こんにちは、とっちゃんです。
GB350が買えない理由を教えてくれる?
400ccクラスで一番人気のGB350/S、注文が殺到して買えないユーザーが続出しました。
現在の状況はどうなっているの?と気になる方も多いと思います。
結論として2023/12/7日時点、HONDAドリームに問い合わせたところ。
納車予約できますし在庫もあります。特別納期の遅れはありません。しかしカラーによっては少し納期が掛かる場合があるようです。
※地域によっては異なる場合があります。
この記事ではGB350が買えない理由から、現在の状況とまた買えなくなるタイミングについて解説していきます。
GB350が買えなくなった理由は?
排ガス規制の伴う予約終了
GB350が買えなくなった理由は、令和2年度排ガス規制に伴うモデルチェンジです。
時系列をまとめてみました。
- 2021年GB3504月22(木)GB350S7月15日(木)発売開始、国内年間4.500台。
- 排ガス規制の為、2022年(令和4年)10/31までに完成検査を受ける必要があった。
- 2022年春の時点で上記の予約枠が埋まってしまう。
- 2022春頃からモデルチェンジ後の車両が発売されるまで買えなくなった。
- 2023年排ガス規制に伴うモデルチェンジ、7月6日発売開始 国内年間11.000台。
- 2023/12月現在=予約受付中。
元々2021年の目標販売台数が4.500台であったにもかかわらず、目標を上回る5.800台は売れたとされています、加えて排ガス規制に伴う生産終了が囁かれたため、2022年春の時点で予約が殺到したという背景があります。
予想を上回る受注により予約が打ち切られたということで、買えなくなるユーザーが続出しました。
2023年5月26日に公式からモデルチェンジの発表があり、7月6日から排ガス規制に対応したモデルを年間11.000台に増産して現在は販売されています。
現在は普通に予約受付中
冒頭でも書かせて頂いた通り、2023/12月時点ではホンダドリームで問題なく納車出来ます。
※ホンダドリームに確認済み。
GB350の人気は当面続くと思われます、数は少ないので決断は早い方が良いでしょう。
店舗に展示車両も置いてありますので、ホンダドリームや在庫がある販売店に足を運んでみて下さい。
排ガス規制は当面の間ありませんが、世界情勢が不安定な現在いつ生産が止まってもおかしくありません。お近くのホンダドリームに急ぎましょう。
GB350が買えなくなった本当の理由は?
インドでバカ売れしていたから
GB350は元々はHONDAがインドで販売している、ハイネスCB350の日本仕様車です。
インドではハイネスCB350は2020年発売開始から僅か3か月強で、販売台数10.000台を達成しています。こちらの数値はHONDAインド公式が発表していました。
正確な数値は分かりませんがおそらく年間で、3万台近くは売り上げているでしょう。
つまり日本のみならずインドでも需要が集中してしまったため、日本で買えなくなるのは当たり前です。
GB350日本仕様は熊本製作所で組み立てを行っていますが、多くの部品はインドで生産されているため、部品が足らなくなるのは致し方ないでしょう。
もちろんホンダが世界で活躍するのは日本人として誇らしいことですが、部品供給が・・・とは言いつつも、国内よりインドでたくさん販売しています。
しかしインドを優先しなければならない理由はあります。
国内よりインドの市場が熱い
みなさんがご存じの通りホンダは、2輪世界シェアNO.1を誇るグローバル企業です。
やはりインドの市場攻略は欠かせません、インドでは年間2000万台の販売規模を誇る世界最大のマーケットです。
それに比べて日本国内の新車販売台数は、全メーカー合わせて約40万台ほどしかありません。
インドでは日本国の総保有台数(約1000万台)の2倍のバイクが毎年販売されています。
国内で売るよりもインド市場を優先させた方が、企業としては合理的です。数々の欧州メーカーもインドに生産拠点を移しており、今後世界の2輪メーカーがインドの市場で争いを繰り広げていくでしょう。
こうした背景がありつつも、モデルチェンジ後の生産台数は増産体制を取り、発売当初の倍まで増やしてくれています。
カラーによっては納車まで時間が掛かる場合もありますが、HONDAファンとしては感謝しかありません。
GB350がまた買えなくなるタイミングは?
GB350C発売に伴う予約殺到?
HONDAがインドの新型モデルの発表に伴い、GB350Cの発売をアナウンスしました。
発売時期はまだ明確に公式発表されていませんが、2024年6月頃とされています。
通常のGB350をクラシック仕様にされたモデルで、今後買えなくなる恐れがあるとすれば予約開始され、また予約枠が埋まってしまう可能性もあります。
KawasakiもメグロS1、W230を発表したため、250cc以下の方が注目が高いと思われますが、GB350Cに予約が集中してしまえば、買えなくなる恐れもあるでしょう。
今後も目が離せないGB350です。
他の車種は余ってきている
HONDAの人気車種は現在どうなっているかと言うと、一時期購入が困難であったレブル250や発売されて間もないCL250を見ていきましょう。
車種 | 全国新車在庫数 | 全国中古車在庫数 | 総在庫数 |
レブル250 | 約558台 | 約416台 | 約974台 |
CL250 | 約637台 | 約11台 | 約655台 |
GB350 | 約36台 | 約206台 | 約242台 |
GB350S | 約31台 | 約126台 | 約157台 |
GB350以外はかなり豊富に在庫があり、供給は滞ってないと判断できます。CL250に関しては余っている?とも感じられます。
GB350は供給が万全とも言えませんが、買えなくなった2022年度に比べて平均価格の推移は徐々に健全化しています。
なぜいまだに中古車の価格が下がらない原因は、現在の在庫は価格が高騰している時期に仕入れた車両だからです。
安くするには損切りして売らなくてはなりませんので、中々下がりにくい背景があります。
2024年度は需要と供給のバランスを保たれ、中古車が新車を上回ることは無くなり、今後中古車価格は下がっていく見込みです。
GB350が買えなくなったら中古車もあり
中古車は豊富です
GB350は2021年から販売開始されたモデルで、比較的状態が良い車両が市場には豊富にあります。また新車が買えない状況になれば、中古車を検討しましょう。
GB350は2021年発売のモデルと2023年の新モデルの違いは殆どありません。
- カラー
- 令和2年度排ガス規制クリア2BL→8BL。
モデル自体の装備は変更されていませんで、走行距離が少ない車両も多い為、どうしても新型でなければならない理由はないでしょう。
排気区分が変更になる影響はマフラー選びのみです。2BLの方が種類としても多い為、中古車で買うメリットはあります。
中古車で注意したいリコール
中古車で注意したいのはリコールに対応済みか確認しましょう。
価格高騰で長く在庫車両として残っている車両はリコールを受けていない可能性があります。
リコール内容は以下のようになります。
① 制動灯(リヤストップスイッチ)
② 電気装置(バンクアングルセンサー)
車名 型式 通称名 対象車の車台番号の範囲及び製作期間 対象車の台数 備 考 ホンダ 2BL-NC59 GB350 GB350 S
NC59-1000026~NC59-1017211
令和3年2月23日~令和4年10月24日17,151 ①17,151 ②10,303
(計1型式) (計2車種) (製作期間の全体の範囲)
令和3年2月23日~令和4年10月24日(計17,151台)
対象車は2BLの車両はほぼ全車となりますので、購入後にリコールを受けるか、販売店に相談しましょう。
詳しくはHONDA公式HPで確認して頂けます。↓
GB350を買うためには?
- ホンダドリーム
- 新車中古車販売店
新車購入はHONDAドリームや、HONDA車が入荷できる販売店での購入が一番です。
新車の値引きは殆どありませんので、多少高くても自宅から近い販売店で購入した方が、今後の整備も安心できるでしょう。
Google検索でホンダドリームと検索し、一番近くの販売店に電話でお問い合わせください。
しかし購入に悩んでいる方は、購入前に試乗やレンタル(4時間10.000円~)も可能です。レンタルについてはこちら↓
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GB350買えない理由まとめ
執筆時はGB350は問題なく予約可能です。
しかし世界情勢が不安定な中、いつ供給が滞るか分かりません。購入を検討の方は在庫があるうちに予約に行きましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。