こんにちは、とっちゃんです。
シールド付きのオフロードヘルメットのおすすめを教えてくれる?
オフロードヘルメットはシールド付きであっても脱着できるため、ゴーグルスタイルにも換装でき利便性も高くなります。
林道に付くまでの快適性や、ツーリングではシールド付きのヘルメットの方が快適です。またオフロード車のみならずアドベンチャーバイクにも良く似合います。
この記事ではオフロードヘルメットのシールド付きモデルの欲しい機能から選び方まで、おすすめのオフロードヘルメットを比較して解説していきます。
シールド付きのオフロードヘルメットをお探しの方は読んでみて下さい。
オフロードヘルメットのシールド付きとは?
シールド付き | シールドなし |
オフロードヘルメットにはシールド付きと付属しないモデルがあります。
シールドなしのモデルはゴーグルが取り付けでき、林道の激しいアクションでは呼吸がしやすくなります。
オフロード車に特に似合う形状ですが、道中の走行はシールドモデルの方が快適です。
シールドモデルは全開時にゴーグルを取り付けられるモデルと、シールドを取り外さなければゴーグルを取り付け出来ないモデルと分けられます。
またモデルによってはスタイルを変更することも出来ます。
オフロードヘルメットシールド付きのメリットデメリット
メリット | デメリット |
オンオフの使い分け | 価格が高い |
道中が快適 | 種類が少ない |
季節を選ばない |
一番のメリットはスタイルを使い分けることによって、道中の走行が快適になり、季節を通して使用できます。ゴーグルスタイルでは冬季の使用は厳しい反面、夏場は快適です。
しかしシールドが付属するモデルは付属しないモデルと比較すると価格が高くなり、種類は限られてきます。
2万円~6万円と幅が広く、予算も考慮して選びましょう。
オフロードヘルメットの欲しい機能
オフロードヘルメットが快適になる機能としては。
- ベンチレーション
- ピンロックシート
- 内装の仕様
- インカム
- メガネインテーク
- インナーバイザー
ゴーグル使用時の通気性は良いですが、頭部のベンチレーション機能も注目したい点です。またモデルによってはインナーバイザーが装備され、明暗時の視野性をさらに高めてくれます。
ピンロックシートが取り付け出来ないモデルは、汎用の曇り止めシートを使用しましょう。
内装の仕様はメーカーによって異なり、吸汗速乾素材を使用しているモデルなら季節を通して快適に使用できます。
インカム、メガネやサングラスを使用する方は、インカム対応、メガネインテーク(スリット)が搭載されているかも確認しましょう。
オフロードヘルメットおすすめの選び方
ジェットヘルメットの選び方として。
- 価格
- デザイン、カラーリング
- 機能性
- 品質、規格
誰もがハイエンドを被りたいのは同様です。予算が限られる場合は2万円前後のモデルも検討しましょう。
またデザインやカラーリング、上記で挙げた機能面も比較したいところです。シールド付きのオフロードヘルメットは林道に行かない方でも、オフロード車、ツアラー車に良く似合います。
品質や規格に関しては、国内のSG/PSC規格が通っているモデルであれば強度的には問題ありません。
しかしJIS規格を有しているモデルの方が品質が高いのが明らかであり、品質面を気にされる方はJIS規格や、スネル規格を取得しているモデルを選びましょう。
アライのオフロードヘルメットシールド付き
ツアークロスシリーズ
ツアークロスV | ツアークロスⅢ |
モデル名 | ツアークロスV | ツアークロスⅢ |
サイズ | 5 | 5 |
カラー | 8 | 9 |
規格 | スネル/JIS | スネル/JIS |
帽体 | FRP | FRP |
重量 | 1.670g(M) | 約1.700g(M) |
インカム | 〇 | – |
メガネ | 〇 | – |
ピンロック | 別途 | 別途 |
あご紐 | Dリング | Dリング |
バイザー脱着 | 〇 | 〇 |
シールド脱着 | 〇 | 〇 |
参考価格 | 62.300円 | 51.700円 |
ツアークロスⅤは2023年に新発売されたモデル、Ⅲは2013年発売のかなり古いモデルです。
これから購入するなら1万円高くてもVの方が良いでしょう。
ベンチレーションはフロントロゴから流入を追加、新設計のマックスビジョンシールド、内装はインカムスペースや、スピーカーホールまで対応しています。
ソリッドが5色、グラフィックが3色設定されています。
SHOEIのオフロードヘルメットシールド付き
HORNET ADV
モデル名 | HORNET ADV |
サイズ | 5 |
カラー | 12 |
規格 | JIS |
帽体 | FRP |
重量 | 1.514g(M) |
インカム | 〇 |
メガネ | 〇 |
ピンロック | 〇 |
あご紐 | Dリング |
バイザー脱着 | 〇 |
シールド脱着 | 〇 |
参考価格 | 68.200円 |
SHOEIのホーネットADV、モデル自体は2015年~ですが2023年にNEWカラーを追加し、グラフィックカラーも充実しています。
大きな特徴は軽量さと、ピンロックシートは従来比2.5倍の防曇性能を誇る、EVOlensを採用。内装はquup(接触冷感)、もちろんインカム、メガネ、スピーカーとすべて対応しています。
またシールドを全開状態にした状態でゴーグル装着ができる点も魅力で、一般道と林道をスムーズに切り替えることが出来ます。
新しいグラフィックモデルの値下げはありませんが、ソリッドモデルであれば用品店でも6万円以下で購入できます。
ネット通販よりバイク用品店の方が安く購入できるでしょう。
OGKカブトのオフロードヘルメットシールド付き
ジオシス
モデル名 | ジオシス |
サイズ | 5 |
カラー | 2 |
規格 | JIS |
帽体 | FRP |
重量 | 約1.670g(M) |
インカム | 〇 |
メガネ | 〇 |
ピンロック | 〇 |
あご紐 | Dリング |
バイザー脱着 | 〇 |
シールド脱着 | 〇 |
参考価格 | 37.000円 |
OGKカブトの2023年発売モデル、ジオシス。カラーは2色しかありませんが、FRP帽体かつJIS規格でコスパの良さが一番の特徴です。
機能面では、バイザーの角度調整が可能、シールド全開時にゴーグル着用可、内装はクールマックス+制菌加工、ピンロックシートも付属します。
YAMAHAのオフロードヘルメットシールド付き
YX-6 ZENITH
モデル名 | YX-6 |
サイズ | 3 |
カラー | 6 |
規格 | JIS |
帽体 | ポリカーボネート |
重量 | 約1.760g(L) |
インカム | 〇 |
メガネ | 〇 |
ピンロック | 別途 |
あご紐 | ワンタッチ |
バイザー脱着 | 〇 |
シールド脱着 | 〇 |
参考価格 | 19.500円 |
YAMAHAゼニスシリーズのオフロードヘルメット。ソリッドが4色、グラフィックが2色用意されています。
内装は吸汗速乾殺菌のスーパークールを採用、基本的な機能は全て搭載されており、JIS規格を取得しています。
様々な形状に変更できる点も魅力。HJCのOEM商品でサイズ選択が一つ少なく、バックルがワンタッチ、カラーが違います、価格はほぼ同一です。
リンク
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リンク
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HJCのオフロードヘルメットシールド付き
DX-X1
HJH230 | HJH133 |
モデル名 | HJH133 |
サイズ | 4 |
カラー | 5 |
規格 | JIS |
帽体 | ポリカーボネート |
重量 | 約1.700g(L) |
インカム | 〇 |
メガネ | 〇 |
ピンロック | 別途 |
あご紐 | マイクロ |
バイザー脱着 | 〇 |
シールド脱着 | 〇 |
参考価格 | 19.000円 |
HJCのHJH230/133、グラフィックモデルかソリッドモデルと言う違いです。
HJCはRSタイチが正規販売店を務めています。モデルとしてはYAMAHAと同様ですが、あご紐とHJCの方がS、M、L、XLと4サイズ選択でき、重量が若干HJCの方が軽いです。
YAMAHA色が出るのに不満がある方は、HJCの選択も良いでしょう。グラフィックモデルは執筆時公式サイトで26.400円~です。
ウインズのオフロードヘルメットシールド付き
X-ROADⅡシリーズ
– | FREE RIDE | COMBAT |
23.000円 | 26.000円 | 26.000円 |
モデル名 | X-ROADⅡ |
サイズ | 3 |
カラー | 14 |
規格 | PSC/SG |
帽体 | ABS |
重量 | 約1.670g±50 |
インカム | – |
メガネ | 〇 |
ピンロック | 〇 |
あご紐 | マイクロ |
バイザー脱着 | 〇 |
シールド脱着 | 〇 |
参考価格 | 23.000円 |
ウインズのX-ROAOⅡ、一番の特徴はオフロードタイプでありながらインナーバイザーが内蔵されている点です。
モデルとしては3種類に分けられ、カラーが違い中身は変わりません。
インナーバイザーが付属するモデルは少なく、スタイル変更も可能です。ピンロックシートはウインズ製の曇り止めシートが引換券で配布されます。
インナーバイザーは魅力ですが、頭部のベンチレーションがやや弱いかなと言う印象です。
ノーランのオフロードヘルメットシールド付き
N70-2X
モデル名 | N70-2X |
サイズ | 4 |
カラー | 13 |
規格 | SG |
帽体 | ポリカーボネート |
重量 | 約1.950g(L) |
インカム | – |
メガネ | – |
ピンロック | 〇 |
あご紐 | マイクロ |
バイザー脱着 | 〇 |
シールド脱着 | 〇 |
参考価格 | 42.000円 |
ノーランのクロスオーバーモデル、N70-2X。デイトナが正規代理店を務めます。
特徴は他のメーカーと違いジェットスタイルにも可変できる点です。
機能面では4段階調整のインナーバイザーを内蔵、カラーリングも豊富、しかし重量が2kg近くあり軽量なモデルに慣れている方には重く感じるでしょう。
オフロードヘルメットシールド付き比較
メーカー | アライ | SHOEI | OGKカブト | YAMAHA | HJC | ウインズ | ノーラン |
イメージ | |||||||
モデル名 | ツアークロスV | HORNET ADV | ジオシス | YX-6 | HJH133 | X-ROADⅡ | N70-2X |
サイズ | 5 | 5 | 5 | 3 | 4 | 3 | 4 |
カラー | 8 | 12 | 2 | 6 | 5 | 14 | 13 |
規格 | スネル/JIS | JIS | JIS | JIS | JIS | PSC/SG | SG |
帽体 | FRP | FRP | FRP | ポリカーボネート | ポリカーボネート | ABS | ポリカーボネート |
重量 | 1.670g(M) | 1.514g(M) | 約1.670g(M) | 約1.760g(L) | 約1.700g(L) | 約1.670g±50 | 約1.950g(L) |
インカム | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | – | – |
メガネ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | – |
ピンロック | 別途 | 〇 | 〇 | 別途 | 別途 | 〇 | 〇 |
あご紐 | Dリング | Dリング | Dリング | ワンタッチ | マイクロ | マイクロ | マイクロ |
バイザー脱着 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
シールド脱着 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
参考価格 | 62.300円 | 68.200円 | 37.000円 | 19.500円 | 19.000円 | 23.000円 | 42.000円 |
アライとSHOEIのハイエンドモデルは6万円は超えてきます。
ソリッドモデルの価格は変わりませんが、SHOEIのグラフィックはまだ値引きが少ない傾向です。
賛否は付けがたいですが、アライは10年ぶりの新モデル、SHOEIはアライと違い、バイザーを外さずにゴーグルが装着できることと、軽量さが魅力です。
バイク用品店で双方試着してから検討しましょう。
OGKカブト | ノーラン |
ジオシス | N70-2X |
FRP | ポリカーボネート |
約1.670g(M) | 約1.950g(L) |
Dリング | マイクロ |
37.000円 | 42.000円 |
中価格帯の2モデルは、カラーこそジオシスは少ないですが、FRP帽体と内装がクールマックス、SHOEI同様、シールド全開時にゴーグルが装着できます。
ノーランの換装は魅力的ではありますが、重量差は注意したい点です。
メーカー | YAMAHA | HJC | ウインズ |
イメージ | |||
モデル名 | YX-6 | HJH133 | X-ROADⅡ |
サイズ | 3 | 4 | 3 |
カラー | 6 | 5 | 14 |
規格 | JIS | JIS | PSC/SG |
帽体 | ポリカーボネート | ポリカーボネート | ABS |
重量 | 約1.760g(L) | 約1.700g(L) | 約1.670g±50 |
インカム | 〇 | 〇 | – |
メガネ | 〇 | 〇 | 〇 |
ピンロック | 別途 | 別途 | 〇 |
あご紐 | ワンタッチ | マイクロ | マイクロ |
バイザー脱着 | 〇 | 〇 | 〇 |
シールド脱着 | 〇 | 〇 | 〇 |
参考価格 | 19.500円 | 19.000円 | 23.000円 |
一番安く購入できるのはYAMAHAゼニスシリーズ、グラフィックモデルでも価格差がなく、HJCの場合はグラフィックモデルとなれば25.000円前後となります。
ウインズの魅力はインナーバイザーがある点と、カラーリングも豊富です。YAMAHA車でなく違和感がある方はHJCやウインズも検討してみましょう。
気になったヘルメットはチェックしてみて下さい。
ジェットヘルメットシールド付きまとめ
シールド付きのオフロードヘルメットはオンオフが両立できるヘルメットです。
道中はツーリング仕様、林道に入れば戦闘モードに入れます。オンオフ快適に走行したい場合はシールド付きを検討しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。