
こんにちは、とっちゃんです。
バイクの冬ジャケットも雨に強いゴアテックスモデルが良いな。ゴアテックスなら暖かいのかな?
ジャケット高級価格帯には、ゴアテックスを使用したモデルがラインナップしています。価格が高く購入を躊躇してしまうこともあるでしょう。
そこでこの記事では、バイクジャケットの高級モデルに使用される、ゴアテックスの特性、暖かさの理由と、人気モデルを解説していきます。
結論として
- ゴアテックスが暖かいわけではない
- 価格を押さえて最上級の快適性、暖かさを体感するならラフアンドロードRR7102
ゴアテックスモデルをお探しの方は読んでみて下さい。
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ゴアテックスはどこのこと?
一般的なゴアテックス生地は、3層で作られています。
ゴアテックス生地の核となるのは中間の、ゴアテックスメンブレンという防水、防風、透湿性を持った素材です。
ゴアテックスを挟み込む表生地と裏生地はメーカーによって様々です。
ゴアテックスが暖かいわけではない
ゴアテックスが担っている役割は?
ゴアテックスが担っている役割は、防水性、防風性、透湿性です。
つまり暖かさとゴアテックス自体は、ほぼ関係ありません。冬用ジャケットに使用されている中綿やジャケット自体の密封性が暖かさを保っています。
冷気の侵入や、温まった内部の空気を逃げるのを防ぐ構造になっているかが、暖かさに繋がります。
防水透湿素材としては最高の性能
防水防風透湿素材としては性能と認知度共にトップです。
ゴアテックスよりも高性能な素材も開発されていますが、知名度では到底及びません。
高品質のレインウェアや登山用品、スキー用品と幅広く使用されています。
ゴアテックスはなぜ高い?
全てのメーカーがゴアテックスを使用しない理由
単純に素材自体が高いため、ジャケットの販売価格が大幅に上がってしまいます。
このご時世、すべてのバイクユーザーが価格の高いジャケットを購入できるわけではありません。
そこでメーカーは独自素材として防水透湿素材(メンブレン)をゴア社でないメーカーから仕入れ、アパレルブランドメーカーが、生地と貼り合わせてジャケットとして製造し販売しています。
RSタイチのドライマスター等が独自素材に当たります。
ゴア社が品質管理を行っているから
上記で説明した独自素材は、メーカーから支給された防水透湿素材(メンブレン)を、アパレルブランドメーカーは生地を貼り合わせてジャケットに仕立てます。
ところがゴアテックス製品は、ゴアテックスのメンブレンを提供するのではなく、生地を貼り合わせることをゴア社で行い、ゴアテックスのメンブレンをラミネートした状態でブランドに渡します。
ゴア社でしか行わない理由は、工場や技術の管理体制によって、製品精度や剥離強度のバラつきを防ぐためです。
生地の張り合わせはゴア社でしか行えない為、製造コストが掛かってしまいます。
ゴアテックスのタグは、ゴア社の厳しい品質管理を合格した商品の証とも言えるでしょう。
理想的な組み合わせ
3つ揃えば最強使用になる
上記の画像のように、冬季の場合は、防風防水透湿が最強のゴアテックスと、保温性が高いインナージャケット、さらに保温性と吸汗性が優れたインナーを使用すれば、最上級の暖かさと快適性を体感できるでしょう。
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3シーズンも快適に使用できる
ゴアテックスモデルは冬季だけの物ではありません、ほとんどのモデルがハイエンドモデルになり、ベンチレーション機能などメーカーの主な機能はすべてついています。
インナージャケットは脱着式です、春や秋といった3シーズン使用できます。
価格は高いですが、結果的には安く収めることも可能です。
バイクジャケットゴアテックスモデル
ラフアンドロード RR7102
サイズ | M.L.LL.XL.BL.BLL |
カラー | ブラック.ガンメタ |
表生地 | 600Dバリアクロステフロン |
裏生地 | ゴアテックスファブリクス |
インナー | 〇(ベストタイプ) |
プロテクター | 〇 |
価格 | 46.000円~ |
ラフアンドロードのゴアテックスモデルRR7102。
今回の一押しジャケットです。表生地には600Dバリアクロステフロンの超撥水加工、インナーにはシンサレートを使用した保温性の高いベストタイプです。
オールシーズン仕様のフラッグシップモデル。極寒の地ではラフアンドロードから販売されているプリマロフトインナージャケット着用すれば、ほぼ無敵でしょう。
何よりも価格が5万円を切る価格ですので、コスパにも優れています。
コミネ JK-503
サイズ | S.M.L.LL.XL.2XL.3XL |
カラー | ブラック |
表生地 | ナイロンポリエステル |
裏生地 | ゴアテックス |
インナー | 〇 |
プロテクター | 〇 |
価格 | 43.000円~ |
コミネのゴアテックスモデルJK503。
価格帯としては最も安いモデル、JK503のアップグレードモデルです。
ラフアンドロードとの違いは表生地の撥水加工の有無と、生地自体の厚さ(丈夫さ)では劣ります。
とにかく安くゴアテックスを手に入れたい方に。
筆者としては少し高くてもRR7103をおすすめします。
ゴールドウィン GSM22150
サイズ | M.L.XL.XXL.OL.BL |
カラー | 5色 |
表生地 | 200Dナイロン/ゴアテックス |
裏生地 | タフタ(ポリエステル/ナイロン) |
インナー | なし |
プロテクター | 〇 |
価格 | 63.000円~ |
ゴールドウィンのウインターモデルGSM22150。
表地メイン素材には200Dナイロン/ゴアテックスを使用しています、ゴールドウィンの20万円する最上位モデルのロードマスターと同じ素材で作られています。
防風防水性も非常に高く、ファスナーはすべて止水ファスナーです。
注意点として、インナーが付属していないという点です。ゴールドウィンからもプリマロフトのインナージャケットが販売されています。
GOLDWIN ゴールドウイン パーテックスライトジャケット GSM24150E
ダイネーゼ CARVE MASTER2
サイズ | 44.46.50 |
カラー | 4色 |
表生地 | ムジェッロファブリック/ゴアテックス |
裏生地 | – |
インナー | 〇 |
プロテクター | 〇 |
価格 | 95.000円~ |
ダイネーゼ CARVE MASTER 2。
ダイネーゼはイタリアのセーフティギアです。その中でもトップクラスの防寒性と、防水性を備えたモデルで、長距離ツーリングの際の天候や気温の変化に万能に対応できます。
ムジェッロファブリックは伸縮性もあり、柔らかい素材です。サイズ表記としてはヨーロッパ表記ですので選ぶ際はよく確認してください。
世界最高ランクの性能を体感してみるのもいいでしょう。
アルパインスターズ ゴアテックスジャケット
サイズ | 44.46.48.50.52.54.56.58 |
カラー | 2色 |
表生地 | ポリエステル/ゴアテックス |
裏生地 | – |
インナー | 〇 |
プロテクター | 〇 |
価格 | 170.000円~ |
アルパインスターボルダーゴアテックスジャケット。
全天候型のアベンチャーライディング用ツーリングジャケット、通気性と撥水加工を施したアウターと、表生地の各所に補強材を備えており、摩擦性も高い領域で実現。
インナーにはプリマロフトを使用したものが付属しています。
胸元のジャケットロゴが、所有欲を満たしてくれるでしょう。
ゴールドウィン GSM22950
サイズ | M.L.XL.XXL.OL.BM.BL |
カラー | 5色 |
表生地 | 200Dナイロン/ゴアテックス |
裏生地 | ダブルラッセルメッシュ/ナイロン |
インナー | 付属 |
プロテクター | 〇 |
価格 | 186.000円~ |
ゴールドウィンのフラッグシップモデル、ロードマスターGSM22950。
惜しみなく高級素材を使用した、ハイエンドモデル、3種類のゴアテックスを適所に使用し、ライダー目線のこだわり向いた一着です。
インナーもパーテックスカンタムと光電子プリマロフトを使用しています。
一般ライダーには高嶺の花ですが、最高峰の快適性を求める方にはおすすめです。
ゴアテックスの寿命は?
ゴアテックスに明確な寿命はありません、2.3年で買い替える人もいれば、10年使い続ける方もみえます。
大半は表生地や裏生地が損傷しての買い替えがほとんどです。ゴアテックス自体は経年劣化はほぼありません。
バイクジャケットの場合は表生地が丈夫な物を選択することと、正しいお手入れをすればより長く使用できます。
まとめ
どのゴアテックスジャケットを選んでも快適に走行できます。
10万円以上のモデルを購入される方は試着してから購入して下さい。
アルパインスターやダイネーゼは海外の規格で作られていますので注意が必要です。
ゴアテックスモデルのジャケットを手に入れてオールシーズン快適に走行しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。