こんにちは、とっちゃんです。
あれっ?ハンドルグリップがくるくる空回りする!グリップがすっぽ向けてしまった!
そんなバイクを乗っていたらあるある現象を解決しましょう。
答えは簡単です、ボンドでくっつけましょう!ボンドの選び方について解説します。
ボンドは合成ゴム接着剤なら、問題なく使用できます。
ホームセンターによくあるこちら↓
グリップ程度ならこちらの容量で十分足ります。ですがあと数100円出せばグリップ専用の物が買えます。
専用がいい理由は・・・
・専用だけあって弾性接着剤のため耐震動性に優れている
・一般のゴム接着剤と違い空気に触れなくても硬化する
・初期硬化が早い、24時間程で完全に接着する
・次のグリップ交換の際に剝がしやすい
・耐震グリップなどには専用のボンドがある
・グリップヒーター付きの車両には専用のボンドがいい
市販の多用途ボンド類は剥がすことを考慮していません、もちろん多用途でも接着出来ますが、値段もほとんど変わりませんので、できれば専用がおススメです。
キタコ製
ハンドルグリップの接着に最適な、無溶剤で異臭も少ない特殊ポリマーを主成分としたグリップ専用ボンド。*ホットグリップには使用不可。
値段的には最安値です。
POSH製
セメダイン社製グリップ専用接着剤です。透明タイプなので、スケルトン・クリアー・ラメなどの透明なグリップの接着に最適。キタコ製に並ぶ安さです。
デイトナ製
ゲルグリップ対応! デイトナのPROGRI P 耐震ゲルグリップ専用接着剤。グリップ表面を溶かす心配が無く、硬化後も柔軟性のある接着面を形成するため、振動による割れやはがれがなく、しっかりと固定できます。使用可能温度:MAX85℃。
その他デイトナから汎用グリップボンドとグリップヒーター専用のボンドがありますが値段の都合で省略します。
キジマ製
ホットグリップ対応のグリップボンドです。ホットグリップを購入した際もこちらのボンドがおススメで、耐熱の中では最安値です。
3.取り付け時の注意ポイント
接着剤をつける前に、古い接着剤の残りやかすをキレイに落とし、油分が残ってないように脱脂しましょう。
脱脂の際はパーツクリーナーかシリコンオフが定番。
パーツクリーナはプラスチックを侵しやすいのでKUREのプラスチックセーフなどがおすすめ。
アクセルのスロットルパイプはプラスチックで出来ています。
もちろん少々なら普通のパーツクリーナーでも大丈夫です。
シリコンオフは脱脂の定番。持ってない方は1本持っていても損はしないでしょう。
接着剤全般に言えることですが、塗りすぎは禁物かえって接着しにくくなります。
厚く塗りすぎるとグリップ挿入時にスイッチボックスと接着されてしまうので注意。w
各接着剤硬化時間が決まっています。初期硬化と完全硬化時間が違いますので、初期硬化の時点で無理に触ると接着しにくくなります。
接着剤を付けた際は一日置くのがベストです。
4.まとめ
グリップが空回りすると大変危険です、運転に支障が出る前に早めに治しましょう。
ヒートグリップ装着車や耐震ゲルグリップ装着車は、専用のボンドを使い、また付け直しにならないように注意しましょう。
グリップが取れるぐらいに年数が経っているものは交換も視野に入れましょう、グリップを新品にすると気持ちいいですよ☆
最後までお読みいただきありがとうございました!