こんにちは、とっちゃんです。
SR400のリアサスを交換したい、乗り心地も良くしたいな。
SR400の純正リアサスは新品の時はしっかり減衰が効きますが、中古車で買われた方や、長年乗っている方は乗り心地が悪いと感じる方も多いでしょう。
SR400用のリアサスは通常の交換モデルと、ローダウン目的のリアサスが販売されています。種類が多く選ぶ際は迷ってしまいますよね。
この記事ではSR400用リアサス交換のメリットデメリットから、選び方までをおすすめ商品を比較して解説していきます。
SR400のリアサスをお探しの方は読んでみて下さい。
※この記事では全長にほぼ変化がないサスペンションを取り扱っています。
SR400カスタム10選!スタイルからパーツの相場、おすすめメーカーまで解説
SR400リアサスの種類
SR400用で販売されているリアサスの形状は大きく分けて3種類。
純正長同等のリアサスと、タンク付きのリアサス、またローダウン目的としたローダウンサスペンションです。
乗り心地改善目的の方は、純正長と変わらないサスペンションを、ローダウン目的の方はローダウンサスペンションを選択しましょう。
価格はピンからキリまでありますので、予算に合った選択も必要です。
SR400リアサスを選ぶポイント
リアサスを選ぶポイントは4つ。
- 全長
- バネレート
- 減衰調整
- 価格
SR400の純正サスペンションは全長320mm、バネレートは19N/mm(1.94kgf/mm)です。
基本的に全長320mmの上下取り付け穴が14mmであれば、どんなサスペンションでも取り付け出来ます。
全長が純正より大幅に長いモデルは、ケツ上げ状態になってしまうので注意が必要です。
純正の19N/mmを大幅に超える25~30N/mmでは固すぎてしまいますので、汎用を選ぶ際は注意して下さい。
調整段階が多いモデルであれば、好みのセッティングに合わせやすいでしょう。
SR400リアサス交換のメリットデメリット
メリット | デメリット |
乗り心地が良くなる | 乗り心地が悪くなる |
見た目が良くなる | サイドスタンド |
足付きが良くなる | 交換/加工 |
メリットとしては乗り心地が良くなるほか、さび付いたサスペンションよりは、見た目も良くなります。またローダウンサスペンションの場合は足つきも良くなります。
デメリットとして、ローダウンサスペンションを選んだ場合と、安価なものを選択した場合は、純正より乗り心地が悪くなってしまうでしょう。
また下げ幅によっては車体が垂直になってしまうため、サイドスタンドの交換や、モデルによってはチェーンケースに干渉するため交換が必要です。
SR400リアサス
デイトナ 95124
取付長 | 320mm |
バネレート | 1.6kgf/mm |
減衰調整 | 11段階 |
プリロード | 5段階調整可能 |
参考価格 | 24.650円 |
デイトナのスタンダードモデル。減衰調整から細かいセッティングまで低価格帯で出来ます。
10.000円以下のモデルを購入するなら、少し奮発してもこちらを購入した方が良いでしょう。
デイトナ 15702
取付長 | 322-333mm |
バネレート | 1.6-2.4kgf/mm |
減衰調整 | 20段階 |
プリロード | 無段階調整可能 |
参考価格 | 45.000円~ |
デイトナのアジャスタブルリアショックは、95124の上位モデルです。カラーは2色から選択できます。20段階の減衰調整と、プリロードは無段階で、4万円台ではハイスペックです。
チェーンカバーが干渉するため、別途KEDO アルミチェーンガードミニ(95115)交換が必要です。
KYB TGS325
取付長 | 325.5mm |
バネレート | – |
減衰調整 | 4段階 |
プリロード | 5段階調整可能 |
参考価格 | 27.600円~ |
KYBのGASショックスタンダードモデル。SR400の純正サスも手掛けているメーカーですので、安価なものとは一味違います。
外観もクラシックよりで、車体のイメージを崩しにくいです。
KYB KGS325
取付長 | 325mm |
バネレート | – |
減衰調整 | 4段階 |
プリロード | 無段階調整可能 |
参考価格 | 55.800円~ |
KYBの上位モデル、アルミボディーのKGS325。SR乗りを唸らせるほどの使い心地、レースでもない限りはこれ以上の性能は必要ありません。
レトロな外観と性能を両立させたい方には良いですね。
オーリンズ S36E
取付長 | – |
バネレート | – |
減衰調整 | 30段階 |
プリロード | 20段階調整可能 |
参考価格 | 107.800円~ |
SR400の最上位サスペンション、タンク式もありますがシンプルなデザインのS36がおすすめ。
機能としては説明不要なくらい高性能なサスペンションです。予算に余裕がある方は、最上級の乗り心地を体感してみて下さい。
OHLINS オーリンズ リアサスペンション SR500 SR400
SR400リアサス比較
メーカー | デイトナ | KYB | オーリンズ | ||
モデル名 | 95124 | 15702 | TGS325 | KGS325 | S36 |
イメージ | |||||
取付長 | 320mm | 322-333mm | 325.5mm | 325mm | – |
バネレート | 1.6kgf/mm | 1.6-2.4kgf/mm | – | – | – |
減衰調整 | 11段階 | 20段階 | 4段階 | 4段階 | 30段階 |
プリロード | 5段階 | 無段階 | 5段階 | 無段階 | 20段階 |
参考価格 | 24.650円 | 45.000円~ | 27.600円~ | 55.800円~ | 107.800円~ |
売れ筋 | 1 | 3 | 2 | 4 | 4 |
オーリンズは比較対象ではありませんので除外します。
乗り心地の評価が高いのはデイトナの15702とKYBのKGS325です。
デイトナは調整範囲が多いのが魅力で、外観を重視する方はアルミボディのKYBというイメージです。どちらを選択しても間違いありません。
ただコスパの観点から売れ筋としては、デイトナ95124とKYBのTGS。予算が許せば評価が高いモデルを選択しましょう。
気になった商品はチェックしてみて下さい。
SR400リアサスまとめ
SR400は中古車で購入される方も多いと思います。
純正サスは評価が悪く低年式の車両は、リアサスを交換すれば見違えるような走りをしてくれるでしょう。
サスペンションを交換してSRを気持ちよく乗りこなして下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。