こんにちは、とっちゃんです。
ZX25Rにフェンダーレスキットを付けたい、おすすめはどこのメーカー？商品によって違いはあるの？
フェンダーレスキットは各メーカーから販売されていますが特徴があるため、選ぶ際は迷ってしまいますよね。
この記事ではZX25Rフェンダーレスの選び方から、注意事項をおすすめ商品を比較して解説していきます。
こちらの記事はNinja ZX-25R(‘20.9～)からの商品を紹介しています。
ZX25Rのフェンダーレス化を考えている方は読んでみて下さい。
ZX25Rのフェンダーレス化の効果は？
メリット
- 軽量化
- 見た目
純正リアフェンダーよりも販売されているキットの方が軽量の為、車体の軽量化が出来ます。
軽量化はさておき一番の目的は見た目です、リア周りがスッキリして車体がコンパクトに見えますね。
デメリット
- 後続車に迷惑がかかる
- 積載物が汚れる
- ナンバープレートの表記ルール
デメリットは泥除けがなくなることにより、後続車へ迷惑がかかる場合があり、積載物も泥が跳ねて汚れてしまいます。
雨天時や水たまりを走行した際は特に汚れを感じやすいでしょう。
またフェンダーレスキットはナンバープレートの表記ルールによって、法律で細かい決まりがあります。
基準を満たしていない場合は、法規に触れますので注意が必要です。
ナンバープレートの表記については下記で詳しく説明します。
バイクのナンバープレート表示のルール
2016年４月1日から施工されている道路運送車両の規則
以下の事項を禁止しています。
ナンバープレートを
- カバーを装着してはいけません(透明も不可)
- 回転させて付けてはならない(縦もNG)
- 全ての文字が判断できること
- 折り曲げてはいけません
これらの事項は、すべての車両に適応されます。
2021年10月1日以降に新規登録された車両に適合される新基準
問題になるのは2021年10月1日以降に新規登録された車両に適合される新基準です。
ZX25Rは2020年9月発売でしたので、ほとんどの方は新基準に適合した商品を選択しなくてはなりません。
上記の禁止事項に加え。
ナンバープレートの
- 上下の取り付け角度が上向き40゜～下向き15゜、左右0゜
- 被覆、汚れ、物品やフレームの取り付けがすべて禁止
- ボルトカバーは直径28ｍｍ以下で、厚さが9ｍｍ以下で脱落するおそれがないもの
またリフレクターは必要ですので付属していないモデルは忘れずに取り付けて下さい。
ZX25Rのフェンダーレス取り付け工賃は？
ショップに取り付けを依頼する場合の工賃相場は、8000円前後※となります。パーツ持ち込みの場合は価格が上がり、配線加工が必要な場合はさらに上乗せされます。
ショップに取り付けを依頼する場合は、商品をネットで購入せずに取り付け店で購入してください。
作業としては簡単なのでチャレンジしてみてもいいですね。
※2りんかん、ナップス工賃表参照。
ZX-25RフェンダーレスのQ＆A
取り付けして困ることはある？
上記のデメリットに加え、ウインカーがフェンダー付近になることによって、シートを跨がせるサイドバッグが干渉する恐れがあるね。
荷掛けフックは使えなくなるの？結構使うんだけど。
使用できるモデルとできないモデルがあるよ、対応しているモデルを選んでね。
基準に適合している商品と、していない商品の違いは？
角度かな、国内メーカーは適合していないと売れないからね、海外製の安価に出回っている商品は加工が必要になる場合があるし、付属品もそれなりになってしまうね。
モデルによって適合は分かれるの？
SE/SE KRT EDITION共通だよ。
ZX25Rフェンダーレス
デイトナ
| 適合 | Ninja ZX-25R(‘20.9～) |
| 新基準 | 適合 |
| 荷掛けフック | 〇 |
| ナンバー灯 | 付属 |
| リフレクター | 付属 |
| 参考価格 | 14.100円 |
デイトナのキットはナンバー灯リフレクター共に付属します。
荷掛けフックも使用可能です、キットによって少し持ち出すように取り付けるのが特徴。
ZX-25Rのキットでは一番の売れ筋です。
キジマ
| 適合 | Ninja ZX-25R(‘20.9～) |
| 新基準 | 適合 |
| 荷掛けフック | 〇 |
| ナンバー灯 | 付属 |
| リフレクター | 付属 |
| 参考価格 | 11.000円 |
キジマのフェンダーレスキットはコスパが高いのが特徴です。
最小限のステーによりサイドからの見た目もコンパクトに収まっています。
スナイパー
| 適合 | Ninja ZX-25R(‘20.9～) |
| 新基準 | 適合 |
| 荷掛けフック | × |
| ナンバー灯 | 付属 |
| リフレクター | 付属 |
| 参考価格 | 23.800円 |
スナイパーのキットはアルミ素材であること、ウインカーの出幅調整、ナンバープレートとウインカーの角度調整が可能になっています。
重量740gと軽量なのはアルミならではキットですね。
ポッシュ
| 適合 | Ninja ZX-25R(‘20.9～) |
| 新基準 | 適合 |
| 荷掛けフック | × |
| ナンバー灯 | 付属 |
| リフレクター | 付属 |
| 参考価格 | 10.600円 |
ポッシュは付属が揃っているキットでは最安値です。注意したい点は荷掛けフックが使用できなくなります。
ナンバー灯やリフレクターは付属します。
エンデュランス
| 適合 | Ninja ZX-25R(‘20.9～) |
| 新基準 | 適合 |
| 荷掛けフック | – |
| ナンバー灯 | 純正利用 |
| リフレクター | 純正利用 |
| 参考価格 | 8.800円 |
エンデュランスのキットはナンバー灯リフレクターは純正を利用します。価格としては最も抑えられます。
一新したい方には向かないかもしれませんが、価格を抑えたい方は良いと思います。
ヨシムラ
| 適合 | Ninja ZX-25R(‘20.9～) |
| 新基準 | 適合 |
| 荷掛けフック | – |
| ナンバー灯 | 付属 |
| リフレクター | 付属 |
| 参考価格 | 24.200円 |
ヨシムラのキットはステンレス製でサビにくいのと、オリジナルのロゴ入りリフレクターが特徴です。
またナンバー灯も大きいため、照度も高くなっています。ヨシムラ製のマフラーやパーツを付けている方は統一感が出ます。
ピンクファクトリー
| 適合 | Ninja ZX-25R(‘20.9～) |
| 新基準 | 適合 |
| 荷掛けフック | 〇 |
| ナンバー灯 | 付属 |
| リフレクター | 付属(シール) |
| 参考価格 | 13.500円 |
ピンクファクトリーのキットの特徴は、大型のナンバー灯とリフレクターはナンバー灯にシールで貼り付けます。
アルミ製になりますので約100g(ステーのみ)と最軽量のキットです。
ピンクファクトリーは国産モデルになります。
ZX25Rフェンダーレス比較
| メーカー | デイトナ | キジマ | スナイパー | ポッシュ | エンデュ
ランス |
ヨシムラ | ピンク
ファクトリー |
| モデル | |
|
|
|
|
|
|
| 適合 | NINJA ZX-25R (20-) | ||||||
| 新基準 | 適合 | ||||||
| 素材 | スチール | スチール | アルミ | スチール | スチール | ステンレス | アルミ |
| 荷掛けフック | 〇 | 〇 | × | × | – | – | 〇 |
| ナンバー灯 | 付属 | 付属 | 付属 | 付属 | 純正利用 | 付属 | 付属 |
| リフレクター | 付属 | 付属 | 付属 | 付属 | 純正利用 | 付属 | 付属
(シール) |
| 参考価格 | 14.100円 | 11.000円 | 23.800円 | 10.600円 | 8.800円 | 24.200円 | 13.500円 |
2024年度に調査した際は、デイトナが一番、キジマ、ポッシュと続いていました。その他のメーカーはまばらという印象です。
コスパではエンデュランス、ただしナンバー灯とリフレクターも交換したい方には向きません。
アルミ製でコスパが高いのはピンクファクトリーになります、リフレクターこそシールですが、買い足したとしても、スナイパーやステンレス製のヨシムラよりも抑えることが出来ます。
迷いやすいデイトナ、キジマ、ポッシュで比較していきましょう。
| デイトナ | キジマ | ポッシュ |
|
|
|
デイトナは2社と違いヨシムラと同様に少し持ち出すような形状です。
デイトナ
キジマ
キジマとポッシュは位置とデザインはほぼ同一です、ただしポッシュは荷掛けフックが取り付けできません。価格差は数百円ですので、フックが取り付けできる、キジマを選択したほうが良いと思います。
持ち出すように取り付けをしたい方はデイトナの選択も良いでしょう。若干下がることによって荷掛けはしやすいと思います。
最後に価格が高い2社を見ていきましょう。
| スナイパー | ヨシムラ |
|
|
| アルミ | ステンレス |
スナイパーの特徴は
- ウインカーの出幅、角度調整、ナンバーの角度調整
ヨシムラは
- サビにくいステンレス、オリジナルリフレクター
価格としては変わりません、スナイパーはウインカーの出幅を調整できる点。ナンバーの角度は変えないことを推奨します。
- アルミ素材で選ぶなら、ピンクファクトリー
- 価格重視ならエンデュランス
- バランスが良いのはデイトナ、キジマ
とまとめさせて頂きます。
気になったフェンダーレスキットはチェックしてみて下さい。
ZX-25Rフェンダーレスまとめ
リア周りをスリム化できるフェンダーレスキット。
そのままでも十分カッコいいZX-25Rですが、キットを取り付けることにより引き締まって、さらにカッコよくなります。
商品の特徴を踏まえ選んでみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
