こんにちは、とっちゃんです。
CB125Rの購入を考えているんだけど、不人気な理由はなんでかな?
CB125Rの購入を検討されている方は、検索すると不人気というキーワードが出てきて、心配になりますよね。
結論として125ccの中では売れていないのは事実ですが、排気量全般で見れば不人気とは言い切れません。
またCB125Rは125ccでは、最高クラスの性能と装備を誇る魅力的なバイクです。
この記事ではCB125Rが不人気の理由から、CB125Rの魅力まで解説していきます。
CB125Rが不人気って本当
125ccの中では劣勢であるが・・・
CB125Rは125ccの中では劣勢です、元々生産台数が少ないモデルではありますが、2023年125cc売り上げランキングでは、約2.200台、18位の順位にランクインしています。
ランキングトップのハンターカブとPCXの約18.000台を売り上げる人気車種と比較すると、売れていない=不人気と思われても仕方ないかもしれません。
しかしCB125Rの声を代弁すると、「年間2.200台売れていれば、十分売れているだろう」。
それもそのはず全排気量を見渡せば、年間2.000台も売れているモデルは数えるほどしかありません。他の排気量で同数の売り上げを誇る車種を見てみましょう。
排気量 | 車種 | ランキング | 販売台数 |
50-125cc | CB125R | 18位 | 約2.200台 |
125-250cc | MT-25/YZF-R25 | 7位 | 約2.140台 |
250-400cc | ニンジャZX-4R | 4位 | 約2.300台 |
400~ | CB650R/CBR650R | 4位 | 約2.300台 |
125ccは激戦区であり、最も売り上げ台数が多い排気区分です。年間2.000台売れていれば他の排気区分では上位10位以内に入る人気車種となり、あながち売れていないとは言い切れません。
つまり125ccの中では不人気ではあるが、排気量全般で見れば不人気ではないという事です。
CB125R不人気な理由
ユーザーの声やインプレを元に不人気に至る理由を、CB125Rの悪い所を元に解説していきます。
価格が高い
CB125Rはホンダ125ccラインナップの中では、最も価格設定が高いモデルです。他の車両と比較してみましょう。
モデル名 | CB125R | ハンターカブ | グロム |
本体価格 | 473.000円 | 440.000円 | 390.500円 |
ハンターカブやグロムは空冷4ストロークエンジン、CB125Rは水冷4ストロークエンジンです。
装備から考慮すると、足回りが一番豪華なCB125Rはそこまで高くないのかなと言う印象があります。
価格だけ見れば高いと感じますが、中身を見ればお得なバイクではないかと思いますし、よりハンターカブ高い・・・と感じます。
しかし125ccで50万円以上出すのであれば、他のバイクを検討する方もが多いのかもしれません。
足付き
ユーザーの方が口をそろえて言うのが、足付きの悪さです。CB125Rの足付きはシート高815mmと決して足付きが良いとは言えません。
ただ車重が130kgと軽量なため、ユーザーの多くは問題ないと言う方が多かったです。
足付きが良くて重たい車両か、足付きが悪くて軽い車両、どちらがシックリくるかは、試乗して体感して頂いた方が良いと思います。
CB125Rは最大-45mm、シート高約770mmまでローダウン可能です。購入前に足付きが気になるという方は、CB125Rのローダウンの記事をご覧下さい。↓
CB125Rローダウン方法は?キットで最大45mmほど下げられます
ギア抜けの噂
一部の個体にはギア向けと言う現象が起きるようです。ただこちらについては個体差があることと、リコールとして発表されていません。
「丁寧なギアチェンジを心掛けています」というユーザーが多く、症状がたまに出る方とほとんど出ない方がいます。
また情報としてはマイナーチェンジ前(JC79)の車両が多かった印象です。2021年からは新型のエンジンを採用しており、JC91の情報はありませんでした。
気になる方で中古車を検討の方は、年式に注意したほうが良いでしょう。
他の排気量を選ぶ人が多い
自動二輪免許を取得した方は、250ccや400ccを選択する方が多いことも原因だと思います。
125ccクラスはスクーターや、カブシリーズが人気でCB125Rの存在感は少し薄い印象です。
特に250ccは人気の排気区分で、多くの方が250ccに流れているのかもしれません。
CB125Rは不人気でも存在意義がある
世界規模で見てみると・・・
世界規模でみると125ccはとても熱い市場です。メインはインドですが、各国のバイクメーカーが125ccのスポーツバイクを販売しています。
各メーカーが注力している排気区分に、世界一のホンダが参入しない訳ありませんし、市場としては世界の方が大きく、例え日本で売れなくても開発を続ける意味はあります。
CB125Rは世界市場を視野に入れたラインナップと言っても良いでしょう。
免許制度が改正されれば化ける
世界市場では重要な存在と書かせて頂きましたが、国内でもCB125Rが注目されるときが来ると思います。
それは免許制度の改正です。現在は自動二輪や原付二種の免許がなければ乗れませんが、仮に普通免許でCB125Rが乗れるなら、話が変わってきます。
現在の所125ccのデチューンモデルが普通免許で乗れる対象となる予定です。普通免許でCB125Rのようなバイクに乗れるのであれば、需要は高まるかもしれません。
普通免許を取得する方は殆どだと思います、ただバイクに乗ってみたくても、自動二輪免許取得には足踏みしてしまう方も多く、時間や費用も掛かります。
HONDAの125ccミッション車はCB125Rとモンキー125、グロムと3種類しかなく、オートバイの開発は5年は掛かると言われています、ブームが来てからでは開発が間に合わないでしょう。
先を見据えてそういった層を抱え込める込めるように、国内メーカーも125ccスポーツバイクを作り続けているのかもしれません。
CB125Rの良い所を見れば不人気なんて関係ない
エンジン性能の高さ
CB125Rの魅力の一つとしてエンジン性能の高さです。
125ccにもかかわらず、15馬力のエンジン性能を誇ります。15馬力の出力を発揮できるのはCB125RとGSX-R/S125しかありません。
3車ともスペックはほぼ変わりませんが、CB125Rは燃費が勝っています。125ccスポーツバイクでは性能、燃費はトップと言っても過言ではないでしょう。
平均燃費は47km/Lほどで長距離では50km/L超える場合もあります。
また他の125ccと違いタンク容量が10Lもある為、450km以上の連続走行距離を誇ります。
デザイン
見た目がカッコいいというユーザーが多く、ネイキッド形状のバイクらしいデザインで、125ccとは思えない外観です。
それもそのはずCB125RはCB250Rより少し大きく、車体としては250ccと変わりません。
125ccはコンパクトなモデルが多く、見た目の所有感としても高いバイクです。
豪華な足回り
CB125Rにはオーバースペックと言われているほど、足回りが豪華です。
フロントはショーワ製SFF-BP倒立フロントフォーク、軽量アルミホイール、ラジアルタイヤで操作感は抜群です。
またブレーキはφ296mmのウェーブ形状ディスクと、対向4ポッドラジアルマウントキャリパーを装備、リアにはφ220mmのディスクを採用。
さらIMU(車体姿勢推定システム)付ABSを装備されています。もはや125ccの足回りではありません、制動力も高く、操作性に妥協がない車両です。
お尻が痛くならない
CB250Rはシートが固いといった声が多かったですが、CB125Rはお尻が痛くならないという意見が多かったです。
リアサスペンションと幅広なシートの恩恵でお尻が設置する面積が広いことも理由でしょう。
125ccでお尻が痛くならないという車種はほとんどなく、長距離ツーリングでも安心です。
他の車種はお尻痛に悩まされているモデルしかありません。
CB125Rを買って後悔する人
- 自動二輪免許を持っていて、スピードやパワーを求める方
- コスパを求める方
- 足付きが心配な方
スピードや馬力を求める方は125ccを選択するべきではないと思います。125ccの中では最高クラスですが、パワー不足に感じることもあるかもしれません。
パワーを求める方は、CB250RかCBR400Rを検討した方が良いでしょう。
またGSX-R125と比べると、本体価格は高く、コスパを求めるならスズキ車が良いと思いますし、足付きもシート高785mmとスズキ車の方が良好です。
CB125Rを買って後悔しない人
- 自動二輪は持っていないが、原付二種は持っている方
- 125ccで最高クラスのバイクが欲しい方
- 通勤通学で使用される方
- ジャンル違いの2台目
原付二種の中で選択するなら最高峰の性能を誇るバイクです。性能が高いバイクが欲しい方には良いと思います。
通勤通学にも燃費が良く、125ccには見えないデザインであり、初期費用は高いものの、250ccよりは保険など維持費としても安く収められます。
また2台目としても面白いバイクです。
例えば普段は250~400ccまたは大型アメリカンバイクに乗っている方で、バイクの操作性を楽しみたいという方には、豪華な足回りと軽量ボディで、峠道でのライディングも楽しめるでしょう。
CB125R不人気まとめ
CB125Rは125ccの中では売れていません、しかし排気量全般で見れば十分人気車種です。
また性能やデザインとしても魅力があるバイクであり、購入候補に挙がっている方は、レンタルや試乗などから試してみて下さい。
CB125Rは2時間2500円、4時間4000円、8時間5000円~で比較的安くレンタル出来ます。気になった方はホンダレンタルバイクを利用してみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。