こんにちは、とっちゃんです。
Z900rsにフェンダーレスキットを付けたい。おすすめを教えてくれる?
フェンダーレスキットは各メーカーから販売されていますが、特徴や追加しなくてはならないパーツもあり、選ぶ際は迷ってしまいますよね。
結論として最も売れているのは、デイトナ、キジマ製です。しかし他の商品も特徴がありますので比較して見てみましょう。
この記事ではZ900rsのフェンダーレスキットの選び方から、注意事項をおすすめ商品を比較して解説していきます。
Z900rsのフェンダーレス化を考えている方は読んでみて下さい。
Z900RSフェンダーレスにするメリットデメリット
メリット | デメリット |
リア周りがスッキリする | リア周りが汚れる |
軽量化 | 後続車に泥水が掛かる |
ルールを守る必要がある |
フェンダーレスにするメリットは見た目が一番です。軽量化なども挙げられますが、取り付けステーが増えるので期待はできません。
リアフェンダーは泥除けとして取り付いているパーツです。泥除けが無くなる分、当然ながら汚れは付きやすくなり、後続車にも泥水が掛かりやすくなります。
バイクのナンバープレートの新基準について解説します。
バイクのナンバープレート表示のルール
2016年4月1日から施工されている道路運送車両の規則
以下の事項を禁止しています。
ナンバープレートを
- カバーを装着してはいけません(透明も不可)
- 回転させて付けてはならない(縦もNG)
- 全ての文字が判断できること
- 折り曲げてはいけません
これらの事項は、すべての車両に適応されます。
2021年10月1日以降に新規登録された車両に適合される新基準
Z900rsは現在でも新車販売されています、問題になるのは2021年10月1日以降に新規登録された車両に適合される新基準です。
上記の禁止事項に加え。
ナンバープレートの
- 上下の取り付け角度が上向き40゜~下向き15゜、左右0゜
- 被覆、汚れ、物品やフレームの取り付けがすべて禁止
- ボルトカバーは直径28mm以下で、厚さが9mm以下で脱落するおそれがないもの
ご自身でとりつけされる場合は注意が必要です。角度調整が出来るモデルは車検に通らない可能性もありますので、お近くの販売店にお問い合わせください。
またリフレクターは必要ですので付属していないモデルは忘れずに取り付けて下さい。
ナンバー角度が適合していない商品は違反、または車検が通りませんので注意しましょう。
Z900RSフェンダーレスの種類
Z900RSのフェンダーレスキットは以下のように分かれます。
- 付属品すべて込み
- 付属品、リフレクター無し
- テールランプ付属品
キットにはすべてのパーツが付属しているモデルと、リフレクターが付属していないモデルがあります。付属していないモデルは買い足す必要があります。
Z風のテールランプに換装するキットも販売されており、延長テールや専用テールランプ用のキットですので、通常のフェンダーレスとは違いますので注意して下さい。
Z900RSフェンダーレス取り付け工賃は?
ショップに取り付けを依頼する場合の工賃相場は、8000円前後となります。
パーツ持ち込みの場合は価格が上がり、配線加工が必要な場合はさらに上乗せされます。
作業としては簡単なのでチャレンジしてみてもいいですね。
※バイク用品店で取り付けてもらう場合はキットを用品店で購入して下さい。
Z900RS格安のフェンダーレスキットはどうなの?
Z900RSのフェンダーレスキットは格安の商品も多数販売されていますが、問題点はいくつかあります。
- 新基準に適合していない場合が多い
- 説明書、付属品が不足している場合がある
- 精度が悪い
海外製のキットは殆どのモデルが新基準に適合していません、またレビューをみると付属品不足や精度に関しては評価は低いです。
もちろんすべての商品が該当するわけではありませんが、信頼できるメーカーから購入した方が安心感があります。
格安商品を購入する際はデメリットを考慮してからにしましょう。
Z900rsフェンダーレスキットおすすめ
デイトナ
素材 | スチール |
新基準 | 適合 |
純正ウインカー | 〇 |
ナンバー灯 | 〇 |
リフレクター | 付属 |
参考価格 | 10.200円/15.500円 |
デイトナのキットは通常のフェンダーレスと、EDGEタイプの2種類があります。
Z900RSのフェンダーレスとして№2の売り上げです。
デザインとウインカーの配置も違いますのでお好みのデザインを選択しましょう。価格はEDGEの方が高くなります。
LED | EDGE |
LEDモデルはスッキリとした印象で、EDGEは振動に強い点が特徴で、フェンダーレスにありがちなキットとナンバーの振動にも対処できます。
キジマ
素材 | スチール |
新基準 | 適合 |
純正ウインカー | 〇 |
ナンバー灯 | 〇 |
リフレクター | 付属 |
参考価格 | 10.000円 |
キジマのキットはコスパの高さが魅力。
ナンバー灯やリフレクター込みの価格で、モデル中では最安値になり、最も売れているフェンダーレスです。
ヨシムラ
素材 | スチール |
新基準 | 適合 |
純正ウインカー | 〇 |
ナンバー灯 | 〇 |
リフレクター | 付属 |
参考価格 | 23.700円 |
ヨシムラのキットはロゴが入ったリフレクターとサイドから見るスリムな形状が特徴です。
価格としては高いですが、他のヨシムラ製品と合わせることで統一感が増すでしょう。
アクティブ
素材 | スチール |
新基準 | 適合 |
純正ウインカー | 〇 |
ナンバー灯 | 〇 |
リフレクター | – |
参考価格 | 17.400円 |
アクティブのキットにはリフレクターが付属しませんので買い足す必要があります。同メーカーのスリムリフレクターは1.600円程で購入できます。
オーヴァーレーシング
素材 | アルミ |
新基準 | 適合 |
純正ウインカー | 〇 |
ナンバー灯 | 〇 |
リフレクター | 付属 |
参考価格 | 32.300円 |
オーヴァーレーシングのキットはアルミの削り出しフレームです。後方からは分かりませんが、サイドから見えるフレームは高級感があります。
オーヴァーレーシングの刻印入り、ブラックアルマイト仕上げです。
ギルドデザイン
素材 | アルミ |
新基準 | 適合 |
純正ウインカー | 〇 |
ナンバー灯 | 〇 |
リフレクター | 付属 |
参考価格 | 19.700円 |
ギルドデザインのキットはアルミフレームの肉向きデザインが特徴です。リフレクターもスリムになっています。
ハリケーン
素材 | アルミ |
新基準 | 適合 |
純正ウインカー | 〇 |
ナンバー灯 | 〇 |
リフレクター | – |
参考価格 | 9.000円 |
ハリケーンのキットはリフレクターが付属しません。ただ買い足したとしてもキジマ製のキット共に最安値になります。
リフレクターも選びたい方にはおすすめです。
PINK FACTORY
素材 | アルミ |
新基準 | 適合 |
純正ウインカー | 〇 |
ナンバー灯 | 〇 |
リフレクター | 純正利用 |
参考価格 | 14.000円 |
ピンクファクトリーのキットはスリムで大型のナンバー灯とアルミ製500gと軽量さが特徴です。リフレクターは純正を使用します。
ドレミコレクション
素材 | スチール |
新基準 | 適合 |
純正ウインカー | 〇 |
ナンバー灯 | – |
リフレクター | 純正使用 |
参考価格 | 15.800円 |
ドレミコレクションのキットはZ1 Styleテールカウル用の専用キットです。テールレンズの出幅調整が出来ます。
延長テールを取り付けたい方はセットで購入しましょう。
POSH
素材 | スチール |
新基準 | 適合 |
純正ウインカー | 〇 |
ナンバー灯 | – |
リフレクター | – |
参考価格 | 24.200円 |
POSHのZ2スタイルフェンダーレスキット、テールランプはダークレッド/レッドレンズから選択できます。
テールランプ自体良い値段しますので、キットと合わせればお得でしょう。
追加で必要なものはリフレクターとナンバープレートホルダーです。ナンバー灯はテールランプ一体型になっています。
Z900RSフェンダーレス比較
商品比較表
メーカー | デイトナ | キジマ | ヨシムラ | アクティブ | オーヴァー
レーシング |
ギルド
デザイン |
ハリケーン | ピンク
ファクトリ |
モデル | ||||||||
素材 | スチール | スチール | スチール | スチール | アルミ | アルミ | アルミ | アルミ |
新基準 | 適合 | |||||||
純正ウインカー | 〇 | |||||||
ナンバー灯 | 〇 | |||||||
リフレクター | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | 純正 |
価格 | 10.200円 | 10.000円 | 23.700円 | 17.400円 | 32.300円 | 19.700円 | 9.000円 | 14.000円 |
コスパで選ぶならデイトナ、キジマ、ハリケーンです。
3社を見ていきましょう。
デイトナ | キジマ | ハリケーン |
10.200円 | 10.000円 | 9.000円+ |
ハリケーンはリフレクターがないため最安値となりますが、スリムリフレクターは1.600円、プレート付きのリフレクターは3000円、計10.600円または12.000円程になると思います。3社の違いはリフレクター形状、ナンバー灯です。
キットのみで完結したい場合は、キジマとデイトナのコスパが高く、リフレクターもこだわりたい方はハリケーンを選択してもいいでしょう。
取り付けに関してはデイトナの方が良いと思います。下記でレビューを解説します。
他のモデルの特徴を見ていきましょう。
- ヨシムラ=オリジナルリフレクター
- アクティブ=アクティブ製品と併用可
- オーヴァーレーシング=高級感
- ギルドデザイン=フレームデザイン
- ピンクファクトリー=大型のナンバー灯
オーヴァーレーシング | ギルドデザイン |
32.300円 | 19.700円 |
価格が高い2社は、アルミ削り出しのフレームです。オーヴァーレーシングはナンバー灯やフレーム形状も凝っています。ギルドデザインはちらっと見える肉抜きフレームが印象的です。
他のカスタムパーツとのメーカー統一感も考慮して選んでみて下さい。
メーカー | ドレミ
コレクション |
POSH |
モデル | ||
素材 | スチール | スチール |
新基準 | 適合 | 適合 |
純正ウインカー | 〇 | 〇 |
ナンバー灯 | – | – |
リフレクター | 純正使用 | – |
参考価格 | 16.500円 | 24.200円 |
ドレミコレクションは延長テールを取り付ける方用です、通常のフェンダーレス化の商品とは違いますので注意しましょう。
Z2風のテールランプが付属するPOSHのキットは追加で、プレートやリフレクターが必要です。一体型のものは3.000円程になり計27.200円前後になります。
POSHの一番人気テールランプはZⅡ風ではなく「ルミナス」と言うモデルです。純正ランプと交換するタイプでフェンダーレスキットとの組み合わせると、よりカスタム感があります。
テールランプも同時に交換したいという方はチェックしてみて下さい。
Z900RS フェンダーレスレビューまとめ
売れ筋のデイトナとキジマ、2点のレビューをまとめて比較していましょう。
デイトナのレビュー
良い意見
- パーツのコストパフォーマンスが高く、見た目が大幅に変わって満足
- フェンダーレスへの交換により、外観がカッコよくなり、汚れにくい
- バイク後方がスッキリし、取り付けがスムーズでき、スタイリッシュになった
- フェンダーレスキットのパーツ精度が高く、取り付けが容易
- フェンダーレス化により外観が大きく変わり、最高の結果に満足
- 取り付けは工具さえあれば容易で、取り付け書が安心感を与える
- パーツはZ900RSにピッタリフィットしており、見た目がカッコいい
- 説明書が付属しており、取り付けが簡単に行え、しっかりした商品である
- 取り付けはサクサク行え、見た目もスッキリとした印象が良い
- パーツは個別に分かれており、説明書も分かりやすく、取り付けは問題なく行えた
- 取り付け説明書が親切でわかりやすく、コードを通す穴にスポンジシートを使用して泥水の侵入を防いだ
- 純正フェンダーよりも良いと評価し、見た目が良くなり、車検にも対応している
悪い意見
- 配線を車体へ通す際に隙間があり、ホコリや水気が入りそうであるため、別途防水テープで塞いでいる
- 配線を通す穴が塞がれていないため、購入者が自分で穴を塞がなければならない点に不満がある
- LEDの配線を通す場所に関する情報が不足しており、通す場所に苦労した
- フェンダー内部からリアカウル内に雨水が入り、泥水がテールランプと周りにはねたため、防水対策が必要
- 取り付けに若干時間がかかった
デイトナ製は比較的取り付けに関しては好評でした、一部配線を通す箇所を指摘する方もみえ防水処理をしておけば安心です。
デイトナはHPでも取説をダウンロードできます。
キジマのレビュー
良い意見
- フェンダーレスにするために購入し、スタイルに納得している
- クオリティが高く、コストパフォーマンスが優れている
- 雨の日には乗れないが、スタイル重視の人にはおすすめ
- フェンダーレスキットの取り付けは比較的簡単で、約1時間で完了
- スタイルがカッコ良く、リアがすっきりした
- 価格が手ごろで、外観に満足
- ウィンカーの取り付けが難しいが、何とか取り付けられた
- スキットがリアをすっきりさせ、カッコ良くなった
- キジマのフェンダーレスキットは、基準に対応しており、詳しい説明書のおかげで簡単に取り付けできた。
- キジマのデザインはカッコ良く、テールランプ下の隙間が少ないと感じるユーザーが多い。
- 取り付け説明書は分かりやすく、工具としてはプラスドライバーと六角レンチが必要。
悪い意見
- ナンバー灯の配線が逆であるという問題があり、雨の日の走行時に内部に若干の隙間があるため防水処理が必要
- フェンダー内部から泥水が入りやすいため、工夫して処理が必要
- ライセンスランプが点灯しない、ブレーキランプと干渉するなど、一部の不具合が報告されている
- 説明書が小さく見づらく、一部の取り付け要領が不明確
- 雨の日の走行時に内部に隙間があるため防水処理が必要
- 下から見るとウィンカーとナンバー灯の配線が丸見えで汚れる
- ウィンカーの取り付け向きが分かりにくく、取り付けが難しい
- 雨水がテールランプ下に入り込む恐れがあるため、防水テープなどで対策が必要。
- フェンダーレスキットを取り付ける際に、コードの赤と黒が逆に接続されていることに注意が必要。
- ナンバーランプの配線について、同じ色の配線を繋げると点かないため、逆に配線する必要がある。
見た目に関してはデイトナと変わらず好評でした、整備の慣れている方には簡単なようですが、キジマの方が取り付けに苦戦する方が多かった印象です。
ナンバー灯の配線が逆であるという指摘が目立ちました。
デイトナ、キジマ共に雨水が入水しそうな箇所は、テープなどで防水処理しておくと良いと思います。
気になったフェンダーレスはチェックしてみて下さい。↓
フェンダーレスキットリンク一覧
Z900RSフェンダーレスまとめ
フェンダーレス化すれば純正と比べるとスッキリとした印象になります。年式に合わせて選んでいただくことと、ナンバープレートの表記ルールは注意して下さい。
Z900rsをさらにカッコよくしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。