こんにちは、とっちゃんです。
アフリカツイン1100の購入を考えているんだけど、つまらないって本当?
アフリカツイン1100で検索するとつまらない、と言う言葉が出てきて、購入を検討している方は心配になりますよね。
アフリカツイン1100をつまらない、と思われる理由としてはいくつかあります。
ただ購入前に知っておけば後悔しないと思いますし、知らなければ、ガッカリ・・・と後悔してしまうこともあるでしょう。
この記事ではユーザーの声を元にした、アフリカツイン1100の悪い所を考慮し、つまらないと思われる理由から、買って後悔する人しない人について解説します。
アフリカツイン1100が購入候補に挙がっている方は読んでみて下さい。
アフリカツイン1100がつまらないと言われる理由は?
デカい、重たい、出し入れが大変
アフリカツイン1100の車重は230kg~250kgほどあります。パニアケースを付けている方はさらに重量があるでしょう。
全長2310mm~2330mm、全幅1500mm前後と大型バイク特有のデメリットである、デカく重たいことから、車庫からの出し入れが大変ということもあります。
ただアフリカツインは他の大型車に比べると、そこまで重くはないのかなと言う印象です。
アフリカツイン | CB1300SF | レブル1100 |
229kg | 266kg | 223kg |
おそらく全高が高い分大きく感じるかもしれません。出し入れが億劫になってしまうと、気軽に乗れない=つまらないと感じるかもしれませんね。
オフロードで扱いきれる?
アフリカツイン1100はどんな状況下も走れる、アドベンチャーバイクです。もちろんオフロードも走れます。
ただアフリカツイン1100をオフロードで扱いきれる、腕前があるかはユーザーによって変わると思います。
オフロード車を何台も乗りついできた、上級者の方はさておき、オフロード入門機で走る車両ではないでしょう。
本格的なオフロード走行では転倒や、大げさに言えば、段差で落ちるなどをした時に、この車両で対処できるか?と言うことです。
アフリカツイン1100をきっかけにオフロードも挑戦したいという方は、250cc以下のオフロード車の方が合っていると思います。
軽度な林道はオフロードに慣れていない方でも走れますが、アフリカツインで本格的なオフロードを乗りこなそうと思えば、かなりの技量が必要でしょう。
また修理費が高額な点も難点です。
欠点がない=つまらない
ホンダ車特有の悩みです。優秀過ぎるバイクはつまらないと比喩されることがあります。
教習車で使用されていた、CB750RC42やCB400SFもそのような扱いです。
アフリカツイン1100はホンダが世界に誇る、最新鋭の技術を盛り込んだ車両で、あまりの快適性に価格以外の欠点がありません。
ユーザーの多くが快適性を高評価しています。
尖った性能を求める方には、万能に扱える車両は、つまらないと感じることもあると思います。
DCTの中毒性
アフリカツイン1100にはDCT搭載車もラインナップされています。
DCTはデュアル・クラッチ・トランスミッションの略称で、簡単に説明すると、AT車とは違った感覚で、クラッチ操作不要の自動ギアチェンジを行ってくれるシステムです。
このDCTの快適性に慣れてしまうと、DCTなしでの車両選びが出来なくなってしまいます。「このモデル欲しいけどDCT付いてないな」という感覚です。
もちろん便利な機能ではありますが、いい意味で中毒性がある快適性は、他の車両の快適性が薄れる可能性もあります。
服装が難しい
服装が難しいという意見もありました、アドベンチャーバイクでもオフロードのイメージが強いアフリカツイン1100は、ホンダ公式でもオフロードスタイルのファッションです。
オフロードの服装は運動を前提に作られているため、快適性はオンロードの服装には劣ります。
「似合うのはオフロードスタイルなんだけどな」というモヤモヤとした感覚を感じるかもしれません。
機能が多すぎて使い切れない
アフリカツイン1100は他の車種に比べて多機能なバイクです。
スイッチボックスのボタン配置を覚えるだけでも大変で、初めのうちは説明書とにらめっこになるでしょう。
頻繁に使う機能は覚えられますが、稀にしか使用しない機能は忘れてしまうという意見も多くありました。
加えてDCTのモードで5パターン、ライディングモード選択で6パターンさらに、セレクタブル トルク コントロールがあります。
多機能なことはいいですが、使い切るまでには時間が掛かりますね。
アフリカツイン1100をつまらないと感じる人は?
想像していたのと違う
オフロード未経験者で林道を走行したいと思っている方は、想像していたものと違う、と感じやすいと思います。
アフリカツイン1100で走破できない場所はないと思いますが、ただ技量に自信がない限りはオフロードに行こうとは思わないでしょう。
どんな状況下でも走破できるのが魅力で、購入したのに機能を持て余してしまい、つまらないと思ってしまうかもしれません。
「NT1100でよかったんじゃない?」と思う方もみえると思います。
操作性を楽しみたい方
最新鋭の機能を惜しみなく盛り込んでいるため、あらゆる電子制御が搭載されています。
もちろん上級者の方はセッティングから操作し、乗りこなせるでしょう。
ただ快適性が高くなるにつれて、バイクを操っている感覚は感じにくいかもしれません。
乗りこなすには時間が掛かりそうです。
本領を発揮できる場所がほとんどない
公式HPに掲載してあるような、場所は日本ではほとんどありません。
国内の林道は狭い所が多く、アフリカツイン1100の実力を発揮できないと、つまらないと感じてしまうかもしれません。
狭い林道では250cc以下の方が、使い勝手が良いはずです。
お住いの近県や人気スポットに、どのような林道があるか事前にチェックしておくと、よりアフリカツインを楽しめると思います。
アフリカツイン1100がつまらないと言わせない良い所
ここからはアフリカツイン1100を褒めちぎっていきましょう。モデルによっては搭載されていない機能もあります。
最新技術の結晶
足回りや電子制御装備も最高峰です。
- 前後電子制御サスペンション
- フルアジャスタブル機構を備えた倒立式フロントフォーク
- フロントにラジアルマウントの4ポッドキャリパー+φ310mmダブルディスク
- リアにはφ256mmのシングルディスク
- 選択可能な電子制御ABS
- 緻密な車体コントロールを実現する6軸IMU
- セレクタブル トルク コントロール
前後共に4つのサスペンションモードとライディングモードが選択できます。電動でサスペンションのプリロードアジャスターも24段階調整可能です。
またフロント倒立フォークと制動力の高い、ダブルディスク、ABSも調整可能で走行シュチュレーションに合った選択も出来ます。
理解するのに時間が掛かるほどの高性能バイクです。
自分好みのセッティングが出来る
アフリカツイン1100は走行モードも選択できます。
DCTモードでの選択とライディングモードセレクトでも、6つのモードが選択できます。
また予め用意されているモードとは別で、ユーザーに合わせて細かくセッティングを調整することも可能です。
慣れないうちは操作は難しいですが、ユーザーに合った仕様にしていける点は良いですね。
燃費と航続距離
アフリカツイン1100の燃費は大型バイクの中では良好です。
具体的には平均で22km/L前後は伸びます。CB1300SFの平均燃費は16km/L前後ですので燃費としては良いですね。
またタンク容量は24Lで航続距離は単純計算でも、400kmは超えます。
大型ではホンダ車の中でもトップクラスの航続距離の長さです。
乗り心地が良い
シートについては賛否が分かれていましたが、乗り心地については評価が高かったです。
シート高はモデルによって多少前後しますが、アジャスタブルシートで2段階の高さ(830/810mm)と調整できます。
足付きが悪いアドベンチャーバイクの中では、足付きも良いモデルです。
風防の性能が良い
スクリーンの評価も高かったです。
ライダーのポジションに合わせて、工具を使わずに高さと角度が5段階調整できます。
工具を使用せずに調整できる点は良いですね、状況に合わせて調整が可能です。
アフリカツイン1100を買って後悔する人
- オフロードを始めたい方
- 機械操作が苦手
- コスパを求める方
これからオフロードを始めようという方には、オーダースペックかもしれません。もちろんアフリカツイン1100から始めても面白いかもしれませんが、慣れていないうちは小排気車の方が扱いやすいと思います。
また最新鋭の装備を惜しみなく使用しているため、機械操作が苦手な方は、説明書を読んだだけで頭が混乱してしまうかもしれません。
慣れるまでに時間が掛かる点は、考慮しておくと良いと思います。
R1250よりはコスパが高いですが、安くありません。
最も機能が充実しているモデルは本体価格で200万円は超えてきます、オプションなどを含めると、乗り出しでは240万円程になる方もみえるでしょう。
価格としてはツアラー車とオフロード車を2台とも購入できる価格ですので、コスパを求める方は後悔してしまうかもしれません。
アフリカツイン1100を買って後悔しない人
- 世界最高峰のアドベンチャーバイクが欲しい
- ガジェットが好き
- 長距離ツーリングが好きな方
- オフロードが好きな人
- 一台ですべて対応したい
アフリカツイン1100は世界最高峰の技術が詰まったバイクです、小排気車にはない機能が盛りだくさんで、最高のアドベンチャーバイクが欲しい方には良いと思います。
またガジェット好き(機械関係が好き)の方には、あらゆる電子制御でのセッティングは楽しいと思いますし、飽きることはありません。
航続距離の長さと燃費の良さで、ツアラーバイクとしての性能もトップクラスです。オフロードは走らない方でも、満足できると思います。
オフロードが好きな方は、1台で何でもこなせるアフリカツイン1100なら、林道までの長距離も快適になります。
確かに林道では250ccや125ccクラスの方が扱いやすいですが、トランポが出来る方以外は、遠方の林道に行くまでの道中が辛いと思う方も多いはずです。
オンオフを1台で快適ライディングできるアフリカツインは、最高の相棒になってくれるでしょう。
アフリカツイン1100つまらない まとめ
価格も高いアフリカツイン1100は、購入までに躊躇してしまうこともあると思います。
アドベンチャーバイクでアフリカツイン1100に敵うバイクは、国内にはありません。
まずは展示車両や見学、試乗から試してみて下さい。性能の高さを体感するときっと欲しくなると思います。
アフリカツイン1100のレンタルは、最安値で2時間11.000円~、8時間16.000円~。1泊2日では31.000円~です。
安い買い物ではありません、レンタルなどをして、決め手になる何かを見つけてみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。