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バイク電熱グローブおすすめ!コミネ VS RSタイチ、安物は注意!

ウェアとグッズ

こんにちは、とっちゃんです。

バイク電熱グローブのおすすめを教えてくれる?

冬の通勤やツーリングは指先まで冷えて、ライダーにとってはつらい季節です。

そんな寒さから解放してくれる電熱グローブは救世主ではありますが、種類が多すぎて選ぶのが難しいですよね。

結論としてコミネ、RSタイチから選ぶのが一番おすすめ。

理由は便利な反面トラブルが多い電熱グローブは、2社なら拡張性や保証、アフターサービスが信頼できるからです。1万円以下の電熱グローブはおすすめ出来ません。

この記事ではバイク電熱グローブの給電方法のメリットデメリットから、2023モデル一覧、コミネとRSタイチを徹底比較、バッテリーの保管方法まで解説していきます。

バイク電熱グローブのおすすめを知りたい方は読んでみて下さい。

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バイク電熱グローブ給電の種類

12Vバッテリー直結タイプ

引用元:コミネ

バッテリーから直接電源を取る給電方法です。

メリット デメリット
・バイクが動く限り温かい ・配線をする必要がある
・充電時間を気にしないで済む ・コードの取り回しが面倒である

配線作業やコードの取り回しの面倒を除けば、バッテリー直結タイプが長時間使用には適しており最終的には一番安上りです。

コードの取り回しと、充電の手間、どちらを取るかでしょう。

USB/シガーソケット給電

引用元:コミネ

USB/シガーソケット電源から給電する方法です。

メリット デメリット
・バイクが動く限り温かい ・USB/シガー電源を用意する必要がある
・充電時間を気にしなくて済む ・他のアクセサリーと併用すると給電不足になりがち

DC12Vバッテリー同様バイクが動く限り温かいですが、電源を確保する必要があります。

コミネは対応、RSタイチは対応していません。

専用モバイルバッテリー充電式

引用元:コミネ

付属のバッテリーを充電して、グローブの袖にバッテリーを収納し使用するモデル。

メリット デメリット
・気軽に簡単に使用できる ・使用時間に制限がある
・電源がいらない ・バッテリー収納の袖が膨らむ
・他の用途にも使える ・使用しない季節にバッテリーが劣化

充電式は便利ですが時間制限があったり、バッテリーの劣化とメリットばかりではありません、しかし手軽に使えるメリットが大きく充電式が最も人気です。

使用時間はバッテリー容量に依存するため、半日や長距離ツーリングに使用する際は、予備バッテリーを購入しましょう。

コミネの電熱グローブ

モデル一覧

イメージ
モデル名 EK218 EK217 EK-216 EK215 EK205 EK200 EK202 EK201 GK804
サイズ数 7 7 6 7 6 6 7 7 7
カラー 1 3 1 3 3 2 2 3 2
プロテクター
防水透湿
温度調整 3段階 3段階 3段階 デュアル※ 3段階 3段階 3段階 3段階 3段階
車体給電
モバイル/シガー
参考価格 16.200円 12.800円 13.600円 15.600円 15.800円 15.200円 15.600円 13.800円 14.700円
バッテリー 別途 別途 ハーネス

付属

別途 別途 別途 ハーネス

付属

ハーネス

付属

別途
出力 7.4V 7.4V 12V 7.4V 7.4V 7.4V 12V 12V 7.4V
カーボンファイバー

ヒーター

※3段階調整と、発熱部位置変更可能。

コミネだけでも現在電熱インナーグローブを除くと、10種類も販売されています。一覧表の左に行くにつれて新しいモデルとなります。

給電方法でモデルを分けてみましょう。

DC12V給電ハーネス付属モデル

イメージ
モデル名 EK-216 EK202 EK201
サイズ数 6 7 7
カラー 1 2 3
車体給電
参考価格 13.600円 15.600円 13.800円

※プロテクター、防水透湿、温度調整は3段階は共通。

売れ筋はEK201、202、216の順番です。袖口から冷気の侵入を防ぐならロングのEK201辺りが良いでしょう。

レビューを見るとそこまで暖かくないとの意見もあります。

理由は他の7.4V仕様と比べて、ヒーターにマイクロカーボンファイバーヒーターと、防水透湿素材ハイポーラを使用していない点が挙げられます。

ただモバイルバッテリー分安く購入できる点は魅力です。

モバイル給電/シガー電源

イメージ
モデル名 EK-218 EK-217 EK215 EK205 EK200 GK804
サイズ数 7 7 7 6 6 7
カラー 1 3 3 3 2 2
プロテクター
防水透湿
温度調整 3段階 3段階 デュアル 3段階 3段階 3段階
モバイル電源
シガー電源
参考価格 16.200円 12.800円 15.600円 15.800円 15.200円 14.700円
バッテリー 別途 別途 別途 別途 別途 別途
出力 7.4V 7.4V 7.4V 7.4V 7.4V 7.4V
ハイポーラ

EK215に関しては、カーボンファイバーヒーターを搭載していないのと、防水透湿素材ハイポーラを使用していないので、他のモデルと比較すると暖かさでは負けるはずです。

部分的に発熱箇所を変えたいという方向けとなります。

イメージ
モデル名 EK-218 EK-217 EK205 EK200 GK804
特徴 2023モデル 2022モデル グラフィック プロテクター ロングセラー
ドローコード

コミネでも比較的新しいモデルはEK-218とEK-217。

クラシックなグローブが良い方には、EK218。

コスパ重視やジャケットで袖口が対応できるのであればEK217やEK-216。

EK205/200やGK804は旧モデルではありますが、ファスナー+ドローコードと冷気の侵入口はしっかりと防いでくれます。

EK200はプロテクターがフロータイプですので、握りやすさが魅力。

暖かさは大差がないため、デザインや販売時の価格で決めるのが一番でしょう。

コミネの給電グッズ

専用モバイルバッテリーは全て別売りです。

はじめての購入 6.800円
予備/補修用 2.800円
シガー給電 3.100円
USB給電用 3.600円
ジャケット連動 3.000円

※画像リンク

USB給電コードは車載USBやモバイルバッテリーにも使用できます。駆動時間を補うために市販のモバイルバッテリーを活用するのも良いでしょう。

USB給電の場合3.0でも、最大限の熱量を発揮できない場合がある点と、市販のモバイルバッテリーを使用する際は2つ用意する場合は問題ありませんが、1台で同時出力させる場合は対応しているモデルのみとなります。

ジャケット連動はEK-106, EK-111, EK-112, EK-312の袖口電源コードに接続して使用するコードです。

純正バッテリーは強で2時間ほどしか持ちませんので、長時間使用する場合は予備バッテリーや、他の電源を確保できるコードを用意して下さい。

RSタイチの電熱グローブ

モデル一覧

イメージ
モデル名 RST656 RST657 RST655 RST654
サイズ数 7 7 5 5
カラー 4 3 4 3
プロテクター ソフト
防水透湿
温度調整 3段階 3段階 3段階 3段階
車体給電
モバイル
参考価格 15.700円 16.700円 19.200円 21.000円
バッテリー 別途 別途 別途 別途
カーボンファイバー

ヒーター

RSタイチはコミネと違いモデルによって分けられているのではなく全モデル、専用モバイルバッテリー仕様と、バッテリー給電を選択できます。

ドライマスターを採用、カーボンファイバー発熱ユニット、中綿には保温性が高いシンサレートを使用、電熱の以外は大差ありませんが、プロテクターの仕様が若干違います。

RST656 ソフトプロテクター
RST657 TPUナックルプロテクション
RST655 フローティングプロテクター
RST654 カーボンプロテクター
RST656 RST657
RST655 RST654

安く済ませたい場合はRST656/657辺りで、RST655や654は細部の造りや耐久性が高いように作られています。

2023年モデルは今のところ値下げは少なく、値下げ狙いで2022年モデルをあえて狙うのも良いでしょう。

RSタイチの給電バッテリー

バッテリー定価14.080円でコミネより高くなりますが、2020年秋より容量が従来品と比べて1.7倍も容量アップしています。

給電コードはRSP067が使用出来ます。
執筆時は公式からしか購入できないためRSタイチ公式HPリンクを貼っておきます。↓

コミネとRSタイチどっちが良いの?

どちらにも利点がある

各レビューを参照し優れている点を比較してみましょう。

メーカー コミネ RSタイチ
バッテリー 2100㎃h 5000㎃h
駆動時間
操作感
暖かさ
配線の丈夫さ
価格
保証 1年保証 2年保証

バッテリーはRSタイチがコミネの倍はありますので、本体自体は大きくなるデメリットはありますが持続時間は断然RSタイチです。

また暖かさもコミネ VS RSタイチではほとんどの方がRSタイチ優勢でした。

ただやはり価格がネックになり、RSタイチはモバイル仕様だと3万円前後、コミネは2万円からと1万円の差は大きいと思われます。

バッテリー給電と、専用モバイルバッテリーで揃えた金額を見てみましょう。

電源コード込み料金

バッテリー給電
コミネ※1 RSタイチ
EK-216 13.600円 RST656 21.640円
EK202 15.600円 RST657 22.640円
EK201 13.800円 RST655 25.140円
RST654 26.940円

※1 車体側バッテリー給電ハーネス/分岐ケーブル込み価格。

コミネは車体側のバッテリー給電コネクター込みの価格でコスパはかなり高く、ただグローブ自体はRSタイチの方が性能が高いです。

RSタイチの電熱グローブは車体給電にすれば、コミネの専用モバイル形式と差が無くなります。

専用モバイルバッテリー込み料金

専用モバイルバッテリー給電
コミネ RSタイチ
EK-217 19.600円 RST656 29.700円
EK-218 23.000円 RST657 30.700円
EK-215 22.400円 RST655 33.200円
EK205 22.600円 RST654 35.000円
EK200 22.000円
GK804 21.500円

専用モバイル形式では1万円程の金額差になります。ただRSタイチはバッテリー容量が2倍ですので、コミネでバッテリーの予備を買い足すと異なった比較となります。

専用モバイルバッテリー給電
コミネ+予備 RSタイチ
EK-217 25.200円 RST656 29.700円
EK-218 28.600円 RST657 30.700円
EK-215 28.000円 RST655 33.200円
EK205 28.200円 RST654 35.000円
EK200 27.600円
GK804 27.100円

RSタイチのバッテリー容量を賄えるように、バッテリー×2個を買い足すと価格差が無くなってきます。

専用モバイルバッテリー稼働時間比較

専用モバイルバッテリー稼働時間
コミネ RSタイチ
約3時間30分 約7時間
約2時間30分 約4時間30分
約2時間 約3時間30分

外気温や使用状況にもよりますが、概ねメーカー稼働時間から30分引いた時間が平均です。

容量通り2倍近くの差があり、ただ通勤で往復2時間以内ならコミネでも十分だと思います。

コミネの場合はUSB給電や、シガー電源からも取ることが出来ますので、汎用性は高いでしょう。

あなたが求めるのは?

コミネをおすすめ出来る人は

  • コスパ重視
  • USB/シガーからも給電したい
  • 通勤で往復2時間以内で使用
  • デザインを選びたい

Amazonの安い電熱グローブでも評判が良いモデルはコミネと5.000円程の価格差しかありません。信頼度からもコミネを選択したほうが、保証や対応の点でも安心です。

また種類も豊富で好きなデザインを選べる点は魅力があります。

RSタイチがおすすめな人は

  • 高くても良いグローブが欲しい
  • 冬季の走行距離が多い方
  • 車体側のバッテリー給電にしたい
  • 専用モバイルの稼働時間が1セットで足りる方

RSタイチの方が価格が高い分品質としては高く、電熱グローブが活躍する冬季の走行距離が多い方は多少高くてもRSタイチの方が良いでしょう。

ただ予備専用モバイルバッテリーを買い足すと4万円近くになり、1セットで事足りるようにするか、足らない場合は車体バッテリー給電との併用の方が良いでしょう。

コードの脱着は手間ですが、専用モバイルバッテリーを購入せずに、車体バッテリー給電のみで運用するのもおすすめです。

Amazonで人気の電熱グローブはどうなの?

Amazonでも人気がある電熱グローブとして。

  • ホムプレス(15.000円前後)
  • アイディール(山城)(20.000円前後)
  • ケミモト(15.000円前後)

など人気メーカーがあります。

2022/2023年の売れ筋はホムプレス(3年保証)。

アイディールのデザインはカッコよく、コミネからの乗り換えにはおすすめです。

ケミモトは15.000円前後/1年保証付き、他の防寒装備と併用する場合はおすすめ。

中華ブランドで人気が出たモデルでも、数年先は無くなっている可能性もあり、補修ができない、1年2年先にアフターサービスが受けられない場合もあります。

※ホムプレス、アイディール(山城)、ケミモトは対応して頂けます。

1万円以下で購入できる電熱グローブは、安物買いの銭失いになる可能性が高く、ましてやAmazonの電熱装備はサクラが乱立しており、アタリ商品を探すのは困難になっています。

専用バッテリーやハーネスを1年2年先に買い足せるか?買えない場合また新しいグローブを一式購入することになり、総額は国内メーカーと変わりません。

コミネ、RSタイチ以外で選ぶのであれば3社からがおすすめです。

ホムプレスの電熱グローブはこちら☆

アイディールの電熱グローブはこちら☆

ケミモトの電熱グローブはこちら☆

電熱グローブ電源ハーネスの自主回収のお知らせ

2022年にRSタイチとアイディールの、ハーネスの自主回収が行われています。

注意喚起として上記のメーカーのハーネスをご使用の方は一度内容を確認して下さい。

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電熱グローブは1年以内に必ず点検しよう

電熱グローブは1シーズン使用してから1年以内に動作確認をして下さい。

コミネでは1年保証、RSタイチでは2年保証、保証期間内の不具合であればメーカーが対応してくれます。

ハーネスは断線していないか、バッテリーは正常に充電されるか、左右熱が入るかを確認しましょう。

電熱グローブは使用しない期間が長く、シーズン前に動作確認することで不要な買い替えを防ぐことが出来ます。

専用モバイルバッテリーの保管方法

温度 40%充電 100%充電
0℃ 98% (1年後) 94% (1年後)
25℃ 96% (1年後) 80%(1年後)
40℃ 85% (1年後) 65% (1年後)
60℃ 75% (1年後) 60%(3ヶ月後)

引用元:Battery University

上記の表はCadex Electronics Incが運営しているバッテリー大学の研究結果です。

リチウムイオンバッテリーの保管方法は25℃以下の気温で、充電40%ほど状態が一番良い保管方法とされています。

バッテリーが年々劣化していくことは、ほとんどの方がご存じかと思われますが、保管時に満充電にしてしまいがちです。

日本国内で年中25℃に保つことは難しいですが、シーズンオフは高温を避け40%程度の充電量で保管をして下さい。

バイク電熱グローブまとめ

電熱グローブは手の寒さから解放してくれる素晴らしいアイテム。

年々新しいモデルが投入され市場が賑わっていますが、安価なグローブは注意が必要です。

1年毎に買い替えるなら気にする必要はありません、しかし1年2年先のことを考えて信頼できるメーカーから購入するようにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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