バイク盗難防止チェーン5選比較！チェーンだけじゃ危ないって本当？

バイクの盗難件数は年々減少傾向にありますが、依然として多くのライダーが被害に遭っています。

盗難防止チェーンは、自宅の盗難対策としては有効な手段です。

ただし結論として、バイク盗難防止チェーンはどんなものでも切られてしまいます。

自宅ではチェーン単体で対策をおこなわず、複数の防犯グッズを組み合わせましょう。

この記事ではバイク盗難防止チェーンの重要性、種類から選び方、効果的な使用方法まで、おすすめ盗難防止チェーンを比較して解説していきます。

バイク用盗難防止チェーンの購入を考えている方は読んでみて下さい。

バイク盗難防止最強は？最強の防犯グッズを組み合わせて犯人を撃退！

バイク盗難防止チェーンの重要性と盗難の現状

バイク盗難発生件数

引用元：警視庁

こちらは警視庁の盗難発生件数のデーターで、発生件数は年々減少傾向であるものの依然多い状況です。

減少傾向が続いているのは車体自体に、盗難防止機能が付いているスクーターが普及しつつあることも要因でしょう。

最新スクーターはイモビライザー等付いていますし、シャッター付きキーシリンダーが主流です。

2022年は発生件数7.913台にも及び、1日で計算すると約20台以上が盗難の被害に遭っています。

盗難にあう箇所は？

自宅で盗難に合う確率が最も多く、白昼堂々犯行に及んでいる映像を見た方も多いでしょう。

ほどんどは夜間の犯行ですが、複数犯で行われることが多いようです。

防犯対策をしているにも関わらず、盗難に合う人が多く、ただ中にはプロ集団も存在し、盗難防止チェーンや防犯グッズも役に立たない場合もあります。

外出先では持ち運ぶ必要があるため、難しい点もありますが、自宅では万全の盗難対策をしておきましょう。

バイク盗難防止チェーンの種類

チェーンタイプ

中身がチェーン形状になっているタイプ。

切られにくいモデルも存在し、価格としてはワイヤーと比較すると高くなります。

片側が切られても破断しないため、ワイヤーモデルよりは、切られにくいモデルです。

長さが選択できる商品ばかりで、ユーザーによって選択できます。

アラーム付きチェーン

近年登場してきた、アラーム付きのワイヤーロックです。振動を検知し大音量で犯人を威嚇します。

現在まだ種類は少ないですが、アラート機能を併用したい方にはおすすめです。

バイク盗難防止チェーン注目ポイント

チェーンが頑丈でも・・・

チェーンが太いに越したことはないですが、錠の部分も注目したい点です。

錠の部分がチープな作りなチェーンは、チェーンを切断するより錠の部分を先に壊されてしまいます。

チェーン径のみにとらわれず、錠の部分にも注目しましょう。

また長年の使用を考慮すると、埃が入らないような防塵性も大切です。

バイク盗難防止チェーンは簡単に切れる？

細いチェーンは簡単に切れます

犯行でよく使用されるボルトカッターと言われる道具には、2種類ありφ10mmワイヤー程度では簡単に切られてしまいます。

油圧カッターに至ってはかなり太い径まで切断することが可能です。

盗難防止に選ぶチェーンは極力太い径を選択しましょう。

切られにくい＝時間が掛かる、盗難対策をしていることが、盗難の確率を大幅に軽減してくれます。

バイク盗難防止チェーンの正しい取り付けと効果的な使用方法

地球ロックは当たり前

物理的に動かないものにチェーンを設置することを、地球ロックと言います。

電柱やガードレール、物理的に動かないものに設置しましょう。

自宅では門柱やカーポートに巻き付けても良いと思います。

切られにくいように巻き付ける

切断する工具が使用しにくいように、チェーンを巻き付けることも有効です。

カバー内を想像して頂ければ、どちらが気に切りにくいかは一目瞭然です。

地球ロック+巻き付けを行えば、緩んだ状態よりはるかに切りにくくなります。仮に切れたとしても犯行に時間が掛かるため、気軽にできる有効な手段でしょう。

特に自宅では巻き付けやすいように、少し長めなチェーンを選択して下さい。

アラームロックと組み合わせる

盗難防止チェーンは現在アラーム付きは殆どありません、別途アラームを付けるなら南京錠タイプの物がおすすめです。
このようなタイプは振動も検知するため、チェーンとの組み合わせた相性も良くなっています。

コミネから販売されているのもであれば、2.000円前半で購入できます。

複数の防犯グッズを併用する

最も効果的なのは複数の防犯グッズを使用することです。

冒頭でも書かせて頂いたように、チェーンのみの盗難対策はおすすめできません。

被害が多い自宅の場合、出来れば3ロックは欲しい所です。

バイクカバーも車種を特定させないため非常に効果的で、合わせてディスクロックや、アラームなど複数の防犯グッズで対策を行いましょう。

バイク盗難防止チェーンおすすめ

デイトナ ストロンガーチェーンロック

デイトナのチェーンロックは、サイズ選択の幅の広さとシリンダーキーの堅実性が魅力です。

また夜間でも使用しやすいLEDライトや、ディスクロックとしても使用できます。

価格はｍが長くなるほど高くなります。

YAMAHA タフロック

YAMAHA純正のタフロック。特徴は純正の安心感と、φ80×12ｍｍのリングにより、８の字掛けや状況によって設置しやすい点です。

長さは2.5ｍしか選べませんが、暗闇で目立ちやすいような反射素材スリーブが使用されています。

カエディア

カエディアのチェーンは特殊焼き入れによって、油圧カッターなどの無音攻撃にも耐えられる仕様となっています。

コスパも高く、ホイールに傷が付かないように、EVAスリーブが内蔵されています。

AKM　アラームチェーンロック

キタコ ウルトラロボットアームロック

最強とも名高いキタコのウルトラロボットアームロック、油圧25ｔまでの耐久試験をクリアしています。

絶対に切れないと言われるくらいTVでも紹介されていました。

実際はベビーサンダーを使用すれば切れてしまうらしいですが、窃盗犯としてもサンダーの音が大きいため、余程手は出さないはずです。

モデルはTDZ-05～TDZ13まであり、TDZ-13に関しては総重量24kg、価格は120.000円とかなり高額です。

ただ車体価格が300万円を超えるような、車体には付ける価値はあると思います。

持ち運べないため、自宅専用ではありますが、最上級の安心感は他のモデルとは一味違うでしょう。

バイク盗難防止チェーンおすすめ比較

ご自宅で使用するにあたって予算が許せば、キタコ製が一番ですが、最上級モデルは１２万円で予算オーバーと言う方も多いでしょう。

バランスが良いのは3社。

カエディアはチェーン径が9ｍｍですが、焼き入れ加工してあるので強度としては申し分ないでしょう。ただ心情的にはデイトナか、YAMAHAに傾くと思います。
デイトナは2.5ｍですと、12.400円程になりますので、コスパとしてはYAMAHAの方が良いと思います。

付属している同サイズのフリーリングを別途購入しようとすると、いい値段しますのでお得です。

• バランスが良いのはYAMAHA
• 長めが欲しい方はデイトナ
• チェーン以外にも複数まだ買いたいという方はカエディア

という選び方も良いと思います。

アラーム付きでコスパの高いAKM、耐久性は未知数ですが屋外に置くとなると、防水性が若干心配なことは確かです。

また1.2mの長さしか現在は販売されていませんので、ユーザーによっては短いと感じるかもしれません。

ディスクロックが使えない車種や、屋内での使用にはコスパも高く選択肢には良いと思います。

AKMはアラームなしも販売されていますので、コスパ重視のグッズを複数揃えたい方には、良心的なメーカーです。

気になったチェーンはチェックしてみて下さい。

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バイク盗難防止チェーンまとめ

盗難防止チェーンは携帯性には優れませんが、犯罪が最も多い自宅での防犯対策には最適です。

ただ切れないチェーンはありません。

複数の防犯グッズを組み合わせて、大切な愛車を守りましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。