こんにちは、とっちゃんです。
125cc~250ccのスクーターを探しているんだ。おすすめを教えてくれない?
日常の通勤、通学に125cc~250ccクラスのスクーターはパワーもあって便利ですよね。
125cc以下と違い、ツーリングでも活躍してくれます。
ただデザインや価格だけではなく、機能や性能も考慮したい点です。
この記事では新車で購入できる125cc~250ccスクーターの選び方から、機能、性能、価格を比較しておすすめスクーターを解説していきます。
125cc~250ccスクーターをお探しの方は読んでみて下さい。
125cc~250ccスクーターの選ぶポイントは?
機能
機能面で考慮したいのは
- スマートキー
- シート下収納
- USB電源の有無
- スマホ連動
125~250ccではほとんどの車種が、スマートキーに対応しています。またシート下の収納も考慮したい点です。
ヘルメット+αを収納したい場合は、容量が多いモデルを選択しましょう。
リアボックスを搭載する想定なら、リアボックスの価格も考慮しておくことをおすすめします。
USBは全ての車種に配備されていますが、USBポートで使用する場合と、DCジャックで使用するタイプに分かれます。
ホンダ車には搭載されていませんが、ヤマハ車はスマホと連携して、アプリでの車体管理や、メーターとの連携も出来るモデルがあります。
性能
ホンダ、ヤマハ共にエンジン性能はほぼ変わりません。ただ注目したい点としては。
- 燃費
- タンク容量
- 足回りの装備
- 足付き
燃費は維持費にも繋がり、注意したいポイントです、カタログスペックと実燃費は違いますが、少しでも維持費を抑えたいですよね。
またタンク容量が多いモデルは航続距離の長さから、ツーリング性能も高くなっています。
足回りの装備に関しては、価格に比例して豪華になっていきます。走行性能を求める方は、ブレーキやサスペンションも見てみましょう。
足付きが気になる方は、足付きが良いモデルを選択するか、ローダウンシートも考慮してみて下さい。
価格
価格もバイクを選ぶ際には、大切な項目です。
ただ初期費用が安くても、維持費も考慮したい点です。燃費が悪ければその分ガソリン代が掛かり、結果的には価格差はなくなります。
本体価格とは別で掛かる、諸経費とオプションも考慮して、予算設定を行いましょう。
ホンダの125~250ccスクーター新車おすすめ
PCX160
125cc~250ccスクーターの王者、PCX160。
発売以来トップを走り続けていますが、現在でも新車、中古車共に非常に人気が高い車両です。
PCXの特徴は、作りこまれたデザインと、機能性、実用性、価格、すべてにおいて完成度が高い車両です。
排気量 | 160cc |
シート高 | 764mm |
重量 | 133kg |
燃費 | 53.5(60)〈2名乗車時〉 |
最高出力 | 15.8ps / 8,750 |
最大トルク | 1.2kgf・m / 5.250 |
タンク容量 | 8.1L |
メーカー小売価格 | 412,500円 |
主要スペックもレベルが高いですね、燃費の良さと、航続距離、装備からすると価格も安いです。
機能を見ていきましょう。
アイドリングストップ | フロントABS
リアディスクブレーキ |
セレクタブル
トルク コントロール |
多機能メーター |
標準でアイドリングストップ搭載、フロントABS、リアもディスクブレーキです。
またセレクタブルコントロールの電子制御で、スリップしやすい状況に合わせ対応してくれます。
多機能メーターもカッコ良く、視野性も良好です。
細かい機能を見てみましょう。
スマートキー | イモビライザー |
30Lラゲッジスペース | USB充電 |
ヘルメットホルダー | センター&サイドスタンド |
収納式タンデムステップ |
スマートキーとシート下収納も30Lと多く、オプションにはなりますが、スマートキーに連動した、純正トップケースの使い勝手も良さそうです。
PCX160はETC2.0が搭載できる内部形状になっています。
カラーは4色から選択できます。
ADV160
ホンダのPCXに続く人気スクーター、ADV160。
特徴はアドベンチャースタイルを感じさせるデザインと、走破性の高さです。
スクーターらしからぬデザインが、多くの層に好評で、町乗りはもちろんツーリングまで快適に走行できます。
排気量 | 160cc |
シート高 | 780 |
重量 | 136 |
燃費 | 52(60)〈2名乗車時〉 |
最高出力 | 16ps / 8,500 |
最大トルク | 1.5kgf・m / 6.500 |
タンク容量 | 8.1L |
メーカー小売価格 | 473,000円 |
PCX160より高くはなりますが、機能としては充実しています。
アイドリングストップ | タンク付き
サスペンション |
フロントABS | 前後
ウェーブディスク |
走破性が高いタイヤ | セレクタブル
トルクコントロール |
多機能メーター | スマートキー |
29Lシート下収納 | USBポート |
エマージェンシー
ストップシグナル |
角度調整スクリーン |
足回りはPCX160より豪華な仕様になっています。また角度調整が効くスクリーンは、ライダーの体格に合わせて調整できる点は良いですね。
また前方の視野性もPCXと比べて良好です。
カラーは3色から選択できます。
FORZA
ホンダの唯一の250ccスクーター、フォルツァ。
160ccクラスより、パワーと航続距離も多くツーリングにも適しています。
ホイールのデザインも凝っていて、ミラーウインカーも特徴的です。
排気量 | 249cc |
シート高 | 780mm |
重量 | 186kg |
燃費 | 41.5(60)〈2名乗車時〉 |
最高出力 | 23ps / 7.750 |
最大トルク | 2.4kgf・m / 6.250 |
タンク容量 | 11L |
メーカー小売価格 | 691,900円 |
160ccクラスやヤマハ車と比べると若干重いですが、機能としては充実しています。
電動スクリーン | フロント15
リア14リンチ |
前後ABS
ディスクブレーキ |
セレクタブル
トルクコントロール |
スマートキー | 48Lシート下収納 |
USBタイプC | エマージェンシー
ストップシグナル |
便利なのは電動スクリーンと、大容量の収納スペースですね。ツーリングまで楽しみたい方には、リアボックスを搭載すれば100L近くの積載力を誇ります。
カラーは2色から選択できます。
ヤマハの125~250ccスクーター新車おすすめ
X FORCE ABS
YAMAHAの155ccスクーター、XFORCE。
価格を抑えたモデルでありながら、デザインとカラーリングにもこだわってるスクーターです。
モタードトライクのようなポジションで、乗り心地にも配慮されています。
排気量 | 155 cm3 |
シート高 | 815mm |
重量 | 130kg |
燃費 | 48.1km/L 2名乗車時 |
最高出力 | 15PS/8,000 |
最大トルク | 1.4kgf・m/6,500 |
タンク容量 | 6.1L |
メーカー小売価格 | 396,000円 |
125ccと変わらない軽量ボディと、クラス最安値の価格設定です。性能は申し分ないですが、気になるのはタンク容量ですね。
特徴的な機能を見ていきましょう。
幅広バーハンドル | 前後独立式のABS |
23.2Lシート下収納 | アプリ連携 |
USBソケット | シャッターキー |
コンビニフック |
アプリ連携では車両情報や、メンテナンスタイミングを管理する機能もあり、メーターと連携できるようになっています。
スマートキーの搭載はありませんが、フロントは大径φ267mmのウェーブタイプ、リアはφ230mmのディスクブレーキを採用し、制動力も高い仕様になっています。
カラーは4色から選択できます。
NMAX155
移動をもっと自由にがコンセプトのNMAX155。
特徴は精錬されたスタイリッシュなフロントの2眼6灯LEDヘッドランプで、またホイールのカラーリングも車体のカラーによってデザインされています。
XFORCEとは、外観と機能も若干違います。
排気量 | 155 cm3 |
シート高 | 765mm |
重量 | 131kg |
燃費 | 50.1km/L 2名乗車時 |
最高出力 | 15PS/8,000 |
最大トルク | 1.4kgf・m/6,500 |
タンク容量 | 7.1L |
メーカー小売価格 | 407,000円 |
NMAXの特徴は足つきの良さと、XFORCEと比べ燃料タンクが1L多い仕様となっています。
搭載されている機能を見ていきましょう。
アプリ連携 | スマホ連携メーター |
スマートキー | 12VDCジャック |
約23Lシート下収納 | キー連動
給油口/シート |
トランクション
コントロールシステム |
機能としてはNMAXの方が豪華です。スマートキーでシートと給油口も操作でき、スマホとメーターが連携して、メールや着信なども知らせてくれる便利な機能付きです。
またトランクションコントロールシステムは路面状況に合わせて、後輪のスリップを抑制する機能も搭載されています。
カラーは3色から選択できます。
トリシティ155
ヤマハ独自のスタイルが印象的な、トリシティ155。
唯一の3輪スクーターで誰もが乗ってみたいと思う、他の車種では味わえないような旋回性能を持ち合わせています。
特徴はフロントの2輪と2本のテレスコピックサスペンションで、近未来的な印象です。
排気量 | 155 cm3 |
シート高 | 770mm |
重量 | 172kg |
燃費 | 43.6km/L 2名乗車時 |
最高出力 | 15PS/8,000 |
最大トルク | 1.4kgf・m/6,500 |
タンク容量 | 7.2L |
メーカー小売価格 | 566,500円 |
フロントが2本あることで、重量は重くなり、燃費も若干悪くなります。
ただ機能としては充実しています。
独自の旋回性能 | 静粛なエンジンSMG |
アプリ連携 | スマホ連携 |
スマートキー | LED付き23.5L収納 |
12VDCジャック | リアブレーキロック |
アイドリングストップ |
トリシティ独自のメーターデザインは、視野性も良く、LED付き23.5L収納は気配りがある機能です。
12VDCジャックはUSBソケットよりも、拡張性も高く、スマホとメーター連携、スマートキーも搭載されています。
カラーは3色から選択できます。
XMAX
ヤマハ唯一の250ccクラス、XMAX。
MAXシリーズの系統を組んだ、個性的なスタイリングが特徴です。
250ccクラスでありながら179kgの軽量ボディも魅力、機能としても充実しています。
排気量 | 249cc |
シート高 | 795mm |
重量 | 179kg |
燃費 | 41.2km/L 2名乗車時 |
最高出力 | 23PS/7,000 |
最大トルク | 2.4kgf・m/5,500 |
タンク容量 | 13L |
メーカー小売価格 | 654,500円 |
数少ない250ccのスクーターであるXMAXの魅力は、160ccクラスより高出力のエンジンと、タンク容量によって、航続距離も長くなっています。
マルチディスプレイ | トラクションコントロール |
ロングスクリーン | 12VDCジャック |
スマートキー | 約45Lシート下収納 |
他のヤマハ車と違う点はスマホ連携がない点です、魅力としてマルチメーターと快適性を求めるロングスクリーン、収納力は160ccクラスと比べて多い、45Lのスペースを確保しています。
リアボックスと合わせれば、80L以上の積載を確保できます。
125cc~250ccスクーター おすすめ比較
全体での比較
モデル | PCX160 | ADV160 | FORZA | XFORCE | NMAX155 | トリシティ155 | XMAX |
排気量 | 160 | 160 | 249 | 155 | 155 | 155 | 249 |
シート高 | 764 | 780 | 780 | 815 | 765 | 770 | 795 |
重量 | 133 | 136 | 186 | 130 | 131 | 172 | 179 |
燃費 | 53.5 | 52 | 41.5 | 48.1 | 50.1 | 43.6 | 41.2 |
最高出力 | 15.8ps
8,750 |
16ps
8,500 |
23ps
7.750 |
15PS
8,000 |
15PS
8,000 |
15PS
8,000 |
23PS
7,000 |
最大トルク | 1.2kgf・m /
5.250 |
1.5kgf・m /
6.500 |
2.4kgf・m
6.250 |
1.4kgf・m
6,500 |
1.4kgf・m
6,500 |
1.4kgf・m
6,500 |
2.4kgf・m
5,500 |
タンク容量 | 8.1L | 8.1L | 11L | 6.1L | 7.1L | 7.2L | 13L |
メーカー小売価格 | 412,500円 | 473,000円 | 691,900円 | 396,000円 | 407,000円 | 566,500円 | 654,500円 |
160ccクラスではヤマハ車の方がコスパが高いですね、またボディもホンダ車より軽量なモデルばかりです。
250ccクラスでもヤマハ車の方がコスパが高いです。
ただし売れ筋はホンダ車が売れています。160ccクラスと250クラスを分けてみましょう。
160ccクラスの比較
モデル | PCX160 | ADV160 | XFORCE | NMAX155 | トリシティ155 |
排気量 | 160 | 160 | 155 | 155 | 155 |
シート高 | 764 | 780 | 815 | 765 | 770 |
重量 | 133 | 136 | 130 | 131 | 172 |
燃費 | 53.5 | 52 | 48.1 | 50.1 | 43.6 |
最高出力 | 15.8ps
8,750 |
16ps
8,500 |
15PS
8,000 |
15PS
8,000 |
15PS
8,000 |
最大トルク | 1.2kgf・m /
5.250 |
1.5kgf・m /
6.500 |
1.4kgf・m
6,500 |
1.4kgf・m
6,500 |
1.4kgf・m
6,500 |
タンク容量 | 8.1L | 8.1L | 6.1L | 7.1L | 7.2L |
メーカー小売価格 | 412,500円 | 473,000円 | 396,000円 | 407,000円 | 566,500円 |
コスパや軽量さはヤマハ車が優勢ですが、タンク容量と燃費はホンダ車の方が優秀です。
航続距離が長いことは通勤、通学、ツーリングではメリットになるでしょうし、燃費が良いのは所有期間が長くなれば、価格差はなくなると思います。
機能面も比較してみましょう。
モデル | PCX160 | ADV160 | XFORCE | NMAX155 | トリシティ155 |
スマートキー | 〇 | 〇 | – | 〇 | 〇 |
アイドリング
ストップ |
〇 | 〇 | – | – | 〇 |
シート下収納 | 30L | 29L | 23.L | 23L | 23.5L |
USB | 〇 | 〇 | 〇 | 12VDC | 12VDC |
ブレーキ | 【F】ABS | 【F】ABS | 前後ABS | 前後ABS | 前後ABS |
スマホ連動 | – | – | 〇 | 〇 | 〇 |
電子制御 | 〇 | 〇 | – | 〇 | 〇 |
多機能メーター | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
スクリーン | 〇 | 角度調整可 | 〇 | 〇 | 〇 |
メーカー小売価格 | 412,500円 | 473,000円 | 396,000円 | 407,000円 | 566,500円 |
トリシティ155は独自のカテゴリなので、比較はしずらいですが機能も充実していますね。
ホンダ車の方が、収納は多くなっており、最も安いXFORCEはスマートキーがないのが気になります。
デザインも優先する項目の一つですが、メーカーごとの魅力として。
ホンダ車 | ヤマハ車 |
燃費 | 価格 |
航続距離 | 軽量ボディ |
収納力 | 前後ABS付き |
ホンダ車は本体価格は高いですが、燃費の面で維持費としては安上がりだと思います。
おすすめは人気車種でもある、PCX160とADV160で、価格差はあるので走破性も求めたい方は、ADV160が良いと思います。
ただPCXは販売台数が多く、あまり被りたくない方はADV160やNMAX155がスペック、機能共に高くおすすめです。
続いて250ccクラスを比較してみましょう。
250ccクラスを比較
モデル | FORZA | XMAX |
排気量 | 249 | 249 |
シート高 | 780 | 795 |
重量 | 186 | 179 |
燃費 | 41.5 | 41.2 |
最高出力 | 23ps
7.750 |
23PS
7,000 |
最大トルク | 2.4kgf・m
6.250 |
2.4kgf・m
5,500 |
タンク容量 | 11L | 13L |
メーカー小売価格 | 691,900円 | 654,500円 |
足付き以外はXMAXの方が高いスペックです。本体の価格差は4万円程ありますので、XMAXの方が有利ではないでしょうか。
機能も比較してみましょう。
モデル | FORZA | XMAX |
スマートキー | 〇 | 〇 |
アイドリング
ストップ |
– | 〇 |
シート下収納 | 48L | 45L |
USB | 〇 | 12VDC |
ブレーキ | 前後ABS | 前後ABS |
スマホ連動 | – | – |
電子制御 | 〇 | 〇 |
多機能メーター | マルチ | マルチ |
スクリーン | 電動 | 角度、長さ調整可 |
ハンドル | – | 調整可 |
メーカー小売価格 | 691,900円 | 654,500円 |
フォルツァの魅力は収納力の高さと、電動スクリーンですね。風を感じたい時は下げれますし、防風効果を高めたい時は上げることも出来ます。
XMAXの魅力はアイドリングストップ搭載と、ハンドルのポジション変更、ボルト位置の変更でスクリーンの高さも変えられます。
実燃費は状況にもよりますが、フォルツァは30km/Lを下回るほどで、XMAXは33km/Lが平均となっています
燃費もXMAXの方が良く、250ccクラスでのおすすめはXMAXです。
125~250ccスクーター新車おすすめまとめ
魅力的なスクーターばかりです。
ユーザーによって優先することは違うと思います、デザイン、機能、性能、価格を比較して、愛車を選んでみて下さい。
スクーターを購入して日常をさらに便利にしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
125ccクラスも検討している方はこちらの記事も参考にして下さい。↓