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バイクバッテリー上がりはしばらく待つと復活するって本当?基本しません

バイクメンテナンス

こんにちは、とっちゃんです。

バイクのバッテリー上がりは、しばらく待つと復活するのかな?

バイクのバッテリー上がりは「しばらく待つと復活する」という都市伝説的なことが囁かれますが、過放電によるバッテリー上がりの場合、まず復活しません。

結論として稀に復活する可能性があるのは気温低下によるバッテリーの電圧低下です。

殆どのバッテリー上がりのケースでは復活しないため、交換又は充電が必要と言うことになります。

この記事ではバッテリー上がりの際にしばらく待ったら復活するケースからしないケースまで、復活させる方法まで解説していきます。

バイクバッテリーが上がってしまった方は読んでみて下さい。

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バッテリー上がりしばらく待つと復活する場合は?

気温低下による電圧低下

朝方 日中

バイクバッテリーは100%の電圧を発揮できるのは外気温25℃。一般的に1℃下がるごとに1%性能が下がると言われています。

氷点下を下回る日や、5℃以下の外気温の日はバッテリーの能力が100%発揮されません。

冬はスマホの電池消費が早い減少と同様に、バッテリー内部の化学反応の速度が異なるからです。

復活する可能性があるとすれば、寒暖差が大きい地域の場合です。

例えば北海道では5月であっても氷点下近くになり、最高気温は30℃近くです。朝はエンジンが掛からなくても、日中は掛かる場合もあります。

ただし基本的にバッテリーが弱っている場合がほとんどですので、症状が出た場合はバッテリーの充電を行いましょう。

セルモーター使用による一時的な電圧低下

上記の気温が低い条件下で、セルモーターを断続して回した際に一時的に電圧が低下する場合があります。

かかりが悪いキャブ車の場合連続して回す場合もあり、しばらく待ってからかけ直すと復活する場合もあります。

基本セルモーターの回転が遅い、回らないという状況であれば、いくら待っても復活しません。バッテリーを充電してから再度セルモーターを回してください。

バイクバッテリー上がりしばらく待っても復活しないケースは?

完全に動作しない

最も明らかな症状の一つで、キーをONにしても、メーターのライトが点灯しない、ホーンも鳴らない、ヘッドライトもつかないといった状態です。

バッテリーの電力が全くない状態を示しており、充電をしない限りは復活しません。

メーターのライトが点灯しても、セルモーターが回らない程電圧が低下している場合も同様です。

液量が著しく減っている

開放式バッテリーの場合、電解液の液量が著しく減っている場合もあります。

※メンテナンスフリーのバッテリーは液量は確認できません。

長期放置車によくあることで、完全に放電しきっている場合は液を補充しても復活しないことがほとんどです。

新品のバッテリーに交換しましょう。

充電システムの不具合

レギュレーターやオルタネーターなどの充電システムに問題が生じると、バッテリーへの充電が不十分となるか、逆に過充電状態となる可能性があります。

どちらの状態も、バッテリーにダメージを与える要因となります。

ダメージを負ったバッテリーは充電を行ったとしても復活する可能性は低く、仮に始動できたとしても十分な充電が行われずに、再度バッテリー上がりを起こしてしまいます。

故障個所を特定するにはある程度の知識が必要です。

端子の腐食や接触不良

バッテリー端子が腐食すると、電気伝導の障壁となります。

さらに、端子とケーブルの接触不良も同様の問題を引き起こします。このような状態が続くと、エンジンの始動や電装品の動作に問題が生じる可能性が高まります。

バッテリーのメンテナンスから始めましょう。

電気系統の不具合

ショートや漏電は、電気が正常でない経路を通ることでバッテリーが急速に放電される原因となります。これは、配線の劣化や絶縁不良、部品の故障などが原因として考えられます。

またヒューズ切れも起こる現象で、ヒューズ切れが多発する場合は、そのまま乗らず原因を特定することが必要です。

過度なアクセサリー使用

多数の電子アクセサリーの使用は、バッテリーへの過度な放電を引き起こすことがあります。

冬季の場合は電熱装備を車体側から給電している場合は、バッテリー上がりのような症状が出やすく、一度取り外して改善されるか確認しましょう。

バイクバッテリーしばらく待っても復活しなかったら?

自宅でバッテリー上がりになってしまった場合

自宅でバッテリー上がりになってしまった場合の対処法は以下のようになります。

  • バッテリーを充電
  • 車からのジャンピングスタート
  • 新品バッテリーを交換
  • バイク店へ連絡

バッテリー充電は通常の充電器と、トリクル充電器を使用しましょう。

※トリクル充電器は微弱な電流を供給し続け、バッテリーの電圧を一定に保つ装置です。

充電後や車からブースターケーブルを使用してバイクを始動後に、ある程度の走行距離を走ってバッテリー上がりが改善しない場合、新品のバッテリーに交換しましょう。

ご自身で出来ない場合はバイク店に連絡し対処してもらって下さい。

ツーリング先でバッテリー上がりになってしまった場合

ロードサービスを依頼する

ツーリング先でバッテリーが上がってしまった場合は、キャブ車は押しがけなどが有効です。キックスタートが付いているバイクはキックスタートで始動して下さい。

ただし近年のバイクはインジェクション車ばかりですので、インジェクション車の再始動は不可能と思って下さい。

ロードサービスやJAFなどを利用するのが一番でしょう。保険やクレジットカードに付帯しているロードサービスでも良いと思います。

長距離ツーリングでは万が一に備えポータブルスターターを用意する

現在モバイルバッテリーほどの大きさで、スターターとして使用できる機能を搭載している商品もあります。

車でも十分な出力を持ち、ケーブルを繋いでセットすれば始動させることが可能です。

連泊を伴うツーリングにお守り代わりとして携帯するのも良いでしょう。万が一仲間内に症状が出た場合にも対処できます。

ただしバッテリー上がりの根本的な解決にはならないため、上がらないようなバッテリーの状態を保つのが一番です。

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バイクバッテリーしばらく待っても復活する?まとめ

バイクのバッテリー上がりは基本的にはしばらく待ったとしても復活しません。

バッテリー充電をして症状が治らない場合は、バッテリーを新品に交換しましょう。

年中気持ちよく始動できるようにバッテリーの点検を怠らないようにして下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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