こんにちは、とっちゃんです。
クラシックなジェットヘルメットのおすすめを教えてくれる?
アメリカンバイクやビンテージバイクにはクラシックなジェットヘルメットが良く似合います。
ジェットヘルメットのスモールジェット言われる種類は、見た目としては同じようなデザインのためクラシック感を出すのは難しいですよね。
この記事ではクラシックなジェットヘルメットの選び方から、クラシック感を出す為のアイテムまでおすすめのヘルメットを比較して解説していきます。
クラシックなジェットヘルメットをお探しの方は読んでみて下さい。
クラシックなジェットヘルメットが似合うのは?
クラシックなジェットヘルメットが似合う車種として。
- アメリカンバイク
- クラシックバイク
- ネオレトロ
- スクランブラー
アメリカンバイクで最も人気があるのはジェットヘルメット(スモールジェットヘルメット)で、サングラスやゴーグルを付ければバッチリ決まります。
また旧車などのクラシックバイクや、近年のネオレトロと言われるジャンルも良く似合います。
カフェスタイルやスクランブラーと言われるオンオフ両立できるバイクにも人気です。
ジェットヘルメットのクラシック感はどこで出す?
ジェットヘルメットにクラシック感を出すために
- ゴーグル
- サングラス
- シールド
- カラーリング
上記なアイテムやカラーリングを駆使して、外観をアレンジすることもおすすめです。
カラーリングに関しては単色が好まれますが、車体や服装と合わせて考慮したいポイントです。
ジェットヘルメットにはホックが付いており、バイザーやマスク、バブルシールドとスタイルをアレンジすることが出来ます。
ホックには何が付けられる?
シールド | ||
アライ、BELL | バブルシールド | バブルシールド開閉用 |
一般的なスモールジェットにはホックを使用してバブルシールドが装着できます。アライやSHOEI、BELLに関しては独自の形状を採用しています。
バブルシールドを開閉させたい場合は、フリップアップベースを装着しましょう。
バイザーorマスク | ||
おでこの部分にバイザーを、頬のホックはマスクも取り付け出来ます。
シールドを使用しない場合は、ゴーグルやサングラスを使用して目を保護して下さい。
ジェットヘルメットサイズの測り方
あくまでも目安となりますが、頭の外周を測定し、サイズに合ったヘルメットを選択しましょう。
安いスモールジェットヘルメットはサイズ違いの内装が販売されていませんので、誤差が少ないように計測して下さい。
フリーサイズの場合でも、おおよそのサイズが記載されています、外周が足らない場合はXXLなどの大きいサイズのラインナップがあるメーカーを選択しましょう。
バイク用品店に置いてあるモデルや高価なモデルは、試着してからの購入がおすすめです。
安いジェットヘルメットは大丈夫?
日本規格 | 海外規格 |
クラシックなジェットヘルメットおすすめ
アライ クラシックエアー
モデル名 | クラシックエアー |
帽体 | FRP※1 |
規格 | JIS |
サイズ | 4種類※2 |
カラー | 6 |
内装洗い | 〇※3 |
あご紐 | Dリング |
参考価格 | 39.000円~ |
※1スーパーファイバー※2(55-56)(57-58)(59-60)(61-62)cm※3抗菌・消臭・防汚内装/エコピュア―使用
アライのクラシックエアーは、ハーレー純正ヘルメットにも採用されているモデルです。
スモールジェットにも関わらずベンチレーション機能を搭載、また内装は微調整可能なシステム内装、強度からフィット感まで国内最高峰の仕上がりです。
オプションでバイザーシールドも取り付け出来ます。スモールジェットの中では最もブランド力が高い商品でしょう。
リンク
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リンク
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SHOEI J・O
モデル名 | J・O |
帽体 | FRP※1 |
規格 | JIS |
サイズ | 4種類※2 |
カラー | 10 |
内装洗い | 〇 |
あご紐 | Dリング |
参考価格 | 39.600円~ |
※1高性能有機繊維を積層※2S/M/L/XL/XXL(55/57/59/61/63)cm
SHOEIのジェイオーは内臓シールドが魅力の一つです。またアライと比べてサイズ選択も多いため63cmの頭が大きい方にも対応できます。
シールドは3段階に調整可能、スモーク、イエローにも変更できます。
唯一のデメリットはホックがないので拡張性はなく、バイザーを付けたい方には不向きなモデルでしょう。
ただ国内で唯一の内臓シールド型の利便性はプライスレスです。定価は39.600円、SHOEIはネットでは割高になるため、バイク用品店で購入しましょう。
BELL 500TXJ
モデル名 | 500TXJ |
帽体 | FRP |
規格 | SG |
サイズ | 6種類※1 |
カラー | 11 |
内装洗い | – |
あご紐 | Dリング |
参考価格 | 26.400円~ |
※1 XXS (54-55) XS (56-57) S (57-58) M (59-60) L (61-62) XL (63-64)cm
世界で初めてスネル規格を取得した500TXの復刻版、本家大元の500TXJ。BELLのヘルメットは正規代理店であるアクティブが取り扱いをしています。
特徴は本家であるブランド力と忠実に再現された完成度、また奥深くかぶれる仕様に変更されており、XXS~XLでサイズ調整の幅は多くなっています。
内装はセンターパッドで調整可能、あご紐は牛革、チークパッドに羊革を使用。
オプションでの拡張性にも優れ、アライとSHOEIに引けを取らないモデルでしょう。
国内正規品のBELLヘルメットはネットでは購入できませんので、実店舗で試着してから購入して下さい。
全国のBELL代理店検索窓はこちらです。↓
TT&CO スーパーマグナムシリーズ
モデル名 | スーパーマグナム |
帽体 | ABS |
規格 | PSC/SG |
サイズ | 3種類※1 |
カラー | 4 |
内装洗い | 〇 |
あご紐 | Dリング |
参考価格 | 15.000円~ |
※標準(57-58M/L相当)別途(55-56)(53-54)cm内装変更可能(約6.000円)。
TT&COのスーパーマグナムの特徴は、低価格帯にも関わらずサイズ選択の多さ、DOT規格取得の品質の高さが人気の理由です。
またスーパーマグナムシリーズは多数のモデルが販売されています。
スタンダードをベースとし、カラーリング、リム、あご紐の形状が細かく分かれています。
細かい部分までこだわりたい方や、クラシックなカラーリングを選びたい方にはおすすめです。
ただカラーリングによってはアライやSHOEIよりも高くなりますので、その点はご注意ください。
マルシン工業 MS-340
モデル名 | MS-340 |
帽体 | ABS |
規格 | PSC/SG |
サイズ | 2種類※1 |
カラー | 6 |
内装洗い | 〇 |
あご紐 | ラチェットバックル |
参考価格 | 9.000円~ |
※1 M(57-58)L(59-60)cm
マルシン工業のMS-340は独自の形状とシールドが魅力です。スリッドカラーとグラフィックカラーが選択できます。
開閉式のベンチレーション、メガネインテークも搭載、カラーシールドも販売されています。
サイズは2種類からしか選べませんが、1万円前後で購入できるスモールジェットとしては高い品質です。
リード工業 ジェットヘルメットシリーズ
モデル名 | グレンバー |
帽体 | ABS |
規格 | PSC/SG |
サイズ | フリーサイズ※1 |
カラー | 3 |
内装洗い | – |
あご紐 | ワンタッチバックル |
参考価格 | 6.000円~ |
※1 57-60cm未満
リード工業からは5種類のジェットヘルメットが販売されています。
モデル名 | 内装洗い | あご紐 | 特徴 |
GRENVER | – | ワンタッチ | 3ホック |
MOUSSE | 〇 | ラチェット | シールド付属 |
BARTON BC-10 | – | ラチェット | シールド付属 |
NOVIA | 〇 | ラチェット | レディースフリー※1 |
Street Alice QP-2 | 〇 | ラチェット | レディースフリー※1 |
※1(55-57cm未満)
グレンバー | 他のモデル |
グレンバー以外はシールドが付属します、ただホックがありませんのでバイザーなどは取り付けできません。
グレンバーは内装が外せませんので、シールド付属で内装が洗えるのは、MOUSSE辺りがコスパが高いと言えます。
シールドのカラー変更は可能、サイズ調整用のスポンジが付属します。
海外のクラシックなジェットヘルメット
※日本の規格は取得しておらず、SG保険などは適応されません。道路交通法違反にはなりませんが、ご使用にあたっては個人の判断でお願い致します。
ROCC ロック
モデル名 | クラシックプロ TT |
帽体 | ABS |
規格 | ECE2205 |
サイズ | 6※ |
カラー | 3 |
内装洗い | 〇 |
あご紐 | ワンタッチバックル |
参考価格 | 30.900円 |
BELL スカウトエアー
モデル名 | スカウトエアー |
帽体 | FRP |
規格 | DOT |
サイズ | 5※ |
カラー | 4 |
内装洗い | 〇 |
あご紐 | Dリング |
参考価格 | 23.800円 |
カバーグ フリーライド
モデル名 | フリーライド |
帽体 | FRP |
規格 | ECE2205 |
サイズ | 6※ |
カラー | 11 |
内装洗い | 〇 |
あご紐 | マイクロ |
参考価格 | 43.000円~ |
※XS(53-54)S(55-56)M(57-58)L(59)XL(60)XXL(61)cm。
カバーグはイタリアのメーカー。価格が高くなっているのはカーボン×グラスファイバーの複合素材であるからです。
カーボンの恩恵もあり850g±50の軽量さを誇り、フルカーボンは750±50と800gを切るほどで、世界的に見ても最軽量な部類でしょう。
クラシックなカラーからグラフィックまで充実しています。
ネックス X.G20
モデル名 | X.G20 |
帽体 | FRP |
規格 | ECE2206 |
サイズ | 7※ |
カラー | 10 |
内装洗い | 〇 |
あご紐 | Dリング |
参考価格 | 46.000円~ |
※XS(52-54)S(55-56)M(57-58)L(59-60)XL(61-62)XXL(63-64)3XL(65-66)cm。
ネックスはポルトガルのメーカー。XG20はインナーバイザー内蔵、バイザー付きとシールドタイプが選択できます、別途カスタムも可能で好きなスタイルに変更することも可能です。
4万円~6万円ほどの価格幅で、カラーリングによって上下します。
クラシックなジェットヘルメット比較
国内モデル比較
メーカー | アライ | SHOEI | BELL | TT&CO | マルシン工業 | リード工業 |
イメージ | ||||||
モデル名 | クラシック
エアー |
J・O | 500TXJ | スーパー
マグナム |
MS-340 | グレンバー |
帽体 | FRP | FRP | FRP | ABS | ABS | ABS |
規格 | JIS | JIS | SG | PSC/SG | PSC/SG | PSC/SG |
サイズ | 4種類 | 4種類 | 6種類 | 3種類 | 2種類 | フリー |
カラー | 6 | 10 | 11 | 4 | 6 | 3 |
内装洗い | 〇 | 〇 | – | 〇 | 〇 | – |
あご紐 | Dリング | Dリング | Dリング | Dリング | ラチェット | ワンタッチ |
参考価格 | 39.000円~ | 39.600円~ | 26.400円~ | 15.000円~ | 9.000円~ | 6.000円~ |
2万円を超えてくるのは3モデル。使用感としてはアライSHOEIが一番でしょう。ただBELLは内装の取り外しは出来ませんが、500TXの本家であるブランド力と、カラーリングの多さも魅力です。
内装の快適性、ベンチレーションで言えばアライ。内臓シールドの利便性はSHOEI。アメリカンバイクには本場アメリカのメーカーを選択しても良いと思います。
TT&CO | マルシン工業 | リード工業 |
スーパーマグナム | MS-340 | グレンバー |
3種類 | 2種類 | フリー |
〇 | 〇 | – |
Dリング | ラチェットバックル | ワンタッチバックル |
15.000円~ | 9.000円~ | 6.000円~ |
コスパに優れる3メーカー、TT&COはスタンダードがおすすめです。
TT&COはモデルやカラーによっては、アライやSHOEIと変わらなくなる点と、標準サイズが合わなければ、別途内装を購入しなければなりませんので、2万円を超えてきます。
アクセサリーを含めると、3万円近くなりますので、本場BELLやアライSHOEIを検討しても良いと思います。
マルシン工業は独自のデザインですので、デザインが気に入った方にはおすすめです。
気になったヘルメットはチェックしてみて下さい。
海外モデル比較
メーカー | ROCC | BELL | カバーグ | ネックス |
イメージ | ||||
モデル名 | クラシックプロ TT | スカウトエアー | フリーライド | X.G20 |
帽体 | ABS | FRP | FRP | FRP |
規格 | ECE2205 | DOT | ECE2205 | ECE2206 |
サイズ | 6 | 5 | 6 | 7※ |
カラー | 3 | 4 | 11 | 10 |
内装洗い | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
あご紐 | ワンタッチ | Dリング | マイクロ | Dリング |
参考価格 | 30.900円 | 23.800円 | 43.000円~ | 46.000円~ |
内蔵シールド | 〇 | – | – | 〇 |
インナーバイザーが付属するのは、ロックとネックス、BELLスカウトエアーはゴーグルや目の保護は予算に含めたいところです。
カバーグが最も高くなりますが、軽量さには魅力があり、アライやSHOEIでも1kgを超え、100g以上は軽くなります。
国内では正規代理店がなく日本規格を取得していませんが、各国の基準は満たしているため強度的には問題ありません。(ECE2206の新基準はJISより厳しいとされています)
人とは被りたくない、めずらしいジェットヘルメットが欲しいという場合は、高品質な海外ヘルメットも検討してみましょう。
クラシックなジェットヘルメットまとめ
クラシックなジェットヘルメットは開放感にあふれ、スタイルを換装できる点も魅力です。
カラーリングやホックでの利便性を生かして、スタイルに合ったジェットヘルメットを手に入れましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。