こんにちは、とっちゃんです。
「レブル1100の購入を考えている、せっかく購入するなら後悔しないようにしたいな。自分に合っているかな?」
レブル1100は大型車の販売台数でもトップクラスの人気車種です。
ただ試乗前の方や買い替えを検討している方は実際どうなの?と言う疑問がありますよね。
この記事ではレブル1100の良いところから悪いところを、ユーザーの声を元に、買って後悔する人しない人について解説していきます。
結論として買って後悔する人は
- ブランド力
- アメリカンの鼓動
- パンチ力
を求める方は後悔するかもしれません。
買って後悔しない人は
- クルーザーとして性能
- 車重と足つき
- 予算
- 安心感
- リターンライダーの方
を求める方には最適なバイクです。
レブル1100の購入や、買い替えを検討している方は読んでみて下さい。
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レブル1100の後悔するかもしれない悪い所
パーツが少ない
レブル1100は他のレブル250や500と比べてカスタムパーツが少ないのが難点です。レブル500に関しては250と共通なパーツも多いため、パ―ツに困ることはないです。
ただ1100用として全くないわけではありませんので、販売台数が増えていくにつれ年々増加しています。
タンク容量が少ない
タンク容量は13Lと小さめです。平均燃費は20km前後の為200kmあたりを超えるとガソリンを意識しなければなりません。
長距離ツーリングでは燃料管理に注意が必要です。
鼓動感が少ない
気筒数の好みが分かれますが、レブル1100は本格的なVツインエンジンのアメリカンバイクと比べるとスムーズに吹き上がるため、鼓動感は少なめです。
人によってはメリットになりますが、デメリットと感じることもあります。
ステップの配置
ステップ配置に不満を感じるユーザーも多かったです。
慣れの部分はあると思いますが、ネイキッドやツアラーモデルからの、乗り換えの方は違和感を覚えるかもしれません。
伸長が高い方は特に感じやすいでしょう。体型の個人差もありますので、試乗してから考慮してみて下さい。
センタースタンドがない
レブル1100にはセンタースタンドがありません。センタースタンドは整備の際には非常に便利です。
ご自身で整備される方には、不便に感じてしまうこともあるでしょう。整備内容によっては、フロントやリアスタンドを別途用意する必要があります。
積載の問題
積載の問題はレブルに限らずバイク全体の問題です。ただレブルは車高が低いため他の車種と比べ積載はしやすいと思います。
サイドバッグやリアキャリアを併用して、積載能力を上げましょう。
レブル1100は他の車両と違い、フルパニア化も出来るため、お金をかければ積載に関して困ることはありません。
レブル1100後悔しない良い所
装備が豪華
- フルLED
- 見やすいデジタル液晶
- クルーズコントロール
- ETC2.0標準装備
- 標準でグリップヒーター搭載
- DTC
- 4つのライディングモード(USERはDCT仕様車のみ)
- ABS
レブル1100は装備が豪華です。LEDやクロノグラフをモチーフにしたデジタル液晶も好評です。
液晶自体は小さめですがライダー必要な情報はすべて表示されます。
また長距離走行に役立つクルーズコントロールと、ETCやグリップヒーター、モデルによってはDTCまで搭載されています。
さらに4つのライディングモードを選択することで、飽きの来ないライディングを楽しむことが出来るでしょう。
価格が安い
コスパの高さも魅力です。本体価格はレブル1100で114.000円~のラインナップです。
モデルによる価格表は以下のようになります。
レブル1100 | 1.138.500円 |
レブル1100 Dual Clutch Transmission | 1.248.500円 |
レブル1100 T | 1.314.500円 |
レブル1100 Dual Clutch Transmission | 1.424.500円 |
ハーレーは300万円近くするモデルが多く、国産車のコスパの高さには頭が下がるばかりです。
安いのに高性能な為、人気があることにも納得できます。
足つきの良さ
レブル1100のシート高は700mmと足つきがものすごくいいバイクです。大型バイクは重量が重い車体が多く足付きを心配される方も多いでしょう。
足つきに関してレブル1100は全く問題ありません。
モード切替
4つのライディングモードが選択できます。
STANDARD:市街地やクルージングでは高めのギアを選択し、加速時には必要に応じ低いギアを選択する、日々の使い勝手の中で扱いやすいモード。
SPORT:よりアグレッシブなスロットルレスポンスとし、低いギアと高回転を積極的に使用する、ワインディングなどでのパフォーマンス発揮に適したモード。
RAIN:スロットルレスポンスや変速のショックを穏やかにすることで、滑りやすい路面や荒れた路面などでも運転の安心感を高めるモード。
USER:パワー、HSTC、エンジンブレーキ、DCTシフトタイミング*それぞれの制御レベルを3段階で個別に設定、組み合わせが可能(HSTCは3段階+OFF)。ライダーの好みに応じた走行フィーリングの設定が可能。
*DCT仕様車のみ。
燃費の良さ
燃費の良さも好評で、平均で20km前後伸びるようです。
クルージングでは25km程までが平均値となります。タンク容量は少ない分燃費でカバーしています。
DCT搭載車
DTCとはデュアル・クラッチ・トランスミッションの略称です。簡略に説明すると電子制御でクラッチ操作を自動で行ってくれます。
つまりATと言うことです。評判は良く大型のビッグスクーターのようなATではなく、クラッチ操作を代わりに操作してくれるという表現の方が正しいと思います。
DCTに関してはぜひ試乗にて体験してほしい機能です。
レブル1100と人気車種の価格を比較
価格のみですがレブル1100に近い人気車種を比較して見ましょう。
レブル1100 | 1.138.500円~ |
ハーレーFLHCS | 3.154.800円~ |
ハーレースポーツスターS | 2.494.800円~ |
Z900RS | 1.430.000円~ |
国産車のコスパの高さに圧巻です。Z900RSはジャンルこそ違いますが大型では販売台数トップのモデルです。
Z900RSを追いかけるようにレブル1100が2位になっています。レブルは排気量問わず人気があります。
国産車には国産の良さ、ハーレーにはハーレーの良さがありますので、双方試乗してみることをおすすめします。
レブル1100は人によって好みが分かれるバイク
優等生過ぎるが故の不満
レブル1100は町乗りから、ツーリング、ライディングまで何でもこなせてしまいます。
エンジンとしてはCRF1000Lをベースにしており、どこへでもどこまでものスローガンのように高い走破性を兼ねています。
ただ優等生過ぎてつまらないと、感じるユーザーもいることは確かです。
教習車で使用されていたCB750RC42や、CB400SFなどにもこのような意見があります。
過激なセッティングのバイクが好きな方には合わないかもしれません。
レブル1100を買って後悔する人
バイクにステータスを求める方
バイクにステータスを求めるというのは、例えばあなたのレブル1100の隣にハーレーが並んで駐車したとしましょう。
その際に劣等感などを感じてしまう方には合わないかもしれません。
そのような方には所有感やブランド力が高いハーレーほうが良いでしょう。
アメリカンのような鼓動感を求める人
レブル1100には空冷Vツインエンジンのような、鼓動感を求める方には合わないかもしれません。
エンジンサウンドを聞いて、「なんかイメージと違う」と思う方も多いと思います。
社外マフラーも視聴してみましょう。
パンチを求める人
レブル1100は大型バイク特有のガツンと来るような過激なバイクではありません。
もちろん回せば感じられますが、スポーツバイクのようなスピードやトルクを求める方は物足りないと感じることもあるでしょう。
レブル1100を買っても後悔しない人
ゆったり乗りたい人
レブル1100は町乗りでも快適に走行できます、ツーリングではゆっくりトコトコ乗る際も快適ですし、モード切替によって、スポーツライディングもこなすことも出来ます。
クルーザーとしての性能はトップクラス、ロングツーリングや宿泊を伴うツーリングでも疲労感が出にくいでしょう。
大型車の重さが気になる人
大型バイクの車重を気にされる方には、足付きが良いレブル1100は最適です。足付きが良ければ車体も安定し、立ちごけの心配もほとんどありません。
車重も軽量で足付きを求める方にもおすすめできるバイクです。
予算が限られる方
価格としても魅力があるバイクです。ハーレーの半額以下になることもあるでしょう。
購入時のみならず大型バイクは維持費も掛かっていきますので、浮いたお金をカスタムに回すこともできる点は良いと思います。
国産車の安心感
何と言ってもホンダと言う国産車の安心感はあります。販売店は全国どこにでもありますし、純正部品の供給も安定しています。
所有した後のことも考えると国産車の安心感は捨てがたい所です。
リターンライダーの方
DCT搭載車はリターンライダーの方や、シニアの方にもおすすめできるバイクです。
- バイクに乗ることに疲労を感じるようになってきた
- ビッグスクーターを検討している
DCT搭載車であれば、クラッチ操作、シフト操作から解放されます。諦めていた長距離のツーリングでも気兼ねなく乗りこなせます。
「MT車はえらいからAT車にしようかな」と考えている方にも最適です。
レブル1100を購入して後悔している人が少ない証拠
車種名 | 中古車在庫数※ |
レブル1100 | 63台 |
Z900RS | 291台 |
レブル250 | 410台 |
※2024/3月時点のGooバイク掲載中古車在庫数、総在庫数-新車数。
レブル1100は2021年から販売開始されたモデルであり、統計としては2021/2022/2023年で約8.500台ほどを売り上げる人気車種です。
中古車市場を見てもかなり在庫数が少ない為、殆どの方が手放していないという事が分かります。
発売から3年程たち、後悔している人が多ければ在庫数がもう少しあっても不思議ではありません。
現状アメリカンの大型バイクは、レブル1100/500しかないとは言え、250ccや400ccクラスのアメリカンからの乗り換えなど、大型免許を取得したばかりの層にも今後人気が続きそうです。
レブル1100後悔まとめ
買って後悔する人
- ブランド力
- アメリカンの鼓動
- パンチ力
を求める方は後悔するかもしれません。
買って後悔しない人は
- クルーザーとして性能
- 車重と足付き
- 予算が限られる
- 国産車の安心感
- リターン、シニアライダーの方
におすすめできるバイクです。
実際に大型クルーザーとしては販売台数トップです。レブル1100が気になった方は試乗から試してみてください、ハーレーと乗り比べしてみるのも面白いですね。
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最後までお読みいただきありがとうございました。