こんにちは、とっちゃんです。
深夜のバイクの音がうるさい!わざとブンブン音を鳴らしている。
バイクがうるさいと思った時はどうしたらいいの?
大きい道路付近に住んでいる方は、バイクの音がうるさくて起きてしまった。などバイクの騒音に関してのトラブルは頻繁にあります。
この記事では、バイクがうるさい時の対処法と注意事項について解説していきます。
結論から申しますと
- 継続的な騒音は#110に通報しましょう
- 周期的な騒音は#9110に相談してください
- ナンバーが特定できるなら運輸局へ
- 直接注意するのはやめましょう
なぜうるさいバイクは無くならないのか。バイクに乗らない方からすれば迷惑極まりない騒音です。
バイクの騒音でお悩みの方は読んでみて下さい。
警察に通報する場合
即効性は高い
110で通報することが一番効果的です。
継続的な騒音や、あからさまに騒音をまき散らしている場合は通報して下さい。遠慮する必要はありません。
通報を受けた警察は現地に出動し、騒音原因の人に注意を行ってくれます。一番即効性があります、警察としては記録を取りたいので時間日時、場所などを細かく伝えましょう。
通報を受けて駆け付けるとバイクがすでにいない、という状況がほとんどですが、周期的な騒音であれば対処してくれます。
警察は捕まえてくれない?
警察が検挙してくれる場合は、道路交通法違反の現行犯のみです。
道路交通法違反に当たる、騒音運転などを検挙するには騒音計が必要で、警察は持ち歩いていません。実際には検挙することは少なく、注意や指導で終わることがほとんどです。
取り締まり強化月間などでは、一斉に取り締まりを行っていますが、現実的にすべての車両を規制することは難しいと言えます。
とはいえ、注意や指導でも十分効果があります。
違法改造車である可能性が高い
真夜中にバイクの騒音をまき散らす車両は、ほぼ不正改造車である可能性が高いとも言えます。
不正改造車の使用者の罰則は以下の通りです。
整備命令が発令された場合は必要な整備を行わなくてはならず、整備命令に従わない場合は、車両の使用停止命令や50万円以下の罰金の対象となります。(道路運送車両法第54条の2、第108条、109条)
使用者のみならず、不正改造を行った業者も罰則の対象となります。
周期的な騒音の場合は?
対処法を案内してくれる
周期的な騒音の場合は#9110へ電話をすると、警察に相談できます。
受付時間:平日 午前8:30~午後5:15(各都道府県警察本部で異なります。)
※ダイヤル回線や一部のIP電話からはご利用できませんので、お住まいの都道府県にあるをご利用ください。
※相談の対応については、その場で専門の相談員が対応する場合や専門の担当部署をご紹介する場合などがあります(各都道府県警察本部で対応が異なります。)。
※土日・祝日及び時間外は、24時間受付体制の一部の県警を除き、当直または音声案内で対応します。
※通話料は利用者負担となります。
騒音の状況により、対処方法は異なります。緊急性がない場合は相談窓口を通して解決策を聞きましょう。
ご近所トラブルや、騒音問題には法律が関わり専門家の見解が必要です。
状況に応じて、適切に対処して頂けます。
直接注意するのはNG
話が通じる相手ではない
こちらの主張が正当であっても、直接注意するのは危険です。
そもそも周辺に騒音をまき散らすような人に、話が通じるわけがありません。
注意したことによる、逆恨みによる危害を受ける可能性もあります。まずは警察に相談しましょう。
ナンバーが分かる場合
運輸局に通報しよう
仮にバイクのナンバーが分かるのであれば運輸局への通報が良いでしょう。
各地域の運輸局の自動車技術安全部整備課にメール・電話・FAXにて通報してください。
匿名でも可能です。
総合ホームはこちらです↓
通報後には各地域の陸運局から、ナンバーの所有者あてに不正車両是正勧告のハガキが送付されます。
是正に従わない場合、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金となります。
なぜバイクはうるさいのか
マフラーが原因
バイクがうるさい原因はマフラーです。
バイク乗りはマフラーを、純正マフラー(新車時についているマフラー)を社外品のマフラーに交換する人の割合は多い傾向があります。
社外マフラーの音量は大きいものもあり、バイクを乗らない方からすると不快に思われる方も多いでしょう。
規制はあってない様なもの
現在は社外マフラーでも、音量規制をクリアしているマフラーが多く、車検にも対応しているモデルもあります。
ただし、車検に通らないマフラーでも、車検時には車検に通るマフラーを装着するため、規制は難しいでしょう。
バイクの車検は250ccからです、250以下のバイクは車検すらありませんので野放し状態なのが現状です。
通報しても駄目な場合は?
マフラー騒音規制基準を満たしている
上記で説明させて頂いたように、社外マフラーでも騒音規制基準をクリアしているものもあります。
平成22年の規制数値は近接で94㏈(A)加速で82㏈(A)です。
身近な音量で例えると
- 普通の会話が50~60㏈
- 救急車のサイレン(直近)80㏈
- 犬の鳴き声(直近)90㏈
- 電車が通る時のガード下、100㏈
あからさまに騒音行為をしていない場合、例えば通常の走行音などでは取り締まりは不可能です。
近所のバイクの音がうるさくても、規制をクリアしているマフラーなら、運輸局に通報や警察でも是正は難しいでしょう。
なぜうるさいバイクは無くならないのか?
日本が平和だから
暴走族と言われる集団、現在では珍走族とも言われます。
海外で同様の行為をしたらどうなるでしょう?まず無事では済まないはずです。
海外からは騒音行為を「治安がいい証拠」「平和の象徴」など言われています。
だからと言って騒音行為を肯定できませんので、遠慮なく通報して下さい。
特定がむずかしい
騒音の発生源である車両の特定が難しいこともあります。通報して駆けつけたとしても走り去った後がほとんどです。
車両の特定が出来なければ、検挙や是正も難しいでしょう。
実際問題、走行中のバイクナンバーを特定することは困難です。
バイク乗りの方はマナーの向上を
バイク乗りの方は、マナーの向上を目指しましょう。
閑静な住宅街では、エンジンをかける際に音が響かないところまで押していく、空ぶかしを避けるなど、近隣の住民への配慮をすればトラブルを少なくできると思います。
クレームを受けた際は消音対策を行うなどして対処しましょう。
マフラーの消音対策記事はこちら↓
うるさいバイクマフラー消音の仕方、自作で出来る加工は何がある?
まとめ
- 継続的な騒音は#110に通報しましょう
- 周期的な騒音は#9110に相談してください
- ナンバーが特定できるなら運輸局へ
- 直接注意するのはやめましょう
当事者同士が、直接話し合うのは危険です。
まずは状況を整理し警察への相談から始めて下さい。あからさまな継続的な騒音行為の場合は、警察に通報しましょう。
騒音に悩まない、夜や朝を迎えるように祈っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。