こんにちは、とっちゃんです。
バイクのラジエターキャップのステッカーがハゲハゲになってきた・・・
何か冷却水が漏れている・・・
そういえばバイクのラジエターキャップの交換時期ってどのくらいなの?市販のどんなキャップででも交換できるの?圧力とか規格とかは大丈夫なの?
そんな疑問にお答えします。
この記事では・・・
・バイクのラジエターキャップの交換時期
・ラジエターキャップの仕組み
・バイク用おすすめラジエターキャップ
・ラジエターキャップの交換方法と注意事項
とそんな疑問にお答えします。
バイク用ラジエターキャップの仕組みから交換方法まで人気ラジエターキャップと共に見ていきましょう!
バイクのラジエターキャップの交換時期
ラジエターキャップの交換時期は・・・
・メーカー推奨は1年
・一般的には2年から3年
間を取って車検毎、2年に一回が交換が理想の交換時期と言えます。
かといって10年近く未交換の車両もザラにあります。
2年に一回が理想ですが、キャップの点検をしてみて異常がなければ問題ないと言えます。
こちらが新品のホンダ純正ラジエターキャップです。↓
キャップを外してみてこれらの状態であれば交換目安です。
※こちらは新品の状態です。
・シールの劣化
・シールの破損
・著しい汚れ
・サビ、付着物がある場合
そんな状態であれば交換時期です。
バネの劣化もありますが先にシール類がダメになっていきますのでシール類の状態を確認して交換目安とするといいでしょう。
バイクの状態でも大まかな交換目安を判断することができます。
・冷却水リザーブタンクの減りが早くなる
・水温計がいつもより上がり気味になる
・エンジンの回転数が落ちる
このような症状が出ている場合はラジエターキャップの規定圧(0.9または1.1)に届かないくらい劣化していることが原因であることがあります。
※他の原因の場合もあり。
2年毎にラジエターキャップに交換していればラジエターキャップによるトラブルは回避できます。
ラジエターキャップの仕組み
エンジン始動時は密閉、高温時は加圧、低温時は負圧の役割をします。
エンジンが温まり、冷却水が熱くなるとサーモスタットが開き冷却水がラジエターに送られ一定の圧力がラジエターキャップにかかり、加圧弁が開きます。
冷却水はリザーバータンクに送られ、リザーバータンク内で水温が下がると、負圧でラジエターに吸い込まれて循環経路に戻ります。
画像の方が分かりやすいと思います。
単なるキャップと思いきや、オーバーヒートなどを防ぐ重要な役割があることが分かります。
圧力や規格があるの?
こちらホンダ純正ラジエターキャップ、1.1と書いてありますよね。
バイクは0.9(88kPa)又は1.1(108kPa)と記載されているキャップがほとんどです。純正キャップの表記と合わせたキャップを選びましょう。
1.3や1.6表記のキャップがあります。
そういったキャップは純正より高圧になってしまいラジエターホースなどに負担が掛かってしまいトラブルの元です。
1.6表記の物はラジエターホースをシリコン製の高圧、高耐熱の物に交換するのが望ましいです。
純正のラジエターキャップを選ぶのもいいでしょう。
選ぶ際はキャップ形状も確認しましょうこういった物↓
ここの部分がフレームやカウルなどに干渉しないかどうか確認してから購入して下さい。
元々この形状が付いている方は大丈夫です。
おすすめバイク用ラジエターキャップ
デイトナ
価格1115円~。1.1(108kPa)
人気のデイトナ製、黒キャップが目立ちにくく、ブラック調の車両にはもちろんどんな車両にもマッチします。コスパにも優れていておすすめです。
プロト(PLOT)
価格1740円~。1.1(108kPa)
プロト製のラジエターキャップタイプSです。レーシックなデザインがカッコいいです。
タイプR1.3の物もあります。1.3でしたら使用には問題ないかと思いますが、特に古い車両の方は自己責任でお願いします。
RED NINE POWER FORCE
純正品スズキ
価格2800円+送料500円
スズキの純正キャップ、値段は高いですが純正は安心感はあります。
ホンダ純正
価格4800円~。
0.9タイプは古い車両の物が多く、値段が割高です。
こちらのタイプは純正品番19045-MB0-702
現行品番はこちら↓
ホンダ純正 キャップCOMP ラジェーター (トウヨウ) 19045-MZ3-405
価格3246円+送料600円
ステッカーは違うと思いますが0.9タイプはこちらです。
現物画像がないので自己責任でお願いします。
ホンダびいきですいません。
選択肢はほとんどありませんが、キャップの劣化による交換が第一です。
車用のキャップを選択することも出来ますので、また追記します。
交換方法、注意事項
1.タオルなどを準備する
2.タオルをキャップに被せてゆっくり緩めていきます、途中で止めてラジエター内の圧力を抜いてください。
3.圧力を抜いたら、液などがこぼれないようにゆっくりキャップを外してください。
4.新しいキャップを取り付ける際はストッパーに爪が当たるまで、しっかり締め付けてください。
お疲れさまでした。
まとめ
・理想の交換は2年毎、キャップ内の点検を欠かさずに
・選ぶ際はキャップ形状も気負付けよう
・純正と同圧のものを選ぼう
ラジエターキャップは消耗品です、見逃しやすい部品ですがバイクにとっては大切な部品になります。定期的に交換点検をして、液漏れやオーバーヒートを防ぎましょう。
交換する際は冷却水も一緒に点検、交換すると安心です。
水温管理に便利なテンプメーター特集はこちら↓
バイクの水温計油温計電圧計12選☆おすすめはマルチテンプメーター!
日々の点検を欠かさずに楽しいバイクライフを送りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!