
こんにちは、とっちゃんです。

Z900RSをローダウンしたい、足付きを良くしたいんだ。
Z900RSはシート高800mmと決して足付きが良いわけではありません。身長によってはもう少し下げたいと考える方も多いのではないでしょうか?
結論としてローダウン方法として。
- ローダウンサスペンション
 - ローダウンキット
 - ローダウンシート
 - 厚底ブーツ
 
の4択となり、組み合わせれば最大-70mm以上ローダウン、単独では-40mmが限界です。
しかしあまりのも急激なローダウンは走行性能に支障が出る恐れがあるため、目的の下げ幅を決めて組み合わせていきましょう。
この記事ではZ900RSローダウンの種類から注意事項まで、おすすめ商品を比較して解説していきます。
Z900RSローダウン方法は?
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| ローダウンサスペンション | |
| メリット | デメリット | 
| 乗り心地を損なわない | 種類がない | 
| カスタム性 | パーツ代が高額 | 
| ローダウンキット | |
| メリット | デメリット | 
| 価格が安い | 取り付けの難易度 | 
| 程よい下げ幅 | クッションの低下 | 
ローダウンキットはサスペンション取り付け位置のリンクロッドを交換し、角度を変えることで車高を下げる効果があります。
2つのパーツは交換すると停車時は垂直に近い状態になってしまうため、純正サイドスタンドをショートスタンドに交換する必要があります。
また基本的に前後下げる必要があるため、サスペンションやキットは車体側に多少影響があるデメリットは共通です。
取説に合わせてフロントフォークの突き出しを行って下さい。
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| ローダウンシート | |
| メリット | デメリット | 
| 交換が簡単 | クッション性の低下 | 
| カスタム性 | 種類が少ない | 
| 厚底ブーツ | |
| メリット | デメリット | 
| 気軽に試せる | 靴底が厚い | 
| 比較的安価 | 歩きにくい | 
ローダウンシートは車体側には影響を与えないメリットと引き換えに、シート自体のクッション性は低下します。解消するにはゲルシートを内蔵するか、専門業者へ依頼をしましょう。
厚底ブーツは車体には全く影響がないため、気軽に試せます、靴底が厚すぎるブーツは歩きにくくなるため、現在履いているブーツより1cmでも厚ければ十分体感できます。
コストとしてはサスペンション→シート→ローダウンキット→厚底ブーツの順番です。
Z900RSローダウン参考工賃

| パーツ名 | 参考価格 | 
| サスペンション交換 | 13.000円前後 | 
| ローダウンキット取り付け | 5.000円前後 | 
| サイドスタンド交換 | 3.000円前後 | 
参考工賃は上記のようになります。あくまで目安になるため、正確な工賃は用品店にお問い合わせください。
部品の持ち込みは工賃が倍になりますので、パーツは用品店で購入しましょう。
商品紹介欄に定価価格も記載しておきますので、気になったパーツの商品代+工賃を合わせて計算して下さい。
Z900RSローダウンサスペンション

| 種類 | サスペンション | 
| ローダウン幅 | -30mm | 
| 純正スタンド | – | 
| 参考価格 | 124.400円 | 
| 定価価格 | 130.900円 | 
ナイトロンのNTR R1シリーズ、リアサスペンション。
通常時はローダウンモデルではありませんが、出荷時に希望の方にはローダウン仕様にして頂けます。
カラーはターコイズ、タイタニウムブラックを選択できます。両効きの1WAYアジャスターでストリート、ツーリングユース向けのサスペンションです。
執筆時はローダウンサスペンションはナイトロンからしか販売されていません。価格は10万円を超えますが、ターコイズのカラーが車体を引き立ててくれます。
性能詳細はナイトロン公式HPへ↓
Z900RSローダウンキットおすすめ
デイトナ
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| 種類 | ローダウンキット | 
| ローダウン幅 | -20mm | 
| 純正スタンド | 〇 | 
| 参考価格 | 5.900円 | 
| 定価価格 | 8.250円 | 
デイトナのローダウンキットは純正スタンドに対応しています。スチール製黒塗装仕上げで目立ちにくいのが特徴です。
駐車時はハンドルを切り、車体を左側に傾けて下さいと推奨しています。
エフェックス
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| 種類 | ローダウンキットセット | 
| ローダウン幅 | -20mm | 
| 純正スタンド | – | 
| 参考価格 | 21.400円 | 
| 定価価格 | 22.275円 | 
エフェックスのローダウンCOMPキット、ショートスタンドも付属します。
ショートスタンド単品は15.300円程となり、キット自体は7.000円程です。
駐停車の安心感が得られ、汎用のキットとショートスタンドの組み合わせでも良いでしょう。
キジマ
| ローダウンキット | ステップロケーションブラケット | 
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| 種類 | ローダウンキット | 
| ローダウン幅 | -20mm | 
| 純正スタンド | – | 
| 参考価格 | 6.073円 | 
| 定価価格 | 8.250円 | 
キジマのキットはデイトナと同価格です。別途ステップ位置をずらすブラケット(4.800円)を装着すれば停車時の安定性が増します。
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DIMOTIV
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| 種類 | ローダウンキットセット | 
| ローダウン幅 | -30/-40mm | 
| 純正スタンド | – | 
| 参考価格 | 31.800円 | 
| 定価価格 | 23.210円(単品) | 
Dimotiv(台湾)はエフェックスのショートスタンドセットと、単品でも購入できます。-30mmのキットと-40mmのキットが販売されており価格は同一です。
-30mmは単品でしか購入できません。
下げ幅が多い為ショートスタンドは購入して下さい。
| -30mm | -40mm | 
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PMC

| 種類 | ローダウンキットセット | 
| ローダウン幅 | -20mm | 
| 純正スタンド | – | 
| 参考価格 | 18.500円 | 
| 定価価格 | 23.100円 | 
PMCのローダウンキット、スタンドはPMC製で純正比-20mmのショートスタンドです。
スタンドセットの中では最安値で購入できる商品で、ショートスタンド単品でも購入できます。
無名ブランド

| 種類 | ローダウンキット | 
| ローダウン幅 | -30mm | 
| 純正スタンド | – | 
| 参考価格 | 2.900円 | 
| 定価価格 | – | 
Amazonの格安ローダウンキット、問題なく使用できるようです。しかし塗装は国内メーカーには劣りますので、取り付け前にキレイにしてから取り付けて下さい。
個体差がある場合がありますので、整備に慣れた方向けです。格安スタンドと合わせれば1万円以下で揃えることが出来るでしょう。
Z900RSローダウンに伴うショートスタンド
| メーカー | エフェックス | PMC | 無名 | 
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| 参考価格 | 15.300円 | 14.300円 | 4.300円 | 
| 定価価格 | 16.500円 | 14.300円 | – | 
無名ブランドは調整式のものが多い為、出来れば一体型の方が強度があります。
調整する箇所が緩みやすく強度が若干弱い点は、レビューを参照して頂ければお分かりになると思います。
多少高くても万が一を考慮するとエフェックスやPMCの方が安心感があります。エフェックスはツヤあり黒、PMCはツヤ無し黒です。
-20mm程度であればデイトナのように駐車の仕方を注意すれば問題ありませんが、心配な方は交換しましょう。
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Z900RSローダウンキット比較
| メーカー | デイトナ | エフェックス | キジマ | Dimotiv | PMC | 無名 | 
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| 種類 | 単品 | セット | 単品 | セット | セット | 単品 | 
| ローダウン幅 | -20mm | -20mm | -20mm | -30mm
 -40mm  | 
-20mm | -30mm | 
| 純正スタンド | 〇 | – | – | – | – | – | 
| 参考価格 | 5.900円 | 21.400円 | 6.073円 | 31.800円 | 18.500円 | 2.900円 | 
| 定価価格 | 8.250円 | 22.275円 | 8.250円 | 23.210円
 (単品)  | 
23.100円 | – | 
| スタンド込価格※ | 21.200円 | 21.400円 | 21.400円 | 31.800円 | 18.500円 | 18.200円 | 
※参考価格+エフェックスショートスタンド(15.300円)込み価格。
デイトナ、エフェックス、キジマは殆ど価格差がありませんので、お好きなメーカーで良いでしょう。
PMCが最もコスパが高くなり、Dimotivが-30/40mmと下げ幅が多くなっています。コスパ重視であれば様々なブランドから販売されていますので、予算に合わせて選んでみて下さい。
気になったローダウンキットはチェックしてみましょう。
Z900RSローダウンシート
デイトナ
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| 種類 | シートCOMP | 
| ダウン量 | -15mm | 
| ベルト | – | 
| 参考価格 | 45.000/51.000円 | 
デイトナのシートはRCMコラボシートとZ1000R風シートの2種類選択できます。ベルトを取り付ける場合はタンデムバーまたはアシストグリップが必要です。
Z1000R風シートの方が高くなります。
茗荷シート
| GTRシリーズ | Gシリーズ | 
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| 種類 | シートCOMP | 
| ダウン量 | -30mm | 
| ベルト | 〇 | 
| 参考価格 | 54.400円
 51.000円  | 
茗荷(みょうが)シートは静岡県のシートメーカーで、60年の歴史を持つ会社です。
特徴は-30mmの大幅なローダウンと、ローダウンの対策としてゲルシートが内蔵されています。
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デザインは現在2種類からしか選べませんが、専門業者で張り替える同様の品質+ローダウンによるお尻痛対策も施されています。
バイクシート神戸 シートカバー

| 種類 | シートカバー | 
| ベルト | 〇 | 
| 参考価格 | 15.800円~ | 
カスタムシート神戸から販売されているZ900RSシートカバー、国内のメーカーです。
- シートカバー販売=15.800円~
 - 張替え+前後アンコ抜きサービス込み料金=23.800円(送料別)
 
シートカバー単品と張替えサービス込みの販売も行っています。デザインが豊富でカラーを選択できる、オーダー形式のシートカバーです。
※商品注文欄に選択あり
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座面、サイド、パイピング、ベルトのカラーを選択できます。楽天のネット上で気軽にオーダーが可能です。
※シートカバー単品はタッカーで張り替える必要があります。
Z900RSローダウンシート比較
| メーカー | デイトナ | 茗荷シート | 
バイクシート神戸 | ||
| モデル | ![]()  | 
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| ダウン量 | -15mm | -15mm | -30mm | -30mm | – | 
| ベルト | – | – | 〇 | 〇 | 〇 | 
| 参考価格 | 45.000円 | 51.000円 | 54.400円 | 51.000円 | 23.800円 | 
-10mm以上のローダウンシートはデザインとしては4種類。
単品で装着するなら茗荷シートです、タックロール形状であればカスタム感も出ます。
またコスパが高いのはカスタムシート神戸の張替え+前後アンコ抜きサービスで、送料を加味しても3万円以下で収まるでしょう。
工賃込のローダウンキットより安くなります。
外観がガラッと変わりますのでデザインも加味して選んでみて下さい。
| GTR | Gシリーズ | 
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Z900RSローダウンに効果的な厚底ブーツ
厚底ブーツ一覧表
| メーカー | ワイルドウイング | カドヤ | コミネ | デグナー | ||
| モデル | ![]()  | 
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| 素材 | 牛革 | 牛革 | 牛革 | 牛革 | 防水 | 牛革 | 
| ヒール | 約50㎜ | 約50㎜ | 約50㎜ | +25㎜ | – | 約55㎜ | 
| つま先 | 約25㎜ | 約25㎜ | 約25㎜ | +12.5㎜ | – | 約25㎜ | 
| 参考価格 | 16.400円 | 17.600円 | 17.500円 | 32.500円 | 10.000円 | 36.300円 | 
厚底ブーツで有名なワイルドウイング、革製品専門のカドヤ、デグナーからも靴底が厚いモデルが販売されています。
現在履いているブーツのソールと比較して頂き、1cmでも分厚くなれば十分体感出来ます。
コミネのようなライディングシューズであっても、靴底が分厚いモデルもありますので、デザインと合わせて靴底にも注目して下さい。
本革製のブーツであっても2万円以下で購入できます。
厚底ブーツの詳しい解説はこちら↓
バイクブーツ厚底モデル6選比較!気軽にできる足つき改善策の決定版
Z900RSローダウン総合比較
| メーカー | デイトナ | エフェックス | キジマ | Dimotiv | PMC | 無名 | 
| イメージ | ![]()  | 
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| 種類 | 単品 | セット | 単品 | セット | セット | 単品 | 
| ローダウン幅 | -20mm | -20mm | -20mm | -30mm
 -40mm  | 
-20mm | -30mm | 
| 純正スタンド | 〇 | – | – | – | – | – | 
| 参考価格 | 5.900円 | 21.400円 | 6.073円 | 31.800円 | 18.500円 | 2.900円 | 
| 定価価格 | 8.250円 | 22.275円 | 8.250円 | 23.210円
 (単品)  | 
23.100円 | – | 
| スタンド込価格※1 | 21.200円 | 21.400円 | 21.400円 | 31.800円 | 18.500円 | 18.200円 | 
| 定価価格+工賃※2 | 32.750円 | 30.275円 | 32.750円 | 50.710円 | 31.100円 | – | 
※1.参考価格+エフェックスショートスタンド(15.300円)込み価格。
※2.定価価格+ショートスタンド(定価16.500円)+工賃約8.000円(目安)。
あくまでも目安ですが、ショップに依頼される方は青色の欄(定価+工賃)を参考にして下さい。スタンドを交換しなければスタンド代は安くなります。
| メーカー | デイトナ | 茗荷シート | 
バイクシート神戸 | ||
| モデル | ![]()  | 
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| ダウン量 | -15mm | -15mm | -30mm | -30mm | – | 
| ベルト | – | – | 〇 | 〇 | 〇 | 
| 参考価格 | 45.000円 | 51.000円 | 54.400円 | 51.000円 | 23.800円 | 
| Dimotiv | 茗荷シート | 
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| -40mm | -30mm | 
最も大きい下げ幅は、Dimotiv+茗荷シートの組み合わせで-70mmです。
7cmも下がれば足付きの悩みは解決されるでしょう、しかし価格としては自身で取り付けを行ったとしても82.800円ですのでかなり高額であることと、乗り心地もどうなるか分かりません。
おすすめの組み合わせは以下のようになります。
- -20mmローダウンキット+カスタムシート神戸(アンコ抜き込)+厚底ブーツ
 - -20mmローダウンキット+厚底ブーツ
 - -30mm茗荷シート単品
 - カスタムシート神戸+厚底ブーツ
 - ローダウンサスペンション+ローダウンシート
 
厚底ブーツは現在のブーツより1cm程度厚くなるモデルでも十分でしょう。
上記の組み合わせであれば-30mm~-50mm前後までは下げられると思います。
現在のシート高からどの位下げたいかをイメージして頂き、予算に合わせて選んでみて下さい。
気になった商品はチェックしてみましょう。
Z900RSローダウンまとめ
ローダウンを行えば信号待ちや停車時にも安定し、立ちごけリスクを減らし安心感を得られます。
足付きにお悩みの方は試してみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ローダウンを兼ねてハンドル交換で姿勢改善をしましょう。↓

  
  
  
  





























