XSR700にセパハンを組もう！セパハン風やモデルチェンジ後は？

バーハンドル交換はイメージしやすいですが、セパハン化は少し難しいですよね。

結論としてφ径41ｍｍのセパハンならば取り付け可能です。

ただし2018-2021までの車両は問題ありませんが、2022年式からの車両は難易度が高く、上級者でないと厳しいと思います。

この記事ではXSR700のセパハン化の方法から、注意事項、2022年式～の車両の場合の考察まで、おすすめハンドルを比較して解説します。

XSR700のセパハン化について知りたい方は読んでみて下さい。

XSR700セパハンの種類

3種類の選択

XSR700のセパハン化の種類として。

• 専用のセパハンキット
• 専用のセパハン風ハンドル
• 汎用φ径41ｍｍセパハン

専用キットは執筆現在は海外モデルの1種類しかありません。価格としてはかなり高額です。

汎用セパハンや、穴あけ済みハンドルはハリケーンから販売されています。

汎用品はAmazonなどで販売されている、格安セパハンでも取り付け自体は可能です。

最も安く済ますことが出来るのは、汎用タイプのセパハンですが、形状に注意しないとかなりの制限があると思います。

汎用セパハン化の問題点

汎用の格安セパハンで組む場合は問題点もあります。

• タンクとの干渉
• 絞り角の制限
• ワイヤー類の取り回し

XSR700のタンク形状を考えると、ステム下にフラットなセパハンを組むのは、かなり無理があると思います。

タンクとの干渉で、絞り角が制限されハンドルが切れなくなります。

XSR900のようにエグリタンクがあればいいのですが、700用は販売されていません、ステム下にフラットなセパハンを組むのは、実用的ではないでしょう。

ショートワイヤー類は販売されていませんので、取り回しを工夫し、ワイヤーに負荷が掛からないようにして下さい。

ハリケーンの形状を参考にすると、ステム上に位置するセパハンならば、絞り角の制限からワイヤーの取り回しまで緩和できると思います。

フラットな形状のセパハンを組む場合は下記で説明する、ローダウンキットと併用する必要があります。

次に年式別に見ていきましょう。

XSR700セパハン 2018-2021

2018-2021の方はφ径41mmのステム上に位置するモデルであれば、問題なく取り付け出来ます。

• 専用のセパハンキット
• 汎用セパハン
• セパハン形状のバーハンドル

2018-2021年式の方は3択になりますので、比較的自由度は高いと思います。

セパハンでの疲労を考えるとコンドルハンドルなどの形状も良いでしょう。

2018-2021年式の方はおすすめ商品紹介はこちらをタップ☆

XSR700セパハン　2022～

モデルチェンジ後のXSR700はヘッドライトステーが付いていますので、選択肢はほぼありません。

• セパハン形状のバーハンドル
• 加工またはフロントフォークを突き出して付ける

ハリケーンのコンドル、スワローハンドルが一番良いと思います。価格も安く、見た目としてもカッコいいです。

どうしても組みたい方は一緒に考察していきましょう。

XSR700の2022～のセパハン化について考える

※実際に取り付けを行っていませんので、参考程度にして下さい。

ヘッドライトステーが・・・

引用元：YAMAHA

モデルチェンジ後はヘッドライトステーが付いてるため、すんなりセパハンの取り付けが出来ません。

ヘッドライトステーは上下Oリング、リベット1か所での固定しかされていませんので、ヘッドライトステーに取り付けるのは、強度的にも心配です。

外せばいけるのでは？と言う疑問もあるかと思います。

パーツリストで確認しましたところ、カバーを外せはインナーチューブは、前モデルと同品番で同径のためφ41mmでいけます。

ただヘッドライトステーはヘッドライト固定としても機能していますし、メーターブラケットの固定も兼ねていますので、問題点をクリアする必要があります。

逆に言えばヘッドライトの固定と、メーターブラケットの固定が出来るヘッドライトステーがあれば、純正ヘッドライトステーがなくても機能するはずです。

純正ヘッドライトステーをセパハンのブラケット分加工するか、別途ヘッドライトステーを用意することで対処できると思います。

φ41ｍｍのヘッドライトステーは汎用でたくさんあります。加工ができる方向けではありますが、問題点が解消できれば選択肢は広がると思います。

ローダウンしてみる

各社からローダウンキットが販売されています。ローダウンキットはキットの推奨値に合わせて、フロントフォークの突き出しをします。

フロントフォークの付き出しを行えば、ステム上にセパハンを取り付け出来ます。

セパハンのブラケットの厚みは25-30mm程のものが多いため、ブラケット分に近いキットを組めば、理論的には機能性を失いやすいと思います。

XSR700ではエフェックスから、-18ｍｍのキットがありますが、突き出し量が足らないため、海外製P&Aインターナショナルの-25ｍｍが一番近いでしょう。

RPMのローダウンサスペンションは突き出し20ｍｍとなっていましたので、単品で行うならキットの方が突き出し量は多いです。

ただ価格が難点で、キット(35.500円)+ショートサイドスタンド(12.000円)+セパハン代になり、高額になります。

ロマンとローダウンを兼ねて挑戦してみるのもいいと思います。

XSR700セパハン

S2コンセプト

S2コンセプトのセパハンキットはフロントカウルとセットで取り付けを行う必要があり、かなり高額になります。

セパハン化と言う観点ではおすすめできないですが、見た目の変化は大きく、カフェレーサーに変身できます。

海外製品のため納期に時間が掛かる場合があります。2022年式からの方には適合しません。バーエンドが取り付けられない点と、バーエンドミラーを付ける場合は加工が必要です。

XSR700 16-21 セパレートハンドルキット S2コンセプト ヤマハ

XSR700 16-21 カフェレーサーフロントカウル S2コンセプト

ハリケーン

ハリケーンの人気セパハン、TYPEⅠ。ホルダー部のカラーをブラックとゴールドが選択できます。

問題点はφ41mmは人気車種が多いため品薄な点です。

サイドキャップは付属しています。

ZETA　パイロットハンドル

ZETAのパイロットハンドルはチタンカラー、レッド、ブラックを選択できます。

また高さをハイ(45ｍｍ)、ミドル(25ｍｍ)のラインナップがありますが、XSR700に関しては45mmを推奨します。ハンドルバー垂角を5°・10°から選択できる仕様です。

トップブリッジの干渉を避けるために、セットバックできる、オフセットホルダーも別途購入できます。

オフセットホルダーはこちら☆

ハリケーン FATコンドル専用

ハリケーンのXSR700専用モデル、穴あけ加工済みです。

20㎜ダウン、50㎜前方へ移動します。

注意点としてバンジョーの向き変更と、メーター移動ステーが必要になります。サイドキャップは別途必要な点と、構造変更も必要です。

ハリケーン FATスワロー専用

ハリケーンのFATスワロー専用ハンドル。

55㎜ダウン、120㎜前方へ移動します。

体感としてはセパハンと変わらないと思います。ケーブル類の取り回しは必要ですが、ノーマルケーブルのままで使用できます。サイドキャップは別売りです。

デイトナ　セパハン風ロードステアリング

デイトナのセパハン風ハンドル、セパハンが難しい車両に人気モデルです。

※XSR700はホルダー部がφ28.6ｍｍのため、汎用φ28.6ｍｍを選択して下さい。

ハリケーンよりは若干高くなりますが、見た目の印象としてはハンドルが太いため、カスタム性も高い商品です。

XSR700セパハン比較

ハリケーンのtypeⅠとZETA製をおすすめする理由は、高さを稼げる点です。

通常の汎用セパハンはブラケットとハンドルの高低差がないため、XSR700に関しては、ステム上に付けない限り難しいと思います。

ハリケーンはクラシックに、ZETA製はカラーが選べる点が良いですね。

2022～の方はヘッドライトステーの問題がクリアできれば、取り付けは可能です。

セパハン風のバーハンドルの方が、乗車姿勢も楽ですし、セパハンに近づけたい場合はスワローやデイトナ製のハンドルが良いと思います。

気になったハンドルはチェックしてみて下さい。

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XSR700セパハンまとめ

2022年からの方は難易度が高いですが、セパハンにすればロマンあふれる乗車姿勢になります。

ポジションが気になる方は、バックステップなども検討してみて下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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