントブレーキも掛かる仕組みです。
USBはオプション(4.400円)となっていますので注意して下さい。
カラーは4色から選択できます。
アクシスZ
いつもをよりよく感動スタンダードがコンセプトのヤマハ、アクシスZ。
若干ジョグより価格は上がりますが、機能としては充実しています。ロングシート採用でゆったり乗れますし、タンデムもしやすいです。
ジョグ125と違いディスクブレーキを採用しています。
シート高 | 770mm |
重量 | 100kg |
燃費 | 58.0km/L(60km/h)2名乗車時 |
最高出力 | 6.1kW(8.3PS)/7,000r/min |
最大トルク | 9.8N・m(1.00kgf・m)/5,000r/min |
タンク容量 | 5.5L |
メーカー小売価格 | 271,700円 |
重量とシート高は高くなりますが、燃費とタンク容量は1.5Lも多いですね。燃費が同等なら連続走行距離はジョグ125より、アクシスZの方が長いでしょう。
機能面も見ていきましょう。
ヘッドランプ光量UP | 見やすいメーター |
ロングシート | 折り畳みステップ |
軽量ボディ | UBS |
フロント給油、シャッター付き | 37.5L収納スペース |
フック搭載 | |
USB電源(オプション) |
37Lの収納スペースは便利です、普段遣いで十分な収納なため、リアボックスなどを付ける必要もないかもしれませんね。
ジョグ125との大きな差は、ディスクブレーキ、タンク容量、収納スペースです。ただアクシスZはシート高770mmのため、足付きはジョグ125の方が35mm低い設定となっています。
カラーは5色から選択できます。
紹介したコスパが高い125ccスクーターを比較してみましょう。
新車で安く買える125ccスクーターを比較
価格と性能で比較
メーカー | ホンダ | スズキ | ヤマハ | |||
モデル | リード125 | Dio110 | アドレス125 | バーグマン
ストリート EX |
ジョグ125 | アクシスZ |
イメージ | ||||||
シート高 | 760mm | 760mm | 770mm | 780mm | 735mm | 770mm |
重量 | 116kg | 96kg | 105kg | 112kg | 95kg | 100kg |
燃費
〈2名乗車時〉 |
52.5 | 59.4 | 55.9 | 55.6 | 57.7 | 58.0 |
最高出力
(kW) |
8.3 | 6.4 | 6.4 | 6.1 | 6.1 | 6.1 |
最大トルク
(N・m) |
12 | 9.0 | 10.0 | 10 | 9.8 | 9.8 |
タンク容量 | 6.0L | 4.9L | 5.0L | 5.5L | 4.0L | 5.5L |
小売価格 | 324.500円 | 217.800円 | 273,900円 | 317,900円 | 255,200円 | 271,700円 |
発売年日 | 2022 | 2023 | 2022 | 2023 | 2022 | 2022 |
モデル中最高値のリード125はスペックとしても高いですね、機能としても充実しています。
最安値としてはDio110ベーシックとジョグ125です、どちらが良いか?ですが、足付きをお求めるならジョグ125でも良いですが。ただジョグ125はフロントがドラムブレーキな点と、実燃費はDio110の方が高い評価を得ています。
コスパ重視な方は、Dioベーシックがおすすめですが、アクシスZの収納力の高さは魅力です。安く装備も充実させたいなら、Dio110通常モデルとアクシスZを考慮すると良いでしょう。
ジョグ125は2022年販売ですので、中古で安い高年式車両があればお求めやすいです。
注目したいのは新型バーグマンです、ホンダのPCXやヤマハのNMAXなどと比べると、5万円以上も安い価格設定です。
見た目としてもカッコいいですし、普段の足だけではなく、ツーリングで使用しても良いですね。
125ccクラスの同系モデルを検討の方は、候補に挙がってもいいのではないかと思います。
機能で比較
メーカー | ホンダ | スズキ | ヤマハ | |||
モデル | リード125 | Dio110 | アドレス125 | バーグマン
ストリート EX |
ジョグ125 | アクシスZ |
イメージ | ||||||
アイドリング
ストップ |
〇 | – | – | 〇 | – | – |
リア連動ブレーキ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
スマートキー | 〇 | – | – | – | – | – |
イモビライザー | 〇 | – | – | – | – | – |
シート下収納 | 37L | 18L | 21.8L | 21.5L | 21.3L | 37.5L |
USB | 〇 | – | 〇 | 〇 | オプション | |
メーター | – | – | – | デジタル | – | – |
フック | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
給油口 | フック下 | シート下 | リアテール | シート下 | フロント |
機能として充実しているのはリード125、気になるシート下収納は、アクシスZが高いですね。
10L以上積載を増やそうとすると、お金が掛かります、ジョグ125とアクシスZの価格差は1.6万円です。
リアボックスを搭載しないなら、ジョグ125よりアクシスZの方が使い勝手が良いかと思います。
またアドレス125はテール付近に給油口があるため、リアキャリア搭載には向かないでしょう。
ヤマハ車はUSBがオプションとなっています。
最安値の2車、Dio110ベーシックとジョグ125、安くて多機能なスマートキー搭載のDio110と、アクシスZの4車を徹底的に比較してみましょう。
最安値で購入できる125ccスクーター4車を比較
性能面で比較
メーカー | ホンダ | ヤマハ | ||
モデル | Dio | Dio110
ベーシック |
ジョグ125 | アクシスZ |
イメージ | ||||
シート高 | 760mm | 760mm | 735mm | 770mm |
重量 | 96kg | 96kg | 95kg | 100kg |
燃費
〈2名乗車時〉 |
59.4 | 59.4 | 57.7 | 58.0 |
最高出力
(kW) |
6.4 | 6.4 | 6.1 | 6.1 |
最大トルク
(N・m) |
9.0 | 9.0 | 9.8 | 9.8 |
タンク容量 | 4.9L | 4.9L | 4.0L | 5.5L |
小売価格 | 253.000円 | 217.800円 | 255,200円 | 271,700円 |
発売年日 | 2023 | 2023 | 2022 | 2022 |
4車だとアクシスZが高くなりますね。ジョグ125を検討するなら、Dio110やアクシスZも検討しても良いと思います。
Dio110とDio110ベーシックの違いは。スマートキー、アイドリングストップ、また現在カラーは1色しか選べない点は注意が必要です。
機能も比較してみましょう。
機能を比較
メーカー | ホンダ | ヤマハ | ||
モデル | Dio110 | Dio110
ベーシック |
ジョグ125 | アクシスZ |
イメージ | ||||
アイドリング
ストップ |
〇 | – | – | – |
リア連動ブレーキ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
スマートキー | 〇 | – | – | – |
イモビライザー | オプション | – | – | – |
シート下収納 | 18L | 18L | 21.3L | 37.5L |
USB | – | – | オプション | |
フック | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
給油口 | シート下 | フロント | ||
小売価格 | 253.000円 | 217.800円 | 255,200円 | 271,700円 |
カラー | 1色 | 3色 | 4色 | 5色 |
Dio110はスマートキーやアイドリングストップが付いています。アクシスZの収納の高さは目を引きますね。
ただしDio110はリアボックス搭載できますので、差額分を見てもDio110の方がお得感はあります。
「シート下の収納で十分」と言う方はアクシスZが良いでしょう。収納が多いのは便利だと思いますし、カラーも5色から選択できます。
- 最安値で購入するならDio110ベーシック
- 少し出すならDio
- Dio110のカラー以外を選択したい方や、標準で収納力を求めるならアクシスZ
- 足付き優先の方はジョグ125
とまとめさせて頂きます。気になったスクーターはチェックしてみて下さい。
Dio110ベーシックと新型バーグマンは2023年発売ですので、中古車はまだ少ないです。中古車も検討の方は2022年モデルも考慮してみて下さい。
125ccスクーターを安く購入するには?
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新車で安く買える125ccスクーターまとめ
コスパが高い車両ではDio110ベーシックとなりましたが、地域の販売店や、付属するオプションで金額は変わってくると思います。
価格だけではなく、ユーザーにとって優先したい機能や、性能を考慮して選んでみて下さい。
候補が絞れたら、お近くの販売店で実際に見て、触ってみましょう。気に入ったスクーターが見つかると良いですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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