こんにちは、とっちゃんです。
Z900rsマフラー車検対応が欲しい。
車検時交換するのがめんどくさいし、あまりに音量が大きいのは嫌だな。
Z900rsのフルエキゾーストマフラーは、車検対応モデルとレース用が販売されています。
車検対応マフラーであっても2種類存在し、また商品数が多いため分かりにくいですよね。
この記事ではZ900rs車検対応マフラーの選び方から、種類までおすすめ商品と共に取り付けイメージから音まで比較して解説します。
フルエキゾースト選びのショートカット↓
動画が付属しているモデルは、ぜひ音質でも比較してみましょう。
※この記事は規制対応モデルのみの紹介です。
Z900rsの車検対応マフラーをお探しの方は読んでみて下さい。
Z900rs車検対応マフラーとは?
規制対応か非対応
マフラーはJMCA認証の規制対応モデルと非対応のモデルがあります。
規制対応モデルは音量と排ガス規制に通っており、車検もそのまま通すことが出来ます。
ただ価格としては非対応の倍近くするモデルばかりです。
非対応モデルは公道使用は不可となっており、レース用として販売されています。
Z900rsマフラー年式による適合は?
Z900rsは年式によって型式が変更されています。
2018-2022年 | 2BL-ZR900C |
2023年~ | 8BL-ZR900K |
令和2年度から適応された排ガス規制により、2023年式~の車両は8BL対応マフラーでなければなりません。
2BL対応マフラーでは音量としては大丈夫ですが、排ガスが車検に適合しない場合がありますのでご注意ください。
ただし8BLまで対応しているモデルはまだ数少なく、選択肢がないの現状です。
新しいモデルが出次第追記致します。
フルエキゾーストの選び方は?
何を優先する?
規制対応マフラーの選び方として
- 音
- サイレンサー形状
- カラー
- 価格
※今回は全て規制対応モデルです。
メーカーによりサイレンサーの形状やカラー、音質も違いますので好みの形状や音質を選択しましょう。
フルエキゾーストは価格としては20万円前後から30万円程するモデルもあり、予算に合わせた選択も必要だと思います。
純正エキパイはステンレス
純正エキパイはステンレス製ですので、音の変化や見た目(焼け色)の変化を考えるとチタン製の方が大きいです。
何より純正比の重量として、モデルによっては半分ほどに軽量化も出来ます。
筆者の考えですがショート管以外は、エキパイがステンレス製のフルエキゾーストを選択するならスリップオンでいいでしょう。
またチタン製のエキパイを一つ持っておけば、マフラー交換後に飽きてしまった場合でもスリップオンや汎用サイレンサーで楽しむことも出来ます。
エキパイだけ販売もしているメーカーもありますので、気になったメーカーはチェックして見て下さい。
Z900rsマフラー交換のメリットデメリット
メリットデメリットについて
メリット | デメリット |
音質が変わる | 騒音問題 |
見た目がカッコいい | 燃費が悪くなる |
トルクアップ | 車検 |
メリットとしては、見た目や音質が純正マフラーと比べるとかっこよくなり、音も大きくなります。
排気効率の関係で、トルクアップやスピードアップも体感できるでしょう。
デメリットは音量増加による騒音と、純正マフラーと比べると燃費が悪くなります。車検に対応していないマフラーはあくまでも公道不可になっています。
騒音はバイクを乗らない方には非常に迷惑になり、トラブルの元になりかねませんので注意して下さい。
排気漏れがないように取り付け部は、交換毎に新品ガスケットを使用しましょう。
Z900rsマフラーガスケットサイズ
Z900rsに使用できるガスケットをメーカー別に表示しておきます。
純正部品 | 11061-1373 |
キタコ | XK-09 |
アルバ | EGM-24 |
キジマ | 209-4113 |
NTB | GK360-422-27 |
騒音で捕まったりするの?
規制対象です
あまりに音量の大きいマフラーは検挙される可能性があります。
年々厳しくなっており、一斉取り締まり際に罰則を受ける可能性がありますので注意して下さい。
サイレンサーを脱着できるタイプは要注意です。
かなり厳しい罰則
不正改造車の使用者の罰則は以下の通りです。
整備命令が発令された場合は必要な整備を行わなくてはならず、整備命令に従わない場合は、車両の使用停止命令や50万円以下の罰金の対象となります。(道路運送車両法第54条の2、第108条、109条)
使用者のみならず、不正改造を行った業者も罰則の対象となります。
JMCA認定マフラー
JMCA(ジェイエムシーエー)は全国二輪用品連合会の略称で、マフラーやウエアなどの二輪メーカーが集結し、騒音などの自主規制をする団体です。
購入する時は、JMCA認定のマフラーを購入すれば排ガス規制(音量)をクリアしているという証明になります。
実際の規制値はJMCA公式HPで確認して頂けます。
JMCA認定マフラーは、基本サイレンサーの脱着や加工ができないようになっています。
Z900rsマフラー車検対応
ヨシムラ
エキパイ | チタン |
集合部 | ステンレス |
重量 | 8.3kg |
規制 | 〇(2BL/8BL) |
音量 | 近接96db |
センタースタンド | × |
参考価格 | 203.800円 |
ヨシムラのサイクロンDuplex Shooter。
ブルーチタンカバーが印象的なデザイン、8BLまで対応しているので新しい車両の方にもおすすめです。
モリワキ
エキパイ | チタン |
集合部 | アルミ |
重量 | 5.5kg |
規制 | 〇(2BL) |
音量 | 近接96db |
センタースタンド | × |
参考価格 | 283.700円 |
モリワキのモンスターチタン。
集合部がアルミ素材で作られている為かなりの軽量モデルです。
スリップオンのラインナップもあります。
ストライカー
エキパイ | チタン |
集合部 | チタン |
重量 | 4.6kg |
規制 | 〇(8BL) |
音量 | 近接90db加速82db |
センタースタンド | 〇 |
参考価格 | 221.400円 |
ストライカーのストリートコンセプト。
カラーはチタンヒートカラーとチタンソリッドが選択できます。フルチタンでありながらコスパが高い商品です。
8BL対応やセンタースタンドが使用できる点もいいですね。
K-Factory
CLR+ | CLR-R+ |
CLR-RG | |
エキパイ | チタン |
集合部 | チタン |
重量 | 4.kg |
規制 | 〇(8BL) |
音量 | 近接81db加速87db |
センタースタンド | 〇 |
参考価格 | 231.000円(CLR+)
258.500円(CLR-R+) 291.500円(RG+) |
K-FACTORYのCLRシリーズは計3種類がワインナップされています。CLR+とCLR-R+ではサイレンサー形状をラウンドタイプとオーバルサイレンサーの選択も可能です。
RG+はヘキサゴンスタイルのサイレンサーと、エキパイ部も仕様が違います。
トリックスター
115×400焼きチタンGP | IKAZUCHI |
エキパイ | チタン |
集合部 | チタン/ステン |
重量 | 4.7kg |
規制 | 〇(2BL) |
音量 | 近接91db加速82db |
センタースタンド | 〇 |
参考価格 | 276.000円/281.600円 |
トリックスターの公認マフラーは2種類、いずれも2BLまでとなっています。トリックスターはレース用も多々ありますので間違えないように注意しましょう。
IKAZUCHIのサイレンサーカラーは選択可能です。
- 焼きチタン、ブラックエディション
- 焼きステンレスカーボン、ステンレスカーボンの計4種。
価格としては焼きチタンGPの方が高くなっています。
r’s gear
UPタイプ | Sタイプ | メガホン |
エキパイ | チタン |
集合部 | チタン |
重量 | 3.8kg |
規制 | 〇(2BL) |
音量 | – |
センタースタンド | 〇 |
参考価格 | 210.000円~ |
アールズギアのワイバンクラシックR。
モデルはUPタイプSタイプ、メガホンタイプが選択でき、カラーもドラッグブルーとポリッシュを選択可能です。
メガホンタイプはポリッシュになります。
SP忠男
材質 | ステンレス |
テールφ | – |
重量 | |
音量 | 近接93db/加速82db |
規制 | 〇(2BL) |
センタースタンド | – |
参考価格 | 160.000円/263.000円 |
SP忠男のパワーボックスは、シルバー/ブラック/チタン製のマフラーが選択できます。
交換後の体感がもっとも評価が高いモデルです。チタン製は最も高価になります。
ショート管は別記事にてショート管に絞り解説しています↓
Z900rsショート管8選を比較!最高のサウンドを体感しよう
オーヴァーレーシング
チタンカーボン | フルチタン4-2-1 | メガホン |
エキパイ | チタン |
集合部 | チタン |
重量 | 4.8kg |
規制 | 〇(2BL) |
音量 | 近接92db加速81db |
センタースタンド | – |
参考価格 | 180.000円~ |
オーヴァーレーシングは3種類から選択できます。
メガホンタイプは焼け色なしも設定されており、20万円を切ってくる価格でコスパも高い商品です。
商品比較
8BL対応モデル
メーカー | ヨシムラ | ストライカー | K-FACTORY |
モデル | |||
エキパイ | チタン | チタン | チタン |
集合部 | ステンレス | チタン | チタン |
重量 | 8.3kg | 4.6kg | 4.5kg |
規制 | 〇(2BL/8BL) | 〇(8BL) | 〇(8BL) |
音量 | 近接96db | 近接90db
加速82db |
近接81db
加速87db |
センタースタンド | × | 〇 | 〇 |
参考価格 | 203.800円 | 221.400円 | 231.000円
(CLR+) 258.500円 (CLR-R+) 291.500円 (RG+) |
8BLまで対応しているのは2023/3月現在3種類のみです。(ショート管は一部あり)
Z900rsは継続で販売されていくため、今後追加され次第追記していきます。
ヨシムラがもっとも安いですがサイレンサーはステンレスであることと、それに伴って重量が重いですね。
ただブランド力は強いのですし、デザインもかっこいいです。
3社並べて比較してみましょう。
8BLモデル見た目の比較
K-FACTORYは最初から焼き色が付いているのは良いですね。ただ購入してから焼き色を付けていきたい方には楽しみが減ってしまうかもしれません。
お手入れとしてはヨシムラのステンレスのサイレンサーが一番しやすいと思います。
2BL対応モデル
メーカー | モリワキ | トリック
スター |
アールズ
ギア |
SP忠男 | オーヴァー
レーシング |
モデル | |||||
エキパイ | チタン | チタン | チタン | ステンレス | チタン |
集合部 | アルミ | チタン
ステン |
チタン | ステン | チタン |
重量 | 5.5kg | 4.7kg | 3.8kg | – | 4.8kg |
規制 | 〇(2BL) | ||||
音量 | 近接96db | 近接91db
加速82db |
– | 近接93db
加速82db |
近接92db
加速81db |
センター
スタンド |
× | 〇 | 〇 | – | – |
参考価格 | 283.700円 | 276.000円
281.600円 |
210.000円 | 160.000円
263.000円 |
180.000円 |
SP忠男はショート管の部類ですのでショート管がお好きな方は良いと思います。
フルチタンでコスパが高いのはアールズギアと、オーヴァーレーシングですね。センタースタンドの可否も注目したい点です。
ただ見た目はかっこいいモデルばかりですので見た目でも比較していきましょう。
2BL対応モデル見た目比較
モリワキのサイレンサーは形状が独特です、モナカ管のようなレトロなイメージを出してくれます。
トリックスターのIKAZUCHIはカラーも選択できます。
r’sgearとオーヴァーレーシングは若干r’sgearの方がサイレンサーが短くなっています。
それぞれチタンの焼け色がたまりませんね。
アップタイプ形状のマフラーは、シートを跨がせる大型のサイドバッグを取り付ける場合は干渉する恐れもありますので注意して下さい。
音の比較
8BL対応マフラー
2BL対応マフラー
ショート管もいいですし、メガホンタイプも捨てがたい・・・。
カスタムの方向性に合わせて選択していくのもいいと思います。気になったマフラーは走行動画もチェックして見て下さい。
各マフラーのリンクは下記にまとめて置いておきます。
Z900rs車検対応マフラーリンク一覧
8BL対応マフラーリンク
K-FACTORY ケイファクトリー CLR-RG+(プラス)
2BL対応マフラー
まとめ
フルエキゾーストはカスタム費用としては高額です。納得がいくまで比較してから購入しましょう。
候補が絞れたら具体的なPSやトルクアップの数値も見てみて下さい。
マフラー交換をして心地よいサウンドで駆け抜けていきましょう。
スリップオンやショート管の記事はこちら↓
最後までお読みいただきありがとうございました。