こんにちは、とっちゃんです。
LS2ヘルメットが気になっているんだ、評判を教えてくれる?
日本国内ではあまり馴染みのないLS2ヘルメット、デザインがカッコよく、評判や評価が気になりますよね。
LS2ヘルメットは欧州や欧米ではメジャーなへルメットメーカーで、近年最も勢いがあるブランドです。
人気の理由は圧倒的なコスパと品質の高さで、海外からも高い評価を得ています。
この記事ではLS2ヘルメットの詳細から、いい評判から悪い評判まで、現在のラインナップや人気モデルの評価をまとめて解説していきます。
LS2ヘルメットとは?
LS2ヘルメットはどこの国のメーカー?
LS2ヘルメットは、MHRと言う中国のヘルメット製造メーカーが立ち上げたブランドです。
近年最も勢いがあるヘルメットメーカーと言っても過言ではないでしょう。日本での知名度は大手メーカーには敵いませんが、欧州、欧米ではメジャーなヘルメットメーカーです。
LS2ヘルメットの本社はスペイン、バルセロナに設置されていますので、日本ではスペインメーカーと紹介されることもありますが、海外では中国ヘルメットメーカーと認知されています。
LSは創設者のアーサー・リャオに因んでおり、Liao’s System、の略です。
MHRは元々はOEM製品※を製造する企業で、徐々に生産力を上げつつ世界的な生産力を持つまでとなりました。
※メーカーが自社ではないブランドの製品を製造すること
世界への出荷数はOEM含むと年間250万個も誇り、世界的に見てもトップクラスのメーカーです。
LS2ヘルメットは、2007年から欧州向けに展開されたブランドで、ヘルメットからジャケット、グローブ、パンツ、ブーツまで幅広く製品を取り扱っています。
日本国内の販売は?
LS2ヘルメットは国内でも10年程前から、MHRジャパンが代理店となり販売されていました。
2017年からは群馬県高崎市に本社を置く、「株式会社セイデン」がLS2ヘルメットの日本総代理店を務めています。
LS2ヘルメット→株式会社セイデン→全国のバイク用品店またはネット通販と言う流れとなります。
株式会社セイデンが取り扱うLS2ヘルメットは、日本向けに作られているため、PSC/SG取得はもちろんのこと、フィット感も高く、近年では人気が高まりつつあります。
LS2ヘルメットの良い評判
デザインがカッコいい
LS2ヘルメットはデザインの評価が高いメーカーです。
カラーリングと言うより、ヘルメットの造形も凝っています。フロントの印象や、後頭部の造形もキレイでベンチレーションのパーツも近代的です。
塗装もキレイとのレビューも多数見受けられます。またデザインのみならず機能面での評価も高いメーカーです。
コスパが高い
デザインや造形、ヘルメットの仕様に加え付属品も充実していますし、コスパが高いメーカーです。
FIM/MFJ規格公認のカーボンモデルでも7万円を切る価格帯となっています。
LS2の魅力は安いだけではなく品質としても、SG規格やレース規格までを有していますので高い水準です。
またアライやSHOEIと言った世界ブランドと遜色ないモデルもありながら、リーズナブルなモデルもあり、幅広い選択ができる点もLS2ヘルメットの魅了でもあります。
LS2ヘルメットの悪い評判
キツイと言う意見もある
国内正規品はアジア人向けの仕様となっていますが、若干キツイと言う意見もあります。
ただキツイと言う意見は、LS2ヘルメットだからと言うわけではありません。
海外モデルで有名なAGVやノーラン、HJCなどでもよく聞かれる意見です。
LS2はサイズ選択の展開数は国内ブランドと変わりませんが、試着をしてからの方が間違いないでしょう。
スペイン?中国?
LS2ヘルメットは世界的にここまで大きなメーカーであるにも関わらず、企業の情報としてはあいまいな部分もあります。
正規代理店に問い合わせたところ、LS2ヘルメットはスペインのメーカーで、生産国は中国と言う回答でした。
日本のLS2公式サイトにも中国と言う言葉は全く出てきません。おそらくスペインメーカーとして取り扱っているメディアも多いでしょう。
スペインのLS2ヘルメット公式サイトではMHRが親会社であることは明記されていますし、多くの海外サイトではLS2ヘルメットは中国のヘルメットメーカーとされています。
国内と海外で見解が違うことは疑問ですが、あまり深く詮索しないことをおすすめします。
LS2ヘルメットの評判が良いモデル
モデル一覧
※2023/9月現在の情報です。最新モデルは公式サイトで確認して下さい。
THUNDER C GP | CHALLENGER F |
CHALLENGER C GT | STREET FIGHTER |
EXPLORER F | SCOPE |
COPTER | SPITFIRE |
※日本仕様とはデザインが異なる場合があります。
モデル名 | 形状 | 規格 | シェル | 重量(L)g | カラー | 定価 |
THUNDER C GP | フルフェイス | SG/FIM/MFJ | FRP(カーボン) | 1360±50 | 2 | 78.650円 |
CHALLENGER C GT | フルフェイス | SG | FRP(カーボン) | 1520±50 | 6 | 58.000円 |
CHALLENGER F | フルフェイス | SG | FRP | 1585±50 | 11 | 37.690円 |
STREET FIGHTER | フルフェイス | SG/スネル/MFJ | ABS | 1700±50 | 4 | 31.350円 |
EXPLORER F | フルフェイス | SG | FRP | 1710±50 | 6 | 38.470円 |
SCOPE | システム | SG | ABS | 1835±50 | 7 | 27.580円 |
COPTER | ジェット | SG | ABS | 1430±50 | 5 | 21.780円 |
SPITFIRE | スモールジェット | SG | ABS | 1200±50 | 5 | 11.380円 |
モデル名 | インナーバイザー | 内装洗い | ピンロックシート | あご紐 |
THUNDER C GP | – | 〇 | 〇 | Dリング |
CHALLENGER C GT | 〇 | 〇 | 〇 | Dリング |
CHALLENGER F | 〇 | 〇 | 〇 | クイック※1 |
STREET FIGHTER | – | 〇 | – | Dリング |
EXPLORER F | – | 〇 | 〇 | クイック |
SCOPE | 〇 | 〇 | 〇 | クイック※1 |
COPTER | 〇 | 〇 | – | クイック※1 |
SPITFIRE | 〇 | 〇 | – | クイック※1 |
※1、日本仕様はDリング付属。※仕様は予告なく変更される場合があります。
最上位モデルは、カーボンファイバー製なのでいい値段がしますが、付属品も充実しています。
バッグ/ポーチ/ヘルメットサポート/ダークスモークシールド/ピンロックシート/ディオフィルムなど、多数付属してきます。
チャレンジーGTはカーボン仕様にも関わらず、5万円代と他のメーカーでは考えられない価格でしょう。
ストリートファイターなどは低価格帯にも関わらず、スネルやMFJなどの規格を有しており、驚異のコスパです。
またインナーバイザーが搭載されているモデルが多いのもLS2の特徴で、ピンロックシートが付属する点も魅力があります。
実売価格はさらに安くなり、素材や規格から見ても全体的にコスパが高いモデルばかりです。
国内での人気モデルは?
CHALLENGER F | SCOPE |
37.690円 | 27.580円 |
通販で最も人気が高いのは、チャレンジャーF、FRPシェルにも関わらず3万円を切る価格です。
何よりデザインがカッコいいですし、多機能な点も魅力があります。スコープも実売は2万円前半のためシステムヘルメットの中では、断トツのコスパを誇ります。
スコープはスペインでもAmazonランキング上位を獲得していました。ヨーロッパではメジャーなメーカーのため、欧州各国ではLS2ヘルメットが必ずと言っていい程ランクインしています。
SPITFIRE |
またスピリットファイヤもおすすめです。
どこかで見たようなデザインですが、スモールジェットヘルメットのシールド内臓モデルは、有名ブランドでは現在SHOEI(J・O)ぐらいしかありません。
シールドは二段階に高さが調整できますし、実売は1万円を切るほどですのでコスパが高いモデルです。
LS2ヘルメットモデル別の評判
CHALLENGER F
良い評判
- デザインはいい。
- かぶった後はちょうどいい。
- 入ってしまえば適度なフィット感があり、いい感じだった。
- 品質自体は良いもの。
- ヘルメットの形はカッコイイ。
- 価格以上の質感はあり。
- ピンロックが標準なので冬に活躍することを期待します。
- コストパフォーマンスに満足。
- オプション品が盛りだくさん。
- シールド開口部広く、視界はかなり良い。
- ベンチレーション全て開くと、風がかなり抜けて涼しい。
- 閉めると静粛性はかなりのもの。
- 着用時きついがフィット感抜群。
- 視界も良い!付属品も多数ありコストパフォーマンスバツグン。
- 安っぽさは皆無。デザインも良い。
- 見た目最高。
- 付属も多く大満足の一品。
- このLS2の値段でこのスタイルは一目惚れで即購入。
- コストパフォーマンスが高い。
- フィット感もアライやOGKとも遜色なし、寧ろ良いかと感じた。
- 風切り音も気にならず、OGKのFF5やRT-33より静か。
- シールドの密閉性が高く、しっかりしたチンガードがあり風切り音が少ない。
- 安くて軽くて空力も良い。
- SG認証も通っているので安全性も問題ない。
- 軽いと感じた。
- 重心バランスが良い。
- 内装の仕立てが良く、肌触りも良い。
- 口元シャッターが開いていればシールドが曇らない。
- 口前空間が広く、内装に触れることがない。
- スポイラー類が非常にカッコいい。
- 換気性能が良い。
- このヘルメットは断然買いだと感じた。
デザインとコスパの高さ、付属品の多さ、フィット感共に高い評価を得ています。アライやSHOEIユーザーも多くみえましたので、比較しても遜色ないとの意見が印象的でした。
悪い評判
- かぶるときに入口が狭い。
- 左側からの風切り音が結構うるさい。
- 眼鏡をしているとさらに痛みが増す。
- 高速道路では風切音が大きい。
- バイザーがロック式で、グローブしていると開けづらい。
- 顎ひもは標準では当たる。
- インカムはクリップで取り付けできない。
- ベンチレーションは口元が思っていたより普通で、夏は暑い。
- 欧米人向けなので、日本人には小さい。
- ヘルメットスピーカーを付ける場合、超薄型でなければ耳が干渉する。
- 軽いとは感じない。
- 風斬り音もかなり入る。
- インナーバイザーは下部に少し隙間があり、閉めた時に見えるので星4つにした。
- ショウエイ、アライ、カブト、FOXと比べ部分当たりの痛みがあった。
- ステッチが線状で部分的に当たる。
- 金属バックルが布製のベロと位置ずれし、肌に金属部が直接当たる。
- バイザーのロックの二度手間が気になる。
- インカムの取り付けが難しい。シールド開閉のレバーが邪魔。
- ネイキッドバイクに乗る方は高速道路での風切り音が気になるかもしれない。
良い評価が多い反面、風きり音や耳周りのフィット感に不満を感じるユーザーもみえました。またあご紐はチャレンジャーFはワンタッチバックルですので、Dリングに慣れている方は違和感を感じるかもしれません。
チャレンジャーGTもコスパが高いので検討してみましょう。
サイズ感に関してのレビュー
※あくまでも参考程度にして下さい。
- エアロ形状で、帽体はやや大きいが幅はスリム。
- 試着時やレビューではワンサイズ大きめを推奨されていた。
- 被り口が狭いため、一度かぶってしまうと通常サイズが良いと感じた。
- OGKやSHOUEIのMサイズで少し余裕がある。
- Lサイズを購入したが、余裕がありすぎて合わなかった。
- 頭のサイズが比較的小さめで、首が太いため合わなかった。
- 店舗での試着経験から、Lサイズで問題なかった。
- XLサイズは頭を振ると動くほどのすき間があった。
- かぶり心地はホールド感があり、硬くない。
- 重さは感じるが、帽体が大きいので見た目よりは軽いのかも。
- KAMUI2と比べ、かぶり心地や内装は良いと感じた。
- サイズはKAMUI2のLサイズと同じで良かった。
- 頭の周囲は57センチのため、LS2のサイズ表ではMサイズ推奨だったが、Lサイズを選択。
- 首元の内装がしっかりしているため、かぶる・脱ぐ際に抵抗を感じる。
- しかし、馴染むとちょうどいいフィット感を得られる。
- 首をふってもヘルメットがずれることはない。
- 他のレビュー通り、ワンサイズ大きめを選ぶと丁度良い。
- フィット感は非常に良い。
- フィット感はアライやOGKとも遜色なし。個人差はあると考えられる。
- サイズはワンサイズ大きいのを買うのがお約束のよう。
- サイズ感は、痩せてる人ならアライやSHOEIと同じサイズでOK。
- 帽体は細顔シルエットのため、丸顔や肉付き気味の人はワンサイズ上げると快適。
- 自分はアライやSHOEIはLサイズだが、LS2はXLが適している(緩くもなく、ピッタリではないがジャスト快適)。
- 欧米人向けなので、横幅のある日本人にはかなり小さい。
- 日本人はワンサイズまたはツーサイズ大きいものが必要。
- ヘルメットスピーカーを付ける場合、超薄型でなければ耳が干渉する。
- 頭はハチで61cmで、ワンサイズアップのXXLが丁度良い。
- 着用時はきついと感じるが、着用すればフィット感がある。
- 試着することを推奨。
- ショウエイ、アライ、カブト、FOXなどで被ってきたが、部分当たりの痛みがあり、これはサイズの問題ではなく形状の問題である。
- AraiでMサイズですが、Lサイズを購入。
- ちょっとかぶるときに入口が狭いが、かぶった後はちょうどいい。
- 入ってしまえば適度なフィット感がある。
- 帽体のサイズがMとLは同じなので、最悪の場合、Mサイズのインナーを買ってもよい。
- SHOEIではMとLの中間位とされ、今回Lを購入し、こめかみ辺りが少しキツ目だった。
- インナーの形は白人系の頭に合わせた楕円形で、日本人の大半には合わないと感じる。
- 頭周60cmでもXXLだと左右からの締め付けが強く、頭が痛くなる。
- 今までカブト、ショウエイのLサイズを使用し、ワンサイズアップを推奨するレビューが目立つが、Lサイズで問題ないと感じた。
ワンサイズ上のサイズが丁度いいという意見と、他のメーカーのサイズで丁度いいと言う意見に分かれています。
コスパが高いとはいえ数万円はします、ヘルメットのサイズ感は個人差がりますので、試着をしてから購入しましょう。
SCOPE
良い評判
- スモークのインナーバイザーが付いていて、西日のまぶしさが軽減される。
- バイザーと度付き眼鏡との干渉はない。
- ピンロックシールド付属。
- SCOPEのデザインと色が好み。
- 密閉性が良い。
- シールドを閉じれば風切り音が気にならない。
- インナーバイザーの開閉がスムーズ。
- Lサイズがアドレス125フラットシートのメットインスペースに収納できる。
- GIVEのリアボックス(34リットル)に余裕で収納できる。
- Lサイズでも小さく感じるが、XXLは普通サイズ感としてちょうど良い。
- 内装や外側の安っぽさがない。
- 肌触りが良い。
- 可動部がしっかりしている。
- 休息中にメット被ったままドリンクやタバコができるのは便利。
- コンビニもそのまま入れるのはありがたい。
- スピーカーホールがある。
- デザインが魅力的。
- 納品は早かった。
- 無償修理の対応が良い。
- 形はカッコいい。
- 静音性のレビューが良かった。
- コスパで選んだら許容範囲。
インナーバイザーの利便性と、静音性の評価も高かった印象です。
安いからと言って安く見えない点もLS2の魅力ではないかと思います。
悪い評判
- とても小さい。
- XXLでも頭が痛くなるほど小さい。
- 日本人の男性には向いていないかも。
- M-MAC2とのサイズ感に違いがある。
- こめかみがピッタリすぎて、眼鏡の弦を差し込むのが困難。
- 眼鏡をつけたままの装脱着がしにくい。
- シールドの動きに個人差がある。
- サイズ適当。
- ベンチレーションの効果がよくわからない。
- 少し重い。
- 60kでの風切り音が気になる。
- 外装が大きく感じる。
- 重さも結構ある。
- ミラーシールドの正規品が欲しい。
- ジェットヘルからの比較で静音性が不十分に感じる。
- サイズ選びが難しい。
- 全体的な見た目が大きめ。
- シールドの固定がされなくなった。
スコープについては、サイズが小さいや、重いという意見が目立ちました。重さはシステムヘルメットなので致し方ない点もありますが、他のモデルも検討しているのであれば、重さを比較したほうが良いかもしれません。
LS2ヘルメットのサイズ感は?
レビューを総称するとワンサイズ大きめを選択している方が、多かった印象です。商品説明でも記載されています。
ただヘルメットのフィット感は個人差がありますので、試着をするのが一番です。
LS2ヘルメットは全国のバイク用品店でも取り扱っています。お近くに用品店がある方は試着をしてからの購入をおすすめします。
全国のLS2ヘルメット取扱店の検索窓はこちらです。(サイズ欠品もあるため、お目当てのモデルがあるか、問い合わせ後に来店しましょう)↓
LS2ヘルメットは正規品を購入しよう
並行輸入品のデメリット
LS2ヘルメットは並行輸入品も数多く販売されています。日本での未発売モデルを購入できるメリットはありますが、正規店でのアフターサポートは受けられませんので注意しましょう。
またアクセサリーパーツも国内正規店では取り扱っていません。
LS2ヘルメット公式HPでも注意喚起がされています。詳しくは公式HPをご覧ください。
LS2ヘルメット評判まとめ
LS2ヘルメットは他のライダーと被りたくない方にもおすすめできます。
海外ブランドに興味がある方や、買い替え予定のある方は、バイク用品店でLS2ヘルメットを試着してみましょう。
LS2ヘルメット公式サイトはこちら↓
最後までお読みいただきありがとうございました。
※2023/9月現在の情報です。仕様や情報については最新情報を公式サイトにてご覧ください。また記事作成には細心の注意を払っておりますが、事実と異なる場合もあります。その点はご了承ください。