こんにちは、とっちゃんです。
冬のバイクは手が寒くてしょうがない。冬用のバイクグローブの最強はどこのメーカー?
冬のバイク走行で寒さを最も感じやすい箇所の一つは指先です、安いバイクグローブだと防寒性能は低く、手が痛くなるほど冷え込んでしまいます。
結論として2023-2024年モデル最強は、ゴアテックス×プリマロフト内蔵のFIVE CTIY EVO GTXまたはゴールドウィンGB63385です。
FIVE | ゴールドウィン |
冬用グローブはいかに外気を遮断し、内部の保温性が決め手になります。
この記事では冬用のバイクグローブについて、適した素材から選び方まで各メーカーの最強のウインターグローブを比較して解説していきます。
冬のバイク走行で手の寒さにお悩みの方や、買い替え検討の方は読んでみて下さい。
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バイク冬用グローブVS電熱グローブ最強はどっち?
単体での温かさは当然負ける
冬用グローブ最強クラスのグローブであっても、グローブ単体の暖かさでは電熱グローブには敵いません。
単体で暖かさを求めるのでしたら電熱グローブを購入しましょう。
近年は電熱グローブの進化も進んでおり、充電式の稼働時間も増えています。ただ冬用グローブは安く済ませることもでき、電熱グローブにはないメリットも多数あります。
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冬用グローブのメリットは操作性
操作性は負けない
冬用グローブの最大のメリットとして操作性が良いことです。
バイクの冬用グローブは他の一般防寒グローブと違い、外気の冷気を遮断しつつ、グリップを握る前提で作られています。
一般の防寒グローブは、保温重視でグリップを握ることを想定して作られていません、操作性を重視するならバイク用の冬用グローブを購入しましょう。
バイクの冬用グローブはこのような方におすすめ
既に車体側の防寒装備を取り付けている方は冬用グローブはおすすめです。
- ハンドルカバー
- グリップヒーター
- ナックルガード
上記の装備を付けている方には電熱グローブより、操作性の高い冬用グローブの方が扱いやすいでしょう。
ユーザーの中には、電熱は充電が面倒・・・低温火傷が心配・・・と電熱を好まない方もみえると思います。
そういった場合は+αの防寒対策として検討してください。
防水性の高いものが最強
防水性に比例して外気の遮断が出来る
水を通さないということは、当然ながら冷気も通しません。
防水性が高い素材を選ぶこともポイントで、冬用ではゴアテックスが有名です。
外気の冷気を遮断しつつ、内部の湿気を排出できる優れた素材になります。
スキー用品や登山用品でもよく使用されており、冬季の厳しい環境にも対応できます。
バイク用品では防水透湿素材と表記があるものです。
袖口を覆うロングがおすすめ
外気を遮断させることに重点を置くと、ショートタイプよりもロングタイプの方が袖口から外気の侵入を防いでくれます。
ただしジャケットとの相性にもよりますので、ジャケットに合わせて選択しましょう。ショートを選択する場合はジャケットの袖口で外気を遮断して下さい。
中綿最強はプリマロフト
現在バイク用ではプリマロフトを使用した、中綿が一番暖かいとされており、北海道や極寒地の走行を想定した素材です。
プリマロフトは人口羽毛で、化学繊維の中でも最高級の素材、撥水速乾性もあり水に濡れた場合でも、保温効果は98%と優れています。
元々は軍事の寒冷地防寒着に開発されたもので、ダウンの8倍の保温性とも言われます。
最上級の暖かさを求めるなら、プリマロフトの中綿を使用しているグローブを手に入れましょう。
冬用グローブのサイズ感
インナーの有無で考える
5℃や0℃近い外気温になってくると冬用グローブ単体では、走行距離によって指先に寒さを感じてくることもあります。
そのような環境下でも使用できるようにインナーグローブを装着する前提で、サイズを普段のグローブより一回り大きめに選択するのもいいでしょう。
上記でご紹介した、車体側に防寒装備がある場合は、普段と一緒のサイズの方が操作感はいいですが、取り付けていない場合はインナーブローブも検討して下さい。
現在最も売れているインナー手袋はコスパ最強のこちら↓
FIVEの最強冬用グローブ
FIVE WFXシリーズ
WFX CTIY EVO GTX | |
WFX METRO WP | ※ブラック有 |
WFX EVO WP | |
WFX DISTRICT | ※レディースあり |
モデル名 | CTIY EVO GTX | METRO WP | EVO WP | DISTRICT |
サイズ数 | 4 | 4 | 4 | 4 |
カラー | 1 | 2 | 2 | 2 |
プロテクター | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
防水/透湿 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
スマホタッチ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
参考価格 | 18.700円 | 16.200円 | 11.400円 | 12.600円 |
特徴 | ゴアテックス
プリマロフト |
ドライテック
プリマロフト |
ドライテック
ウォームテック |
ドライテック
プリマロフト |
今季最強冬用グローブの一角、FIVE(フランス)のWFXシリーズ。
モデルとしては4種類に分けられています。素材から見ての最強はCTIY EVO、ゴートレザー(山羊革)+独自防水透湿素材ドライテック+プリマロフトのMETRO、EVO WP 、DISTRICTの順番になるかと思われます。
ゴアテックス採用でありながらコスパの高さと、安く済ませたい場合は冬の定番EVO WPもロングカフでおすすめです。
FIVEはグローブ専門メーカーであり、使用感や品質はグローブ中トップクラス。DISTRICTには女性モデルもあります。
サイズチャートはこちら↓
CTIY EVO GTX | METRO WP | EVO WP | DISTRICT |
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コミネの最強冬用バイクグローブ
おすすめ冬モデル
JK-845 | JK-836 |
モデル名 | JK-845 | JK-836 |
サイズ数 | 7 | 6 |
カラー | 2 | 2 |
プロテクター | 〇 | 〇 |
防水/透湿 | 〇 | 〇 |
スマホタッチ | 〇 | 〇 |
参考価格 | 6.000円 | 6.400円 |
特徴 | ミトンになる | 5℃辺りまで |
コミネの中で選ぶとすれば、アイデア商品であるJK-845と、外気温5℃辺りまでは何とかなるJK-836。
JK-845は手の甲のファスナーからミトンを取り出して装着でき、ハンドルカバーをグローブに装着するイメージです。
防水透湿素材ハイポーラを使用、元々の防風性に加えミトン分も加算されますので、防風効果は高いでしょう。
ただ注意したいのはクラッチ操作やブレーキ操作に支障が出る場合がありますので、スクーター向けとさせて頂きます。
JK-836 | JK-837 |
ロング | ショート |
2023-2024年モデルも発表されていますが、防水透湿でロングタイプがないため、JK-836の方が防寒力は高いと考えます。
中綿入り、防水透湿ハイポーラ採用、カーボンプロテクター、レビューからの統計では外気温5℃辺りまでと言う意見が多数でした。
電熱以外で選ぶ、6.000円前後の価格帯では十分な性能です。
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RSタイチ最強の冬用バイクグローブ
RSタイチおすすめ冬モデル
モデル名 | RST626 |
サイズ数 | 5 |
カラー | 4 |
プロテクター | 〇 |
防水/透湿 | 〇 |
スマホタッチ | 〇 |
参考価格 | 12.000円 |
特徴 | ドライマスター |
RSタイチの電熱モデル以外で選ぶならRST626。
特徴はドライマスターによる高い防水透湿性と、フロータイプのプロテクター。
甲の部分はソフトタイプのプロテクター、フロータイプのため操作性重視となっています。ジャケットの袖口はイン/アウト双方対応しています。
真冬の防寒性能はインナーで補強、操作性重視の場合にはRSタイチもおすすめです。
パワーエイジ最強の冬用バイクグローブ
おしゃれな冬モデル
PG-23251 | PG-23250 |
モデル名 | PG-23251 | PG-23250 |
サイズ数 | 4 | 4 |
カラー | 5 | 8 |
プロテクター | 〇 | 〇 |
防水/透湿 | 〇 | 〇 |
スマホタッチ | 〇 | 〇 |
参考価格 | 15.000円 | 14.300円 |
特徴 | ポロン内蔵 | ポロン内蔵 |
パワーエイジからはショートのアーバンスタイル、ロングのソフトフィールウインターグローブ。
両モデル衝撃吸収素材ポロンを使用、また熱伝導を妨げないグリップヒーター対応となっています。
アーバン | ソフトフィール |
マジックテープ | ファスナー |
アーバン | ソフトフィール |
パワーエイジの防水透湿はドライマスター同等の性能で、プロテクターはポロンを採用しているためプロテクターが薄く、操作感を損ないにくい設計となっています。
内装と固定方式は違いますが、保温性に優れたモデルかつ、バイクらしくないデザインが魅力です。
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ラフアンドロード最強の冬用バイクグローブ
冬の定番メーカーからの新作
RR8657 | RR8661 | RR8660 |
モデル名 | RR8657 | RR8661 | RR8660 |
サイズ数 | 4 | 4 | 6 |
カラー | 2 | 2 | 5 |
プロテクター | 〇 | 〇 | 〇 |
防水/透湿 | 〇 | 〇 | 〇 |
スマホタッチ | 〇 | 〇 | 〇 |
参考価格 | 11.200円 | 9.700円 | 8.200円 |
共通事項 | プロマロフト内蔵 |
2023-2024年モデルとして、ラフアンドロードからプリマロフト内蔵のグローブが販売開始されました。
3モデル中綿にプリマロフト内蔵、防水透湿素材のハイポーラは共通です。
RR8657 | RR8661 | RR8660 |
大きな違いはRR8657/RR8661はプロテクターがフロータイプ、RR8660はプロテクター内蔵でレディースサイズもラインナップ。
RR8657 | RR8661 | RR8660 |
シリコンやウレタンパーツが多いRR8657が最も高くなりますが、3モデルとも価格差はほとんどありませんのでお好きなデザインを選んでも良いでしょう。
電熱入らずの保温性を今季試してみてはいかがでしょうか?
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ゴールドウィン最強の冬用バイクグローブ
今年の冬新作
GB63385 | GB63382 |
モデル名 | GB63385 | GB63382 |
サイズ数 | 4 | 4 |
カラー | 2 | 4 |
プロテクター | 〇 | 〇 |
防水/透湿 | 〇 | 〇 |
スマホタッチ | 〇 | 〇 |
参考価格 | 21.000円 | 14.000円 |
特徴 | ゴアテックス | ゴアテックス |
ゴールドウィンの今季新作、ゴアテックスシーイーサーマルグローブと、サーマル ナックル プロテクト。
両モデルはゴアテックス×プリマロフトで、今期最強クラスと言っても過言ではないでしょう。
違いはプロテクター形状と、手のひらの仕様、上位モデルGB63385のプロテクターはCE規格です。
内装は両モデル、ボアや起毛トリコットを採用、また指先の防寒対策としてフィンガーキャップが搭載されています。
GB63382なら他社の冬グローブと変わらない価格で、FIVE製より安くなります。今期からゴールドウィンのロゴも変更され、おしゃれなイメージに変化しました。
今期のバイク冬グローブはゴールドウィンで決まりです。
GB63382はサイズ選択ができませんのでこちらから↓
バイク冬グローブ最強比較
メーカー | FIVE |
コミネ | RSタイチ | パワーエイジ | ラフアンドロード | ゴールドウィン | ||||||||
イメージ | ||||||||||||||
モデル名 | CTIY EVO GTX | METRO WP | EVO WP | DISTRICT | JK-845 | JK-836 | RST626 | PG-23251 | PG-23250 | RR8657 | RR8661 | RR8660 | GB63385 | GB63382 |
サイズ数 | 4 | 4 | 4 | 4 | 7 | 6 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 6 | 4 | 4 |
カラー | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 4 | 5 | 8 | 2 | 2 | 5 | 2 | 4 |
参考価格 | 16.700円 | 16.200円 | 11.400円 | 12.600円 | 6.000円 | 6.400円 | 12.000円 | 15.000円 | 14.300円 | 11.200円 | 9.700円 | 8.200円 | 21.000円 | 14.000円 |
※プロテクター、防水透湿、スマホタッチは全モデル対応。
まずは使用している防水透湿生地の機能を比較してみましょう。
FIVE | ドライテック | 耐水性25,000mm・透湿度10,000g/㎡/24h以上 |
コミネ | ハイポーラ | 耐水圧20,000mm・透湿度8,000g/m2/24hr |
RSタイチ | ドライマスター | 耐水性10,000mm・透湿度10,000g/㎡/24h以上 |
パワーエイジ | – | 耐水性10,000mm・透湿度15,000g/㎡/24h以上 |
ラフアンドロード | ハイポーラ | 耐水圧20,000mm・透湿度8,000g/m2/24hr |
ゴールドウィン | ゴアテックス | 耐水圧数45,000㎜、透湿数13,500g/㎡・24hrs以上 |
防水透湿素材から見ると、ゴアテックス以外の性能差はそこまでありません。FIVEのドライテックは高い数値です。
ハイポーラは数値としては高いですが、コミネのレビューから考慮すると、他のメーカーと遜色ないように思われます。
中綿にプリマロフトを使用しているのは、FIVE、ラフアンドロードとゴールドウィン、保温性能は3社が優れているでしょう。
FIVE |
ラフアンドロード | ゴールドウィン | ||||||
CTIY EVO GTX | METRO WP | EVO WP | DISTRICT | RR8657 | RR8661 | RR8660 | GB63385 | GB63382 |
16.700円 | 16.200円 | 11.400円 | 12.600円 | 11.200円 | 9.700円 | 8.200円 | 21.000円 | 14.000円 |
最強はFIVE CTIY EVO GTX、ゴールドウィンGB63385/GB63382がゴアテックス×プリマロフトです。
ただし3モデルはショート気味ですので、FIVE EVO WP(プリマロフトを使用していないがドライテックが優秀)またはラフアンドロードのRR8657も魅力的です。
ラフアンドロードは1万円前後ですので、コスパは最強。またRR8660辺りで同メーカーRR8854の保温インナー(2.400円)を買い足すのもおすすめです。
やはりバイクの冬と言えばこちらの3社が強く、3社とも新作ぞろいですので今期にぜひお試し下さい。
メーカー | コミネ | RSタイチ | パワーエイジ | ||
イメージ | |||||
モデル名 | JK-845 | JK-836 | RST626 | PG-23251 | PG-23250 |
参考価格 | 6.000円 | 6.400円 | 12.000円 | 15.000円 | 14.300円 |
コスパ重視ならコミネ、操作性重視ならRSタイチ、おしゃれなモデルはパワーエイジ。
5℃を下回ると長時間は寒くなる可能性もありますが、インナーを併用できるようにワンサイズ大きめの選択がおすすめです。
Amazonでは格安の冬グローブが多く販売されていますが、やはり耐久性に問題あり、大手メーカーの冬グローブの方が安心感があります。
気になった冬グローブはチェックしてみて下さい。
タッチパネル機能はあまり使えない
各メーカーはスマホのタッチパネル対応となっています。
しかし確かに反応はするものの、どのメーカーも過度な期待はしないほうがいいでしょう。
購入した後に「全然使えない!」と憤慨する前にお伝えしておきます。
冬用グローブはタッチパネル機能よりも操作性を向上させるための機能を重視したほうがいいと思います。
バイク冬用グローブ最強まとめ
バイクの冬用グローブの今期最強は、FIVE CTIY EVO GTX、ゴールドウィンGB63385。またはラフアンドロード新モデル。
バイク乗りには厳しい季節ですが、冬も操作性のいいグローブを装着してバイクを楽しんでいきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。