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張替えまではしたくないっ!失敗しないバイクシート補修の仕方は?

バイクメンテナンス

こんにちは、とっちゃんです。

ブーツに引っ掛けてバイクのシートが少し破れてしまった。

休憩中シートにたばこの火がついて、穴が開いてしまった!

だけど張替えまではしたくない、程度のバイクシートの破れを治す方法は・・・

  • コーキング、ボンドで穴を塞ぐ
  • 補修用シートを貼る

上記の方法で仕上がりに満足できない場合は、シートカバーや表皮の張替え、シート交換という選択になります。

小さい穴や切り傷などの補修の仕方や、補修の商品まで解説していきます。

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シートの補修方法の種類

補修方法の種類

  1. コーキング、ボンドの補修
  2. 補修用シート
  3. シートカバー取付
  4. シート表皮張替え
  5. シート交換

の五種類に分けられます。

1.2は費用はほぼ変わりません、番号が多くなるにつれコストが大きくなります。

種類別コスト比較表

コストとしてはこのような参考価格になります。

補修方法 参考価格
コーキング、ボンド補修 100円~600円
補修用シート 500円~1000円
シートカバー取付 1000円~3000円
シート表皮張替え 1000円~15000円
シート交換 8000円~50000円

シート表皮の張替えやシート交換は、車種によって異なります。

125cc以下でしたら比較的安くできますが、中型バイクや大型バイクなどは費用が高くなります。

メリット、デメリット

ボンド、コーキング
メリット デメリット
補修跡が目立ちにくい 凸凹になることもある
小さい穴には適している 大きい傷には不向きである
剥がれにくい 開封後は硬化してくる

小さい穴や傷には、目立ちにくいボンドがおすすめです。

ボンドは開封後は徐々に硬化してきてきますので、使い切りと思っていただいた方がいいでしょう。

ペースト状のパテのような感覚で使用しますので、盛り方が悪いと凸凹になってしまう場合もあります。

補修用シート
メリット デメリット
貼るだけ簡単 シートを貼った感がある
補修跡に合わせてカットできる 徐々に剥がれてくる
余った分はまた使用できる 色が合わない

補修用シートは貼り付け後は目立ちはしますが、簡単に施工でき、余った分はまた使用できますので、剥がれてきてもまた張り付けることができます。

あくまでも補修である

また破れてくる可能性も・・・

コーキングやボンドでの補修と補修用シートでの治し方は、あくまでも補修であって、また破れてくる可能性もあります。

破れどころが悪い箇所

  • お尻でよく擦れるところ
  • 体重がよく掛かる箇所

は短期間は大丈夫ですが、特に切り傷の場合シートの伸び縮みによって破れてきやすいです。

破れる頻度が高い場合は、他の補修方法を検討しましょう。

アンコも補修が必要な場合がある

切り傷や穴が深い場合、シート内部のクッション(アンコ)も補修が必要な場合があります。

アンコのダメージをほかっておくと、徐々にキズが広がってクッション性が悪くなります。

アンコの補修は補修用スポンジを使用してスポンジの接着剤で接着します。

価格は補修用スポンジ1800円前後と接着剤が3000円前後で、計5000円ほどのコストが掛かってしまいます。

入手できない、ダメージが酷いシートをレストアする場合以外は不向きです。

シート交換で一万円以内で収まる車種であればシート交換、又は張替えをしたほうが安く済む場合もあります。

補修用ボンド、コーキングおすすめ

ロックタイト黒ゴム接着剤

容量 100g
特徴 速乾性、耐水性、ゴムの柔らかさ
適所 小さな穴、小さな切り傷
価格 680円~

汎用の黒ゴム接着剤、色が黒であることと、耐水性が高いことも補修には適しています。

速乾性は使用しやすいです。

セメダイン シュードクターN

容量 50ml
特徴 無溶剤、耐摩擦性
適所 小さな穴、小さな切り傷
価格 650円~

靴底用の補修用ボンドです、無溶剤ですので乾燥後のやせが少ないのも特徴です。

乾燥には24時間掛かりますので注意です。

補修シートで張るだけ簡単

見栄えは悪いが簡単で早い

補修用シートはテープを張るように簡単に補修できます。

見栄えは貼った感が出ますが、小さな穴や、切り傷では遠目から見れば分かりません。

大きい切り傷や穴はテープの方が簡単です。

角を丸く着ると剥がれにくくなります。

シート補修テープおすすめ

コニシボンド 合皮補修シート

サイズ 200×130mm
価格 570円~

合皮用の補修シートです、室内用のソファー等が用途ですが、価格が安いのは魅力的です。

合皮の風合いが合う方はおすすめです。

デイトナ シート補修

サイズ 110×170 又は210×300mm
特徴 表面処理、色のラインナップが多い
価格 630円~1400円前後

デイトナの補修シートは

  • 荒目・細目
  • ツヤあり・ツヤ無し
  • ツヤありスミ黒色・ツヤ無し黒色

と細かくラインナップされています。

車両のシートに合わせて選ぶことができるのでおすすめです。

210×300mmサイズでなければ1000円以下で購入できます。

CEPTOO(セプトゥー)のビール粘着合皮シート

サイズ 425×275mm
価格 1050円~

伸縮性のある為、コーナー部分にも適しています。

価格の割にはサイズが大きく、補修箇所が大きい場合にはこちらがおすすめです。

補修箇所が大きい場合には防水スプレー

補修箇所が大きい場合は、防水スプレーをかけておくと撥水効果もあり、補修箇所が長持ちします。

防水スプレー又は、撥水スプレーにはフッ素系のスプレーがおすすめです。

フッ素系は合成皮革や、革製品にも使用できますので、バイクのシートに適しています。

防水、撥水スプレーのおすすめ記事はこちら↓

バイクのグッズに使う防水スプレー14選!おすすめ集めてみました!

まとめ

  • 1cm程の小さい穴や傷には目立ちにくいボンドがおすすめ
  • 見た目を気にしないなら簡単な補修シートがおすすめ

小さな穴と思いきや段々と広がって、大きな穴になってしまうこともあります。

水が侵入してアンコにダメージがないうちに早めに処理をしましょう。

シートのキズの程度によって補修方法を選択して下さい。

えっ!爪とぎなんてしてませんよ・・・

最後までお読みいただきありがとうございました。

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