こんにちは、とっちゃんです。
BELLのヘルメットが気になっているんだ、日本人向けってあるの?
BELLのヘルメットはクラシックバイクやアメリカンバイクに人気があります。
海外のメーカーのためサイズ感や、人気のヘルメットが気になりますね。
結論としてBELLのヘルメットは日本人向けに作られた、正規代理店のアジアフォームを購入しましょう。
並行輸入品では自身で調整しない限りは、サイズが合いませんので注意して下さい。
この記事ではBELLヘルメットのいい評価や悪い評価まで、日本人向けの人気モデルを解説していきます。
BELLヘルメットとは?
アメリカを代表するメーカー
1923年にベルオートパーツは、創業者ジョージワイトによって設立されました。BELLの名前の由来はカルフォルニア州ロサンゼルス郊外の設立地に由来するものです。
後に入社した「ロイ・リヒター」氏によって1954年からヘルメット事業を開始しました。
第1号となったヘルメット「500」は「500-TX」へ継承され、世界で最も厳しいとされるヘルメットの安全基準「スネル規格」に世界で初めてクリアしたとされています。
1957年に「BELL HELMETS」社を設立、1967年には「STAR」を発表し、世界に大きなヘルメット革命をもたらしました。
日本国内でも大きな影響を受けており、現在は族ヘルとも言われるクラシックヘルメットで、BELLが原点とも言えます。
2輪4輪共に世界的に大きく影響を与えた企業と言っても過言ではありません。
アメリカではBELLの他にシンプソンが老舖として有名ですが、BELLの方が歴史が古いメーカーです。
アクティブが国内正規代理店
日本ではアクティブが2009年からアメリカベルヘルメットの日本国内独占販売を開始しています。
BELL→アクティブ→全国のBELL代理店(バイク用品店)と言う流れです。
他のヘルメットメーカーと違う点は、アクティブは直営販売はしていませんので、全国のBELL代理店から実店舗販売で購入することとなります。
BELLのヘルメットは国内正規品(アジアフォーム)と並行輸入品と分けられます。
アクティブの他にダートフリークが、BELLのMX-9やMOTO-9/10も販売しています。
ただダートフリークは並行輸入品です。オフロードヘルメットが欲しい方は大きめを購入して、内装で調整する必要があります。
BELLヘルメット日本人向けとは?
アジアフォームと海外製の違い
アメリカのBELLのヘルメットと、正規代理店で販売されているヘルメットは、見た目は同一のように見えますが、基本設計から違います。
アクティブでは日本人の頭に合う形状を帽体(シェル)から再設計し、日本の安全規格を取得しています。並行輸入品は欧米人向けの形状となっているため、日本人にはまずフィットしません。
シンプソンなどもシェルからアジアフォームを採用しています。AGVやHJCは内装がアジアンフィットで対応しています。
フィッティングサービスを利用しよう
BELLでは全国の「BELLHELMETS 取扱代理店」でフィッティングサービスを行っています。
サイズ選びに関しては、フィッティングサービスを利用したほうが間違いありません。
帽体サイズは多いモデルで5種類。さらに内装の設定も「HARD」と「SOFT」から5種類、チークパッド、センターパッド、ネックパッドまで調整可能です。
アライやSHOEIと比較しても調整幅は遜色ありません。
BELLヘルメットの良い評価は?
クラシックなデザイン
STARⅡ | 500-TXJ |
クラシックなデザインがBELLの魅力の一つでもあります。日本でもSTARをモチーフとしたデザインが数多く販売されています。
ただBELLと言うブランド力は強く、STARはアニメ「ゆるキャン△」でも採用されていました。
1970年代のクラシックバイクや、現代のネオクラシック車にも似合う形状となっています。
コスパも高い
デザインばかりに気を取られがちですが、BELLの魅力は強度の高さやコスパも魅力の一つです。
またBELLのヘルメットは全モデルFRPです。
ヘルメットの価格は、カーボン→FRP→ポリカーボネートまたはABSの順に安くなります。コピー商品はABS素材であることが多く、BELLは安全性にも妥協がありません。
FRP製のヘルメットで4万円や3万円を下回るのは、国内ではOGK位しかありません。
BELLのヘルメットはコスパも高いメーカーとも言えます。
海外でも高い評価
BELLのヘルメットは海外でも高い評価を得ています。アメリカはもちろんのこと欧州でも安全性の評価は高くなっています。
イギリスの検査機関SHARPでは、国内でも流通があるM5Xは☆5を取得していました。
アライやSHOEIでも満点☆5を取得しているモデルは少なく、強度に関しては世界的機関のお墨付きです。
BELLヘルメットの悪い評価
快適性は国内モデルには劣る?
BELLのヘルメット強度は世界的な評価では高い水準ですが、快適性はアライやSHOEIには劣ると感じるライダーも多いかもしれません。
「静音性」「シールドの操作感」「オプション品」など見劣りしてしまう部分もあります。ただ価格はBELLの方が安いため賛否はつけがたい所です。
アライ | SHOEI |
ラパイド・ネオ | グラムスター |
クラシック・エアー | ジェイ・オー |
性能差が出にくい上記のモデルを検討の方は、BELLのヘルメットの方がコスパが高くなります。
日本人には合わない?
日本人の頭には合わないという意見は基本的に並行輸入品であるヘルメットや、サイズ違いのヘルメットを購入している意見がほとんどです。
並行輸入品は国内の規格を取得していないので、店舗に置くことは出来ず試着が出来ませんので、合わないという意見が多数を占めるのは当然でしょう。
どんなに良いヘルメットでもサイズが合っていなければ、合うわけがありません。
国内代理店で販売されているヘルメットは、上記でも説明した通り、日本人向けに新しく設計されたヘルメットですので、フィッティングサービスをして頂ければ、日本人であってもしっかりフィットします。
BELLヘルメット日本人向けの種類
国内モデル一覧
※2023/9月現在の情報です。
モデル名 | イメージ | 規格 | 素材 | 定価価格 |
M5XJ | SG/MFJ公認 | FRP | 39.600円~ | |
M3J | SG/MFJ公認 | カーボン×
アラミドファイバー |
37.400円~ | |
500-TXJ | SG規格 | FRP | 26.400円~ | |
STARⅡ | SG規格 | FRP | 39.600円~ |
定価で全モデル、4万円を切る価格となっています。上位モデルのM5XJやM3Jは内装にクールマックスを採用しており、また全内装取り外し可能で丸洗い可となっています。
安くMFJ公認ヘルメットが欲しい方にもM5XJ/M3Jはコスパが高いヘルメットと言えます。
ラパイド・ネオやグラムスターも候補に挙がっている方には、M3Jもおすすめです。
BELLのヘルメットを購入するには?
全国のバイク用品店
BELLのヘルメットは大きいバイク用品店であれば置いてあります。
ただフィッティングサービスを行っていない用品店もありますので、正規代理店に記載がある、または問い合わせ後に、ショップに赴くことをおすすめします
全国のBELL代理店検索窓はこちらです。↓
ネット通販は?
アクティブが取り扱うBELLのアジアフォームは、ネットでは購入できません。※2023/9月の情報です。
実店舗での購入がメインとなり、ネット通販で購入できるのは並行輸入品のみです。
ただアジアフォームは種類が少なく、他のモデルが欲しいという方は並行輸入品でも良いと思います。
現在アメリカ国内のモデルは最新鋭のモデルが多く、国内と全く違い魅力的なモデルがたくさんあります。
帽体からですとコストが掛かりますので、内装だけアジアンフィットにしてもらい、国内でも販売してほしい限りです。
アメリカ国内のBELL HELMETSの公式HPはこちらです。↓
BELLヘルメット日本人向けを購入しよう
日本人には日本人向けの形状の方がしっかりフィットしますので、BELLのヘルメットはアジアフォームの購入をおすすめします。
BELLのヘルメットが気になった方は、正規代理店でフィッティングサービスから始めてみて下さい。
どうしても並行輸入品が欲しい方は、内装で調整しフィットさせましょう。価格に関してはネットでは割高な傾向が多いため、公式サイトで相場を確認してからがおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
アメリカの老舖シンプソンについての詳細記事はこちら↓