こんにちは、とっちゃんです。
400Xの購入を考えている。400Xって実際どのようなバイクなの?
不人気って本当かな?
400Xで検索すると不人気って言葉が目につきます。購入を考えている方は不安になり、実際どうなのかと疑問に思いますよね。
この記事では、400Xの不人気と言われる理由から、ユーザーの声やインプレを元にした悪い所良い所、買って後悔する人しない人について解説していきます。
結論として
- 人気車種と比べると不人気と言われても仕方がないが、400cc唯一無二のアドベンチャーバイクです
- 250ccと迷うなら間違いなく400Xの方が後悔しません
根っからのホンダユーザーである筆者が褒めちぎりたいのを押さえて、悪い点にも着目していきます。
400Xの購入を検討の方は読んでみて下さい。
400X不人気は本当はどうなの?
CBRと累計なので実際の台数は少ないが・・・
2022年度の400cc販売台数ランキングで2019年モデルは10位、2022年モデルは4位になっていました。※情報元:二輪車新聞
ただしこちらの累計はCBR400Rと合計台数ですので、販売計画台数は700台の為、実際半分以下が400Xの割合となるでしょう。
年間販売台数が700台と仮定してもトップ10には入りますので、数ある400ccの中でトップ10入りしていれば不人気と言うには、他の車種に申し訳ないと思います。
これから売れてくるはず
ホンダから400ccはcbr400rと400Xの2車種しかありません。
400ccのアドベンチャーバイクは400Xのみですし、250ccではVストローム250が人気ですが、400Xモデルチェンジに伴い圧倒的に400Xの装備の方が豪華です。
王者SFが不在となると400Xにも注目が集まると思います。
不人気と言われる理由は?
不人気と言われる理由は2つ、一つ目は250ccクラスの販売台数と比較されるからだと思います。
400ccクラスよりも250ccクラスの方がトータルでは販売台数が多く、400cc全体不人気と思われているかもしれません。
もう一つはホンダのGB350やレブル250との比較です、販売台数としては約何倍もの差があります。
GB350とレブル250は異常なくらい売れていますので、この2車種と比較するとすべてのバイクが不人気と言われるかもしれませんね。
400Xの悪い所
100km前後からの振動
町乗りでは感じませんが、ユーザーの多くは高速道路での振動が気になるとの意見がありました。ただ100km前後からの話ですので通常の走行では問題ないでしょう。
バーエンドなどの振動対策すれば軽減されると思います。
風による影響も軽減させるためナックルガードも効果的です。
カスタムパーツが少ない
カスタムパーツが少ないという声も多数ありました、確かにパーツラインナップとしてはレブルやGBに比べると少ないです。
ただ必要最低限なパーツは揃っていますし、海外製のパーツは出回っていますので汎用品を含めて検討していくと良いと思います。
腰やお尻が痛くなる
腰やお尻が痛くなるのはどんなバイクでも共通です。
他車種は腕や二―グリップに分散されるため腰やお尻には負荷が集中しにくく、400Xの乗車姿勢は直立に近いため、腰やお尻に負荷が集中しやすい傾向があります。
ただ前車は腕や腰、首にも負担が掛かるためどちらがいいかは一概には言えません。
ロングツーリングなどではゲルザブ(衝撃緩和クッション)などの対策をしたほうが良いと思います。
風による影響
400Xにはスクリーンが付いていますが、ライダーの体形によってヘルメットの震えや風切り音が増すこともあります。
対策としてはスクリーンの延長や、追加でバイザーを取り付けることで軽減できます。
400Xの良い所
装備が豪華
現在販売されている400Xの装備は豪華です。
- フルLED
- カウルスクリーン
- フルデジタル液晶
- エマージェンシーストップシグナル
- 盗難防止機構
- アシスト&スリッパ―クラッチ
- 倒立フォーク
- フロントダブルディスクABS
目玉となるのはアシスト&スリッパ―クラッチと、倒立フォーク+ダブルディスクABSです。
アシスト&スリッパ―クラッチは大げさに言うと、小指でも操作できるクラッチの軽さで好評です。
倒立フォークとフロントダブルディスクの恩恵で、400ccながら大型車両に引けを取らない足周りに仕上がっています。
姿勢が楽
扱いやすさを追求したテーパーハンドルを採用していますので、ハンドリングも好評です。狭い道やUターンも難なくこなしてくれるでしょう。
乗車姿勢もネイキッドバイクと比べても楽な姿勢が取れるようになっています。
新車で買える
400Xは2023年現在も新車で買えます。
中古車に不安がある方や、最新の装備を搭載したバイクが欲しい方には、ラインナップが少ない400ccでは貴重な存在です。
初めて購入するバイクにも最適だと言えます。
燃費がいい
平均燃費は30km前後、250ccと変わらない燃費性能です。タンク容量は17L入りますので、一回の給油で500km程走る計算です。
ロングツーリングも燃料を気にせずに楽しむことが出来ます。
近年のガソリン価格を考慮すると、ライダーにも優しいバイクと言えますね。
400cc唯一のアドベンチャーバイク
400Xは国内メーカーでは唯一のアドベンチャーバイクです。維持費の観点から250ccが人気ではありますが、やはり日本の道路状況や法律を考えると400ccは最適な排気量でしょう。
250ccで人気のVストローム250は最高出力24PS、400Xは46PSあり、一般道ではゆとりがある走行も可能です。
初めてのバイクにもいいですし、大型バイクの取り回しが辛くなってきたライダーにもおすすめできるバイクだと思います。
エンジンはCBR400Rと同エンジンを積んでいます。加えて最新モデルは豪華な足回り、250ccクラスのアドベンチャーバイクとは一味違います。
そしてなりより400Xのパニアを装着した姿はとてもかっこいいです。
後悔する人
- 高速道路の走行距離が多い方
- パワーを求める方
高速道路の走行距離が多い方は、パワー不足を感じてしまうかもしれません。
80-100km程の走行は問題ありませんが、追い越しや120km区間などでは、パワー不足にストレスを感じる方もいると思います。
高速道路の走行が多い方はクルージング性能が高い、NC750XやDCT搭載モデルの方が合っているでしょう。
後悔しない人
- 大型免許がない
- ツーリング、旅が好きな方
- 乗り心地や操作性も重視したい
- カッコいいアベンチャーバイクが欲しい
アベンチャーバイクは大型車両ばかりですので400Xは貴重なバイクです。
250ccではフルパニア状態ではパワー不足になりやすく、中間の排気量である400Xは扱いやすいバイクだと思います。
また燃費、タンク容量、積載能力から見てもツーリングの快適性は他のジャンルのバイクよりも優れています、さらに最新モデルはSSバイク同等の足回りです。
操作性から乗り心地も重視したい方には最適なバイクでしょう。
フルパニア装着時の姿はアベンチャーバイクならではの魅力がありますね。
まとめ
購入してから後悔しない為にも、ご自身の用途やバイクの特性をしっかり理解し、候補となるバイクを納得がいくまで比較してみましょう。
旅のお供には最高の相棒になってくれる良いバイクだと思います。
400Xが気になった方は、まずは展示の見学や試乗から始めてみて下さい。きっと筆者同様に「なんでこんなに良いバイクがもっと売れないんだ?」と疑問に思うでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。