こんにちは、とっちゃんです。
バーエンドの交換って効果があるの?仕組みがよくわからない、おすすめを教えてくれる?
バーエンドはハンドルや車種によって適合が違うため、選び方が難しいですよね。
純正より重ければ効果があり、バーエンドは現在のハンドルに合わせて選択しましょう。
この記事ではバーエンドの仕組みから選び方まで、おすすめのバーエンドを比較して解説していきます。
バーエンドの取り付けを考えている人は読んでみて下さい。
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バーエンドの仕組み
バーエンドの仕組みは至ってシンプルです。ウエイトによってハンドルの振動を軽減してくれます。
種類としてはハンドルの先端に設置する物をバーエンド、ハンドル内部に設置するインナーウエイトと呼びます。
純正で設置されているバーエンドはメーカーまたは車種によって違いますので、現在のハンドル先端の形状合わせて選択しましょう。
バーエンドの効果
振動抑制
純正より重量があるバーエンドなら振動抑制効果があります。より体感できる車種としては。
- キャップタイプ
- 単気筒バイク
プラスチック製キャップタイプのバーエンド装着車や、単気筒バイクの場合は高速走行時にはかなり体感できます。
効果を体感したいのであれば純正の重量を確認し、その重量より重たいものを選びましょう。
ドレスアップ
振動抑制はさることながら、バーエンドはドレスアップ効果が高いカスタムです。
先端のカラーや純正形状を変えることで見た目も変化します。
ドレスアップ目的であればデイトナが人気です。
バーエンドにはウエイト入りの商品と、ウエイトなしのドレスアップ向けの商品がありますので、用途に合わせて選択して下さい。
どんなバーエンドが取り付けられる?
現在のバーエンドを調べよう
※純正バーエンド計測例。(HONDA/RC42)
純正バーエンドは以下のような固定方法である場合があります。
固定方法 | 適合バーエンド |
ハンドル内径14/19mm対応のモデル以外、HONDA、YAMAHA、Kawasaki、SUZUKIとメーカーを合わせて購入して下さい。
2輪メーカーによって合わせる理由は、ハンドル先端の形状やスペーサー形状がフラット/半月と分かれるためです。
主なバーエンドメーカーである、ポッシュ、デイトナの選び方は共通です。
- M6/8/16/17mmの固定方法である場合は、ボルト径とメーカーを合わせる。
- キャップ/社外ハンドルは、汎用の内径14/19mm対応を。
2点を注意すれば買い間違えを防ぐことが出来ます。
インナーウエイト内臓の車種は、取り外しが困難なこともあります。M6/8/16/17ボルトで対応できるものを選んで下さい。
また少数の車種になりますが、ハンドルバーエンドが非貫通な車種は、バーエンドの取り付けは出来ません。社外ハンドルに交換する必要があります。
構造変更が必要ない長さ
車検があるバイクについては構造変更が必要がない長さにしなくてはなりません。
車検書に記載されている「全幅」が±20mm以内で収まればOKです。車検書に記載されている全幅は主に2種類の部分で計測されています。
- レバーの先端
- 純正バーエンドの先端
余程の変化がない限りは構造変更は不要になりますが、社外ハンドルに変更する/している場合は全幅が車検書に記載されている数値から大幅に変わる場合があります。
±20mm以内で収まるようにしましょう。
おすすめのバーエンドメーカーは?
主にデイトナかPOSHがおすすめ
バーエンドの売れ筋メーカーとして。
メーカー | 特徴 |
デイトナ | デザイン製×種類が豊富 |
POSH | カラーが豊富×種類が豊富 |
エフェックス | インナーウエイト兼用 |
売れ筋はデイトナ、ポッシュ、インナーウエイトを併用したい場合は、ポッシュ、エフェックスです。
その他のメーカーはアクティブ、ベビーフェイス、オフロード車であればZETA製もおすすめ。
今回は3社のバーエンドについて解説していきます。
デイトナのバーエンド
アルミビレットバーエンド シリーズ
ラウンド | ディッシュ |
カナード | ファインカット |
エアロ | サーフェス |
スピンナー | バレット |
モデル |
ファイン | エアロ | カナード | サーフェス | スピンナー | バレット | ラウンド | ディッシュ |
カラー | 6 | 5 | 5 | 6 | 6 | 6 | 6 | 2 |
重量(片側) | – | – | – | – | – | – | – | – |
内径14-19mm | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
M6/8 | – | – | – | – | – | – | – | – |
M16/17 | – | – | – | – | – | – | – | – |
参考価格 | 1.900円 | 2.400円 | 2.400円 | 2.000円 | 2.000円 | 2.200円 | 1.900円 | 1.700円 |
デイトナのアルミビレットシリーズは、カスタム向けのバーエンドです。ウエイトは入っていませんので注意して下さい。
8種の形状から選択できカラーも豊富。手軽にカスタムできるアルマイト仕上げで、コスパも高くなっています。
ヘビーウエイト シリーズ
ハイディッシュ | ファインカット |
リボルバー | |
モデル |
ハイディッシュ | ファインカット | リボルバー |
カラー | 6 | 6 | 6 |
重量(片側) | 117g | 115g | 300g |
内径14-19mm | 〇 | 〇 | 〇 |
M6/8 | – | – | 〇 |
M16/17 | – | – | 〇 |
参考価格 | 2.000円 | 2.500円 | 6.000円 |
ヘビーウエイトシリーズは、内径14-19mm対応のハイディッシュ/ファインカットと、メーカーごとに分かれているリボルバー(片側300g前後)が選択できます。
- HONDA=M6
- YAMAHA=M16、M6
- Kawasaki=M17、M8、M6
- 汎用モデル(SUZUKI、内径14-19mm)
振動抑制効果を求めるのであればリボルバーが最適です。しかしハイディッシュ/ファインモデルであっても純正がキャップタイプのバーエンドであれば効果を体感できるでしょう。
プレミアムゾーン シリーズ
スクラッチ | TECHNO |
モデル |
スクラッチ | TECHNO |
カラー | 6 | 5 |
重量(片側) | 50g前後 | – |
内径14-19mm | 〇 | 〇 |
M6/8 | 〇 | 〇 |
M16/17 | 〇/× | – |
参考価格 | 4.600円 | 7.000円 |
プレミアムゾーンシリーズは、カスタム向けのバーエンドです。
50g前後の重量はありますが、振動抑制効果はあまり期待できないでしょう。しかしデザインとしては非常に人気なモデルで特にスクラッチが好評です。
※インナーウエイト装着者には取り付け出来ません。またハンドル最大幅が変更となり、車種によっては記載変更が必要です。
リンク
|
リンク
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POSHのバーエンド
純正ハンドル バーエンド
モデル |
HONDA※ | YAMAHA | Kawasaki | 汎用 |
カラー | 14 | 13 | 12 | 13 |
重量(片側) | 25~340g | 50~325g | 25~300g | 30~340g |
内径14-19mm | – | – | – | 〇 |
M6/8 | 〇 | 〇 | 〇 | – |
M16/17 | – | 〇 | 〇 | – |
参考価格 | 5.000円~7.000円 | 2.500円 |
※一部SUZUKI車と共通。M12サイズもあり。
ポッシュの純正バーエンドシリーズ。
M6/8/12/16/17と最も多いサイズラインナップです。価格は重量によって異なりますが、最重量のモデルは7.000円前後なります。
汎用タイプ(ユニバーサル)であれば、インナーウエイトとの併用も可能になり。片側MAX400g以上にすることも出来ます。
ウルトラヘビー シリーズ
タイプⅠ | タイプⅡ |
モデル |
タイプⅠ | タイプⅡ |
カラー | 14 | 14 |
重量(片側) | 280~340g | 280~330g |
内径14-19mm | 〇 | 〇 |
M6/8 | 〇 | 〇 |
M16/17 | 〇 | 〇 |
参考価格 | 7.000円前後 | 7.000円前後 |
ウルトラヘビーシリーズは300g前後のバーエンドを指します。
モデルはタイプⅠ、タイプⅡに分けられ形状が違い、若干タイプⅡの方が価格が高い傾向です。
M6/8/12/16/17から汎用まで幅広く選択できます。
ポッシュはカラーが最も多いメーカーで、色選びに困ることはないでしょう。
エフェックスのバーエンド
ハンドルバーウエイト
モデル |
アルミ用 | スチール用 |
カラー | 7 | 7 |
重量(片側) | 170/230g | 180/235g |
内径14-19mm | 〇 | 〇 |
M6/8 | – | – |
M16/17 | – | – |
参考価格 | 5.400円 | 5.500円 |
エフェックスのバーエンドはインナーウエイトが一体となったモデルです。
アルミ、スチール共に先端のサイズは選択できます、サイズによって重量は変化します。
先端より150mm以上必要な為、純正ハンドルでは取り付け出来ない車種もあります。デイトナやポッシュと違いアルミ/スチールハンドルの内径14mm/18-19mm対応のモデルのみとなります。
インナーウエイトではコスパが高いモデルです。
バーエンド比較
メーカー | デイトナ | ポッシュ | エフェックス | ||||||||
イメージ | |||||||||||
モデル |
8種 | ハイディッシュ | ファインカット | リボルバー | 2種 | HONDA※ | YAMAHA | Kawasaki | 汎用 | アルミ用 | スチール用 |
カラー | 6 | 6 | 6 | 6 | 6 | 14 | 13 | 12 | 13 | 7 | 7 |
重量(片側) | – | 117g | 115g | 300g | 50g前後 | 25~
340g |
50~
325g |
25~
300g |
30~
340g |
170~
230g |
180~
235g |
内径14-19mm | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
M6/8 | – | – | – | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | – | – | – |
M16/17 | – | – | – | 〇 | 〇/× | – | 〇 | 〇 | – | – | – |
最安値
最高値 |
1.900円
2.400円 |
2.000円 | 2.500円 | 6.000円 | 4.600円
7.000円 |
5.000円~7.000円 | 2.500円 | 5.400円 | 5.500円 | ||
目的 | カスタム | 振動 | 振動 | 振動 | カスタム | 振動 | 振動 | 振動 | 振動 |
最も売れているのはデイトナのヘビーウエイトシリーズ、デザインとカラー、価格と3拍子揃っています。
さらにウエイトを上げたいのであれば、ポッシュのヘビーウエイトシリーズ、ポッシュはカラーがメーカー中最多である点と、SUZUKI車はポッシュの方が選択の幅が多いと思われます。
またデイトナはリボルバー/プレミアムゾーンしか純正径に対応していませんので、大きすぎるバーエンドに抵抗がある場合はポッシュでも良いでしょう。
カスタム目的であるデイトナの、アルミビレットシリーズやプレミアムゾーンは振動抑制の効果はありませんので注意して下さい。
社外ハンドルであれば、エフェックスがグリップ全体にウエイトを配置でき振動抑制効果も期待できるでしょう。
気になったバーエンドはチェックしてみて下さい。
バーエンドの効果を最大限発揮するために
ハンドルの振動対策としてバーエンドの効果を最大限発揮させるには、重量が重いバーエンド+耐震ゲルグリップが効果的です。
通常のグリップと違い、振動を吸収できるような設計となっています。
注意点として耐震ゲルグリップは専用の接着剤が必要です。
デイトナの耐震ゲルシリーズも合わせて選んでみて下さい。
インチバーのバーエンドは注意
1インチのハンドル、外径25.4mmのハンドルには、汎用の内径14mm/19mmのバーエンドであったとしても内径が20mm近い為、取り付け出来ない場合があります。
国内のアメリカンバイクによく採用されている径です。
インチバー専用のバーエンド/インナーウエイトを購入しましょう。ハリケーン、またはポッシュから販売されています。
バーエンドまとめ
バーエンドは振動抑制効果が期待できます。効果を最大限体験したいのであれば、耐震ゲルグリップも検討してみましょう。
現在のハンドルの形状に合わせて選んでみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。