
こんにちは、とっちゃんです。
タンクバッグを買おうと思うけど、マグネット式は「タンクの傷が心配だな。」
バッグを購入したけど、タンクに傷が付いてしまった。
マグネット式のタンクバッグは便利な収納ですが、タンクに傷が付きやすいというデメリットがあります。
私はバイク歴20年の間、数々のバイク用品を購入しては失敗をしてきました。
そこでこの記事では、タンクに傷が付きにくい、吸盤式タンクバッグのメリットデメリットからおすすめの吸盤式のタンクバッグと、傷が付きにくくする対策について解説していきます。
この記事を読めば吸盤式のタンクバッグ失敗しない選び方から吸盤の吸着UPと復活方法まですべて分かります。
吸盤式のタンクバッグを選ぶ際は
- 吸盤の位置
- 吸盤の数
に注意して購入しましょう。
選び方を考慮した上での一番のおすすめ商品はタナックス(TANAX) のマグレスシリーズです。
吸盤式のタンクバッグの購入希望の方、購入後の方も読んでみてください。
吸盤式のタンクバッグのメリット、デメリット
メリット・デメリット
メリット | デメリット |
タンクに傷が付きにくい | 吸着が弱い |
樹脂、アルミタンクに使える | 吸盤がダメになる |
位置調整がしやすい | バッグの種類が少ない |
最大のメリットはマグネット式タンクバッグと比べて、吸盤式タンクバッグはタンクの傷が付きにくいということがあります。
マグネット式が使用できない、樹脂製のタンクやアルミタンクの方には吸盤式を選択するかベルト式を選択するしかありません。
吸盤位置が変えられるモデルがおすすめ
画像引用元、タナックスHP
タナックスの吸盤式のタンクバッグでは、吸盤位置を変えることができます。
マグネット式にはない特徴で、吸盤の吸着はマグネットに比べると弱く、タンク形状に合わせることによって吸着力を高めています。
デメリットとしてタンクバックがへたってくるより吸盤が先にダメになることです。
吸盤の変形や本体の傷、ヒビ割れによって吸着が悪くなる傾向にあります。
吸盤は多い方がおすすめ
全ての吸盤がしっかりつかない場合もある
タンクの形状によっては、吸盤がすべて吸着しない場合もあります。吸盤がヘタってくる可能性もあり、吸盤は多いほど安定するでしょう。
装着時には吸盤が多いモデルでも、吸着しているか確認して下さい。
セーフティベルトを掛けよう
画像引用元、タナックスHP
万が一の落下を考慮して、タンクバッグ付属のセーフティーベルトを使用しましょう。
セーフティーベルトはフレームやトップブリッジにベルトを回し、タンクバッグ前方に固定する安全装置になります。
装着にひと手間かかりますが、使用しておくと安心です。
タンクバッグ吸盤式おすすめ
タナックス マグレスシリーズ
マグレス5500S | マグレス9000S | |
容量 | 5.5~11L | 9.0~17L |
サイズ | 33.9×23.4×13.4cm | 34.0×23.5×13.0cm(最小時) |
吸盤数 | 6 | 6 |
吸盤位置可変 | 〇 | 〇 |
レインカバー付属 | 〇 | 〇 |
価格 | 6330円~ | 7000円~ |
タナックスのマグレスシリーズ、5500Sと9000Sのラインナップがあります。
6個の吸盤によって確実にタンクに吸着、マグレスの特徴は前方の吸盤位置を変えれることです。位置を変えることによって様々なタンク形状に合わせることができます。
小ぶりなタンクバッグが欲しい方は5500Sを、容量が欲しい方には9000Sがおすすめ。
「タンクに傷が入らない、使いやすい、しっかり引っ付く」などの声がありました、プラタンクの方には好評です。
タナックスからは吸盤のリペアも販売されています。
DEGNER(デグナー)NB-180
容量 | 1.5L |
サイズ | 13.0×18.0×8.0cm |
吸盤数 | 2 |
吸盤位置可変 | × |
レインカバー付属 | × |
価格 | 5940円~ |
コンパクトタイプのタンクバッグ、乗車後の取り外しの際にはポーチとして使用できます。
収納は多くできませんが、必要最低限の貴重品などを収納してチョイノリなどには活躍するでしょう。
吸盤の交換もできますので長く使用できます。
DEGNER(デグナー)NB-15A
容量 | 2.7~7L |
サイズ | 31.2×23.0×10.8cm |
吸盤数 | 4 |
吸盤位置可変 | × |
レインカバー付属 | 〇 |
価格 | 7680円~ |
デグナーの容量可変式のタンクバッグです。
容量は最小時は2.7Lと小ぶりですが7Lまで増やすことも出来ます。吸盤位置の調整はできない為、タナックスと比べると人気がありません。
最小時に容量が2.7ですので、コンパクトな吸盤式タンクバッグを探している方にはおすすめです。
ラフアンドロード RR9224
容量 | 10~12L |
サイズ | 24.0×35.0×17.0cm |
吸盤数 | 4 |
吸盤位置可変 | × |
レインカバー付属 | 〇 |
価格 | 12680円~ |
ラフアンドロードの吸盤式タンクバッグ、容量は10~12Lへチャックの開閉によって増やすことができます。
クリア部分にはタブレットや、地図などを収納できバッグの後方に小物収納があるのことが特徴で、クリアになっていますのでスマホ収納も出来ます。
10Lクラスは大きすぎず小さすぎずの使い勝手がいいサイズです。
ACE CAFE タンクバッグ
容量 | 10L |
サイズ | 26.0×35.0×12.0cm |
吸盤数 | 4 |
吸盤位置可変 | × |
レインカバー付属 | × |
価格 | 9600円~ |
2WAYタイプのおしゃれなタンクバッグ。
カフェスタイルなバイクに合い、乗車後の持ち歩きには、他の人から見ればタンクバッグとは思いません。素材は分厚いPVC生地でちょっとした雨なら問題ありません。
USB給電ポートもあり、見た目のみならず機能性にも優れています。
吸盤の吸着をUPさせるには?
吸盤の吸着をUPさせる方法はいくつかあります。
- 吸着upまたは傷防止シートを貼る
- 水で薄く濡らす
- ハンドクリームを塗る
吸着UPシート、傷防止シートを貼る
吸盤の取り付け箇所にシートを貼る方法です。
吸盤の吸着に張り付けておくと、吸着しやすくなりしっかりくっつきます。
マグネット式のタンクバッグで使用している方も多い、傷防止シートでも同じ効果が得られます。
位置決めも楽になる貼り付け簡単、タンクバッグの傷防止シート!
シートを貼ることによって、吸着UPや、タンクバッグ自体の位置決めも楽になります。
吸着をよくするバイクでは最も適した方法です。
水で濡らす、ハンドクリームを塗る?
吸盤の吸着を上げる方法で、水で濡らすという方法もあります。
水を付けると吸盤内の空気の層ができにくくなることが理由です。
毎回取り付けに濡らすということは、手間ではありますが、長距離ツーリングなどの場合は行ってみましょう。
ハンドクリームを塗ることで吸着を高めることができます。
なぜハンドクリームが有効かと言いますと、吸盤の表面の傷や凸凹をハンドクリームで埋める効果があり、吸着がよくなります。
ハンドクリームは米粒ほどで構いません。
このハンドクリームを塗る方法は吸盤のへたりをチェックするのに役立ちます。
吸着が悪い吸盤にハンドクリームを塗り、吸着が復活した場合は吸盤にへたりや傷が出来ている判断が出来ます。
へたってきた吸盤は交換しましょう。
タンクバッグの吸盤を復活させる方法
タンクバッグの変形した吸盤を復活させる方法は簡単、熱湯にいれるだけです。
やり方としては
- 80℃の熱湯を用意する
- 熱湯に5分ほど浸しておく
以上です。この復活方法は家庭用の吸盤でよく実施されている方法です。
熱し過ぎると変形などしてしまいますので注意してください。
変形した吸盤には特に効果がありますので、吸盤のリペアを交換を検討して見える方は、購入前に試してみてください。
まとめ
- 吸盤式タンクバッグおすすめはマグレスシリーズ
- 吸着をよくするシートがおすすめ
- 吸盤復活方法を試してみよう
- 復活しない吸盤は交換しよう
タンクの傷が付きにくい吸盤式のタンクバッグ、バッグを付けると収納が増えてツーリングがまた楽しくなります。
吸着に不満がある方は吸着UP方法を試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。