こんにちは、とっちゃんです。
SR400の新車ってまだ買えるの?
生産終了後も根強い人気を誇るSR400、新車でまだ買えるのか気になりますよね。
結論として2024年現在でも新車で購入できます。しかしプレミヤ価格となっている為、他の年式も検討したほうが良いでしょう。
この記事ではSR400新車の市場調査と、SR400が新車で販売されている国、今後SR400が発売される可能性まで解説します。
SR400の新車について知りたい方は読んでみて下さい。
SR400の新車価格
販売店 | 車両価格 | 支払総額 | 年式 |
---|---|---|---|
司モータース(埼玉県) | 160.9万円 | 166.99万円 | 2021年 |
天神川ファクトリー(京都府) | 90.2万円 | 97.74万円 | 2021年 |
モーターサイクル カワグチ(熊本県) | 170.5万円 | 175.41万円 | 2022年 |
オートショップ ジーゼット(京都府) | 94.9万円 | 102.3万円 | 2021年 |
プロショップサイトウ(茨城県) | 89.8万円 | 94.8万円 | 年式不明 |
デューラーズ(滋賀県) | 90万円 | 98万円 | 年式不明 |
※2024/1月時点グーバイクの情報です。最新情報はご確認下さい。
2024年度SR400新車は6台在庫がありました。
100万円を超えるバイクはワイズギアのキャストホイールを履いた車両でしたので、概ね100万円前後が相場です。
元々の新車価格は605.000円+諸費用、30万円は上乗せされています。
販売終了後、一時期は150万円程まで高騰した新車ですが、現在は落ち着いています。
現在の年式でないけど新車と言えるのか?と言う疑問ですが、新車の定義はこちらです。
- 車両番号の指定を受けていない小型二輪および軽二輪: これは、道路運送車両法第60条第1項または第97条の3第1項に基づく車両番号(通常は車体番号やフレーム番号として知られる)の指定を受けていないことを意味します。つまり、公的な登録がまだなされていない状態の車両を指します。
- 標識の交付を受けていない原付自転車: 地方公共団体の条例に基づく標識(ナンバープレートなど)の交付を受けていない原動機付自転車(原付)を含みます。
- 道路以外の場所で使用されたことのある二輪自動車を除く: これは、国内外を問わず、道路以外の場所で使用されたことのある二輪自動車は「新車」とは見なされないことを意味します。
定義に当てはまる車両は2024年現在でも存在します、しかし同年代の車両と価格を比較してからの方が良いでしょう。
SR400は新車で買うべき?
執筆時の2021年モデルが2022年度に初年度登録された車両一覧です。
車両価格 | 支払総額 | モデル年式 | 走行距離 |
---|---|---|---|
76.8万円 | 83.09万円 | 2021年 | 523Km |
77万円 | 82.61万円 | 2021年 | 1378Km |
66万円 | 71.28万円 | 2021年 | 2948Km |
68.8万円 | 75.3万円 | 2021年 | 1530Km |
72.8万円 | 78.9万円 | 2021年 | 5506Km |
69.8万円 | 75.9万円 | 2021年 | 1411Km |
79.8万円 | 86.09万円 | 2021年 | 317Km |
91.9万円 | 93.55万円 | 2022年 | 3679Km |
79.8万円 | 86.09万円 | 2021年 | 494Km |
79.8万円 | 86.09万円 | 2021年 | 891Km |
89.8万円 | 96.73万円 | 2021年 | 1Km |
70万円 | 77.7万円 | 2022年 | 16448Km |
59.8万円 | 63.36万円 | 2021年 | 5555Km |
75.8万円 | 80.2万円 | 不明 | 6954Km |
79.8万円 | 84.53万円 | 2022年 | 3109Km |
93.1万円 | 99.9万円 | 2021年 | 3243Km |
85万円 | 95万円 | 不明 | 1800Km |
88万円 | 92万円 | 2021年 | 4564Km |
76.8万円 | 80.9万円 | 不明 | 144Km |
88万円 | 91.5万円 | 2022年 | 1500Km |
平均価格は84万円程、SR400は2021年1月21日に生産終了している為、新車であっても2021年式であれば同年式です。
登録をされていないモデルよりは10万円~20万円程下がります。
2021年度登録の平均値も84万円程で、2022年度登録と差はありません。
新車、2023年度登録、2022年度登録、2021年登録車は登録した年数が異なるだけであり基本全て同じ年式です。
どうしても新車が良いという拘りがあれば新車で購入するメリットはありますが、2021/2022年度登録よりも10万円から20万円は高くなってしまいますので、5.000km以下の走行距離が走っていない車両の方がコスパは高いでしょう。
SR400の部品供給は当分の間継続(下記で理由を説明します)されますので、10万kmは乗れます。
少しでも予算を抑えたい場合は、新車ではなく2021/2022/2023年度も考慮してみて下さい。
SR400が新車で購入できなくなった理由は?
SR400が新車で販売できなくなった理由は、エンジンが令和2年排出ガス規制へ適合しておらず、適合のためには多額のコストを要することが原因です。
SR400のエンジンは1978年以降殆ど変更されておらず、今までの排ガス規制はキャブレターからインジェクション車にすることで対応してきました。
令和2年度の排ガス規制を通すには新しいエンジンが必要になり、エンジンを作り変えなければなりません。エンジンを再開発するには莫大な費用と年数が掛かるため、やむ得なく生産終了となった訳です。
YAMAHAでは現在400ccの単気筒エンジンがありません。SR400の穴をHONDA直ぐ様にGB350を投入した為、爆発的に売れ現在に至ります。
SR400新車は日本以外で販売されている!?
SR400は日本国内では販売を終了しています。しかし近隣の国タイでは新車で販売されています。
タイでは2014年からSR400を販売しており、規制も日本より厳しくありません。
具体的には日本は現在二輪車がユーロ5、タイは2019年の時点でユーロ3からユーロ4へ引き上げをしています。
タイでの販売価格は現地では295.000バーツ、日本円で約122万円(執筆時の為替レート)と高額ですが、タイではクラシックスタイルが人気があり、SR400は海外で活躍し続けます。
タイで新車として販売している為、当面の間は部品の供給が終わることはありません。たとえタイで終了したとしても日本での保有台数は多く、YAMAHAが供給を止めることはないでしょう。
SR400新車で販売される日は来るのか?
SR400の新型は発売されるかと言う疑問ですが、当面の間はないとは言い切れません。
GB350はこれだけ販売台数を伸ばしている中、SR400の新型を投入しても売れるはずです。
しかしエンジンの開発は5年は掛かるとされており、販売終了前から開発をしていれば近年発売もありますが、そうでなければ難しいでしょう。
元々HONDAのGB350はインド市場向けに作った車両であり、それを日本仕様にした車両です。
YAMAHAが海外の市場に単気筒エンジンを積んだ車両をリリースすれば、新型SRのベースとなるかもしれません。
SR400は以前125cc、250ccや500ccもラインナップされていました、現在125cc単気筒エンジンはMT125、XSR125に積んでおり、開発しやすいのは125ccとも考えられます。
筆者個人としてはエンジンが無いにせよ、各メーカー250ccにクラシックモデルがないため、250ccクラスに投入すれば売れるのではないかと考察しています。
※KawasakiがW230を投入する予定です。
もちろんあくまで推測ですが、今後もSR400には目が離せません。
SR400新車まとめ
SR400は2024年現在でも新車で購入できます。しかし新車とは言え2021年式と変わりません。予算を抑えたいのであれば、他の年式を検討しましょう。
どうしても新車を購入したいという方は、購入できる内に手に入れて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。