エンジンオイルの種類がいっぱいありすぎてどれを選んでいいかわからない・・・
バイクに乗り始めの方はどれを選んでいいか分かりずらい!そんな時はメーカー純正オイルを選びましょう!
純正オイルって他の高性能オイルに比べたら、性能が劣っているんじゃないの?
その情報はひと昔前のものです、現在の純正オイルは高性能なオイルです。もちろんグレードによりけりですので、見ていきましょう!
・全化学合成油
科学的に合成し、低温から高温まで安定した性能を発揮できる。
原油から不純物を可能な限り排除した高純度のエンジンオイル。
・一部の合成油
化学合成油と鉱物油を合わせたもの。性能、コストのバランスがいい。
・鉱物油
原油を蒸留した重質油を精製したもの、酸化や粘度変化が大きいが低価格でコストパフォーマンスが高い。
日本の環境下ではどの粘度でも対応できます、各メーカー10W-40がメインのラインナップとなっています。
・API規格
アメリカ石油協会(American Petroleum Institute)が定めた品質規格。
JASO規格
日本自動車規格(Japanese Automotive Standards Organization)によって定められたエンジンオイルの規格。
規格の交互性はSL=MA SM=MA2
日本規格での最上位はMA2です。
一般的に市場に出ているのは、SL前後~およびMA規格のものがほとんどです。
4.Honda車ユーザーの方
・G1 スタンダード
燃費などコストパフォーマンスを重視したい方向け。
・G2 スポーツ
シフトショックやメカニカルノイズを緩和したい方向け。
・G3 プレミアム
ギアの入りやすさやクラッチの切れを重視したい方向け。
・G4 レーシング
エンジンのレスポンスやパワーを重視したい方向け。
・E1 スクーター
4サイクルスクーターのスタンダードモデル。
・S9 プレミアムスクーター
5.Kawasaki車ユーザーの方
・カワサキS4 SG 10W-40
スタンダードモデル、一般走行からスポーツ走行まで幅広く対応。
・カワサキS4の4L缶
・カワサキR4 SJ 10W-40
高回転下で長時間油膜を保持するほか、高温洗浄添加剤を配合しエンジン内部をクリーンに保つ。
・カワサキエルフ 冴速 SL 10W-40
カワサキのハイエンドモデル、10W-40は粘度抵抗を減らしレスポンス重視の設計です。
高温高負荷状況下で蒸発が少なく、高い酸化安定性能と油膜保持性能を発揮。
ヤマルーブシリーズ最高峰の高性能オイルです。
低摩擦特性・高い油膜保持性により、優れたスロットルレスポンスとシフトフィーリングを長時間安定して発揮します。
ハイパフォーマンスモデルに最適。
ヤマルーブ RS4GP 4L缶
4サイクルスクーター向けエンジンオイルです。
摩擦低減剤の作用により、アイドリング安定性・省燃費・出力向上などの効果が期待できます。
7.SUZUKIユーザーの方
鉱物油ベースに的確な添加剤を配合した二輪用エンジンオイル、コストパフォーマンスに優れています。
ミディアムグレードオイル。特別な添加剤を使用し、酸化安定性と油膜保持性を高次元で両立しています。幅広い条件でパフォーマンスを発揮できるのが魅力です。
スズキの二輪用プレミアムエンジンオイル、スロットルレスポンスの良さ、シフトフィーリングの軽さ、吹け上がりの早さ、ライダーがしっかりと体感できるオイルです。
スクーター用のMB規格エンジンオイルです。省燃費効果に優れ、十分な流動性と油膜を高次元で両立しています。
8.まとめ
近年の純正オイルは高性能なオイルばかりです、安いからと言って安価な社外品オイルを使用するより純正オイルが安心です。もちろん他メーカーの高性能オイルを批判するものではありません、ですが1L5000円近くするものを半年以上使用するより、純正オイル三か月毎か指定距離での交換の方がバイクにとってはいいと思います。
また今まで高級オイルを使用していた方は一度純正オイルを試してみませんか?
きっと性能に不満はないと思いますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました!