こんにちは、とっちゃんです。
XSR900のマフラーを交換したいんだ、あまりうるさくない車検対応マフラーを教えてくれる?
XSR900のマフラーは海外を含め数多く販売されていますが、車検対応モデルは限られています。
住宅街などではあまり音の大きくないマフラーが良いという方も多いでしょう。
この記事ではXSR900の車検対応マフラーの注意事項から、マフラー交換のメリットデメリットまでおすすめマフラーを比較して解説していきます。
※この記事では車検対応マフラーのみ記載しています。
XSR900カスタム6選!80年代を再現?カフェレーサーを目指す?
XSR900マフラーの適合
2016-2017 | 2018-2021 | 2022~ |
EBL-RN46J | 2BL-RN56J | 8BL-RN80J |
車検証に記載されている、年式を確認しましょう。
XSR900は3種類の型式があり、マフラーも対応している型式とそうでない型式があります。
特に2022年式~の8BLのモデルは現在ほとんど販売されていません。EBLと2BLは双方対応しているメーカーと、していないメーカーがあります。
具体例として、2BLの規制区分の方がEBLのマフラーを購入しても、証明書がEBL区分のため、車検に通りません。
また整備をYSPなどに頼んでいる方は、規制対応マフラーでないと、マフラーを戻さない限り整備を行ってもらえませんので注意して下さい。
マフラー交換のメリットデメリット
メリットデメリットについて
メリット | デメリット |
音質が変わる | 騒音 |
見た目がカッコいい | 燃費が悪くなる |
スピードアップ | 車検、整備 |
トルクアップ | 積載 |
メリットとしては、見た目や音質が純正マフラーと比べるとかっこよくなり、音も大きくなります。
排気効率の関係で、トルクアップやスピードアップも体感できるでしょう。
デメリットは音量増加による騒音と、純正マフラーと比べると燃費が悪くなります。
また車検に対応していないマフラーはあくまでも公道不可になっていますし、整備店では整備を行ってもらえなくなります。
マフラー側に純正サイドバッグを付けている方は、干渉する場合取り外す必要もあります。
排気漏れがないように取り付け部は、交換毎に新品ガスケットを使用しましょう。
XSR900マフラー 2022~
YAMAHA アクラポビッチ
適合年式 | 2022~ |
サイレンサー | チタン |
パイプ | ステンレス |
規制 | 対応 |
音量 | – |
参考価格 | 260.000円 |
YAMAHA純正のアクラポビッチマフラーです。音量は公開されていませんが、規制には対応しています。
注意点として純正ヘルメットホルダーの取り外しと、サイドバッグキャリアライト、ソフトバッグ ライトの同時同着は出来ません。
純正品番、Q5K-YSK-133-B08です。
SP忠男
適合年式 | 2022~ |
サイレンサー | ステン/チタン |
パイプ | ステン/チタン |
規制 | 対応 |
音量 | 近接100dB/加速82dB |
参考価格 | 174.600円
179.600円 252.900円 |
SP忠男のパワーボックスは3種類の形状から選択できます。
チタン | 耐熱ブラック | ステンレス |
252.900円 | 179.600円 | 174.600円 |
フルチタンが最も高く、ステンレス製は20万円を切る価格です。8BLに対応したマフラーは少なくその中ではコスパも優れています。
ショート管のようなデザインですが音質は上品です。
※モデル選択欄あり
アクラポビッチ JMCA
適合年式 | 2022~ |
サイレンサー | チタン |
パイプ | ステンレス |
規制 | 対応 |
音量 | – |
参考価格 | 280.000円 |
アクラポビッチ本家から販売されている、JMCA認定マフラーです。基本的には純正とデザインしか変わりません。
アクラポビッチはこちらのJMCA対応モデルと、ヨーロッパの規制に適合したEC/ECEモデルがあります。
EC/ECEモデルは車種によっては車検が通らない可能性もあるため、価格が変わらないJMCA認定モデルの方が良いと思います。
ヤマハ XSR900 レーシングライン チタン フルエキゾーストマフラー(JMCA) AKRAPOVIC
XSRマフラー 2022~モデル比較
メーカー | YAMAHA純正 | SP忠男 | アクラポビッチ |
モデル | |||
適合年式 | 2022~ | ||
サイレンサー | チタン | ステン
チタン |
チタン |
パイプ | ステンレス | ステン
チタン |
ステンレス |
規制 | 対応 | ||
音量 | – | 近接100dB
加速82dB |
– |
参考価格 | 260.000円 | 174.600円
179.600円 252.900円 |
280.000円 |
2022年式~のモデルはまだラインナップは少ないです。ヤマハ純正とアクラポビッチはデザイン違いで、機能的には変わりません。
2本とも機能面が多少犠牲になる点は注意です、サイドバッグやヘルメットホルダーが使用できなくなります。
その点SP忠男はショートタイプなため、積載や部品に影響はなく、価格も安くなっています。
音は好みもありますので、デザインや予算とも相談してみて下さい。
XSR900マフラー 2016-2021
アクラポビッチ
適合年式 | 2016-2017 |
サイレンサー | チタン |
パイプ | ステンレス |
規制 | 対応 |
音量 | – |
参考価格 | 256.600円 |
アクラポビッチのJMCA認定マフラー、レース用と間違えやすいので注意して下さい。
XSR900は型式:EBL-RN46Jのみ車検に適合します。
どこまでも吹けあがるような強烈なフィーリングを体感できます。
ヨシムラ
適合年式 | 2016-2021 |
サイレンサー | ステンレス |
パイプ | ステンレス |
規制 | 対応 |
音量 | 近接93dB/加速82dB |
参考価格 | 163.900円 |
ヨシムラのマフラーはサイレンサーカバーを、メタルマジック、ステンレス、チタン、チタンブルーと選択できます。
またEBLから2BLまで対応している点も魅力ですし、数は出ているので中古品で探すのも良いと思います。
オーヴァーレーシング
適合年式 | 2018-2021 |
サイレンサー | アルミ |
パイプ | ステンレス |
規制 | 対応 |
音量 | 近接94dB/加速93dB |
参考価格 | 157.200円 |
オーヴァーレーシングからは2BL対応モデルとしてRSを含めると、6本ラインナップされています。
TT-Formula
RS フルチタン 3-1 |
TT-Formula
フルチタン 3-1 |
TT-Formula
RS+PRO |
TT-Formula
3-2-1 フルチタン |
TT-Formula RS
3-2-1 フルチタン |
SESMIC-IV |
※画像リンク
3-1と3-2-1のモデルと、RSか否かです。RSはサイレンサーのエンドバッフル形状が違います。
フルチタン製は20万円前半の価格帯で、SESMIC-IVは、15万円前後です。
サイレンサーの形状によって好みが分かれると思います。同メーカーのバックステップにも対応しています。
ストライカー
適合年式 | 2016-2021 |
サイレンサー | チタン |
パイプ | チタン |
規制 | 対応 |
音量 | 近接93dB/加速80dB |
参考価格 | 204.000円 |
ストライカーのマフラーはEBL.2BL対応しています。
フルチタンマフラーとしては20万円とコスパも高いマフラーです。チタンの恩恵で純正8.5kgから.3.9kgまで軽量化出来ます。
チタンソリッドとチタンヒートが選択でき、楽天の方が2万円程安く購入できます。
アールズギア
適合年式 | 2016-2021 |
サイレンサー | チタン |
パイプ | チタン |
規制 | 対応 |
音量 | – |
参考価格 | 198.000円~ |
アールズギアのマフラーはフルチタン製、サイレンサーをチタンポリッシュと、チタンドラッグブルーが選択できます。
また適合もEBL、2BLと対応しています。
販売店によっては18万円を切る店舗もあり、コスパも高い商品です。
トリックスター
適合年式 | 2016-2021 |
サイレンサー | チタン |
パイプ | チタン |
規制 | 対応 |
音量 | – |
参考価格 | 214.800円~ |
トリックスターのマフラーは焼きチタンとブラックエディションを選択できます。
フルチタンマフラーで20万円前半、マフラーエンドの開口が特徴です。
XSR900マフラー 2016-2021比較
メーカー | アクラポビッチ | ヨシムラ | オーヴァー
レーシング |
ストライカー | アールズギア | トリックスター |
モデル | ||||||
適合年式 | EBL | EBL/2BL | 2BL | EBL/2BL | ||
サイレンサー | チタン | ステンレス | アルミ | チタン | チタン | チタン |
パイプ | ステンレス | ステンレス | ステンレス | チタン | チタン | チタン |
規制 | 対応 | |||||
音量 | – | 近接93dB
加速82dB |
近接94dB
加速93dB |
近接93dB
加速80dB |
– | – |
参考価格 | 256.600円 | 163.900円 | 157.200円 | 204.000円 | 198.000円 | 214.800円 |
パイプがステンレス製のマフラーはアクラポビッチ以外は価格としては抑えられています。
まずフルチタンのマフラーを選択するか、価格を抑えたステンレスの選択です。フルチタン製は焼け色が美しく見た目としてもカスタム感があります。
ステンレスはステン磨きを使用すれば、チタン製よりはお手入れが楽です。
中古としては中々出回りません。安い買い物ではないので、予算と相談し、デザイン、音を考慮して選んでみて下さい。
気になった商品はチェックしてみましょう。
XSR900マフラーまとめ
車検に対応していないマフラーは数多くありますが、規制に対応しているマフラーから選択しても十分良い音がします。
車検にも対応しているので実用的です。
マフラー交換をして3気筒エンジンを楽しみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。