こんにちは、とっちゃんです。
バイクジャケットオールシーズンモデルが欲しい。おすすめを教えてくれる?
バイクジャケットにはシーズンごとに設定があり種類も豊富です、オールシーズンで使用するにはどんなジャケットがいいか疑問に思いますよね。
様々な環境に対応するためには、防水/透湿性、ベンチレーション、インナーが付属しているモデルがおすすめです。
この記事ではバイクジャケットオールシーズンモデルの特徴から必要な機能、選ぶ際に注意したい点をおすすめ商品を比較して解説していきます。
バイク用のオールシーズンジャケットをお探しの方は読んでみて下さい。
バイクジャケットオールシーズンの特徴
1年を通して使える?
オールシーズンジャケットは実際に快適に使用できるのは3シーズンです。夏場での日中使用はフルメッシュジャケットの快適性には劣ります。
ただ走行する場所によっては夏場でも肌寒い所もありますので、夏場でも活躍する場面があるでしょう。
また真冬は秋冬用ジャケットよりも保温性は劣ります。理由としてオールシーズンジャケットはアウター性能は高いですが、中綿が内蔵されていません。
秋冬用はアウターに中綿入り+インナーの中綿入りジャケットになり、空気を抱え込む量としては秋冬用の方が優れています。
オールシーズンとは言え真夏のメッシュジャケット、真冬に特化したジャケットには若干劣ることは考慮すべきでしょう。
ハイエンドモデル
オールシーズンジャケットはほとんどのモデルがハイエンドモデルになり、ベンチレーション機能などメーカーの主な機能はすべてついています。
アウター、インナーと分かれており、アウターとしての防水透湿性も高い性能を誇るジャケットばかりです。
価格は高いですが、長いシーズン使用することによって結果的には安く済むでしょう。
例えばメーカーが謳う、春夏(2万円前後)、夏(1.5万円前後)、秋冬(2万円前後)とそれぞれ購入すれば6万円近くになります。
6万円あればオールシーズンモデルが十分購入でき、夏場に活躍する吸汗速乾インナーや防寒グッズに費用を回すことが出来ます。
オールシーズンジャケットに必要な機能
防水効果
ツーリング中に突然の雨でもジャケットに防水効果があれば慌てなくて済みます。
ただし注意したいのはオールシーズンジャケットでの防水効果は、雨天時の長時間走行には適さないものがほとんどです。
雨天時の長時間走行時には耐水圧表示の高いレインスーツを装着してください。
ジャケットに使用される、透湿防水素材は耐水圧○○mm、透湿度○○g/㎡/24hと数値化されており、基本的には数値が高ければ高い程性能が高いことになります。
ベンチレーション機能
ベンチレーション(空気の通り道)の機能は、熱がこもった際に排出してくれる機能。
春秋では日中気温が上がる際は汗をかくほどになり、冬季も汗冷えを防止するために効果的です。
メーカーによって開口箇所は異なりますので注目したいポイントでもあります。
プロテクター
オールシーズンジャケットでは標準プロテクターが内蔵されています。万が一の転倒などには、プロテクターが付いていれば安心です。
プロテクターにはCE規格レベル1、レベル2がありますのでジャケットによっては付け替えて下さい。
標準装備の他に追加で内蔵できるモデルが多数です。
バイクジャケットオールシーズンモデルおすすめは?
性能重視ならゴアテックスモデル
性能重視で選択する場合はゴアテックスモデルがおすすめです。防水性能や通気性も素材の中でもトップクラスになります。
しかし国内メーカーでゴアテックスジャケットの取り扱いは殆どなくなりました。ゴアテックスモデルが欲しい方はダイネーゼやレブイット辺りを検討しましょう。
ゴアテックスの具体的な数値は、耐水圧45.000mm以上、透湿数13.500g/㎡・24hrsが代表的な数値です。ただこちらの数値は一般的に言われる数値であって、ゴア社が公表しているものではありません。
各社の防水防風透湿素材もゴアテックスに負けず劣らずの性能があり、品質としては申し分ありません。
コミネのオールシーズンジャケット
JK-5994
サイズ | 9 |
カラー | 4 |
ベンチレーション | 胸/肩/腕 |
プロテクター | 胸部/肩/肘/背中 |
防水透湿性 | – |
インナー | 別売り |
特長 | – |
参考価格 | 18.500円 |
コミネのJK-5994、大型のベンチレーション付きのテキスタイルのジャケットです。
注意点は防水透湿性がない点とインナーが別売りとなっており、コミネのシステムインナーを別途購入する必要があります。
冬用であれば+7.000円、トータルで25.000円程に収まるでしょう。
オールシーズンジャケットは丈の長いモデルばかりですが、通常のジャケットと変わらないデザインが魅力です。
JK-5744
サイズ | 9 |
カラー | 2 |
ベンチレーション | 胸/腕 |
プロテクター | 胸部/肩/肘/背中 |
防水透湿性 | 〇 |
インナー | 2種付属 |
特長 | コーデュラ |
参考価格 | 35.000円 |
コミネのラーマⅢ、コミネの中でも最上位のモデルで、価格に比例して機能も充実しています。
胸部/腕に大型のベンチレーションを配置、胸部/肩/肘/背中のプロテクターは胸部(ソフト)以外すべてCEレベル2、背面内側に空気の通り道を作る3Dメッシュ、さらに着脱可能なインナーが2種付属する3レイヤー構造モデルです。
また生地にはナイロンの7倍もの強度を持つコーデュラを採用、他社であれば10万円近くはするスペックでしょう。
旧モデル、ラーマⅡと間違いやすい点とサイズ選択には注意して下さい。
RSタイチのオールシーズンジャケット
RSJ729
サイズ | 8 |
カラー | 4 |
ベンチレーション | 胸/背面 |
プロテクター | 肩/肘/背中 |
防水透湿性 | 〇 |
インナー | 〇 |
特長 | ドライマスター |
参考価格 | 33.000円 |
RSタイチのドライマスターコンパス。
独自素材のドライマスターによる高い防水透湿性と、中綿入りのインナー付きです。
胸部と背中に大型のベンチレーションを搭載、防水ポケットが前面に2か所、背面に1か所設置されています。
コミネ同様にサイズ展開が豊富で、カラーによっては3万円を切る価格で購入できます。
RSJ726
サイズ | 11 |
カラー | 4 |
ベンチレーション | 脇 |
プロテクター | 肩/肘/背中 |
防水透湿性 | – |
インナー | 〇 |
特長 | 撥水加工 |
参考価格 | 33.000円 |
ミニタリーテイストのモンスターオールシーズンパーカー。
特長は多数のポケットと、脱着可能なフード、優れた撥水防汚機能を持つテフロン撥水加工です。
ベンチレーションは脇のみ搭載しています。上記のコンパスよりもこちらのジャケットの方が冬寄りのオールシーズンジャケットです。
アウタージャケットの裏側には、スマホが収納可能なポケットも内蔵されています。
ラフ&ロードのオールシーズンジャケット
RR7252
サイズ | 6 |
カラー | 3 |
ベンチレーション | 胸/腕/背中 |
プロテクター | 肩/肘/背中 |
防水透湿性 | 〇 |
インナー | – |
特長 | 撥水加工 |
参考価格 | 28.000円 |
ラフ&ロ―ドのウォーターシールドコマンドジャケット。
ベンチレーションを数多く搭載し、カジュアルなデザインが特徴です。
透湿性を持たせたジャケットでありながら、胸部のVベントで受けた風を背面のベンチレーションで効率よく排出します。
ポケットも多数配置されており、オールシーズンインナーが取り付け可能です。
RR7107
サイズ | 7 |
カラー | 3 |
ベンチレーション | 胸/腕/背中 |
プロテクター | 胸部/肩/肘/背中 |
防水透湿性 | 〇 |
インナー | 〇 |
特長 | デュアルテックス |
参考価格 | 43.000円 |
デュアルテックスアドベンチャーオールシーズンジャケット。
高機能なベンチレーションと防水透湿素材デュアルテックスを使用した、ラフ&ロードの最高峰モデルです。
胸部のVベント+肩回り、腕、背面と雨天時に活躍する防雨フラップを搭載、収納ポケットも多数配置されており、レインウェアいらずの高性能ジャケットで、様々な環境に対応できます。
中綿入りの防寒インナーも付属します。
リンク
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クシタニのオールシーズンジャケット
K-2415
サイズ | 5 |
カラー | 3 |
ベンチレーション | 胸/腕/背中 |
プロテクター | 肩/肘/背中 |
防水透湿性 | 〇 |
インナー | – |
特長 | – |
参考価格 | 71.500円 |
クシタニの最高スペックを誇る、フォワードアドジャケット。
防水+撥水、防風、透湿性を持たせた高性能ジャケットです。
胸部、腕、背面と大型のベンチレーション搭載し、脇下から下袖までストレッチ素材を採用し伸縮性を持たせています。
雨水の侵入を防ぐダブルフラップ使用、前後に大型のポケット+内ポケット、ストームガード付きと国内で最高峰のアドベンチャージャケットです。
インナーは別売りですが、組み合わせれば全天候、オールシーズン活躍します。
購入は公式HPからのみとなります。↓
アルパインスターズのオールシーズンジャケット
ANDES V3 DRYSTAR ジャケット
サイズ | 5 |
カラー | 4 |
ベンチレーション | 脇 |
プロテクター | 肩/肘 |
防水透湿性 | 〇 |
インナー | 〇 |
特長 | – |
参考価格 | 48.400円 |
アルパインスターズのアンデスV3ドライスタージャケット。
アルパインスターズ独自の防水透湿素材のドライスター採用、防寒インナーが付属します。
胸部、背面の大型ポケットと防水インナーポケットを搭載、肘にはストレッチ素材×耐摩擦性を高める加工し、肩/肘にはバイオフレックスプラスプロテクターを装備しています。
バイクオールシーズンジャケット比較
メーカー | コミネ | RSタイチ | ラフ&ロード | クシタニ | アルパインスターズ | |||
イメージ | ||||||||
モデル | JK-5994 | JK-5744 | RSJ729 | RSJ726 | RR7252 | RR7107 | K-2415 | – |
サイズ | 9 | 9 | 8 | 11 | 6 | 7 | 5 | 5 |
カラー | 4 | 2 | 4 | 4 | 3 | 3 | 3 | 4 |
ベンチレーション | 胸/肩/腕 | 胸/腕 | 胸/背面 | 脇 | 胸/腕/背中 | 胸/腕/背中 | 胸/腕/背中 | 脇 |
プロテクター | 胸部/肩/肘/背中 | 胸部/肩/肘/背中 | 肩/肘/背中 | 肩/肘/背中 | 肩/肘/背中 | 胸部/肩/肘/背中 | 肩/肘/背中 | 肩/肘 |
防水透湿性 | – | 〇 | 〇 | – | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
インナー | 別売り | 2種付属 | 〇 | 〇 | – | 〇 | – | 〇 |
特長 | – | コーデュラ | ドライマスター | 撥水加工 | 撥水加工 | デュアルテックス | – | – |
参考価格 | 18.500円 | 35.000円 | 33.000円 | 33.000円 | 28.000円 | 43.000円 | 71.500円 | 48.400円 |
コスパはコミネが一番ですが、JK-5994はベンチレーショには優れているものの、防水/透湿性は持ち合わせていませんので、RSタイチやラフ&ロードの方が3万円前後から購入できます。
メーカー | RSタイチ | ラフ&ロード |
イメージ | ||
モデル | RSJ729 | RR7252 |
サイズ | 8 | 6 |
カラー | 4 | 3 |
ベンチレーション | 胸/背面 | 胸/腕/背中 |
プロテクター | 肩/肘/背中 | 肩/肘/背中 |
防水透湿性 | 〇 | 〇 |
インナー | 〇 | – |
特長 | ドライマスター | 撥水加工 |
参考価格 | 33.000円 | 28.000円 |
デザインは好みにもよりますが、こちらの2点ではRSタイチのコンパスジャケット方が性能は高くなります。
コンパスジャケットはドライマスター+撥水加工+サーミック採用の防寒インナー、価格差を考慮してもコンパスの方がお買い得です。
メーカー | コミネ |
ラフ&ロード |
クシタニ | アルパインスターズ |
イメージ | ||||
モデル | JK-5744 | RR7107 | K-2415 | – |
サイズ | 9 | 7 | 5 | 5 |
カラー | 2 | 3 | 3 | 4 |
ベンチレーション | 胸/腕 | 胸/腕/背中 | 胸/腕/背中 | 脇 |
プロテクター | 胸部/肩/肘/背中 | 胸部/肩/肘/背中 | 肩/肘/背中 | 肩/肘 |
防水透湿性 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
インナー | 2種付属 | 〇 | – | 〇 |
特長 | コーデュラ | デュアルテックス | – | – |
参考価格 | 35.000円 | 43.000円 | 71.500円 | 48.400円 |
最高値はクシタニ、最高峰の性能ではありますが、インナーを買い足せは10万円近くになるかと思います。
もちろんクシタニファンにはおすすめしますが、価格と性能を考慮すると、ダイネーゼやレブイットと言ったブランドのゴアテックス採用モデルにも手が届く価格です。
アルパインスターズはベンチレーションが少ない点と、プロテクターも肩肘のみですので+αの予算も見ておいた方が良いでしょう。
メーカー | コミネ |
ラフ&ロード |
イメージ | ||
モデル | JK-5744 | RR7107 |
ベンチレーション | 胸/腕 | 胸/腕/背中 |
プロテクター | 胸部/肩/肘/背中 | 胸部/肩/肘/背中 |
防水透湿性 | 〇 | 〇 |
インナー | 2種付属 | 〇 |
特長 | コーデュラ | デュアルテックス |
参考価格 | 35.000円 | 43.000円 |
多くのユーザーにおすすめしたい高性能なオールシーズンジャケットは、コミネのラーマⅢとラフ&ロードのデュアルテックスアドベンチャー。
メーカー | コミネ | ラフ&ロード |
防水性 | 〇 | ◎ |
透湿性 | 〇 | ◎ |
プロテクター | 胸部以外レベル2 | レベル1 |
ベンチレーション | 胸/腕 | 胸/腕/背中 |
インナー数 | 2 | 1 |
コスパ | ◎◎ | 〇 |
ベンチレーションと防水/透湿性はラフ&ロード、生地の耐久性とプロテクター、2種類のインナーとお得感はコミネ。
コーデュラを採用しているコミネのコスパは抜群であり、プロテクターが胸部以外CEレベル2である点も魅力です。
夏場は各ジャケット厳しい場面もあるかと思いますが、冬も使用できるか気になる方も多いはずです。
メーカー | コミネ | RSタイチ | ラフ&ロード | クシタニ | アルパインスターズ | |||
イメージ | ||||||||
モデル | JK-5994 | JK-5744 | RSJ729 | RSJ726 | RR7252 | RR7107 | K-2415 | – |
インナー | 別売り | 2種付属 | 〇 | 〇 | 別売り | 〇 | 別売り | 〇 |
冬 | – | 〇 | 〇 | 〇 | – | 〇 | – | 〇 |
コミネJK-5994、ラフ&ロードRR7252、クシタニはインナーを買い足さなければ冬を乗り越えられません。
その他のモデルは防寒インナーが付属していますので、冬でも問題ないでしょう。しかし重ね着を前提としたサイズアップは検討したいところです。
季節を通して長い期間ジャケットを使用したいのであれば、オールシーズンジャケットを検討してみて下さい。
気になったジャケットはチェックしてみましょう。
バイクオールシーズンジャケットまとめ
オールシーズンジャケットは価格としては高価ですが、耐久性も高く長年使用することも出来ます。
特にゴアテックスモデルはお手入れも簡単で防水透湿性を長く保つことも可能です。オールシーズンジャケットを着て年中快適に走行しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。