こんにちは、とっちゃんです。
ウインズのヘルメットの評判を教えてくれる?
ウインズは国内で数少ないヘルメットメーカーです。あまり聞いたことが無いメーカーだと評判が気になりますよね。
ウインズはカーボン製の軽量なヘルメットと、コスパが高い点も魅力の一つです。
この記事ではウインズのヘルメットの良い評判から悪い評判まで、各モデル別の評判からウインズのヘルメットをおすすめ出来る人について解説していきます。
ウインズのヘルメットの評判について知りたい方は読んでみて下さい。
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ウインズとは?
日本のヘルメットメーカー
ウインズは2009年に金沢に設立された、オートバイヘルメットメーカー。
当時システムヘルメットと合わせて、ヘルメット用スピーカーサウンドテックシリーズの販売を開始、現在は軽量なカーボンヘルメットを低価格で提供し、シールドの曇り止めレンズFOGWINも好評で、コアなファンが多いメーカーです。
ライダーにとって新たな選択肢
国内ではアライ、SHOEI、OGKカブトの3社がメインの選択肢ですが、ウインズが加わることで低価格帯とは別の日本メーカーが増えるのはライダーにとってはうれしい限りです。
特にカーボンヘルメットは全メーカーで見てもコスパが高く、軽くて軽量なヘルメットが欲しいという方はウインズを検討してもいいでしょう。
ウインズヘルメットの悪い評判は?
ウインズヘルメットの生産国
ウインズのヘルメットは中国で作られています。日本のメーカーではあるものの、made in Japanではありません。
ただし注意したい点はアライやSHOEI以外、ほぼ中国産またはアジア諸国が生産国であるということです。
国内外のメーカーも設計やデザインは本国で行い、生産はコストが安い国で行うことが多く、ウインズだけではないということは、ご理解して頂きたいと思います。
シェルが1サイズしかない
ウインズのカーボンヘルメットの安さの秘密として、シェル(帽体)サイズが1つしかないことです。
内装でM、L、XLに対応しています。シェルサイズ数を抑えることで生産コストを下げ、カーボンではあるものの低価格を実現しています。
アライやSHOEIはモデルにもよりますが4サイズあり、デメリットとしては細かいサイズ調整は限界があります。
マイクロラチェット
※イメージ
ウインズのヘルメットは全モデルマイクロラチェットのあご紐です。
細かいことですが、Dリングに慣れている方は不満に思われているレビューが見受けられました。
マイクロラチェットのあご紐を採用しているヘルメットは低価格帯のモデルが多く、慣れれば問題ありませんが、Dリングに慣れている方は認識しておくべきでしょう。
ウインズヘルメットの良い評判
カーボン製としてはコスパが高い
ウインズのカーボンヘルメットは他のメーカーと比較してもコスパが高くなっています。フルカーボンと複合カーボンで分かれますが、複合でも各メーカー良い値段がします。
メーカー名 | モデル名 | 価格(約) | 重量(約) |
ウインズ | A-FORCE RS | 53.000円 | 1.380±50g |
LS2 | サンダーGP | 65.000円 | 1.360±50g(L) |
チャレンジャーGT | 48.000円 | 1.520±50g(L) | |
AGV | K6 | 70.000円 | 1.385g(S) |
ノーラン | X-903 | 80.000円 | – |
シンプソン | バンデットプロ | 92.000円 | – |
LS2もコスパが高いメーカーですが、LS2と比較しても抑えられています。欧州ブランドは10万円前後からAGVは20万円を超えるモデルもあり、5万円前後は破格です。
軽くて負担が少ない
カーボン製のヘルメットだけあり、軽くて良いという意見が多かった印象です。
「首への負担が軽減された」「肩への負担が少ない」と言った意見が多数を占めています。
価格帯からもOGKカブトより高くなるため、アライやSHOEIユーザーの方が多くその中でも評価は高くなっています。
FOGWINはバブルシールドにも使える
ウインズが販売するFOGWIN(ピンロックシート)はバブルシールドにも装着できます。
汎用の曇り止めシートは湾曲がキツイシールドには貼り付けが出来ないため、バブルシールド愛用者の方からは好評です。
ピンロックシートを自社開発することで、コスト削減にもなっています。
ウインズヘルメットのモデル一覧
モデル一覧
A-FORCEシリーズ(カーボン)
G-FORCE SS(ドライファイバー)
FF-COMFORTシリーズ
A-FORCE RS JETシリーズ(カーボン)
G-FORCE SS JETシリーズ(ドライファイバー)
MODIFY Xシリーズ
X-ROADⅡシリーズ
MODIYシリーズ(システム)
モデル別詳細
モデル名 | 帽体 | 規格 | 重量 | カラー | サイズ※ | 定価 |
A-FORCE | ドライカーボン | SG | 1.380±50g | 4 | 4 | 52.800円 |
A-FORCE RS JET | ドライカーボン | SG | 1.300±50g | 2 | 4 | 48.400円 |
G-FORCE SS | ドライファイバー | SG | 1.470±50g | 9 | 3 | 35.200円 |
G-FORCE SS JET | ドライファイバー | SG | 1.450±50g | 10 | 4 | 33.000円 |
FF-COMFORT | ABS | SG | 1.580±50g | 7 | 3 | 23.800円 |
X-ROAD | ABS | SG | 1.670±50g | 11 | 3 | 28.600円~ |
MODIFY X | ABS | SG | 1.650±50g | 9 | 3 | 22.500円 |
MODIFY X JET | ABS | SG | 1.580±50g | 2 | 3 | 17.500円 |
※M-slim/M/L/XL/XXLのいずれか。
共通として、FOGWINシート、サンシェード、内装洗い、スーパークールネスフィット、メガネインテーク仕様。
A=ドライカーボン、G=ドライファイバー(FRP帽体)、他のモデルは強化ABSという仕様です。
ドライカーボンは1.400gを切る軽量さで、ドライファイバーは3万円代とコスパは高くなっています。
どの位軽量かと言うと、軽量で名高いSHOEIのZ-8で、Lサイズソリッドで1.415g、グラフィックで1.409gです。※XS/S/MになるとZ-8の方が軽くなります。
ただしA-FORCEはインナーシールドが付いての重量なので、なければ1.300g前半となるでしょう。
MODIFYシリーズはシステムではありますが、別売りのアクセサリーパーツを使用すれば、3スタイルの形状にチェンジできるヘルメットです。
売れ筋はA-FORCE RS JET、X-ROAD、A-FORCE RSの3種。
3種のレビューまとめを見ていきましょう。
ウインズヘルメットのモデル別の評判
A-FORCEシリーズ(カーボン)
良い評判
- 被り心地、軽さ、見た目がかなり良い。
- 顎紐が少し短くなったが使用に問題なし。
- 帽体が小さく、頭でっかちにはありがたく軽い。
- インナーバイザーに関しては充分遮光してくれた。
- インナーシールド付きで軽く、この重量は凄い。
- エアーインテークも問題ない。
- インナーシールドは便利で、圧迫感がなく路面が非常に見やすい。
- 全体的に使いやすく、軽くて良いヘルメット。
- この価格でこのクオリティだと助かる
- ヘルメットが非常に軽い。
- 長時間被っても疲れにくい。
- インカムが装着しやすい。
- 価格が手頃でコストパフォーマンスが良い。
悪い評判
- 風切り音がうるさい。
- フィット感が不足している、特にサイズ選びに注意が必要。
- インナーバイザー可動用のレバー付近からの風切り音は大きい。
- 新型のインナーバイザーは鼻の頭に当たり、少し不快。
- アゴヒモのカバー部分は少しチープな感じがする。
A-FORCE RSは軽量さとコスパの高さは評価が高く、フィット感、使用感の評判は良い印象でした、その反面あご紐の不満を述べる方が見られましたので、装着には慣れが必要かと思われます。
インナーシェード付きで5万円、1.380gは他のメーカーには無い魅力です。
A-FORCE RS JETシリーズ(カーボン)
良い評判
- ヘルメットは非常に軽い。
- 首への負担が少ない。
- フィット感が良い。
- デザインがかっこいい。
- 長距離ツーリングでも快適に使用できる。
- 風切り音や風の巻き込みが少ない。
- インナーバイザーの遮光性が改善されている。
- ジェットヘルメットが完成系であり、軽く、扱いやすく、安心感がある。
- 安価で高クオリティである。
- ヘルメットが軽いため、ロングツーリングでも首への負担が少ない。
- サイズ感は他社のヘルメットと同じ感じで問題ない。
- 商品の発送が早く、感謝している。
- 頭のサイズに合わせて選んだサイズがピッタリであった。
- 軽さがこのヘルメットの売りである。
悪い評判
- シールド取り付けの構造のせいで上げ下げが渋い。
- あご紐が外しやすく、はめ忘れて落下させてしまう可能性がある。
- XLサイズはドライカーボンにしては軽量と感じられない。
- あご紐が安価なヘルメット並みかそれ以下で高級感がない。
- 曇り止めシールドの取り付けが難しい。
- 夜や気温が下がると視界が悪くなり、曇りやすい。
- インナーバイザーが取れやすい。
- チンガードの取り付けにコツが必要。
- シールドと内蔵サングラスの操作が硬めと感じるという意見がある。
- シールドが非常に固く、調整しないと使用が難しいという評価がある。
- 風切り音がうるさいという意見がある。
- 耳当てが付属しているが、ヘルメットスピーカーを使用すると使えないという意見がある。
- シールドが固いという意見がある。
- シールドの開閉が無段階ではない。
- あご紐が細すぎると感じる。
ウインズ一番の売れ筋、A-FORCE JET、SHOEIのJフォースⅣより軽量で、サンシェード付き(JフォースⅣはサンシェードありません)、ジェットヘルメットを検討の方はおすすめです。
全体的な評価は高いもののシールドの開閉具合は、レビューからアライやSHOEIには若干劣ると想定できます。
ただし実売はネット通販なら4万円前半ですので、コスパとしても高く、OGKカブトのエクシードでは物足らない、だけどSHOEIより安く済ませたいのであればいい選択ではないかと思います。
X-ROADⅡシリーズ
良い評判
- 外観は最高級ではないが、チープさは感じない。
- サイズ感はアライ、ショウエイと大体似ている。
- 頭を入れたり出したりの感触は問題ない。
- インナーバイザーは便利。
- 頬パッドや頭頂部のスポンジを調整することで、フィット感が向上した。
- 内装のフィット感は全般的に良い。
- 値段の割にとても良いと感じた。
- ヘルメットの使用頻度が他のものよりも上がりそうである。
- 内装が快適であり、特定のブランドよりも良いと感じる。
- スタイル、密閉式シールド、インナーバイザーが良いと感じる。
- 曇り止めのシールドがうまく機能する。
- 購入して良かったと感じる商品である。
- インナーバイザーは操作しやすい。
- コストパフォーマンスが良い。
悪い評判
- バイザー裏のスポンジが剥がれやすい。
- 通気性がもう少し良いとよい。
- インナーシールドの高さがもう少し低いとよい。
- バイザーが少し開けづらい。
- バイザーの固定がうまくいかず、閉じてしまう。
- 風の巻き込みを防ぐためのチンガードが欲しい。
- もう少し軽ければ良い。
- インナーバイザーがもう少し下に長いといいと感じた。
- 頭頂部が少し浮き気味だった。
- 頬パッドが少しキツイ可能性がある。
- 頭部のベンチレーションは弱いと感じた。
- 風切り音や風圧の影響が少し大きいかもしれない。
- シールドのノッチが無く、換気のために少し開けることができないのが残念である。
実売価格は3万円を切るX-ROAD。コスパとしては申し分なく、品質についての評価も高かった印象です。
ただX-ROADはABSのため、若干重量がありますので、候補のヘルメットとの重量比較はした方が良いでしょう。
1万円代のオフロードヘルメットで品質が高いモデルはまずありませんので、サンシェードが欲しいというライダーや、町乗り専用で使用するオフ車やハンターカブ等には良い選択肢だと思います。
ウインズのヘルメットのサイズ感は?
ウインズのヘルメットのサイズ感はレビューから考慮すると、アライSHOEIと同サイズかワンサイズ大きめを選んでいる方が多かった印象です。
ただしあくまでも個人差があるため、試着をおすすめします。
ウインズは日本人の平均的な頭の形に合わせて設計されており、センターパッド、チークパッドを単品でも購入でき、細かく調整できます。
またアジャスタブルチークパッド(別売り)やフィッティングサービスで購入をすれば、センター、後頭部、内装調整用スポンジでさらにフィットさせることが可能です。
ウインズのサイズ表はこちら↓
ウインズのヘルメットはどんな人におすすめ?
- カーボンヘルメットを安く購入したい
- 軽量なヘルメットが欲しい
- インナーバイザーは必須である
- 安くて品質が高いオフロードヘルメットが欲しい
ウインズの最大の魅力はカーボンヘルメットのコスパの良さ、各メーカーカーボン仕様はレース仕様のモデルが多く、サンシェード付きの町乗り/ツーリング向けのカーボンヘルメットは中々ないのではないかと思われます。
オフロードヘルメットであるX-ROADを購入する場合、YAMAHAゼニスはインナーバイザーなし、バイザーが欲しいとなるとLS2が3万円~、ノーランが4万円前後と、X-ROADは2.5万円前後ですのでコスパと機能も満足できるはずです。
ウインズのヘルメットはどこで買えばいい?
ウインズヘルメットの取扱店
ウインズのヘルメットはバイク用品店でも販売されています。
- 2りんかん
- 南海部品
- ナップス
- ライコランド
- バイクワールド
店舗によって異なりますので、問い合わせ後に来店された方が良いでしょう。また店頭即売会やフィッティングサービスも定期的に行っています。
イベントに合わせてフィッティングサービスを利用してみて下さい。
イベント情報、取扱店舗一覧↓
一番安く購入できるのは?
ウインズのヘルメット購入はバイク用品店、ウインズ直営ヤフーネットショップ、楽天、Amazonの4種類。
最も安いのはAmazonです。
モデルによっても異なりますが、1割以上安くなっている場合もあり、安く済ませたい場合はAmazonでも良いでしょう。
ただし返品が出来ない場合があることと、サイズ感は試着してからの方が間違いありません。
安く購入できる反面、デメリットは考慮すべきでしょう。
ウインズヘルメット評判まとめ
軽量さが魅力のウインズのヘルメット、ツーリングの首や肩の疲労を軽減してくれます。
高くて諦めていたカーボンヘルメットを安く購入したい場合は、ウインズのヘルメットを検討してみましょう。
まずはバイク用品店やフィッティングサービスを利用して、軽量さを体感してみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。