こんにちは、とっちゃんです。
バイクのサイドバッグサポートが高い、自作すれば安いかな?
自分のバイクに対応しているサポートがない。
サイドバッグに取り付けに必要なバッグサポートは人気車種ならラインナップがありますが、対応していない車種もたくさんあります。
価格が1万円ほどすることもあり、高い!と思ってしまうライダーも多いでしょう。
この記事では、サイドバッグサポートの自作に関する具体例と、自作するにあたっての注意事項について解説していきます。
バッグサポートの自作は
- 安く済ませるならステーで作製
- しっかりとしたものなら溶接が必要
- 干渉に注意しよう
お気に入りのバッグを装着したい方や、これからバッグサポートを作ろうと考えてみえる方は、読んでみて下さい。
バッグサポート自作する前の注意
マフラーと干渉しないようにする
バッグサポートを自作するにあたって、大切なのは干渉物を避けることです。
マフラー自体に接触することを避けることは必須ですが、排気熱にも注意しなければなりません。
排気にバッグが当たり続けるとバッグがとけてしまったり、バッグ取り付け部のベルトが痛んで最悪の場合、走行中に落下してしまうこともあります。
タイヤ、チェーンとの接触
タイヤに接触させないようにすることはもちろんのこと、チェーン側に作成する場合も注意しなければなりません。
特に大きめのサポートを設置する場合は、サスペンションで沈み込んだ際の高さも把握しましょう。
チェーンギリギリで作成すると、サスペンションが沈んだ際に干渉する恐れがあります。
車体は上下するので、チェーンケースやスイングアームからの固定は避けるべきです。
ライダーとの接触
跨った際にお尻と接触しない位置に、自作サポートを設置しましょう。
走行中の段差や路面が悪いところで、バッグに接触するとストレスに感じることも。
理想としてはライダーお尻から、少し離れたところに設置するのがおすすめです。
素材の強度
自作するサポートの素材の強度は、高いものを選びましょう。
ステーに関しては厚みがあり、手で曲げてみて、簡単に曲がらないもの。
鉄棒などを使用して本格的なフレームを作成する方は、加工しやすい範囲でΦ系を大きめにするなど配慮をしましょう。
ボルトに関しては、サビにくい素材と、緩み止めにワッシャー(おすすめはスプリングワッシャー)を噛ませましょう。
バッグサポート自作例
ステーでの固定例
ステーでの自作のメリットはとにかく安く作成できることです。
大体1000円未満で作成できます。
このような直線状のステーの結合部をボルトで固定するだけです。
サイズは実寸後のサイズを選定してください。
サイドグリップまたは、クラブレールからの固定ができる方は特に簡単です。
レールの形状によりステーが取り付け出来ない場合や、グリップがない方はステップやフレームからパイプ金具などを使用して取り付けることも可能でしょう。
このような金具です、サイズ径はよく確認してください。
フレームが傷つかないように、ゴムシートを挟み込むことがポイントです。
フレーム形状で作成する
溶接ができる方は、フレーム形状で作成していくことになります。
溶接でなくても固定方法は自由です。
そのような上級者方には説明不要かと思いますが、バッグを安定して固定しやすい工夫としてこのように背面プレートや、ブラケットを取り付けることをおすすめします。
固定方法が増えて、どのようなバッグにも対応できるようになります。
さらにひと手間、錆止め塗装
錆止め塗装をしておくと、見栄えもよく長く使用できます。
ホームセンターの安い錆止めスプレーでも構いません。
バックに隠れて見えにくいとはいえ、裏側から見ると分かります。
黒色の錆止めなら目立ちにくくなるのでおすすめです。
リアテールカウルの保護
サイドバッグの形状によっては、リアテールカウルと接触する場合があります。
長い間使用すると、塗装に傷がついてしまったり、剥げてくることもあるでしょう。
そのような時は、保護シールがおすすめです。シートバッグのベルトとの干渉を保護するようにメーカーから出ています。
買った方が早い説
散々説明をしてきましたが、一連の流れを作業すると結構時間がかかります。
買った方が早い・・・と思われる方もみえるでしょう。
バッグサーポートには汎用品が安く売られています。
あくまでも汎用の為、多少の加工前提ですが作業時間を大幅に削減できます。
こういった汎用品の注意は、取り付け部分のボルトです。
車種によっては取り付けできるボルトを購入する必要があります、その際はボルトの長さ、ピッチに注意してください。
試行錯誤が楽しい
安く済ませたい、買った方が早いというのは、ユーザーによってそれぞれの価値観です。
バイク用品の自作は、筆者自身は試行錯誤が楽しいことなのかと思っています。
見栄えが悪く、不格好でも構いません。自分で設計して、加工して、失敗してその過程も楽しいものです。
ご自身の愛車にオリジナルのバッグサポートを作成してみましょう。
ホームセンターへGO!
最後までお読みいただきありがとうございました。