こんにちは、とっちゃんです。
レトロな感じのフルフェイスを教えてくれるかな?クラシックなバイクに合わせたいんだ。
フルフェイスヘルメットにはクラシックなバイクに良く似合う、モデルも数多く販売されています。
ビンテージバイクのみならず、ネオクラシックバイクにも合わせることが出来ます。
この記事ではレトロなフルフェイスヘルメットの種類から選び方まで、現在でも販売されているレトロなヘルメットを比較して解説していきます。
レトロなフルフェイスヘルメットをお探しの方は読んでみて下さい。
レトロなフルフェイスとは?
当時のままのフォルム
STARⅡ |
レトロなフルフェイスは、当時のままの形状をそのまま継承しているモデルです。代表的なモデルはBELL「STARⅡ」で、1967年発売以来、現在に至るまで多くの方に愛されています。
日本国内のモデルも大きく影響を受けており、国内では「族ヘル」とも呼ばれています。
機能性は最新モデルには劣るものの、外観としてはレトロな雰囲気を出してくれるでしょう。
現代のクラシックヘルメット
アライやSHOEIではクラシックな外観を持ちつつ、近代的に作られているヘルメットもあります。
機能性は上位モデルには劣りますが、レトロなモデルと比較すると、ベンチレーションやシールドも近代的にアレンジされています。
レトロなヘルメットは、内装が洗えなかったり、ピンロックが付けれなかったりしますので、機能性とデザインを両立させたい方は、現代版のクラシックヘルメットを選択しましょう。
レトロなフルフェイスの選び方
サイズ選びに注意しよう
レトロなヘルメットは価格が安価になればなるほど、サイズ選択ができなくなります。
チークパッドの調整もしたい方は、高価格帯から選ぶしかありません。出来るだけフィットさせられるように、サイズ選択が多いモデルを選びましょう。
バイク用品店でのフィッティングサービスを利用して、頭にしっかりフィットするサイズを選んで下さい。
素材や内装はどうなっている?
外観も大切ですが内装が取り外しでき、洗えるかどうかも注目したい点です。
また帽体(シェル)素材は、FRP→ポリカーボネートまたはABSの順に価格が安くなります。FRP素材は一般的に高価なモデルで、強度としても高い傾向があります。
安全面も考慮する場合は帽体の素材も注目しましょう。
ヘルメットの規格
日本規格 | 海外規格 |
レトロなフルフェイスおすすめ
アライ ラパイド・ネオ
サイズ | 5サイズ |
カラー | 17色 |
規格 | スネル.JIS |
帽体素材 | FRP |
ベンチレーション | 〇 |
内装洗い | 〇 |
あご紐 | Dリング |
参考価格 | 47.000円~ |
SHOEI グラムスター
サイズ | 5サイズ |
カラー | 11色 |
規格 | JIS |
帽体素材 | FRP |
ベンチレーション | 〇 |
内装洗い | 〇 |
あご紐 | Dリング |
参考価格 | 定価49.500円~ |
グラムスターはクラシカルなデザインと機能性を両立させたモデルです。
非常に人気でネットでは高値が付いています。予約販売か店頭でお取り寄せ商品です。
SHOEIのロゴも他のフルフェイスヘルメットと違いレトロなロゴデザインとなっています。
グラムスターは標準でピンロックシールドが付属する点も魅力です。
SHOEI EX-ZERO
サイズ | 5サイズ |
カラー | 9色 |
規格 | JIS |
帽体素材 | FRP |
ベンチレーション | – |
内装洗い | 〇 |
あご紐 | Dリング |
参考価格 | 定価49.500円~ |
SHOEIのEXZEROは1980年代に販売されていたEXシリーズを元にデザインされた、クラシック×オフロードヘルメットです。
特徴は3段階調整可能な内臓シールドと、ゴーグルスタイル、どちらのスタイルも両立させることが出来ます。
オプションでバイザーを取り付けることも可能です。
BELL M3J
サイズ | 5サイズ |
カラー | 4色 |
規格 | SG/MFJ |
帽体素材 | FRP |
ベンチレーション | 〇 |
内装洗い | 〇 |
あご紐 | Dリング |
参考価格 | 定価37.400円~ |
BELLのM3J。
海外ブランドではありますが、帽体から再設計し、アジアフォームを採用していますので、日本人の頭にもしっかりフィットします。また帽体と内装でも調整可能です。
特徴はMFJ公認の高い安全性と、内装にクールマックス採用、ベンチレーション、メガネラインまで配置されています。
購入は正規販売店からしかできませんが、アライやSHOEIと比較しても、コスパが高く高性能です。
BELL STARⅡ
サイズ | 3サイズ |
カラー | 2色 |
規格 | SG |
帽体素材 | FRP |
ベンチレーション | – |
内装洗い | – |
あご紐 | Dリング |
参考価格 | 定価39.600円~ |
1976年に発売された「STARⅡ」のレプリカモデル。国内のSG規格に合わせて設計されています。国内のBELLはアクティブが全国の各用品店に納品しています。
機能的には最新モデルには敵いませんが、強度の高いFRP帽体、口元のライナーには本革を使用、3サイズとは別に追加スポンジでサイズ調整も出来ます。
1970~1980年代のバイクには似合うデザインです。
シンプソン RX-1
サイズ | 6サイズ |
カラー | 3色 |
規格 | PSC/SG |
帽体素材 | FRP |
ベンチレーション | – |
内装洗い | – |
あご紐 | Dリング |
参考価格 | 定価62.700円~ |
シンプソンのRX1は1979年からその形状を変えていません。シンプソンでも国内仕様のモデルはアジアフォームでサイズ選択も豊富です。
特徴は独特なデザインとFRP帽体による高い安全性、またシンプソンはオプションも充実しており、シールドカラーも様々です。
定価は6万円ですが、セール時には4万円代で購入できます。
シンプソン M50
サイズ | 3サイズ |
カラー | 8色 |
規格 | PSC/SG |
帽体素材 | FRP |
ベンチレーション | – |
内装洗い | – |
あご紐 | Dリング |
参考価格 | 定価50.160円~ |
シンプソンのM50。特徴はゴーグルスタイルが似合うデザインと、バイザーも取り付け可能です。
SHOEIのEXZEROとは若干形状が違います。またM50はカラーもカラフルで、カーボン仕様も選択できます。
シンプソンは全国の正規販売店もしくは、国内正規代理店トレーダーハウスにて購入できます。
シンプソンヘルメット販売店の検索窓はこちら↓
国内正規販売店の公式HPはこちら↓
リード工業 RX-200R
サイズ | フリー |
カラー | 3色 |
規格 | PSC/SG |
帽体素材 | ABS |
ベンチレーション | – |
内装洗い | 〇 |
あご紐 | ワンタッチホルダー |
参考価格 | 定価17.000円~ |
リード工業のRX200。
1980年代に販売されていたモデルの復刻版です。カラーはオレンジ、ブラック、ホワイトから選択できます。
XLサイズが良い方にはRX300も用意されています。
サイズ選択は出来ないものの、内装が洗える点は魅力です。
同系のRX-100とはカラーとあご紐部、内装、シールド開閉段階が違います。実売は1万円前後となります。
マルシン工業 END MILL
サイズ | 3サイズ |
カラー | 5色 |
規格 | PSC/SG |
帽体素材 | ABS |
ベンチレーション | 〇 |
内装洗い | 〇 |
あご紐 | Dリング |
参考価格 | 定価18.480円~ |
マルシン工業のEND MILL。リーズナブルでありながら必要な機能は揃っています。
ベンチレーション、内装洗い、メガネ対応、インカム対応と多機能でありながら、価格は実売12.000円前後です。
価格を抑えて購入したい方には良いヘルメットでしょう。
レトロなフルフェイス比較
高級モデル比較
メーカー | アライ | SHOEI | SHOEI | BELL | BELL | シンプソン | シンプソン |
モデル | |||||||
サイズ | 5サイズ | 5サイズ | 5サイズ | 5サイズ | 3サイズ | 6サイズ | 3サイズ |
カラー | 17色 | 11色 | 9色 | 4色 | 2色 | 3色 | 8色 |
規格 | スネル.JIS | JIS | JIS | SG/MFJ | SG | PSC/SG | PSC/SG |
帽体素材 | FRP | FRP | FRP | FRP | FRP | FRP | FRP |
ベンチレーション | 〇 | 〇 | – | 〇 | – | – | – |
内装洗い | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | – | – | – |
あご紐 | Dリング | Dリング | Dリング | Dリング | Dリング | Dリング | Dリング |
参考価格 | 47.000円 | 49.500円 | 49.500円 | 37.400円 | 39.600円 | 62.700円 | 50.160円 |
レトロなモデルでありながらも、使用としては最新モデルに引けを取らないモデルばかりです。
アライ、SHOEI、BELL(M3J)の3点は、機能面でも充実しています。BELLはコスパが高くはなりますが、カラー選択が少ないため、その点は考慮すべきでしょう。
レトロかつオフロードのイメージを持つ、SHOEI(EXZERO)は内臓シールドが魅力、シンプソンM50はカラーリングやサイドから見る形状が魅力です。
若干シンプソンの方が安く購入できると思います。
安いヘルメットではありませんので試着をしてからの、購入をおすすめします。
アライは若干ネット通販の方が安いですが、SHOEIは実店舗でも変わりませんので、試着後実店舗での購入がおすすめです。
BELLは実店舗のみ、シンプソンは公式HP通販または実店舗、また正規代理店ではフィッティングサービスも行っていますので、ぜひ利用してみて下さい。
2万円以下
メーカー | リード工業 | マルシン工業 |
モデル | ||
サイズ | フリー | 3サイズ |
カラー | 3色 | 5色 |
規格 | PSC/SG | PSC/SG |
帽体素材 | ABS | ABS |
ベンチレーション | – | 〇 |
内装洗い | 〇 | 〇 |
あご紐 | ワンタッチホルダー | Dリング |
参考価格 | 定価17.000円 | 定価18.480円 |
1万円代で購入できるコスパが高い2社、実売ではリード工業の方が安くなります。ただしフリーサイズであることと、ベンチレーションは備わっていません。
ただ形状としてはBELLの「STARⅡ」に最も近く、1980年代に販売されたフォルムそのままですので、形状が好みの方には良いと思います。
マルシン工業のEND MILLは、帽体はABSですが、高価格帯と機能面では引けを取りません。
2万円以下で購入するならマルシン工業がおすすめです。ピンロックは汎用の物をご使用ください。
気になったヘルメットはチェックしてみて下さい。
リンク
|
リンク
|
リンク
|
レトロなヘルメットまとめ
最新モデルには機能面では劣ることは確かですが、クラシックなバイクにはレトロなヘルメットが良く似合います。
現代のネオクラシック、ヘリテージバイクにも合わせて見て下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。