こんにちは、とっちゃんです。
XSR900の購入を検討しているんだけど、カッコ悪いと思われているのかな?
購入前の方や所有者の方はXSR900と検索すると、かっこ悪いというキーワードが出てくるため心配になりますよね。
バイクのデザインは個人の主観でかっこいい、かっこ悪いと感じるのはどんな車両でも一緒です。
この記事ではXSR900がカッコ悪いと言われる理由から、カッコ悪いと言わせないXSR900の魅力について解説していきます。
記事の前提として、次回大型バイクを購入するならXSR900と考えているほど、筆者はXSR900に魅力を感じていますが、否定的な意見も見ていきましょう。
XSR900カスタム6選!80年代を再現?カフェレーサーを目指す?
XSR900がカッコ悪いと言われる理由
モデルチェンジ
2016-2021 | 2022~ |
2022年にフルモデルチェンジしたフォルムが、受け入れられない層も一定層いたと思います。
旧モデルはRZ250をイメージさせたデザインで、当時の思い出もあり購入に至ったという方も多いでしょう。
現行車両はフォルムとしてはRZシリーズの面影は感じますが、旧モデルと比べれば遠ざかってしまったとも言えます。
モデルチェンジ後はどんな車種でも賛否が分かれます。
現在バイク所有層の平均年齢は50代が中心であることを考慮すると、当時の思い出(RZ250やRZ350など)とは遠ざかってしまったデザインが、受け入れられず、賛否が分かれた層から、カッコ悪いと言われているのかもしれません。
売り上げ台数から見る傾向
2022年の大型バイク売り上げ傾向を見ると、ネイキッドに限らず、機能よりデザインを優先する方が多い印象です。
売れ筋のネイキッドで唯一、電子制御類が充実しているのは、GSX1000シリーズと現行XSR900のみで、コスパが良いモデルとクラシックな外観なモデルがうけています。
一番人気のZ900RSと現行XSR900では機能としては、断然XSRの方が充実しているにもかかわらず、販売台数としては何倍もの開きがあり、売れていない=カッコ悪いと言う人も一定層います。
ただ2022年モデルは6月発売開始でしたので、実質は半年しか累計されていません、2022年度はトップテン入りを逃しましたが、来年度どうなるか気になるところです。
販売台数が伸びないのは?
国内で販売台数が伸びない理由はなぜかと、筆者なりに考えてみました。
- カラーリング
- 世界のシェアを見据えたデザイン
XSR900のカラーリングは新しいデザインばかりです、国内では2016年に60周年モデルUSカラーが限定的に販売され、80ブラックはオーセンティック外装セットで限定的に販売されたのみです。
RZシリーズをモチーフとしたカラーリングはあるものの、限定色のような純正カラーラインナップはありません。
対してZ900RSはZシリーズやゼファーシリーズで人気なタイガーライン、イエローボール、ファイヤーボールと人気色が常に純正色でラインナップしています。
Z900RSの方が幅広い層を抱え込むカラーラインナップだと思います。
XSR900も割高でも構わないので、代表的なニューパールホワイトや、700のようなゴロワーズカラーなどを、常にラインナップしていてほしいと思いますし、オーセンティックの外装キットも限定販売ではなく、多くの方に購入できるようにして欲しいですね。
次にデザインについて、フルモデルチェンジ後のデザインは、どちらかと言うと海外向けのデザインとも言えます。
いい意味で最先端のデザイン、悪く言えば日本向けだけに作るわけにはいかないということです。
世界シェア | ||
HONDA | YAMAHA | Kawasaki |
約13% | 約7.4% | 約2% |
YAMAHAはホンダに次ぐ世界シェアを誇るトップ企業なのは、みなさんご存じのとおりだと思います。
2021年は世界販売台数5138万台とも言われています。そのうちの約7.4%=年間約380万台もYAMAHAはシェアを持っていますので、国内ばかり見ているわけにはいきません。
新しいデザインやスタイルを追求していくのは、世界と戦うための企業戦略とも言えます。
国内でうけない理由は、国内うけだけを狙ったものでは無いからだと思いますし、新しいスタイルを追求し続けるYAMAHAを、支持するバイクユーザーも多いでしょう。
XSR900の悪い所
褒めちぎる前にユーザーの方々が感じる現行車両のデメリットについて先に解説します。
ハンドルのキレ角が少ない
現行XSR900は最小回転半径が広くなっています。簡単に言えば小回りが利きにくく、最小回転半径が少ない車両に乗っていた方は慣れが必要です。
XSR900
(2022~) |
XSR900
(2016-2021) |
Z900RS | |
最小回転半径 | 3.5m | 3.0m | 2.9m |
大型バイクなので仕方ない面もありますが、小回りしにくいと感じるユーザーが多かったです。ただ車重は軽量なため取り回し自体は楽に行えます。
バーエンドミラーが幅を取る
バーエンドミラーによっての車幅の広さに不満を感じている方もみえました、また位置に慣れていない方は見にくいと感じることもあるようです。
ミラー交換は安価に行えますので、気になる方は交換しましょう。
積載力
積載力は十分確保できます。ただシートバッグの形状が限られることと、種類が限定されるということです。
2022年からのRN80J用キャリアは、2023/7現在デイトナから耐荷重4kgのモデルしかありませんし、社外でバッグサポートが2023/7現在販売されていません。
純正のサポートは片側2万円+純正バッグ代でいい値段がします。
SWモテック | ペプコ&ベッカー |
積載力を求めるならパニアを扱うメーカー、ペプコ&ベッカーやアクティブのSWモテックの2社からの選択です。
サイドバッグの参考価格としてはこちら。
※サポート込み | 片側価格 | 両側価格 |
SWモテック | 45.600円~59.600円 | 91.200円~119.200円 |
ペプコ&ベッカー | – | 81.000円~142.100円 |
純正 | 46.900円 | 93.800円 |
アルミ製のフルパニアに比べれば安いので、予算に合った積載方法を選びましょう。
どんなバッグが使えるか興味がある方は、こちらの記事を参照ください。↓
XSR900似合うサイドバッグ18選比較!純正か汎用?パニアで決める?
XSR900カッコ悪いと言わせない、ここがすごい!
XSR900の魅力
XSR900はスポーツライディングはもちろん、ちょっと気ままなツーリングまで、適応シーンが広いバイクです。
特徴は900ccとは思えない軽量ボディと、出力、機能、価格とバランスが良いモデルで、旧モデルなら100万円を切る価格帯で購入できる点もいいですね。
排気量(cc) | 888 |
シート高(mm) | 810 |
車両重量(Kg) | 193 |
燃費(km/h) | 31.1 |
最高出力(PS) | 120 |
最大トルク(kgf・m) | 9.5 |
タンク容量 | 14 |
新車価格 | 1,210,000円 |
中古車価格(平均) | 108万円 |
エンジンはMTシリーズと同一仕様です。機能としては900/700とは価格差以上に900の方が充実しています。
Z900RSは150万円前後ですので、コスパもかなり高いモデルで、機能としても高性能です。
電子制御がすごい
XSR900 | Z900RS | |
アシスト&スリッパ―クラッチ | 〇 | 〇 |
IMU6軸 | 〇 | – |
トラクションコントロールシステム | 〇 | 〇※ |
スライドコントロールシステム | 〇 | – |
クイックシフター | 〇 | – |
D-MODE | 〇 | – |
電子制御スロットル | 〇 | – |
※2023年7月15日以降発売モデル。
現行モデルは電子制御盛りだくさんで機能も充実しています。120万円の価格帯で勝負できるモデルは同メーカーのMT-09かスズキのGSX-S1000や8Sくらいでしょう。
見た目のみならず、中身を見てもお買い得な所がXSR900の魅力です。
カウルが良く似合う
純正からYSP限定販売ですが、オーセンティックのカウルキットも販売されています。
数量限定なので入手できるかは分かりませんが、カウルを組んだデザインはYAMAHA好きでなくても、刺さるのではないかと思います。
社外メーカーからも販売されていますので、80年代のレーシングマシーンを再現可能です。
XSR900カッコ悪いまとめ
かっこいい、カッコ悪いは個人の主観によるものです。
他人の意見に左右されず、XSR900がカッコいいと思ったら試乗や見学からでも始めてみて下さい。
現行XSR900は見た目、機能、価格どれをとっても大型バイクではトップクラスです。
お近くのYSP店検索窓はこちらです。気になった方はチェックしてみて下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。