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バイクに使うグリスの選び方をユーザー別におすすめをまとめました!

バイクケミカル

どうもこんにちは、とっちゃんです。

バイクを購入して、整備も自分でやるぞっ!という方。

グリスの種類がありすぎて選びきらない、結局どれがいいんだ?と疑問に思う方も多いと思います。

結論から申しますと、特にこだわりがない安く済ませたい方は

2種類のグリスを購入しましょう。

  • マルチパーパスグリス(万能グリス)
  • シリコーングリス

また必要に応じて追加したいグリスは

  • 二硫化モリブデングリース
  • ラバーグリス
  • ブレーキなき止めグリース

上記の二種類は必ず必要なグリスで、整備の必要性に応じて追加していきましょう。

今回はペーストタイプのグリースの選び方の悩みを各メーカーの性能と価格を比較し、ユーザー別におすすめをまとめてみました。

比較するメーカーは・・・

  • AZ
  • デイトナ
  • TRUSCO
  • WAKO’S

の4社になります。

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バイクによく使われるグリスは5種類

万能タイプ (マルチパーパスグリス)

リチウム石けんをベースとした物とウレア系ベースとした物があります。

耐水性、耐熱性、安定性に優れもっとも広範囲に使用できます。

リチウム系の性能は-20℃~130℃が一般的なスペックです。

ウレア系は許容範囲が高くなります。

金属と金属の可動部、ネジのかじり付き防止などの効果があります。

80%の駆動部はこのグリースでまかなうことができるともいわれております。

一つは持っておきたいグリスになります。

シリコーングリス

ゴム製品や、プラスチック製品を侵さないという特徴を持ち、耐熱、耐寒、安定性が優れており、フッ素配合されたものは、-50℃~250℃の使用範囲を持っています。

ただし、金属同士の潤滑(じゅんかつ)という点は劣ります

Oリングなど部品に組み込む際によく使われたり、ゴムパーツが接触する金属に使用したり、用途は様々です。

バイクはゴム製品が多いので必需品と言ってもいいグリスです。

二硫化モリブデングリス

極圧性能を高めた物で一般的なグリスでは防止できない部分や、金属と金属に強い負荷がかかる箇所摩擦や焼き付きを防ぐ効果があります。

リチウムベースにモリブデンを配合したグリスです。

サービスマニュアルなどには、ここには二硫化モリブデングリスを配布してくださいとの記載があります。

エンジン組付け時、スタッドボルト、サスペンションの固定部など・・・

使用頻度は高くないので、整備に必要になってからの購入でもいいと思います。

ラバーグリス

ブレーキ関連に適したグリス、ゴム製品を侵さない特徴やブレーキキャリパーのピストンの組付けなどに使用します。

簡単に言えばブレーキキャリパーのOH時に使用するグリスになります。

特にこだわりがなければシリコングリスでも大丈夫です。

サービスマニュアルにはシリコングリスとの記載があります。

ブレーキ鳴き止めグリス

その名の通りブレーキ鳴き止め防止のグリスです。

ブレーキパッドの裏に塗布し、共振を防止、鳴きや振動ムラを抑制する効果があります。

鳴きの症状がある場合のグリスな為、使用頻度は低いです。

グリスの性能を見るときの注意

 

購入する際の注意点

各種類ごとに、許容範囲の温度があります、-30~130℃など記載されています。

いくら種類を的確に選んでも、許容範囲の温度が少ないと効果が持続しずらいという点があります。

もちろん許容範囲が広くなればなるほど高価になっていきます。

許容範囲を記載していないような、安価なものはおススメ出来ません。

バイク用と車用たくさんのメーカーがあります、上記で分類した種類では各メーカー似たような特性です。

ちょう度?

ちょう度番号はグリースの硬さを表す数値です。

ちょう度番号が低いほど柔らかくなっていきます、バイク用で販売されているグリースはほどんどが2前後です、2が基準と考えましょう。

3.4.5の数値になるにつれて硬質になっていきます。

ブランド、温度の許容範囲、特性、価格で選んでいきましょう。

比較メーカー5社

AZ

リーズナブルなラインナップが魅力です、取り扱うケミカルの幅広いです。

デイトナ

バイクの印象が強いデイトナ、バイク用品なら何でも揃います。

TRUSCO

プロツール(工業用副資材)ではトップメーカー、ホームセンターでもよく見かけます。

WAKO’S

ケミカルすべてWAKO’Sで揃えれば所有感、優越感ともにMAX、性能はプロもご用達です。

メーカー別性能とコスパの比較表

 

万能タイプ(リチウム系)、シリコーングリス、モリブデングリスの比較になります。

独断と偏見で同一種類であるだろうというものを比較しております。

万能タイプ (リチウム系)

メーカー AZ デイトナ TRUSCO WAKO’S
商品名 万能グリス 万能グリス 万能グリス ハイマルチグリース
許容温度 ‐25℃~120℃ ‐20℃~150℃ -15℃~130℃ ‐30℃~200℃
ちょう度 2号 2号 2号
内容量 200g 80g 80g 400g
価格 440円 820円 270円 2,780円
1gあたり 2.2円 10円 3.4円 6.95円

シリコーングリース

メーカー AZ デイトナ TRUSCO WAKO’S
商品名 万能グリス シリコングリス スーパーシリコーングリース
許容温度 ‐30℃~200℃ ‐55℃~180℃ ‐40℃~280℃
ちょう度 2号
内容量 50g 30g 100g
価格 810円 1200円 3440円
1gあたり 16円 40円 34.4円

二硫化モリブデングリス

メーカー AZ デイトナ TRUSCO WAKO’S
商品名 モリブデングリス モリブデングリス モリブデングリス タフグリース
許容温度 ‐20℃~200℃ ‐10℃~150℃ -20℃~200℃ ‐20℃~200℃
ちょう度 2号 2号 2号
内容量 80g 50g 80g 400g
価格 400円 910円 380 3900円
1gあたり 5円 18円 4.8円 9.8円

ラバーグリスおすすめ

WAKO’Sのラバーグリスは評判がいいです。

バイクでは有名なスーパーゾイルグリース、添加剤なども有名です。

ブレーキ鳴き止めグリスおすすめ

めったに使わないので安くていいものがいい、という方はこちらがおすすめです。↓

もう少し量がほしいな・・・という方RK JAPAN(チェーンで有名なメーカー)のこちら↓

いやいや、妥協は許さないって方はこちら↓

ライトユーザーへのおすすめ

グラム単位で考えると、コスパでは・・・

  1. AZ
  2. TRUSCO
  3. WAKO’S
  4. デイトナになります。
特にこだわりがないのであれば、AZで揃えると安く収まります。

WAKO’Sは高いイメージがありますが、意外とgあたりでは安くなります。

ライトユーザーの方でいやいやそんなにたくさんいらないし、少量でいいのに・・・

という方はデイトナさんからいいものが出ていますのでおすすめです。

どのホームセンターでも見かけるKUREシリーズも人気です。
ペーストの万能グリスは生産中止になってしまいましたが、スプレータイプは不動の人気商品です。

ヘビーユーザーへのおすすめ

高性能なワコーズですべて揃えましょう。

とはいえ物はいいんですが、価格が高いのがネックです。

ヘビーユーザーの方には、特にレビューが良い商品をご紹介致します。

金属表面再生剤配合という、好奇心をくすぐる逸品です。

こちらはスプレータイプ↓

AZウレアグリス

高性能で大容量、なのに低価格。

少しマニアックですが高性能グリス↓

ニューテックハイパーMPグリス

レース使用、チューニング車用とにかく高性能です。

LSベルハンマーゴールドブリーマー

まとめ

バイクにとって欠かせないグリスアップ、グリスによって適材適所がありますので、使用する用途に合わせて使用してください。

どんな高級グリスを使用するよりも、定期的なメンテナンスの方が余程大切だと私は考えております。

ガレージに工具とケミカルを揃える、バイク乗りは物欲が止まりません。

みなさんのグリス選びに少しでもお役に立てたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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