こんにちは、とっちゃんです。
リード工業のヘルメットが気になるんだけど、評判はどうなの?安いから強度とか大丈夫かな。
コスパの高いヘルメットを販売しているリード工業ですが、価格が安いため評判や強度が気になりますよね。
結論から申しますと、強度面は問題ありませんし、国内の歴史あるメーカーです。ただサイズには注意が必要です。
この記事ではリード工業のヘルメットの評判から、強度や特徴を元におすすめできない人、またリード工業のヘルメットの魅力について解説していきます。
リード工業のヘルメットについて知りたい方は読んでみて下さい。
リード工業はどんな会社?
国内でも屈指の老舗
株式会社リード工業は東京都足立区に本社を置く、オートバイ用品、部品の製造、販売をしているメーカーです。
その歴史は古く、1949年昭和24年に創業し、1953年昭和28年からオートバイ部品の販売が始まりました。
国内メーカーでも屈指の老舗で、バイク用品では知らない人がいない、コミネ(創業1947年用品販売は1957年~)よりも古く、国内では有名なクシタニと並ぶ歴史があります。
オートバイのヘルメットを製造し始めたのは、1965年からとされています。
安いからと言って品質が悪いといったわけではありません。その価格は他のメーカーよりもかなり以前から(1965年昭和40年)あたりから海外移転を開始し、生産性向上と、低価格を推進してきた企業努力とも言えるでしょう。
Amazonで販売されている格安ヘルメットとは、一味違うメーカーですので安心して下さい。
またヘルメットだけの販売ではありません、盗難防止用具やグローブ、バイクカバー、等々バイク関連の用品も数多く扱っています。
主要取引先がすごい
リード工業の主要取引先は有名企業ばかりです。
- 株式会社 ホンダ・モーターサイクル・ジャパン
- 株式会社 スズキビジネス
- ブリヂストンサイクル株式会社
- 株式会社デイトナ
- 株式会社 山城
そうそうたる面々ですね。低品質な用品でこれらの企業と取引できるわけありません。上記の取引先を見ればどれだけすごい企業かお分かりになると思います。
現在でも毎年新しい商品をリリースし、コスパの高さからバイク乗りの力強い味方になってくれるでしょう。
リード工業ヘルメットの評判
実際のレビューや評判を悪い意見と良い意見に分けてみました。
悪い評判
- サイズが大きめ
- フリーサイズで合わない
- インナーが外せない
- 小さすぎる
- サイズに注意
サイズに関する悪い評価が多かった印象です。モデルによっては大きすぎる、小さすぎるといった意見がありました。
またインナーが外せないモデルもあり、不満に思っているユーザーもいました。
良い評判
- 値段以上
- 値段の割にはよかった
- 低価格でも安心感
- コスパが良い
- 軽い
価格に対する評価が良かった印象です。「価格の割にはいい」と言う意見が大半でした。
また有名メーカーだけに他の格安メーカーよりも、安心感があるのは良いですね。モデルによっては軽いという意見も多かったです。
リード工業ヘルメット評判から見るおすすめできない人
評判から見たリード工業のデメリットはサイズ展開の少なさです。サイズが合わない方は注意して下さい。
サイズが合う方は、お得に購入できるおすすめヘルメットになります。
リード工業のサイズラインナップを見てみましょう。
サイズ表示 | S | M | L | LL(XL) | BIG | FREE | LADIES FREE | 大きめ FREE |
頭囲 | 55~56cm未満 | 57~58cm未満 | 59~60cm未満 | 61~62cm未満 | 63~64cm未満 | 57~60cm未満 | 55~57cm未満 | 60~62cm未満 |
「こんなにあるなら大丈夫じゃない?」と思う方もみえると思いますが、モデルによっては上記のサイズの内のどれかになりますので、2種類か、多くて3種類、ほとんどの商品がFREEサイズです。
国内大手のアライやSHOEIのサイズラインナップは、アライ4~5種類、SHOEIは5~8種類のサイズラインナップがモデルごとに選択できます。
サイズ展開が少ないというデメリットは、考慮すべき点だと思います。
ただサイズランナップが増えると製造コストが掛かるわけで、この価格帯は実現できないかもしれませんね。
リード工業ヘルメットの安全規格と評判は?
取得している安全規格
強度についての悪い評価はあまりなかった印象です。事故をした方で「顔は無傷だった」意見もありましたが、事故の状況に寄るため一概には言えません。
リード工業が取得している安全規格を見てみましょう。
SGマークは簡単に説明すると、製品に欠陥があった場合、その製品を使用された消費者が負傷されたり、命を落とされた場合に、人身にかかる損害を妥当と考えられる範囲で賠償する制度です。一人当たり最大1億円までの賠償を得られます。
注意点として有効期限は購入後3年と言う原則があります。
続いてPSCマークは国の定めた技術基準に適合した商品と言うことです。こちらのマークがない商品は販売できないようになっています。
似たような規格で日本産業規格が定めるJIS規格があります、以前はPSC規格より厳しい基準とされていたJIS規格ですが、2017年からPSCの規格もJIS規格と変わらない安全基準となったため、現在では同等の安全基準とされています。
よってPSC規格をクリアしている、リード工業のヘルメットは強度的には問題ありません。
SG規格の注意事項
注意点としてSG規格には2種類存在します。
125cc以下用 | 全排気量対応 |
ハーフヘルメットは125cc以下用で販売されています。全排気量対応しているのはフルフェイスやジェットヘルメットです。
安全性は排気量無制限の方が高く設定されています。
125cc以下の方は考慮する必要はありませんが、125cc以上の方は全排気量に対応しているモデルを選択して下さい。
この規格は各メーカー共通です。
リード工業の強度試験を見たら評判は気にしない
リード工業では品質管理も行っています。この価格帯のヘルメット販売メーカーHPで、確認できるのはリード工業とマルシン工業のみでした。
具体的な試験方法として。
耐貫通性試験 | 衝撃吸収性試験 |
ロールオフ試験 | あご紐試験 |
少し画像は古いですが、こういった試験を行っていることは、消費者としても安心感がありますね。縫製品の耐久試験も行っているようです。
リード工業のヘルメットを他メーカーと比較すると?
リード工業ヘルメットの価格帯で比較するのは、間違っているかもしれませんが、国内3大ヘルメットメーカーの、アライ、SHOEI、OGKには敵いません。
アライに至ってはスネル規格と言う、世界で最も厳しいとされる規格を取得していますし、独自の基準も持ち合わせています。
SHOEIやOGKはモデルによってはJIS規格のみですが、FIM規格、MFJ公認など、レース用も手掛けるメーカーですので、3社と比較すると見劣りするかもしれませんね。
ただ価格は何倍もします、安全性を優先したい方は、厳しい安全基準をクリアしたモデルを選択して下さい。
リード工業ヘルメットで評判が良いヘルメット
RX-200R/RX-100R
RX-200R | RX-100R |
モデル | RX-200R | RX-100R |
排気量 | 全排気量対応 | |
カラー | 3色 | 2色 |
サイズ | FREE(57-60cm未満) | |
シールド | 選択できる | 付属 |
あご紐 | ワンタッチバックル | Dリング |
違い | カラー | シールド開閉4段階 |
参考価格 | 10.500円~
12.500円 |
10.500円 |
ビンテージな外観が人気のRXシリーズ、モデルとしては2019年に販売開始されたヘルメットです。
RX-200が最初に販売開始されたモデル、RX-100が2021年から販売されているモデルで、形状は当時の愛称として族ヘルとも呼ばれています。
違いはカラーと、帽体、シールド、内装、バックル、価格になります。
☆4.4で評価が非常に高いモデル、クラシックバイクや、カブシリーズにも人気のモデルです。
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CROSS CR-760
排気量 | 125cc以下用 |
サイズ | FREE(57-60cm未満) |
カラー | 11色 |
シールド | 付属 |
評価 | ☆4.2 |
参考価格 | 4.300円~ |
ハーフヘルメットの定番モデル、Amazonベストセラー1位。最も売れているヘルメットと言っても過言ではありません。
特徴は豊富なカラーと圧倒的なコスパの高さです、クリアシールドは標準で付属し、オプションでカラーシールドも5色から選択できます。
サイズ調整用のスポンジも付属していますので、多少の調整は可能です。
STRAX SF-12
排気量 | 全排気量対応 |
サイズ | M.L.LL |
カラー | 3色 |
評価 | ☆3.9 |
参考価格 | 9.300円~ |
コスパが高いフルフェイスヘルメット、カラーとサイズは3種類から選択できます。評価は賛否両論ですが、フルフェイスでも上位の売り上げを誇っています。
高機能な高級ヘルメットには敵いませんが、フルフェイスに必要な機能は揃っています。
リード工業のヘルメットラインナップは?
その他にもたくさんのヘルメット形状が販売されています。種類が多いので人気モデルのみ紹介します。ほとんどが売り上げ上位の人気モデルです。
フルフェイス 全排気量対応
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ルードは販売されたばかりのモデルです、サイズが合えばかなりお得に購入できますね。有名モデルの何分の1の価格です。
クロスやモデーロは1万円以下でエントリーモデルにはコスパ抜群のヘルメットですね。
システムヘルメット 全排気量対応
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高額になりやすいシステムヘルメットも16.000円~購入できます。おすすめはレイゼンで3サイズ選択できます。サンバイザーもしっかりついていますね。
レイゼンはシステムヘルメットカテゴリーナンバー1です。
ジェットタイプ 全排気量対応
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どのジェットヘルメットも売れ筋の商品です。クロスに至っては5.000円以下、バートンも人気カラーは高くなりますが、7.000円以下で購入できます。
ハーフヘルメットと違い全排気量対応ですので、125cc以上の方でも使用できます。バートンは豊富に選べるカラーも魅力も一つです。
気になった商品はチェックしてみて下さい。
リード工業ヘルメットの魅力は?
オプションやリペアパーツが豊富
リード工業の魅力は価格だけではありません。すべてのモデルにオプションパーツやリペアパーツ(補修部品)がラインナップされています。
当たり前のことのように思えますが、海外製の安いモデルは買いきりのモデルが多く、補修が困難なこともあります。
その点リード工業は、補修パーツもしっかり用意されているので安心です。
リード工業ヘルメットのサイズが合わなかったら?
リード工業の魅力について解説してきましたが、デメリットであるサイズが合わない方もみえるはずです。
サイズが合う方は非常にコスパが高く良い商品ですが、サイズが合わない方は無理して使用せずに返品をしましょう。
リード工業ヘルメットを購入するには
- 量販店で試着して購入する
- Amazonで購入する
量販店で試着後に購入するのは、サイズ確認ができるため大丈夫です。
ただ少しでも安く買いたいという方や、近くに量販店がない方は、Amazonやネット通販で購入される方も多いと思います。
・Amazon.co.jpが発送する商品の返品・交換の条件
ヘルメットを試着の際は、着用部分に布を当てていただき、内装に整髪料や化粧などの汚れが付かないようにしてください。
ヘルメットを試着の際は、附属物(シールド保護フィルム、商品タグなど)はつけたままの状態で行ってください。引用元:Amazon
また30日以内に返品をしましょう。万が一合わない場合は、返品制度を活用して、全額損することがないようにして下さいね。
リード工業ヘルメット評判まとめ
リード工業ヘルメットはサイズが合えば、コスパが高く評判が良い、人気のヘルメットです。
店頭には必ず置いてありますので、気になった方は試着をして頂き、ネット通販で購入される方は、万が一サイズが合わない場合、返品制度を活用しましょう。
ヘルメットのサイズが重要な理由についてはこちらの記事で解説しています。↓
バイク事故死亡率から見るヘルメットだけが重要ではないって本当?
最後までお読みいただきありがとうございました。