こんにちは、とっちゃんです。
バイクのキャンプに使うおすすめバッグを教えてくれる?
バイクのキャンプ使用するバッグは、連泊するよりも荷物が多くなるため大容量が求められます。
結論として50-70Lクラスがおすすめです。70Lクラスまで可変できるモデルであれば、のちの容量不足にも対処しやすいからです。
この記事ではバイクキャンプに適した、大容量のシートバッグの選び方から、おすすめの人気モデルを比較して解説していきます。
バイクキャンプ用のシートバッグをお探しの方は読んでみて下さい。
バイクキャンプバッグの選び方
可変前と可変後のサイズ
キャンプ用で使用する大型のバッグは、容量のサイズを可変することが出来ます。
可変することによって、容量を増やすこともでき、長物の収納にも困ることはありません。
どのモデルも両サイドを可変し、モデルによっては可変しないモデルもあり、キャンプ専用または連泊用で使用するなら可変しないタイプでもいいでしょう。
40-60Lか50-70Lモデルどっちが良い?
MFK101 | MFK101 |
サイドバッグやパニアがある場合は、40-60Lクラスでも十分容量は確保できます。
ですが単体で使用するなら50-70Lクラスを購入した方が間違いありません。
40-60Lの可変後のサイズと、50-70Lクラスの可変前のサイズは変わりませんので、後の容量不足を考えても、初めから50-70Lクラスを選択したほうが良いでしょう。
リア周りがスリムなバイクは?
40-60L | サイドバッグ(16+16L) |
近年のバイクはリア周りがスリムです。50-70Lクラスだと、固定が心配と言う方もみえるでしょう。
そのような時は40-60L+両サイドのサイドバッグでも、十分容量は確保できます。ただ可変前ですとテントが収まらない場合もありますので、その点は注意して下さい。
バイクキャンプバッグ タナックス
MFKシリーズ
MFK101 | MFK101 |
39-59L | 59-75L |
タナックスは多くの大容量シートバッグが販売されています、デザインは若干違いますが、容量としての規格は同一です。
モデル | キャンピングシートバッグ | |
サイズ | MFK101 | MFK102 |
容量 | 約39L-59L | 約59L-75L |
容量可変 | 〇 | 〇 |
寸法※ | H31×W47~67
×D31cm |
H35×W62~82
×D35cm |
レインカバー | 〇 | 〇 |
折り畳み | 〇 | 〇 |
ショルダーベルト | 〇 | 〇 |
カラー | 2色 | ブラック |
参考価格 | 16.700円 | 18.500円 |
現在販売されているモデルを見てみましょう。
MFK101 | MFK102 |
MFK276 | MFK277 |
MFK309 | MFK310 |
MFK253 | MFK254 |
生産終了 |
定番モデル | 新作 |
定番モデルは最も売れているキャンピングシートバッグと言っても過言ではありません。
現在は牛革や合成皮革を基調としたヘリテイジエディションもラインナップがあります。
クラシック、レトロにマッチしやすいデザインで、価格は高くなりますが本革製の大容量バッグはありませんので、デザインまでこだわりたい人にはおすすめです。
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タナックス グランドシートバッグ
モデル | グランドシートバッグ |
サイズ | MFK222 |
容量 | 約70L |
容量可変 | × |
寸法 | H39×W60×D35cm |
レインカバー | 〇 |
折り畳み | × |
ショルダーベルト | 〇 |
カラー | ブラック |
参考価格 | 46.800円 |
グランドシートバッグは上部と、下部側のハードケースと別体になっているのが特徴で、上下別々でも購入することも出来ます。また上記のキャンピングシートバッグとの接続も可能です。
下部側のハードケースには横幅60cmまで収納できます。重量物や汚れた用品と分けて入れられる点は魅力があり、ズレ止め防止の配慮もされています。
ただ横幅を抑えている分、高さが出る(H39cm)点と、価格はモデル中最高値となります。
バイクキャンプバッグ デイトナ
ヘンリービギンズシリーズ
デイトナのヘンリービギンズのバッグは4種類販売されています。基本的な構造は同一ですが機能が違います。
モデル | BASIC | PRO2 | WR | システム |
イメージ | ||||
両サイドオープン | 〇 | 〇 | – | 〇 |
容量可変 | 〇 | 〇 | – | – |
サイド収納 | 〇 | 〇 | 〇 | – |
連結ベルト | – | 〇 | – | 〇 |
前ズレ防止 | – | 〇 | – | 〇 |
防水機能 | – | – | 〇 | – |
拡張ポーチ | – | – | – | 〇 |
WRシリーズはレインカバーが不要な点は魅力ですが、サイドオープンが出来ませんので、ベーシックやPRO2または、システムがキャンプには使用しやすいと思います。
ベーシック | PRO2 |
Lサイズ=44-60L
LLサイズ=53-70L |
Lサイズ=42-56L
LLサイズ=55-70L |
モデル | ベーシック | PRO2 | ||
サイズ | L | LL | L | LL |
容量 | 約44L-60L | 約53L-70L | 約42L-56L | 約55L-70L |
容量可変 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
寸法※ | H30×W41~57
×D32cm |
H30×W52.5~68.5
×D32cm |
H28×W43~59
×D32cm |
H30×W53~69
×D32cm |
レインカバー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
折り畳み | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ショルダーベルト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
カラー | 2色 | 2色 | 2色 | 2色 |
参考価格 | 15.500円 | 19.500円 | 21.500円 | 24.500円 |
※サイドポケット除く
5.000円程PROシリーズが高くなるイメージです。価格とは他にバイクのリア形状によっては、4点固定のPRO2の方がしっかり固定できます。
キャンプで使用する場合は、積載荷重も増えがちなので、イージーベルト+4点固定の方が安定します。
※ベーシックでも十分固定可能です。
収納の目安はこちらになります。(ベーシック)
L | LL |
Lサイズを比較してみましょう。
モデル | ベーシック | PRO2 |
サイズ | L | L |
容量 | 約44L-60L | 約42L-56L |
寸法※ | H30×W41~57×D32cm | H28×W43~59×D32cm |
可変前と可変後でもベーシックの方が、変わらない大きさで容量は多いため、Lを選ぶならベーシックでもいいでしょう。
モデル | ベーシック |
PRO2 |
サイズ | LL | LL |
容量 | 約53L-70L | 約55L-70L |
容量可変 | 〇 | 〇 |
寸法※ | H30×W52.5~68.5×D32cm | H30×W53~69×D32cm |
LLの場合は容量はほぼ変わらないため、価格と固定方法の選択です。
システム |
|
単品(65L) | コンプリート |
モデル | システム |
サイズ | – |
容量 | 約65L+12L |
容量可変 | × |
寸法※ | H35×W55×D35cm |
レインカバー | 〇 |
折り畳み | 〇 |
ショルダーベルト | 〇 |
カラー | ブラック |
参考価格 | 14.500円(単品)
23.300円(COMP) |
※ポーチ寸法除く
ポーチ類は必要な分だけ購入することも可能です。
ただポーチを単品で購入すると割高になるためコンプリートキットの方がお得です。不要なポーチを取り外す方が良いでしょう。
可変は出来ませんが、高さと奥行きが広く取られている分、横幅が55cmで65Lを確保できる割にはコンパクトに収まります。
ポーチは7cmの奥行となるため横幅は、約70cm近くになると思います。他モデルはポーチ分は見越していませんので、システムが最も横幅を抑えられるモデルでしょう。
PRO2と同価格帯となるので、小分けに収納したい方には良いモデルです。
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バイクキャンプバッグ ゴールドウィン
GMSシリーズ
GMS27000 | GSM27001 |
約48L-78L | 約42L-53L |
モデル | GMS27000 | GSM27001 |
容量 | 約48L-78L | 約42L-53L |
容量可変 | 〇 | 〇 |
寸法 | H35×W48~68×D33cm | H30×W46~62×D29cm |
レインカバー | 〇 | 〇 |
折り畳み | 〇 | 〇 |
ショルダーベルト | 〇 | 〇 |
カラー | 2色 | 2色 |
参考価格 | 15.100円 | 13.700円 |
ゴールドウィンの大型バッグは2種類、双方キャンプにも使用できる容量です。
GMS27000 | GSM27001 |
単独で78L確保できるバッグはモデル中最大です。双方共通の特徴を見ていきましょう。
ゴールドウィンは他のメーカーと違い、容量が多い反面、ポケットによる収納が少ないのも特徴です。
バイクキャンプバッグ キジマ
タクティカルK3
ブラック | オリーブ |
モデル | ZK3-10007G/B |
容量 | 約50L-65L |
容量可変 | 〇 |
寸法 | H32×W48~62×D32cm |
レインカバー | 〇 |
折り畳み | 〇 |
ショルダーベルト | 〇 |
カラー | 2色 |
参考価格 | 23.600円 |
キジマの大型シートバッグは、ミニタリー感があるデザインが特徴です。最大容量は65Lと控えめですが、キャンプでも十分使用できる容量です。
またメインフラップはターポリン素材なので、水やドロ汚れにも強い素材です。
フラップ部の収納と右サイドポケットのポケットも搭載されています。
比較的新しい商品なので、「見た目がカッコいい」と言う意見も多かった印象です。
バイクキャンプバッグ比較
60~70Lクラス
メーカー | タナックス | デイトナ | ゴールド
ウィン |
キジマ | |||
イメージ | |||||||
モデル | MFK102 | MFK222 | ベーシック | PRO2 | システム | GMS27000 | タクティカル |
容量 | 約59L-75L | 約70L | 約53L-70L | 約55L-70L | 約65L
+12L |
約48L-78L | 約50L-65L |
容量可変 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
寸法 | H35×W62~82
×D35cm |
H39×W60
×D35cm |
H30×W52.5~68.5
×D32cm |
H30×W53~69
×D32cm |
H35×W55
×D35cm |
H35×W48~68
×D33cm |
H32×W48~62
×D32cm |
折り畳み | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
カラー | 4色 | ブラック | 2色 | 2色 | ブラック | 2色 | 2色 |
参考価格 | 18.500円 | 46.800円 | 19.500円 | 24.500円 | 23.300円 | 15.100円 | 23.600円 |
※レインカバー、ショルダーベルトは全て付属します。
最も容量が確保できるのは3商品。
タナックスMFK102 | デイトナ(システム) | ゴールドウィン |
約59L-75L | 約65+12L(77L) | 約48L-78L |
18.500円 | 23.300円 | 15.100円 |
コスパが高いのはゴールドウィン、タナックスより設計は新しいので、デザインとしてもシンプルです。
ポーチに小分けしたい場合はデイトナが便利でしょう。ただ可変前の容量はタナックスが確保できます。
可変前と可変後のサイズと容量を比較してみましょう。
モデル | 可変前 | 可変後 |
MFK102 | H35×W62×D35cm
(59L) |
H35×W82×D35cm
(75L) |
MFK222 | H39×W60×D35cm
(70L) |
– |
ベーシック | H30×W52.5×D32cm
(53L) |
H30×W68.5×D32cm
(70L) |
PRO2 | H30×W53×D32cm
(55L) |
H30×W69×D32cm
(70L) |
システム | H35×W55×D35cm
(65+12L) |
– |
GMS27000 | H35×W48×D33cm
(48L) |
H35×W48~68×D33cm
(78L) |
タクティカル | H32×W48×D32cm
(50L) |
H32×W62×D32cm
(65L) |
可変前に最も容量が多いのは、タナックスMFK102、デイトナPRO2、ベーシック、キジマタクティカルの順です。
ゴールドウィンは可変後は容量が多いものの、可変前は少なくなっています。
また可変せずに使用するなら下記の2点です。
MFK222 | システム |
約70L | 約65L+12L |
46.800円 | 23.300円 |
高さはありますが、横幅は60cmと抑えられています。ただテントによっては横幅60cmを超えるモデルもありますので、テント選びの制限があることは注意しましょう。
バイク用人気テントの収納サイズはこちらです。
キャプテンスタッグ(ソロ) | 18×18×39cm |
キャプテンスタッグ(アルミ) | 14×14×44cm |
ロゴス(オーニングソロ) | 13×13×48cm |
DOD(ワンポール) | φ14×50cm |
コールマン(ST) | φ19×49cm |
コールマン(LX) | φ21×49cm |
ロゴス(ツーリングドーム) | 12×12×52cm |
ロゴス(ツーリングドゥーブル) | 17×17×60cm |
DOD(ワンタッチ) | 20×20×62cm |
DOD(バイクイン) | φ23×61.5cm |
まだテントを購入していない、または買い替える予定がある人は、可変式でないと、DODのワンタッチシリーズや他のテントも収まらない可能性もあり、収納する横幅も考慮して選んでみましょう。
- 迷ったらタナックスMFK102
- シンプルかつコスパ重視なら、ゴールドウィン
- しっかり固定したい、デイトナPRO2
- 上下使い分け、タナックスMFK310
- ポーチに小分けしたい、デイトナシステム
とまとめさせて頂きます。
40-60Lクラスも見てみましょう。
40~60Lクラス比較
メーカー | タナックス | デイトナ | デイトナ | ゴールドウィン |
イメージ | ||||
モデル | MFK101 | ベーシック | PRO2 | GSM27001 |
容量 | 約39L-59L | 約44L-60L | 約42L-56L | 約42L-53L |
容量可変 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
寸法 | H31×W47~67
×D31cm |
H30×W41~57
×D32cm |
H28×W43~59
×D32cm |
H30×W46~62
×D29cm |
カラー | 2色 | 2色 | 2色 | 2色 |
参考価格 | 16.700円 | 15.500円 | 21.500円 | 13.700円 |
※レインカバー、折り畳み可、ショルダーベルトは全て付属します。
40-60Lクラスでは、タナックスかデイトナベーシックがおすすめ。
タナックスはモデルとしては古く、デイトナの方がスッキリとした見た目です。
ゴールドウィンは価格は安くなりますが、可変時の容量も少なく、GSM27001よりGSM27000を可変させずに使用した方が良いでしょう。
カーキ色、迷彩色とカラーの好みでも良いと思います。
気になったバッグはチェックしてみて下さい
バイクキャンプバッグまとめ
バイクのキャンプではハマってしまうと、どんどん用品が増えてきてどうしても荷物が手狭になってしまします。
テントが最もかさ張りますので、テントを選んでからバッグ選びをしても良いと思います。荷物を沢山積んでキャンプツーリングを楽しみましょう。
【はじめての】バイクキャンプテント10選比較!少し広めが使いやすい
最後までお読みいただきありがとうございました。