※当サイトではアフェリエイト広告またはプロモーションを含みます

バイク盗難保険いらない?盗難保険がいらない人と入った方がいい人

カスタムパーツ

こんにちは、とっちゃんです。

バイクの盗難保険っているのかな?入っていない人が多いみたいだけどなんで?

バイクの盗難保険は任意保険に比べれば低い加入率です。

おそらくほとんどのライダーがバイク盗難の実態を把握しているものの、多くの人が入っていない理由はなぜなのか?

盗難件数が多い地域の方は、盗難保険に入るかどうか悩む人も多いと思います。

結論としてバイクの盗難保険がいらないのは

  • 125cc以下でなおかつ入るメリットが少ない人

入った方が良い人は

  • 盗難発生が多い地域かつ、発生確率が高まる項目に複数該当する人

となります。盗難の不安や経済的リスクがある人は入るべきですし、いらないと感じる方は入らなくても良いと思います。

この記事ではバイク盗難保険の加入率や、いらないという理由、盗難保険に入らなくてもいい人、入った方がいい人について検証していきます。

バイクの盗難保険に入ろうかどうか迷っている方は読んでみて下さい。

バイク盗難防止最強は?最強の防犯グッズを組み合わせて犯人を撃退!

スポンサーリンク

バイク盗難保険の普及率は?

3人に1人?

バイクの盗難保険の加入率はネット情報では3人に一人とされています。こちらの3人に1人と言うのは男女6.335人からのアンケート調査によって算出されたものです。

バイクの盗難保険の加入率や、普及率はどこを調べても正確な情報は出てきません。

二輪車保有台数は2022年度は約1025万台ですので、全体的な統計で加入率を調べてみました。

※あくまで当サイト独自調査のため、実際の加入率と異なる場合もありますので、その点はご了承下さい。

本当はもっと低い可能性がある

引用元:SBI日本少額短期保険株式会社

バイクでもおなじみの「みんなのバイク」で有名なSBI日本小学短期保険株式会社の2018年度のデータです。

車両保険の加入率は1.2%で、2020年からSBI損保は盗難保険のみも加入できるようになったため、契約件数が3倍になったとの掲載がありました。

つまりバイクの盗難保険も車と同様に、車両保険の枠組みで扱われている保険会社もあるということで、車両保険の加入数が分かれば、おおよその盗難保険加入率が分かるはずです。

保険の統計はどこがとっているの?

保険会社の統計は損害保険料算出機構が取っています。

損害保険料率算出機構は簡単に説明すれば、各保険会社から提供を受けたデータに基づき、様々な項目を算出する機構です。

詳しく知りたい方はこちらへどうぞWiki

もちろん大手保険会社は全て加入しています。

バイクで有名どころの、SBIやズットライド(盗難保険引受保険会社は三井住友海上火災保険株式会社)も当然加入しており、統計上も信頼できるデータです。

任意保険加入率や、保険金額支払い状況を毎年算出しています。

バイク盗難保険はいらないと思っている割合は?

多く見積もっても・・・

バイクの盗難保険が車両保険の枠組みであると仮定すると、おおよその台数が想定できます。

2022年度の二輪車の車両保険、加入台数は以下のような数値です。今回は車両保険加入者がすべて盗難保険に加入していると見越して計算します。

項目 車両保険(付保台数)
二輪車 79.923台

データー参照元:損害保険料算出機構

加えてバイク盗難保険加入者、最大のズットライドさんのような、バイク盗難保険専門の商品を扱っている場合は、計上されていない可能性もあります。

したがってズットライドさんの公式HPの推定会員数約24万人と、他社の契約者数を足し、多く見積もって60万人または、100万人として算出してみました。

二輪車保有台数 車両保険

(付保台数)

盗難保険

(単独加入)

加入率
10.250.696台 79.923台(人) 600.000人(推定) 6.6%
1.000.000人(推定) 11%

バイクの場合は1車両につき、盗難保険加入が必要です。保有台数を一人として換算すると。

  • 少なく見積もると15人に1人
  • 多くて10人に1人

かなり多く見積もっていますが、このような計算結果になりました。

あくまでも独自の算出方法ですが、任意保険と比較しても加入率としては低く感じます。

バイクの盗難保険がいらないと思う理由はなぜ?

バイクの盗難が多いのは、ライダーならだれもが知っているはずです、なぜ加入率がここまで低いのかを考えられる理由を挙げてみます。

保険料が高い

バイクの盗難保険は保証金額に合わせてかけるため、保証金額の上限が低い場合は保険料は少なくなりますが、上限金額が高い場合は年間辺りの保険料はかなり高くなります。

例えばズットライドさんの保険料を例に挙げるとこちらの金額です。

車両盗難保険金額(上限) 年会費 月々
30万円 12.700円 1.058円
50万円 19.000円 1.583円
100万円 34.700円 2.892円
150万円 48.400円 4.033円
300万円 94.400円 7.867円

引用元:ZuttoRide

もちろん盗難被害に遭った場合は心強い味方になってくれますし、かなり手厚いサービスです。

ただ30万円の盗難保険を5年かけたとすると63.500円、100万円の場合は5年間で173.500円と安くはありません。

任意保険代と加えて加入するとなると、バイク自体の維持費としても高くなり、負担が大きいことが最大の理由でしょう。

入るほどの車体価格ではない

車体価格が高額でない場合は、入る必要がないと考える方もいるでしょう。

例えは30万円で4年間盗難保険料を払えば約5万円と、車体価格の1/6を保険料で消費してしまいます。

加えて他の保険料と維持費を考慮すればさらに負担額が増えます、手厚い保険に加入すればヘタをすると維持費より保険料の方が高くなってしまうでしょう。

無くなっても生活に支障がない

生活の足に使っている人でなければ、確かに盗難に合えば金銭的に負担はあるものの、車があるため生活には支障がないケースです。

生活に支障がなければ、盗難リスクはあれど、保険料を払ってまで盗難保険に加入しないことも考えられます。

盗難発生件数が少ない地域である

盗難が多い地域 盗難が少ない地域

バイクの盗難発生件数は地域によってかなりムラがあります。

発生件数が少ない地域の方は、入らなくても良いと考える方も多いでしょう。

そのような地域は比較的治安もよく、盗難されるというイメージが湧きにくいのも確かです。

防犯対策に自信がある

自宅のガレージや専用の駐輪場など、既存の防犯対策が十分であると感じる場合は、盗難保険に加入しない方もみえるでしょう。

バイクの盗難発生場所は、住宅敷地内による52.3%で半数を占めます。自宅の防犯に自信がある人は不要と考えるのは納得ができます。

その分防犯にもお金が掛かりますが、保険料と比較すると防犯対策の方が安くなる場合もあります。

過去に盗難保険に加入

実際には利用する機会がなかったなど、個人的な経験から必要性を感じない場合は加入することはないでしょう。

10年加入していて一度も保険を使用しなければ「いらないんじゃないか?」と思う人もいると思います。

長いバイク歴の方ほど多くなる傾向があり、盗難された経験がない方は、防犯対策に自信があり、必要性を感じないこともあります。

使用頻度の低い人

バイク自体の使用頻度の低さを理由に入らない場合もあるでしょう。

バイクの年間走行距離の最も多い距離数はバイクブロスの情報によると、1000km~5000kmのユーザーが最も多く、走行距離が少ない人ほど、加入する割合は低くなるでしょう。

「そんなに乗らないし、維持費だけで精一杯」と感じるライダーもいると思います。

そもそも入れない

保険会社によっては盗難保険に入れない車両も存在します。

一部の車両しか該当しないように思われますが、盗難保険加入には売買契約書が必要になります。

例えば個人売買、売買契約書を紛失している場合は、入りたくても入れない人もいるでしょう。

バイク盗難に合う確率を考えたら盗難保険いらないんじゃない?

盗難に合う確率は?

バイクが盗難に合う確率を計算してみたところ以下のようになります。

項目 保有台数※ 盗難件数 発生確率
二輪車全体 10.348.397台 7569件 約0.07%

データー引用元:日本二輪車普及安全協会

0.07%を身近なもので例えてみましょう。

  • ガリガリ君のアタリが出る、4%
  • 他人に殺される確率、0.03%
  • 交通事故に遭う確率、0.3%
  • 免許保有者が人身事故を起こす一年間の確率0.92%
  • じゃんけんで10連勝、0.098%
  • 宝くじで4等5万円があたる、0.01%

少しイメージが付くにくく申し訳ないですが、二輪保有台数を人数と算出した場合は確率としては、かなり低いということが分かります。

ただ注意したい点は地域によって、保有台数が異なり、盗難件数が違います。

盗難発生件数が多い、都道府県では上記の数値の10倍まで跳ね上がります。

こんなひとはバイク盗難保険はいらない

火災保険を掛けている125cc以下の人

一軒家や集合住宅(マンション)では、火災保険に加入しています。

火災保険は建物や家財の保証がされる保険ですが、余程の安いプランでない限り、盗難の保証も含まれています。

自宅の敷地内で盗難に合った場合自転車及び125cc以下のバイクであれば火災保険が使えます。

保険会社により違いがあるといけませんので、確認する必要はありますが、筆者が加入している火災保険で問い合わせしたところ、敷地内であれば適応されますとのご回答を頂きました。

もちろん敷地外では適用されません。敷地内での限定ですが、125cc以下で入る入らないか迷っている方は「火災保険が使えるよ」という認識もあって良いのではないかと思います。

集合住宅で賃貸の場合でも加入されているはずなので、保険会社にお問い合わせください。

※保険によっては屋根下など、適応される条件がある場合があります。盗難が適応される条件を確認しましょう。

入らなくてもいい人の特徴は?

  • 火災保険または他の保険で代用できる
  • 盗難発生率が低い地域である
  • 防犯対策はバッチリ
  • 盗難に合ったことがない
  • 外出先で長時間停めることが無い
  • 保険料の支払いが厳しい

上記のような方はバイクの盗難保険に加入するメリットが低い例です。

やはり盗難発生率は地域によって異なります、確率が低い地域で防犯対策をしていれば、さらに発生確率は下げることが出来るでしょう。

長年所有して盗難に合ったことがない人は、防犯意識が高い傾向があります。これからも防犯対策をしっかり行って下さい。

上記の項目を掛け算していき、不要と思えるなら加入しなくても良いと思います。

地域別の発生件数は下記をご覧ください。

バイク盗難保険に入った方が良い人は?

盗難発生が多い地域

盗難発生率が高い地域としては、警視庁の報告件数によって集計されています。

令和3年度の盗難件数ランキングを一覧表にしてみました。

順位 都道府県 発生件数
1 大阪府 1647
2 神奈川県 995
3 東京都 722
4 埼玉県 498
5 千葉県 544
6 兵庫県 479
7 愛知県 444
8 福岡県 372
9 京都府 234
10 沖縄県 152
11 茨城県 145
12 静岡県 143
13 岡山県 107
14 三重県 102
15 広島県 92
16 和歌山県 73
17 愛媛県 69
18 群馬県 67
19 栃木県 60
20 奈良県 59
21 滋賀県 52
22 宮城県 52
23 山梨県 47
24 岐阜県 46
25 北海道 44
26 熊本県 41
27 香川県 38
28 鹿児島県 34
29 徳島県 28
30 富山県 23
31 長野県 23
32 宮崎県 19
33 高知県 18
34 石川県 13
35 新潟県 12
36 大分県 12
37 福島県 10
38 長崎県 9
39 山口県 9
40 佐賀県 7
41 山形県 6
42 福井県 6
43 鳥取県 6
44 青森県 3
45 島根県 3
46 岩手県 2
47 秋田県 2

※データー引用元:日本二輪普及安全協会

上位10位以内の都道府県にお住いの方は、バイクの盗難件数が多い地域と認識しておいた方が良いでしょう。

上位10位だけで国内の盗難件数の77%を占める割合となります。

また自宅では防犯対策がしやすいですが、通勤、通学などで使用する場合で、繁華街や駐輪場に長時間停める場合はさらに盗難の確率が高まります。

あくまでも件数で確率的な問題ですが、20位以下になると0.1%も達しない発生確率となります。

不安や盗難で悩む人は加入しよう

  • 盗難発生件数が多い地域
  • 盗難が多い保管場所
  • 駐輪場に長時間停める場合がある
  • 外出先でも安心したい
  • 盗難された経験がある
  • 盗まれた時の損害が大きい
  • ローンが多く残っている
  • 普段の生活に支障がでる
  • 盗難が多い車種
  • 車体価格が高い

このような項目に複数当てはまる方は「夜も不安で寝られない」と感じる人もいるかもしれません。

治安が悪い地域では特にそうだと思います。

不安があるなら盗難保険に加入しましょう。月々数千円や数百円で、盗難に対する不安から解消され、バイクライフが充実するなら高くはないでしょう。

お金で解決できることはお金で解決し、保険に入る入らないで悩むより、次のツーリングはどこに行こうかなと悩む方が幸せです。

負担が少ないように保険額を設定する

経済的な問題があるのであれば、車体価格より減額して設定することがおすすめです。

1年プラン 年会費(税込) 車両盗難保険
金額(上限)
月々支払い
盗難5 4,400円 5万円 約367円
盗難10 5,400円 10万円 約450円
盗難15 7,000円 15万円 約583円
盗難20 8,600円 20万円 約716円
盗難30 12,700円 30万円 約1.058円
盗難40 15,900円 40万円 約1.325円
盗難50 19,000円 50万円 約1.583円
盗難60 22,200円 60万円 約1.850円
盗難70 25,400円 70万円 約2.117円
盗難80 28,400円 80万円 約2.367円
盗難90 31,600円 90万円 約2.633円
盗難100 34,700円 100万円 約2.892円

※引用元:ZuttoRide 

上記の表はバイク盗難保険では、一番人気のズットライドクラブの料金価格表の一例です。300万円まで選択でき、保証金額に合わせプランを設定できます。

購入金額の全額を掛けるのが一番ですが、保険料の兼ね合いもあるため、3割から4割、保証金額を下げれば、保険料の負担も抑えることが出来ます。

バイクの盗難保険は二輪4大メーカーの提携先である、業界最大手のズットライドクラブが一番のおすすめです。

盗難保険に入ろうと思っている方は、無料見積もりから始めてみて下さい。

バイク盗難保険いらない まとめ

バイクの盗難保険は入るに越したこと無いですが、経済的な負担も多く、入るメリットが薄い人は盗難保険に入らない選択もあって良いと思います。

そのかわり盗難対策はしっかり行って下さい。

盗難件数の多い地域の方で不安な方は、業界最大手のズットライドさんや、SBIホールディングスの一括見積などをして検討してみましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

目次に戻る☆

タイトルとURLをコピーしました