こんにちは、とっちゃんです。
CRF250L(MD47)をモタード化したい。そもそもモタード化って何?
オンロードをもっと快適に走りたい。
オフロード車をモタード化するのは人気のカスタムですが、実際どのようにカスタムするかは疑問に思いますよね。
この記事ではCRF250Lのモタード化に必要な方法と、モタードって何なの?と言う疑問から、総額費用を比較していきます。
結論として総額費用を説明すると
- ホイール交換のみなら20万円程
- レース仕様なら40万以上
CRF250Lのモタード化を考えてみえる方は読んでみて下さい。
そもそもモタード化って?
結論からいうと、オフロードバイクにオンロードタイヤを履かせたバイクがモタードバイクです。
スーパーモトとしても知られるモタードの歴史は、1970 年代にフランスのオートバイ愛好家グループがオフロード バイクを路上で使用できるように改造し始めたことにまでさかのぼります。
スーパーモトレーシングはオートバイ競技の人気のある形式で、世界中でイベントが開催されています。
オンロードとオフロードの両方の使用に対応できる汎用性の高いオートバイを求めるライダーの間では人気です。
CRF250Mというモタードモデルもラインナップされていましたが、現行CRFではまだありません。
KLX230SMの影響で、ラインナップが増えることを期待します。
モタード化するメリット
オンロードが楽しい
モタード化すると、ホイールベースが短くなるため、ハンドリングが機敏になり、操作性が上がります。
ハイグリップタイヤを履くことにより、今までと違った感覚を体感できるでしょう。
オンオフを両立できる
モタード化はオフロードとオンロードの走破性を両立してくれます。実際にオンロードがメインの方にはおすすめできるカスタムです。
もちろん起伏が多い地形や深い泥や砂地では、オフロード車には敵わなくなりますが、軽度なオフロード走行もこなしてくれます。
モタード化のデメリット
費用が高い
モタード化するためにはホイール一式タイヤ交換は必須です。最小限の費用を考えてもかなりの出費があります。
さらに乗り心地を求めていくと、高額なカスタム費用になってしまいます。予算に見合ったカスタムが必要でしょう。
オフロード性能が下がる
オフロード性能は間違いなく下がります。オフロードを楽しむために購入した方には合わないカスタムです。
ただカスタムの楽しさはありますので、最近林道ばっかりで飽きてしまったな・・・オンロードを軽快に走りたいな・・・と言う方にはおすすめです。
モタード化する方法
ホイール交換
CRF250Lの純正ホイールはフロント21インチリア18インチです、このまま履けるハイグリップのオンロードタイヤはほぼありません。
したがってホイール前後17インチ化する必要があります。小径ホイール化することでよりクイックに曲がれるようになります。
フロントフォークインナー交換
オフロードの足回りでオンロード仕様にすると乗る方によってはふわふわとした違和感を感じやすいです。
そこでメーカーはモタード化に伴うフロントサスペンションのバネレートを交換するキットを販売しています。
サスペンション交換
フロントフォーク同様に、ストリートでも走りやすいようにセッチングされたサスペンションも購入できます。
通常の社外モノサスとタンク付きのモノサスが販売されています。
とことん突き詰めていきたい方やレース仕様にしたい方は、フロントリアのサスペンション交換まで行いましょう。
現在販売されているものは?
Technixのモタード化キット
MD47用はテクニクス製しかラインナップがありません、MD44ではZ-WHEEのホイールも販売されています。
テクニクスではモタード化を部品ごとに選択できます。ABSの不具合もなく専用モデルですので安心です。
- ホイール
- フロントブレーキディスク
- フロントインナーサスペンション2種
- リアサスペンション2種
実際の価格を分かりやすく整理しましょう。
各商品値段表
品番 | SMTR0HCRL324 |
商品 | |
価格 | 159.500円 |
品番 | TSMBK01HO |
商品 | |
価格 | 52.800円 |
TRIC |
COMP KIT |
FUN KIT |
品番 | TRICCRF25M1COMP | TRICCRF25M1FUN |
商品 | ||
価格 | 107.800円 | 71.500円 |
サスペンション | TEC-5.2 | TEC-3.1 |
品番 | T522CRF250LMO | T312CRF250LMO |
商品 | ||
価格 | 107.800円 | 64.900円 |
3段階に分けて価格を比較
交換部品 | 価格※ | |
ホイールのみ | ホイール | 159.500円 |
FUN+TEC3.1+ブレーキ | ホイール
FUN KIT TEC-3.1 ブレーキ |
348.700円 |
COMP+TEC5.2+ブレーキ | ホイール
COMP KIT TEC-5.2 ブレーキ |
427.900円 |
※定価価格です。
車体価格に迫る勢いですね。ホイール交換のみなら20万円以内で納められそうです。
加えて掛かる費用としてタイヤ代と工賃です。金銭に余裕がある方にはいいですがかなりの出費になるでしょう。
モタード化したら最後・・・沼にはまっていくかもしれません。レースなどをされる方でないのならホイールのみで押さえておいた方がいいかもしれません。
リンク一覧
※画像リンク
タイヤサイズは?
17インチ化した場合のタイヤサイズを記載しておきます。
フロント | 110/70-17 |
リア | 140/70-17 |
上記のサイズは参考例です、お好きなメーカーやサイズと扁平率のタイヤを履いてください。
上記のサイズがある銘柄をいくつか記載しておきます。
- DUNLOP ARROWMAX GT601
- DUNLOP GP SERIES TT900GP
- BRIDGESTONE BATTAX BT-39
- IRC スポーツバイアスタイヤRX-02
MD38のMホイールは使用できるのか?
価格を安く済ませたいのは誰もが一緒です、行きつくのはMD38のCRF250Mのホイールは使用できるのか?
執筆現在では新品で入手可能ですが高価です。
フロントASSY | リアASSY |
44650-KZZ-A21 | 42650-KZZ-A21 |
67.980円 | 76.560円 |
計144.540円ですので、あと1万円出してテクニクスを購入したほうがいいと思います、見た目も断然テクニクスの方がカッコいいです。
MD38にはABSが付いていませんので、装着にはそれなりの知識が必要になります。
中古で安く購入出来れば、挑戦してみても面白いかもしれませんね。
※自己責任でお願いします。
CRF250モタード化まとめ
- ホイール交換なら20万円程
- レース仕様なら40万以上
ホイールだけでも雰囲気がガラッと変わります。モタード化してオンオフどこでも走り抜けていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。