
こんにちは、とっちゃんです。
アメリカンバイクに似合うヘルメットはどんなものがある?
半ヘルのイメージもあるけど、フルフェイスはおかしいかな。
アメリカンバイクはハーレーの様なスタイルを意識しがちですが、スタイルも様々でヘルメット選びは難しいこともあります。
この記事ではアメリカンバイクに似合うヘルメットの選び方から、種類別の特長、人気のおすすめヘルメットと共に解説していきます。
ヘルメットの選び方は
- 快適性を求めるならフルフェイス、ジェットヘルメット(シールドあり)
- 見た目重視ならジェットヘルメット
- 半ヘルは自己責任
アメリカンバイクに乗っている方でヘルメットをお探しの方は読んでみて下さい。
ヘルメットの種類と特長
フルフェイス
安全性を考えるなら、フルフェイスが一番です。
特徴としてはこちらです。
メリット | デメリット |
最も安全性が高い | 価格が高い |
風を巻き込みにくい | 夏などは蒸れやすい |
最も安全性が高い代わりに、夏場などは蒸れやすく圧迫感もあり、ヘルメットの中では最も視界が狭くなります。
システムヘルメットという、あごの部分を開閉できるモデルもあります。
ジェットヘルメット(シールド付き)
シールドが付属しているジェットヘルメットです。
メリット | デメリット |
開放感がある | フルフェイスより安全性が劣る |
利便性がある | 冬は風が冷たい |
フルフェイスよりも開放感があり、シールドを上げると飲食なども行えます。
あごの部分がない為、安全性はフルフェイスに劣りますし、シールド形状によっては風の巻き込みが多くなります。
ジェットヘルメット
シールドが付属しないジェットヘルメットです。
メリット | デメリット |
開放感がある | 風の影響が強い |
見た目がいい | 安全性は劣る |
シールド付きよりも見た目を重視するならシールドなしがおすすめ。
サングラスやゴーグルとの相性はよく、アメリカンバイク乗りには人気の形状です。
顔面の保護はできない為、目は対策が必要になります。
ボタンが付いているモデルは、シールドやマスクが後付けできます。
ハーフ型ヘルメット
ハーフ型のヘルメットです、半ヘルとも言われています。
メリット | デメリット |
軽量で開放感がある | 安全性は低い |
比較的安価 | 125cc以下で販売されている |
一番開放感が高いモデルではありますが、最も安全性が低いモデルでもあります。
ヘルメットによっては125cc以下限定との記載があり、大型バイクには適さない安全性です。
ヘルメットの規格
日本規格 | 海外規格 |
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半ヘルは違法になるの?
結論から言うと違法にはなりません。
道路交通法施行規則(昭和三十五年総理府令第六十号)の第九条の五では7つの項目で定められていますが、明確な数値で定められているわけではなく、一般の規格をクリアしているヘルメットであれば違法ではありません。
ですが安全性では最も劣るため、あくまでも自己責任となります。
事故統計からみるヘルメットの重要性
致命傷部位
事故により最悪の結果を招く原因となる損傷主部位は、頭部、胸部、腹部で大部分を占めています。
2021年中に発生した二輪車乗車中の死亡事故の37.1パーセントで、事故時にヘルメットが脱落していました。
統計からも分かる通り頭部の損傷が多いです、死亡事故でのヘルメット脱落が37%もあることには驚きです。
必ずしもフルフェイスの着用を促すわけではありませんが、正しいサイズを選択することと、あご紐の固定はしっかり行いましょう。
快適性を求めるなら
快適性を求めるなら、フルフェイスまたはシールド付きのジェットヘルメットがおすすめです。
理由としては風による影響を受けにくいためです、走行中の虫アタックも防げます。
アメリカンバイクにフルフェイスは似合わないんじゃ?と思われる方もみえると思いますが、そんなことはありません。
本場アメリカメーカーのシンプソンやBELL、国内メーカーまで様々なラインナップがあります。
見た目重視なら
見た目重視なら、シールドなしのジェットヘルメットがいいでしょう。
ジェットヘルメット+サングラスをかければ、ワイルドなちょい悪おやじの出来上がりです。
服装も革ジャンで着こなせば、アメリカンスタイルを再現できます。
開放感は半ヘルが最高です
開放感を求めるなら半ヘルが最適です、気軽に被れますし、ラフな服装でも違和感はありません。
125cc以下用との表記があるものは、販売するための規格であり、公道での使用とは関係ありません。
安全性は上記で説明させて頂いたように、自己責任です。
本場アメリカではどうなのか?
本場アメリカではどうなのか?
はい、ヘルメットを被っていません・・・。
語弊があるといけませんので、説明いたします。アメリカではヘルメットの着用義務がない州もあります。
もちろん着用義務がある州もあり、年齢や二人乗りなど限定的な義務もあります。
ノーヘルは構わないが目の保護のために、サングラスは義務化されている州もあり、自由の国アメリカと言われますが、自由と反して責任は自己であるとも言えます。
※日本でのノーヘルは法律上罰せられます。
必ず試着しよう
当サイトではおすすめ商品を、いくつか紹介しますが必ず試着して下さい。
命を守るヘルメットです、メーカーによってもサイズ感が違います。ネット通販で購入してもいい場合は
- 同一メーカーからの買い替え
- フリーサイズのヘルメット
- 試着後でサイズが分かっている場合
のヘルメットなら通販でも構いません、特にフルフェイスは細かいサイズラインナップがあり試着したほうが無難です。
試着した際に価格差があまりないのであれば、店頭で購入しましょう。
ハーフヘルメットおすすめ
ダムトラックス REVEL
サイズ | フリー |
カラー | 3色 |
規格 | SG |
参考価格 | 7,000円~ |
ダムトラックスのREVEL。
ハーフ型のヘルメットです、ダッグテール形状が人気のヘルメットです。
フリーサイズですので、頭の小さい方は調整が必要になります。
ダムトラックス バンディット
サイズ | フリー |
カラー | 3色 |
規格 | SG |
参考価格 | 10,000円~ |
ダムトラックスのバンデット。
ゴーグル、耳当て、キャップが付属しています、いずれも取り外し可能です。
カラーはアイボリー/ブラウン/ブラックから選択できます、ヴィンテージ感が漂うヘルメットです。
BELL SCOUT AIR HELMET
サイズ | XS.S.M.L.XL.XXL |
カラー | ブラック |
規格 | DOT規格 |
参考価格 | 35.800円~ |
BELLのハーフヘルメット。
ポリスヘルメットをモチーフとしたようなデザインが特徴です。
アメリカのDOT規格をクリアしています。本場アメリカ産のヘルメットです。
ジェットヘルメット(シールドあり)
SHOEI J-O シークエルヘルメット
サイズ | S.M.L.XL.XXL |
カラー | 11色 |
規格 | JIS |
参考価格 | 定価39.600円~ |
SHOEIのヘルメットです。
カスタムバイクやビンテージバイクに似合うデザインでシンプル外見ですが、中身はハイブランドの性能です。
引用元:SHOEI
シールドはダークスモークとイエローをオプションで追加できます。
SHOEIは通販では価格が高めです、定価価格を参考にしてください。
OGKカブト EXCEED
サイズ | XS.S.M.L.XL |
カラー | 5色 |
規格 | JIS |
参考価格 | 25.000円~ |
OGKカブトのEXCEEDシリーズ。
人気モデルで機能としては必要十分なモデルです、サンシェード内臓やベンチレーションまで機能満載です。
引用元:OGKカブト
ヘルメット内の内装がクールマックスで作られていることも魅力です。
ジェットヘルメット(シールドなし)
アライ クラシックエアー
サイズ | (55-56)(57-58)(58-60)(61-62) |
カラー | 10色 |
規格 | JIS |
参考価格 | 40.000円~ |
アライのクラシックエアーモデル。
ハーレー純正ヘルメットにも採用されています。クラシックな外観ですが、後方からのベンチレーション機能も付いています。
引用元:アライHP
ソリッドカラーとグラフィックモデルがあり、グラフィックモデルは8000円程上がります。
ハイブランドのフィット感と使い心地で、快適に使用できます。
TT&GO スーパーマグナム
サイズ | 57-58cm |
カラー | 3色 |
規格 | SG.PSC.DOT |
参考価格 | 15,000円~ |
TT&GOのジェットヘルメットです。
DOT規格も取得しています、サイズは別売りの内装セットを購入してXS、Sサイズに変換できます。
クラシックバイクからアメリカンバイクまで幅広く適合します。
マルシン SAFIT MS-340
サイズ | M.L |
カラー | 5色 |
規格 | SG |
参考価格 | 8,000円~ |
マルシンのジェットヘルメットです。
シールドは脱着可能で、カラーバリエーションが豊富なことも魅力。
1万円以下で購入できるのでコスパもいいです。
フルフェイス
リード工業
サイズ | フリー |
カラー | 2色 |
規格 | SG.PSC |
参考価格 | 10.500円~ |
リード工業のスクランブラーヘルメット。
シールドはありませんが、ゴーグルは付属します。オプションでバイザーも取り付け可能です。
口元のデザインが特徴で、ゴーグル姿はイカツク見えます。
SIMPSON RX1
サイズ | 57.58.59.60 |
カラー | マットブラック |
規格 | SG |
参考価格 | 60,000円~ |
本場アメリカ、シンプソンのフルフェイスモデル。
デザインが独特で、北斗の拳のアメリカンバイクに乗っている悪役が被っているようです。
内部のパッドでサイズを変更します。サイズ感は日本人と違いますので、試着してから購入して下さい。
シンプソンHPはこちら
SHARK DRAK(ダラク)
サイズ | M.L.XL |
カラー | 5色 |
規格 | ヨーロッパ規格対応 |
参考価格 | 42,000円~ |
シャークはフランスのヘルメットメーカーです。
こちらのダラクというモデルは、ゴーグルとマスクをカスタムできることが魅力。
近未来的なデザインが特徴で、ゴーグルとマスクをつけるとかなり決まります。国内にはあまり見かけないデザインです。
販売店の検索窓を貼っておきます。
AGV K1
サイズ | S.M.L.XL |
カラー | ? |
規格 | JIS.SG |
参考価格 | 35,000円~ |
AGVはイタリアのヘルメットメーカーです。
ダイネーゼの子会社になります。K1シリーズは価格も抑えられておりおすすめです。
特徴は豊富なデザインで、他のメーカーにはない遊び心あるプリントばかりです。このデザインならフルフェイスでいいかも?と思えるものがあると思います。
メーカー公式サイトを貼っておきます。気になった方はチェックしてみて下さい。

さらに本場感を出すには?
シールドがないジェットヘルメットや、ハーフヘルメットにはゴーグルがおすすめです。
高速走行や、風が強い日には重宝します。サングラスでもいいですが、ゴーグルの方が快適です。
アメリカンバイクに似合うゴーグル10選!ちょい悪おやじに最適?
快適性を上げるには?
夏場や冬季ではヘルメットが蒸れたりします。
ヘルメット内を清潔に保つためにインナーキャップもおすすめです。
夏場には吸汗性、速乾性が高い物を、冬季では保温性の高い物を選択しましょう。
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まとめ
アメリカンバイクに似合うヘルメットとして
- 快適性を求めるならフルフェイス、ジェットヘルメット(シールドあり)
- 見た目重視ならジェットヘルメット
- 半ヘルは自己責任
お気に入りのヘルメットを被って、ツーリングに出かけましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。