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ジェットヘルメットの安全性は大丈夫?好きなヘルメットでOK

ウェアとグッズ

こんにちは、とっちゃんです。

ジェットヘルメットの安全性は大丈夫かな?

視界が広く、開放感が高いジェットヘルメットは国内では最も多い着用率です。

ただジェットヘルメットはフルフェイスに比べて安全性では劣ります。しかしフルフェイスが必ずしも安全ではありません。

双方選ぶメリットがあり、どちらを選ぶかは個人の自由です。

この記事ではジェットヘルメットの安全性が問題視される理由から、統計から見る安全性、ジェットヘルメットの安全性を高める方法まで解説していきます。

ジェットヘルメットの安全性について知りたい方は読んでみて下さい。

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ジェットヘルメットの安全性が問題視される理由は?

フルフェイス至高主義の押し付け

フルフェイスがジェットヘルメットより安全なのは、ライダーの誰もが認識できていることでしょう。

ただライダーの中にはフルフェイスが最も安全であることを正義に、フルフェイス以外の着用を疑問視する方もみえます。

しかしフルフェイスとジェットヘルメットを、どちらを選ぶかはライダーの自由です。

フルフェイスとジェットヘルメットの安全性の議論は、ライダーの服装にも類似しており、赤の他人に強要するのはいささか度が過ぎているのではないかと思われます。

SNSでよくみられる現象ですが、あくまでも一般公道に出ればライダーのヘルメットから服装まで自己責任であるため、ジェットヘルメットの方が使用環境に合うのであれば何を被ろうと個人の自由です。

ジェットヘルメットの着用率は?

引用元:警視庁

こちらは警視庁が調査を行った、ヘルメットの種類別の着用率です。

日本国内では半キャップ、ジェットヘルメットの着用率の方が高い現実があります。

ジェットヘルメットにはスモールジェットヘルメットも含まれるため、国内では最も使用ているヘルメットでしょう。

統計は125cc以下も含まれるため、排気量別に統計を取ればまた違った統計になるかと思われますが、法律で規制がない限り、何ら問題ありません。

ジェットヘルメットの安全性はどこが心配?

アゴの保護

ジェットヘルメットはチンガード(アゴ)の部分がなく、フルフェイスとは違い事故の際にあごやシールド以外の所が保護されません。

またヘルメット自体の剛性で言えばフルフェイスの方が高い点は間違いないでしょう。

あごや顔を負傷するかは事故の状況によるため予測は出来ませんが、保護できる範囲が少なくなる点は致し方ありません。

目の保護は必要

スモールジェットヘルメットにはシールドを使用しない人もみえます。

スタイルにより自由であるべきですが、目の保護は行った方が良いでしょう。サングラスやゴーグルを使用して飛び石や、虫の飛来に対処できるようにして下さい。

事故に遭う遭わない、ヘルメットの安全性以前に、カナブンほどの虫であれば失明の可能性も十分あります。

ジェットヘルメットの安全性を統計から見る

フルフェイスだからと言って死亡率が低いわけではない

引用元:警視庁

ヘルメット別の事故統計を見る限り、必ずしもフルフェイスが安全であり、事故の際に脱落しない、または無事であるということは言い切れません。

理由はなぜか?理由の一つとしてフルフェイスを被る方は、スピードが出るバイクに乗る方が多い傾向があるとも言えます。

引用元:警視庁

事故分類別の統計では単独が最も多い事故ケースです。つまりライダー側に原因があることもあります。

半キャップは125cc以下で使用する方が多いですし、ジェットヘルメットを好んで装着する方は、通勤での使用、アメリカンバイクやクラシックバイク、ツアラーはスピードを出して楽しむジャンルではないと思います。

SNSでもよく話題になる、無理な追い越しやスピードの出し過ぎをしていては、どれだけ強度が高いフルフェイスやプロテクターを付けても、死亡率を下げることは出来ないでしょう。

ジェットヘルメットの安全性が優れている点は?

視野性や開放感

ジェットヘルメットが優れている点として。

  • 視野性
  • 軽量さ
  • 開放感

フルフェイスに比べると視野が広いため、周りを意識しやすく、死角が少なくなる点もあります。

またチンガードがない分フルフェイスより軽量なため、疲労による注意散漫を防いだり、圧迫感はジェットヘルメットの方が感じにくいメリットがあり、使用環境や人によってはジェットヘルメットの方が快適でしょう。

ジェットヘルメットの安全性が高いモデルは?

ジェットヘルメットの規格

日本規格
日本の規格としては、PSC、SG、JIS。
簡単に規格を説明すると、PSC=日本で販売するための国の安全規格。
SG=製品安全協会が定めた安全基準に合格し、商品の欠陥による人身事故は1億円まで保証されます。
JIS=日本の産業規格。
国内でJIS規格を取得しているメーカーは、アライ、SHOEI、OGKなどです。その他のメーカーはほぼPSC、SG規格になります。
2017年からPSC、SG基準はJIS規格に相当していますが、JIS規格を取得しているジェットヘルメットの方が品質が高いのは事実です。
基本的にPSC、SG規格が通っていれば強度面は問題ありません。
海外規格

海外モデルは正規品であれば国内のSG/PSCを取得しており、欧州ではECE22.06規格を取得をしているメーカーばかりですので問題ありません。

並行輸入品は日本の規格を取得していません、保険適応外になりますのでご注意ください。

規格以外に考慮するポイント

  • サイズ
  • ピンロックシールド
  • インナーバイザー

ジェットヘルメットはフルフェイスと違い、サイズ選びが大雑把になりがちです。

脱落の可能性を減らすため、しっかりフィットするサイズを選ぶことと、あご紐はしっかり締めましょう。

シールドに装着するピンロックシートは曇り止め効果があり、視野性をさらに高めてくれます。ピンロックシートが装着できないモデルは、汎用の曇り止めシートを装着して下さい。

またインナーバイザーが内蔵されているモデルは、昼夜の視界やトンネルの出入りの際も便利です。

安いジェットヘルメットの安全性は大丈夫?

日本の規格が通っている物であれば、強度としては問題ありません。ただし安くなればなるほどサイズ選びができなくなります。

国内大手アライ、SHOEI、OGKカブトなら5サイズから選択でき、安いヘルメットはサイズ選びが3サイズ程となります。

フリーサイズの場合、頭にフィットすることは中々ありません。最低3サイズ程の選択肢ができるジェットヘルメットにしておきましょう。

また各メーカーはバイク用品店にてフィッティングサービスを行っています、サービスを利用して頭にしっかりフィットするモデルを選んで下さい。

ライダーの安全性への意識は高い

SNSでもバイク乗りの安全意識に対する話は良く話題になります。

しかしバイクの場合、ヘルメット、服装、プロテクターと安全意識や装着率は非常に高いのではないでしょうか?

バイクでなくても事故に遭う状況はたくさんあります。

  • 歩行者
  • 自転車
  • ロードバイク
  • マリンスポーツ
  • ウインタースポーツ
  • 電動キックボード

歩いていても事故には遭いますし、ロードバイクに至っては40km出る場合もあります。またマリンスポーツや、スノボードなどのウインタースポーツに至るまで、運が悪ければ事故の際に命を落とすことになるでしょう。

近年の法改正でヘルメットが努力義務になった電動キックボードも同様です。

これらのジャンルでバイク乗りほど、安全性についての議論はされていないように思われます。

ジェットヘルメットとフルフェイスの賛否両論は分かれるとは言え、バイク乗り同士で話題になることは有意義なことです。

ジェットヘルメットの安全性まとめ

ジェットヘルメットを選ぶことは個人の自由です。安全性が気になる場合はフルフェイスを選んで下さい。

普段の通勤通学はジェットヘルメットを、長距離ツーリングに行く際はフルフェイスという使い分けでも良いと思います。

ジェットヘルメットの安全性を気にされる、安全意識が高いライダーなら大丈夫です。スピードを出し過ぎないように、安全運転を心掛けて事故を未然に防ぎましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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