こんにちは、とっちゃんです。
クロスカブシートを交換したい、おすすめを教えてくれる?
クロスカブのシートは多数販売されていますが、種類が豊富で分かりにくいですよね。
シート交換はカスタム、ローダウン、乗り心地改善と目的に合った選び方が大切です。
この記事ではクロスカブ110のシート交換の種類から、平均相場とそれぞれのメリットデメリットを、おすすめ商品を比較して解説していきます。
※この記事ではクロスカブ110を取り扱っています。
クロスカブシートの種類は?
コンプリートシート
コンプリートシートはシート本体を購入できるものです。
純正シートと取り換えるだけで交換終了です。価格としては高くなりますが最も簡単で、見た目の変化も大きいでしょう。
クロスカブでは
- ロングシート
- メインシート単品
- ローダウンシート
3種類に分けられます。ローダウンシートの種類が最も多く、デザイン変更にも適しています。
シートカバー
シートカバーはカバーのみの商品です。
純正シートに被せるだけでイメージチェンジができ、価格としても安いため気軽に交換できます。ロ―ダウン目的には適していません。
専門業者での張替え
シート張替え専門業社に張替えを依頼できます。
純正シートを業者に送り、施行して頂けます。デザインは決められますので、自由度が高いですし、素材の種類も選択できます。
またゲルザブ(衝撃緩和剤)を埋め込むことも可能です。
価格は素材やデザインによりますので、見積もりをしてみないと分かりませんが、クロスカブはシングルの為1万円以下から、加工内容によっては2万円前後が相場になります。
クロスカブシート各費用相場を比較
種類 | 参考価格帯 | 見た目 | 乗り心地 | コスパ | 足つき |
ロングシート | 8.500~27.000円 | ◎ | 〇 | 〇 | – |
ローダウンシート | 5.000~18.000円 | ◎ | △ | 〇 | 〇 |
シートカバー | 3.000~8.000円 | 〇 | 〇 | ◎ | – |
張替え業者 | 1~2万円前後 | ◎ | 〇 | △ | – |
ロングシートとローダウンシートは、見た目の変化や足付きは良くなりますが、乗り心地としては純正より悪くなります。
クロスカブのシートを販売しているメーカーとして
- 東京堂
- アウトスタンディング
- TWR
- 大久保製作所(カバー)
がメインとなると思います。東京堂とアウトスタンディングが特にコスパが高く、TWR(タイ)はカスタム向けのデザインとなっています。
シートカバーはカバー分だけ足つきが悪くなりますので注意しましょう。
オリジナル性を求める方は、生地から選べる張替え業者への依頼がおすすめです。
下部で2社をご紹介します。
クロスカブシートの適合は?
JA60 | JA45 | JA10 |
2022年式~ | 2018-2021年式 | 2013-2017年式 |
クロスカブのシートは全年式共通のメーカーが殆どです。
クロスカブのシートはスーパーカブとの共通でも場合もあるため、購入前にはクロスカブ110はJA60やJA45、クロスカブ50はAA06が記載されていることを確認して下さい。
クロスカブシートおすすめ
東京堂 ロングシート
適合 | JA45/60 |
カラー | 2色 |
ローダウン | – |
防水 | – |
参考価格 | 8.500円 |
東京堂のロングシート、カラーは2色、コスパも高い商品です。
取り付けは純正キャリア上に設置し、延長キャリアにも対応しています。
アウトスタンディング ロングシート
適合 | JA45/60 |
カラー | 8色 |
ローダウン | – |
防水 | – |
参考価格 | 9.000~10.000円 |
アウトスタンディングのロングシートは計8種のシートから選択できます。
ブラックであれば東京堂の方が安く、カラー選択をしたい場合はアウトスタンディングの方が種類が豊富です。
TWR ロングシート
適合 | JA45/60 |
カラー | 2色 |
ローダウン | -26mm |
防水 | – |
参考価格 | 27.000円 |
TWRのロングシート、ローダウンも兼ねられるカスタムシートです。
タックロール形状が特徴で、防水性はありません。
取り付けは純正キャリアを取り外して行います。タンデムシートも兼ねるローダウンシートです。
東京堂 メインシート単品
適合 | JA45/60 |
カラー | 2色 |
ローダウン | -20~25mm |
防水 | – |
参考価格 | 5.300円 |
東京堂のローダウンシート、コスパも高く-20mm~-25mmの下げ幅です。
東京堂はレッドも選択できます。
アウトスタンディング S30シリーズ
適合 | JA45/60 |
カラー | 5色 |
ローダウン | S=±0mm
T=-20mm前後 |
防水 | – |
参考価格 | 5.000円 |
アウトスタンディングのカスタムシート。
通常のカスタムシートモデルとローダウンができるTシリーズと分かれています。
カラーは4色+タックロールタイプも選択できます、S30は純正と同等の厚みの為、ローダウンしたい方はTが付いていることを確認して下さい。
東京堂と同形状ですがカラーが豊富で、アウトスタンディングの方が500円程安くなります。
TWR
適合 | JA10/45/60 |
カラー | 2色 |
ローダウン | -25mm |
防水 | 〇 |
参考価格 | 13.000円 |
TWRのローダウンシート、以前は防水性がないモデルでしたが、新しいモデルは防水性が追加されています。
-20mm~25mm下がりますので足付きが改善され、モデルは計5種から選択できます。
ノイワットダン
適合 | JA45/60 |
カラー | 3色 |
ローダウン | -20mm前後 |
防水 | – |
参考価格 | 17.600円 |
ノイワットダン(タイ)のローダウンカスタムシート、下げ幅は記載されていません。
シートの形状からは-20mmは下がると思われます。
防水フィルム加工済みとなっていますが、完全防水ではない様です。
クロスカブシートカバー
種類 | シートカバー |
カラー | – |
参考価格 | 3.200円 |
SP武川のメッシュシートカバー、炎天下の夏場に役立つアイテムで、汗による蒸れを防いでくれます。
一つは持っていても損はないでしょう。クロスカブはSサイズを選択して下さい。
SP武川
種類 | シートカバー |
カラー | 3色 |
参考価格 | 5.000円 |
SP武川のカスタムシートカバー、カラーは3色、ブラックはステッチをグリーンとブラックが選択できます。
アンブート
種類 | シートカバー |
カラー | 6色 |
参考価格 | 8.000円 |
アンブート(大久保製作所)のゲル内蔵シートカバー、カバー内に内蔵されたゲルが乗り心地を改善してくれます。
厚みがありますので、足付きに余裕がある方向けの商品ですが、カバー兼ゲルザブ効果もあるお得な商品です。
マルト
種類 | シートカバー |
カラー | 6色 |
参考価格 | 3.000円 |
マルトも大久保製作所のブランドです。6色のカラーから選択でき、比較的コスパが高いシートカバーで気軽にイメージチェンジが出来ます。
Amazonは安い反面カラーが少なく、楽天の方がカラー豊富です。
クロスカブシート比較
総合比較
メーカー | 東京堂 | アウトスタン
ディング |
TWR | 東京堂 | アウトスタン
ディング |
TWR | ノイワットダン | SP武川 | SP武川 | アンブート | マルト |
イメージ | |||||||||||
適合 | JA45/60 | – | – | – | – | ||||||
カラー | 2色 | 8色 | 2色 | 2色 | 5色 | 2色 | 3色 | – | 3色 | 6色 | 6色 |
ローダウン | – | – | -26mm | -20~25mm | S=±0mm
T=-20mm前後 |
-25mm | -20mm前後 | – | – | +45mm | – |
防水 | – | – | – | – | – | 〇 | – | – | – | – | – |
参考価格 | 8.500円 | 9.000~
10.000円 |
27.000円 | 5.300円 | 5.000円 | 13.000円 | 17.600円 | 3.200円 | 5.000円 | 8.000円 | 3.000円 |
東京堂とアウトスタンディングの選び方はロングはブラックであれば東京堂、デザインを選ぶのであればアウトスタンディングの方が種類が豊富です。
シングルは東京堂は種類が少ない為アウトスタンディングの方が良いでしょう。
TWRは価格としては高いモデルですが、カスタムシートとしては最も売れている商品です。
クロスカブはメインシートが安価に手に入るため、シートカバーは高く感じてしまいます、大久保製作所のアンブートはお尻板対策、マルトは気軽にデザイン変更にはおすすめです。
ローダウンも兼ねたい場合は5種から選択して下さい。
気になったシートはチェックしてみましょう。
クロスカブシート張替えはどういうふうに出来るの?
シート加工の種類としては
- ツートン
- アンコ抜き/増し
- パイピング(段差の継ぎ目)
- タック(縫い目)
- ボタン
- ゲルザブ加工
等が出来ます。座面と側面の表皮を色違いにすることもでき、パイピング(縫い目)のカラーも決められます。
またアンコの増減からゲルザブ内蔵まで、ベルトなどの小物類も変更可能です。
足付きに余裕がある方は、アンコを増やしゲルザブを内蔵すれば、乗り心地がより改善されます。
クロスカブの場合はメインシート2万円以下が相場になると思います。
既製品の販売は限られていますので、興味がある方はカスタムシートHPを覗いてみて下さい。
シート張替え業者一覧
marunao (マルナオ) CUSTOM SEAT
愛知県に実店舗を構える老舖、株式会社 丸直様のバイクシート張替えサービスです。
HPの見積もりシュミレーションでおおよその価格が分かります。
実例もたくさん公開されていますので参考にしてください。
CUSTOM SEAT.JP
大阪のバイクシート張替え専門業者様です。ネーム入れや刺繍などの細かいオプションが設定されています。
納期が早く1週間ほどで出来上がるようです。詳しくはHPにて確認してください。
クロスカブシートまとめ
シート交換はデザイン変更、ローダウン、乗り心地改善と用途に合わせて選択して下さい。
シートを交換して乗り心地や見た目までカスタムしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ロングシートを選択したい方は延長キャリアがおすすめです。↓