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バイクバッテリーの寿命は?寿命を判断する方法と伸ばす方法とは?

バイクメンテナンス

こんにちは、とっちゃんです。

バイクバッテリーの寿命はどのくらいなのかな?

バイクバッテリーは一般的には2年と言われています。ただし使用環境によって異なり、メーカーによっては2年未満、4年以上とバラツキがあります。

バッテリーを充電したはいいものの、直ぐにバッテリー上がりの症状になってしまい、寿命かどうか判断するには難しいこともあるでしょう。

結論として車体側に問題がない場合、サルフェ―ション除去機能がある充電器を使用しても、復活しない時は寿命です。

この記事ではバイクバッテリーの寿命に関する間違えやすいトラブルから、寿命であることの診断方法、バッテリーの寿命を延ばす方法まで解説していきます。

バイクバッテリーの寿命が知りたい方は読んでみて下さい。

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一般的なバイクバッテリーの寿命

大手メーカー品なら2年~4年

純正バッテリーにも採用されている、GSユアサなどの大手メーカーバイクバッテリーは、使用環境にもよりますが、2年から3年、毎日乗られる方は4年以上持つ人もみえます。

製品の保証期間は12か月または2万Kmが多く、一般的に保証期間以上に使用できます。

ただし交互バッテリーなどの格安バッテリーの平均寿命は、1年から2年と寿命が少ない傾向にあり、バイクの使用頻度や、メーカーによって寿命が変わってきます。

保証が切れたら交換したほうが良いの?

保証期間が切れたとはいえ、交換しなければならないという決まりはありません。

もちろんバッテリー上がりの予防策として、早めに交換することも推奨されています。ただバッテリーは1万円前後するものが多いため、バッテリーの寿命を判断してからでも良いでしょう。

高価なバッテリーを寿命まで使用する、または安いバッテリーを2年毎で交換するといった交換サイクルはライダーによって選択して下さい。

バイクバッテリー上がりの症状や原因は?早めの対処でトラブルを未然に回避

バイクバッテリーの寿命と間違えやすいトラブル

  • ライト類の消し忘れによる過放電
  • 長期間乗らない場合の過放電(1か月程度)
  • 端子の接触不良
  • ヒューズ切れ
  • 車体側の充電不良

ライト類の消し忘れや、1か月程度の過放電であれば、充電することで復活することがほとんどです。

アクセサリーをバッテリーから多数取っている場合は、端子の接触不良やヒューズ切れも間違えやすいトラブルです。

また車体側の充電装置不良の可能性もあります。

充電装置の一般的な正常な電圧は13.5~15Vほどです。エンジンをかけて電圧をチェックし、正常な電圧を示した場合はバッテリーの寿命であることが診断できます。

バッテリーが弱まっている場合は、上記の数値にはなりませんので、アクセルを開けて電圧が上昇すればバイク側の充電系統は正常です。

バイクバッテリーの寿命を判断する方法

充電後の電圧を測定する

バッテリー充電後の電圧を測定して下さい。

電圧 状態 充電後
13.5V~15V 運転中/正常
12.6~12.8V 停止中/正常
12.2~12.4V 停止中/やや低い 再充電すれば復活する可能性
11.9V 停止中/アウト 再充電すれば復活する可能性
8V 停止中/アウト 充電しても復活しない可能性
6V 停止中/アウト 充電しても復活しない

充電後に12V前後を示す場合は、再充電を行えば12.6V程度にまで回復する可能性もあります。

6~8Vの電圧を示した場合は、市販の充電器ではまず復活しないでしょう。

12.2~12.4Vはセルモータがギリギリ回るか回らないか程度の電圧となり、充電を繰り返しても正常な電圧に戻らない場合、寿命である可能性があります。

何度も充電を繰り返すまたは、必要以上に充電をし続けるのはメーカーも推奨していませんので、2、3回充電し復活しないのであれば、寿命と判断して下さい。

セルモーターを回した時の電圧を確認する

バッテリー充電後に車体に取り付けて、セルモーターを回した際の電圧を測ります。

寿命に近づいているバッテリーは、充電後12V以上に回復してもセルモーターを回すと、急激に電圧が低下します。

正常な電圧 寿命が近いバッテリー
9V前後または9V以上 4~5V前後

測定はRANOFFの状態で行いましょう。

充電してもすぐにバッテリーが上がってしまう場合は試してみて下さい。

比重を測定する(開放型)

開放型バッテリーはバッテリー液のキャップを外すことが出来ます。

比重計は内部に浮きが入っており、電解液の比重を測定します。電解液温度が20℃で1.25~1.28であれば正常な値とも言えます。

それより低い場合は過放電の可能性があり、液の状態も確認できるため、寿命である判断材料となるでしょう。

ただし液の取り扱い自体が危険なため、一般ユーザーにはおすすめ出来ません。

近年は密閉型のバッテリーばかりですので、古い車両はサービスマニュアルに記載の値を参考にして下さい。

バイクバッテリーの寿命を延ばす方法

サルフェ―ション除去機能がある充電器を使用する

サルフェ―ションとは、バッテリーの電極に硫化鉛が付着する現象です。

充電器にはサルフェ―ション除去機能があるモデルもあり、電気刺激を与えることでサルフェ―ション除去効果があります。

一般的にバッテリーはサルフェ―ションが進行すると寿命と言われますが、短時間に瞬間的に流れるようなパルス充電機能付きを使用すれば、バッテリーの寿命を延ばすことが出来ます。

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サルフェ―ション除去ケミカル(開放型のみ)

開放型にはサルフェ―ション除去ケミカルや、バッテリー補充液の強化液が販売されています。

強化液にはサルフェ―ション防止効果もあり、液補充の際に活用するとバッテリーの寿命を延ばす効果があります。

除去するケミカルはいい値段がするため、バイクの場合は強化液にとどめておいた方が良いでしょう。

定期的に乗る、充電する

バッテリーが上がりやすい方は、バイクの使用頻度が低い場合がほとんどで、定期的にバイクに乗るのがバッテリーの健康を保つのに最も効果的です。

使用頻度が低い場合は、時間を作りバイクに乗る、どうしても時間が取れない場合は、定期的にバッテリーを取り外し充電することで正常な電圧を保ちましょう。

バイクバッテリー寿命まとめ

殆どのバイクに搭載されている密閉型では、サルフェ―ション除去機能がある充電器を使用しても復活しない場合、バッテリーの寿命です。

バッテリー上がりはツーリング先の不要なトラブルの元にもなり、余計な出費がかさむ場合もありますので、寿命かどうか疑わしい場合は早期に新品交換しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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